『愛があれば何でもできる?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
蒼穹の空の下、幼稚園の運動会は大盛況だ。
ラスト競技を迎える。
クラス対抗、親子リレーだ。
「僕のパパはヒーローだもんね!格好良いんだ!」
そんなこと言われたらさ、パパ…
負けられねぇだろ!
黄色いバトンを担い、脚は地面を蹴った。
#愛があれば何でもできる?
愛
ワカラナイ
な
いめーじとしては
あったかくて
つめたい
ふわふわで
とげとげ
あるようで
ない
知りたいようで
そのままでいい
どう?
そんでもって
何ができんダロ
#愛で。。なんだっけ
「『何でもできる』の『何でも』にどういう制限を仕込むか、登場人物にどこまでのスペックを付与するかで、結構変わってくるんじゃね?」
俺は「実現可能不可能は別として、恋で頭がいっぱいなやつは、愛の下に何でもやろうとする」学派。
異論は認める。某所在住物書きはそう付け足し、朝から食っているカップアイスにスプーンをさした。
「『愛を理由に法を外れることも実行できますか』とか、『愛を理由に自分の命を危険にさらすことも実行できますか』とか、その辺がメジャーどころ?
一部の親御さんは『子供のためなら』の愛情から、後者を実際に実行しちまうこともあるらしいな?」
愛ねぇ。物書きは首筋をかき、深く考え込んで……
――――――
「『あいがあれば』? ふざけるな」
雪国の田舎出身な先輩が溶けた。
「あいがあれば、ひもまたすずし、か?あいがあれば、とーきょーのきおんを、さげられるか?」
東京の、今日の最高気温は30℃予報。朝の時点でもう20℃を超えた。明日は最高32℃予想らしい。
「やってみせろ。できやしない。あいがなんだ」
真夏もほぼ35℃以下、冬は最「高」気温氷点下。そこから上京してきた先輩は、東京に来てもう長い筈なのに、毎年毎年4月の20℃、5月6月の夏日で、暑さに負けて溶けてエアコンが効き始めるまで机に頬つけて死んでる。
「だまされるものか。あいなど、あってもなつは、すずしくできない……」
さっきから愛に恨みをぶつけてるのは、隣部署の体育会系なタイイク課長が「お客様への愛があれば」とケアレスミス注意の朝会スピーチしてるからだと思う。
「何でもできる」がどうとかも言ってた。
いつもバリバリ仕事して、ゴマスリ係長からの仕事の押し付けもパッパとさばいて、真面目で感情ちょっと平坦な先輩が、でろるんと、チカラなく頬も指先も重力に任せてる。
それはウチの風物詩で、「春も終わるなぁ」、としんみりし始める目印だった。
「あのね先輩。『愛があれば何でもできる』って、そういうハナシじゃないと思う」
「いいや。『なんでも』、できるハズだ。なんでもできるなら、あいがあれば、おんだんかだって」
「行間読むって大事だと思うよ先輩。あと新人ちゃんが持ってきた情報だけど、ウチのフロアのエアコン不具合か何かで調整入るって。動くの数時間後だって」
「おのれタイイク」
「いや隣の課長関係無いし。……アイス買ってくるけど、先輩いつものやつ?」
「たすかる。ありがたい。たのんだ」
愛よりアイス。アイスは夏日を救う。
なんか、ささやき程度の小さい声で、アイスと私への感謝を述べてる先輩。
東京の明日は、今日より暑い。エアコンの調整が万が一今日で終わらなかったら、先輩はきっと、明日無理矢理にでも在宅ワークに切り替えるか、
クーラーボックスかポータブル冷凍庫に、低糖質アイスと冷茶をぎっしり詰めて職場に来る。と思う。
ごめんお題全然関係ないわ
今まで月2ギガしか使えないと思ってたら5ギガもありました
嬉しすぎん?
