『愛があれば何でもできる?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
愛が消えて聞こえ始めた世界の暗いざわめき
貴方の愛に包まれたその時だけは
静かで綺麗な世界にいた気がした
愛があれば何でもできる?
愛があれば何でもできるって?
そんなことない。
愛がなくとも出来ることはあるし。
あっても無くても、自分次第じゃん?
っていう僕は、冷たい人なのかな。
応援してくれたから頑張れる。
背中を押してくれたから勇気がでる。
まあ、気持ちの問題ってことでしょ?
周りに人がいれば自分は1人じゃないんだって。
そう思えることだってある。
それにさえ、支えられることも。
だから、愛の問題じゃないと思う。
強く気持ちを持つことが。
何かの成功への鍵となるんじゃないかな。
心が折れた時点で。
それはもう負けなんだから。
人と比べちゃダメ。
自分にできることをひとつひとつやっていこう。
気づいたときにはもう手遅れだった。
友だちやクラスメイトの家族の話を聞くたびに、そんな幸せ物語なんてあるはずないのに変なの、と思った。
でも変なのは自分だと薄々気づいてはいた。だから否定も肯定もしないまま曖昧に笑って誤魔化すことを覚えたのだ。
「そういうのやめてよ!」
親に向かって叫んで怒鳴って、かと思えばお菓子やおもちゃを要求して、要求が通れば機嫌よく甘えだす。
そんな姿にとてつもない違和感と気持ち悪さを感じて、誰のことも信じられなくなった。
思春期特有の反抗心かと思ったが大人になった今でも変わらない。
ショッピングモールで喚く子どもや友だち同士で騒ぎ立てる学生をみかけるとモヤモヤしてしかたないのだ。自分には許されなかったそれらを、そんな振る舞いをする勇気もなかった自分を。そっか、妬んでたのかって思い知らされる。
先日、大病を患って長期の入院が決まった。
あまりにも突然だったけど、ようやく自分の番がきたとなんだか安心したのだ。
そのときの親の反応には、もう、笑うしかなかった。
かわいそうな子
代わってあげられたらいいのに
そんなボロボロになるなんて堪えられない
何でも言ってね、何でもするからね
お金は気にしなくていいからね
保険金を父が奪おうとしてる
頼れるのは母だけでしょう
まあ、言いたいことはいろいろあるけど、ひどいもんだ。
昔から病気がちな弟妹が病院にかかるたびにみせていた執着を今さら私に向けてくるのか。散々放ったらかしてきた無駄に健康なストレス発散の捌け口を子どもだと認識していたのか。なるほどね、なるほど。
じゃあさ、
そんなに執着してくれるならさ、
どこまで尽くしてくれるの
私を、子どもを、愛しているのならさ、
どこまでできるの?
執着って一種の愛みたいなものでしょ?
弟妹たちにしてきたように愛してみせてよ
…できないだろうけど
【題:愛があれば何でもできる?】
(愛があれば何でもできる。)🦜
・それはね。
人間界の、幻なんだよ、🦜
(雀の、世界は
そんなに 甘く無い。)🦜
この前も・・・。
「僕が、家の屋根に
いた時、
・ 隣の、屋根に
可愛い、娘雀に
会おうと、
飛んだらね。」🦜
《力尽きて 地面に、落ちた。
娘雀は 何事も無く
飛ん出った。》🦜
【愛があれば何でもできる?】
わたしの答えは「YES」だ
わたしは両親や姉からの愛は知らない
だから正直、子どもを産むまで
愛というものを信じていなかった
そんなものテレビの中だけの
ドラマだけの話だと
わたしはそう思うことしか出来なかった
信じたくなかったのだ
妊娠を期に、夫が嫌がる結婚をしたとて
女癖が悪い、ギャンブル依存、モラハラ夫
そんな人に愛されるはずがない
そんな人を愛すはずはない
皆が愛に満たされていることを
頑なに信じたくなかった
でも…
我が子を手に抱きしめた時
全てが覆された
この子のためなら死ねる!
何でもできる!
と思ったのだ
ならば
結婚もせずシンママになった方が
もしかしたら幸せだったかも知れない
だが
僅かな夫への希望と
どうしても3人子どもを産みたい!という
私の夢を捨てきれなかった
結果、
やはり夫はいつまで経ってもクズだった
それは覆されなかった
でも、私の夢は叶った⭐︎
3人もの子どもを産むことが出来たし
【愛があれば何でもできる?】
と言う問いに答えることができる
愛を知らなかった私に
たくさんの愛を教えてくれた
母にしてくれた
人を愛すること
そして
我が子が無条件で愛を注いでくれること
それを知ることが出来た
愛されたことのないわたしは
未熟な母だったかも知れない
でも
この子たちの夢や希望を
全力で応援出来る!
別に平凡でもいいじゃないか?
別に立派な大人にならなくたって
元気でいてくれるだけでわたしは幸せだと
心底思うのだ
だからこの答えは
【YES】と声を大にして答える❤︎
「愛があれば何でもできる?」
この世界には
いろんな人がいて
愛があれば何でもできるよ!!っていう
仏様みたいな慈悲深い人も
いるかもしれない…
でも大変悲しい事に
私には到底できそうにない
そんな優しく美しい
心を持っていたら
この世界は天国なのか?
それとも…
愛があればなんでも出来る?
そう信じたいのはやまやまだけど、それが本当なら子から親への無償の愛で虐待なんかなくなってる
そう信じたいのはやまやまだけど、それが本当なら恋人への愛を送っても何故裏切られる
動物は確かに裏切らない
けど早く旅立ってしまう
愛があればなんでも出来るなんて…
愛があれば何でも出来る?
フィクションなら当然だ。
でも現実では?
出来たらいいのになぁと思うばかりで、多分私は出来ない。
出来ると胸を張れる人は、よほどの善人か、ええかっこしいだけだ。
愛があれば何でもできる?
便器 だろ?
あ、ごめん
元気 だな。
「好きです!」
強い風が吹く屋上で、タカノリは目の前のクラスメイトに声を張り上げた。
ユキナは風に声をさらわれまいと大声を出すクラスメイトに向かって、ふわりと微笑んだ。
小学生の頃から、よく同じクラスになったものだ。
何度同じクラスになっても、特に仲良くした覚えはない。
一体いつ、そう思われるようになったというのか。
ユキナはタカノリの耳元で囁いた。
「愛があれば、何でもできると思う?」
タカノリは筋少した面持ちで、一度だけ強く頷いた。
ユキナはそれを見て、屋上の柵を指した。
「飛び降りて」
信じられないという目に映るユキナの笑顔は、今まで見たどの顔よりも……冷たかった。
「あんた、私の給食のミカンを盗んだよね?
体育の授業で、足を引っ掛けて転ばせたよね?
私を階段から突き落としたこともあったよね?
調理実習で使う割烹着を、男子トイレに投げ込んだよね?
それで、あんたの口先だけの愛とやらが、私を癒やしてくれるの?」
飛び降りたところで、私にはなんにもならないんだけど。
ユキナの冷たい瞳は、青ざめるタカノリを見据えるばかりだった。
2024 5/16 ♯11 〈愛があれば何でもできる?〉
僕的には、愛があれば『何でも』できるは言い過ぎだと思うな。つまらないことを言うと、今日も地球のどこかしらで誰かを愛していた、もしくは愛されていた人が死んだことが理由としてある。本人も望まない死だったのであれば、死に愛は勝てなかったことになるだろう。
でも、愛『にしか』できないことだってあると思う。結婚とか支え合いとか、人によって違うと思う。
僕は、ある日地球人全員が地球人全員にスプーン1杯分の愛を持って接し合えたなら、その日はいつもよりちょつぴりできることが増えていると思う。
愛があれば何でもできる?
という訳ではないようだ
夫は無償の愛を注いでいる我が子の
オムツ替えでウ○チだった時
毎回 波が引くように居なくなっていた
✴️29✴️愛があれば何でもできる?
愛があれば何でもできる?
上目遣いに君は僕にそれを聞いてきた
何気なく、冗談めいた口調だったけど
何かを試されているような
そんな感じがした
僕は君を愛している
君のためなら何だってできる
こっちだって
冗談めいて返せばいいのかもしれない
でもそう簡単に返せなかった
愛があるからこそ
何でもできはしない
そんな気がするんだ
愛があればいくつかの何かができる可能性、
が出るくらいだと思っている。
テーマ : 愛があれば何でもできる?
できるわけないだろ
そんなの恋愛初期のバグった感情だよ
…愛があったって何もできないよ
もし、できることがあったとして
それを実行したとして
全部、全部
自己満に過ぎないんだからさ
詩(テーマ)
『愛があれば何でもできる?』
愛があれば何でもできる?
そう聞いたのは少女のキミさ
ボクの愛に不可能はない
そう信じれた青春の虹
愛があれば何でもできる
もう大人だけど何度も言うよ
世界中が信じなくても
大好きだから飛べそうなんだ
愛が無けりゃ死にそうだけど
その笑顔見りゃ復活できる
奇跡なんて簡単じゃない
でも続ければ可能性はある
愛があれば何でもできる!