この喜びで金曜日まで乗りきろうと思います
完
愛があれば、愛があれば、愛が、、、、
最後に聞いた男の断末魔はこれだった。
ブツリと糸が切れたように、私に伸ばしたてがダラリと地面に落ちる。
与えるだけ、与えて、貰う事なく事切れた者が放った最後の言葉は誰にも届く事なく消えていった
バカな人……
もう与えることも、愛す事も出来なくなった体を抱き抱え、そっと背中を撫でる。
バカな人…、バカな人…、バカな人……。
ゴメンなさいね……
私、もらったものは後で、お返しするタイプなのよ……。
愛があればなんでもできる?
たまに、人殺しとかをしちゃう人、いるんだね
愛だけじゃ、生活できないからなんでもできないわ
できちゃう人いるんだろうなぁ
私は無理
でも、できるだけ楽しくありたいと思う
愛があればなんでもできる?
答えはもちろんNOだ。
人を生き返られたりはできないし、天変地異を食い止めたり、世界を平和にできりゃあしない。
だけど、あらゆることへ一歩進むための、後押しにはなれる。
愛があればなんでもできる?
「愛」はとてもキラキラしている
でも「愛」があればなんでも出来るって事は無い「なんでも」なんでもなんてある訳が無いキラキラした愛もあればトゲトゲした愛、ドロドロした愛色々な愛があるキラキラもトゲトゲも感じない愛もあると思う親が私に対する愛は「無」であるそもそも私に愛なんてものあるのだろうか?親は兄には甘いご飯も兄の分はしっかりと準備している私にはそんな事してくれない、、、
どうして?
どうして?
どうして?
意味が分からない、、、
私も「あい」が欲しい、、、
誰かに愛されたい、、、
愛があれば何でもできる?
僕の答えはできる時もあると思う。
行き過ぎた愛は何をするにも
周りを見て無さすぎる
愛があれば何でもできる
いい言葉のように聞こえるけど
行き過ぎの愛は
止められないから
僕は愛だからと言って全てを許すことは出来ないよ
─────『愛があれば何でもできる?』
愛があれば何でもできると思う?
彼女の質問に私は戸惑う。だって聞いて何になるのだろう。答えは人それぞれ違って、彼女は彼女なりの答えを持っているはずなのだから。それが、普遍の真理なんて存在しないと豪語する彼女の答えだろう。
他人なんて関係ない。そんな彼女が崩れた瞬間だった。
#愛があれば何でもできる?
『愛』にも様々ある。
人は、大きさや対象は、どうであれ
動く原動力は、『愛』だと思う。
恋愛が、最たるもの。
愛が、自分勝手になり過ぎて、ストーカー。
その人を思い過ぎて、自分が引いてしまう人。
その人を思い過ぎて、周り若しくは、その大事な人を殺してしまう人。
まあ、こうなる前に、本当は落ち着いて話せば、回避できる事もある。
思い込みの気持ちで、突っ走ってしまう事もある。愛は、力。
家族愛(ペットも含む)、所属愛、推し愛。
『こうしてあげたい。』
という、気持ちが
『愛』何では?
『私は、愛された事が無い。』
という人がいる。
まず、あなたは、家族や好意を向けている人以外に『〇〇してあげたい。』と思った事はないですか?と聞きたい。
何かしらあると思う。
それが、一つの愛だという事を伝えたい。
まず、何かを自ら愛して見て欲しい。
君が好きだったお絵描き
自分も苦手だったけど練習したんだよ これでもね
君が楽しそうに弾いてたギターとピアノ
家にピアノはあったから弾いてみたけど君みたいに
周りを笑顔にするのはできないみたい
君が教えてくれたアニメいっぱい観たよ
今度会う時面白かったやつ教えてあげる
君が最近ハマってる小説
自分も買ってみたけどなかなか読み進まなくて話せるのはもっと先になりそうだよ
書くのなんてもっと先になっちゃいそう
次話せるのはいつになるんだろうね
僕が好きな事ってなんだったっけ
愛に導かれて仕事をしよう
運命とガイダンスに導かれて
あなた方は進んでいる
遠い星を見つめて
キラキラと輝く生命に
私はいつも応援を送っています
輝かしいあなたたちに今日もありがとう
あなたの愛が あれば
なんでも出来るね
離れていても 私のことを
見ていてくれるから
なおさら❤️
愛が私たちの本質なのだから
愛があれば何でも成し遂げられる
私たちは可能性に満ちた存在なのだ
ビジョンを描いて
心ゆくまで楽しみましょう
それがあなた自身なのです
『愛があれば何でもできる?』 135
「当たり前だ。
そんなくだらない事を聞くんじゃない」
「……じゃあなに?