年老いたって言ってあげるよ
もしも不安で泣いてる夜は
ねぇkissしよう夢見て暮らそう
【愛があれば何でもできる?】
そんな風に
相手の愛に甘えて何でもさせようとする姿勢が
どれだけ図々しくどれだけ烏滸がましいことか
そんなことを聞くあなたは
相手のことを愛しているのだろうか
本当に愛があるのならば。
「何でもする」は、相手を幸せにするひとつの手段でしかなくて
愛があることの理由づけにはならない
「何でもする」の言葉の重み
自己犠牲以外のなにものでもない言葉
断る勇気がないからって簡単に使うな
何でもした先に残るものは果たして何なのだろうか
愛があれば
あなたへの、愛があれば。
何でもできる人に、憧れこそしないけど。
到底そんな約束ができるほど自分を手放すことはできないから。
そんな人こそ愛を受ける側になって、なんでもされる側になって欲しい、と思う。
すべての原動力を愛に頼ることはできるだろう。だが、すべての物事を肯定できるだけの理由を愛に求めることはできない。
/お題「愛があれば何でもできる?」より
愛かあっても命をかけれるかといったら分からない。
そこに本性が出る。
でも、突発的な出来事だったら勝手に身体が動くんだろうな。
【愛があればなんでもできる?】
プルルルル
それは、深夜の2時を過ぎた頃だったと思う。
夏の熱帯夜、俺は寝付けずにネット徘徊をしていた。
そんな時だった。
非通知で驚いたが、深夜テンションで気が狂っていたのか、イタズラだと頭の中では理解していた。
ピッ
『も、、もしもし、』
満を持して電話に出た。
『、助けて、僕、桂馬。』
それは長年苦楽を共にしたが最近連絡をとっていない親友だった。
『桂馬?!どうした?』
どうやら泣いている様子の親友。
幼稚園の頃から一緒だったからか、親友が困っているとどうしても放って置けない。
『人、、埋めるの手伝って。』
は、、?
声も出なかった。
外では雨が降っているのか、その雨音がやけに近くで聞こえてくる。
『ひ、、と?』
ようやく絞り出した声は女性のように高かった。
『来て、、いつもの場所、待ってる。』
桂馬はそれだけ言うと電話を切った。
いつもの場所、、
俺と桂馬が遊ぶ時はいつもその場所で待ち合わせをしていた。
即座に財布とダウンを羽織り車のキーと傘を掴んで外に飛び出した。
いつもの公園には、雨でびしょ濡れになった桂馬が立ち尽くしていた。
『け、、桂馬、』
止まった車に乗り込んできた桂馬に声をかける。
『流風、、僕、どうしよ、、』
手はワナワナと震え、自分でも抑えが効かないようだ。
『とりあえず、落ち着こうぜ。な?』
ビニール袋をそっと桂馬に渡す。
桂馬の元へ急ぐ途中、コンビニに寄って桂馬の好きなココアクリームパンとバナナオレを買っておいたのだ。
桂馬はそれを見て泣いていた。
俺は少しだけ安心して、車を発進させた。
桂馬から詳細を聞き、俺は本日2度目驚いた。
桂馬が殺してしまったのは桂馬の兄、慶太だった。
桂馬の兄はどうしようもないクズ人間で、昔から桂馬に暴力を振るっていた。
そればかりか、桂馬の彼女を騙し、金銭を奪い取っていたのだ。
それが発覚し、桂馬は兄を問い詰めたが、兄はしらばっくれるどころか逆ギレしたのだそうだ。
そして桂馬や彼女を罵り、それに怒った桂馬は衝動的に兄を撲殺した、、と。
『桂馬、、その、お兄さんの死体は?』
桂馬は俯き黙ったまま。
俺は聞くのはまだ早かったか、、と思っていたら、急に桂馬が口を開いた。
『流風、、流風はさ、愛があればなんでもできるか?』
顔を上げた桂馬の目には、俺は映っていなかった。
『え、、それは、TPOにもよる、、だろ?』
『なぁ、質問に答えろよ。流風。』
虚な目で俺を見つめる桂馬。
恐ろしいとも思ったけれど、そんな桂馬を綺麗だとも思っている俺もいた。
桂馬にこんな感情が芽生えたのは、多分中学3年生の時だったと思う。
桂馬は優しく誠実で、柔和な顔が綺麗だった。
そう思っていたのは俺だけではなかったようで、桂馬はよくモテていた。
桂馬のことをよく知らない奴らの中でヘラヘラと愛想を振り撒いている桂馬を見た時、自分の心の中で渦巻く嫌な感情があった。
そこからどんどん桂馬に対しての恋情が芽生えた。
それは今でも。
今でも桂馬が好きだ。
でも、そんな自分のキモい感情を蓋をして、縁を切るつもりで連絡を絶ったのに桂馬は俺を追ってきてくれた。
『ああ。何でもできる。だから、安心しろ。』
桂馬の濡れて湿っている頭を優しく撫でた。
桂馬は安心したように柔らかく笑い、瞳にやっと俺を映してくれた。
俺は桂馬の秘密の片棒を、一生背負うつもりだ。
俺は、愛のためならなんだってできるさ。