学校で虐められてたあの子。
パワハラで自殺をしたあの人。
強盗に殺されたあの家族。
戦争で亡くなった大勢の人……!
……みんな愛があったら救えたとでも言うの?」
「愛が足りないからそんな事になるんだ。
馬鹿馬鹿しい」
「あの子の虐めを知った親は泣いていたわ!
あの人の自殺で自分を責めた家族がいたわ!
一家が殺されて義憤に燃えた国民がいたわ!
大勢の人が亡くなって戦争を凶弾した人達が沢山いたわ……っ!
この人達が利己的な理由だけで動いたとでも?
そんな筈はない、この人達の行動は愛があってのものよ!」
「誰も愛が無かったとは言ってない、足りなかったと言ったんだ。
例えば欲しい装飾品があったとしよう。だがどれだけそれを欲しても、金が足りなければ買えないだろう?
車はどうだ?
家は?
会社は?
……金があっても少額ならば意味は無い、大きな買い物にはそれに見合った大金が必要なのだよ。
愛もそれと同じなだけだ。大きな事をなす為には、それに見合うだけの沢山の愛が必要なのだ。
……猿でも分かる当たり前の話だろう?」
「……さっきから貴方の発言には、何の愛も感じられないけれど?」
「それも当たり前だ。
虐めなんていう小さな事ですら止められない、お前達と同じ愛の乏しい人間の一人だからな」
愛があればなんでもできる?
僕は電車に揺られながらふとある日誰かに言われたときのことを思い出した。
『記憶には声が残らないらしい』どこかで聞いたことだった。
実際、確かに保育園の先生やその時の友達、中学生のときの友達の声や先生の声、ましてや母親や兄弟の声までも思い出せと言われても思い出せない。
ただ、僕には昔から残っている声がある。少し声が高くて、どこかふんわりとした優しい声。母親や親戚の人たちや友達の声でもない。でも確かにどこかで聞いたことのある声。
その声は僕じゃない名前を愛しそうに呼ぶ。でも僕はその名前がどこか他人の名前とは思えなかった。
パッと思いついたのは前世の記憶。前世の僕はその人の声が好きだったのかもしれない。好きすぎて、今世の僕にまで残しておくような人。
昔から探しているその声は、どこにも居ない。母親や父親に言っても信じてもらえないと思い、昔から僕はその声の主のことは黙って遠出してまでその声の主を探している。
父親や母親は中学の途中までは心配だからとついてきていたが、僕はもうそろそろ声の主に出会えると思い始め、もう着いてくるのはやめてくれと初めての抵抗をした。
それに呆気にとられてかは分からないが、分かったと言われ、それ以降はふたりともついてこなくなった。
だが、声の主は全然見つからない。僕は今でもずっと探している。その声の主を。僕は、前世の僕と同じようにその声の主に恋をしてしまっている。きっとその声の主を探そうと決意した日から。
僕はまだ顔も分からないその声の主を探している。街を歩き、電車を乗り継いで。いつまでも。
きっと見つかる。だって僕らは前世では恋人だったのだから。絶対見つかる。いや見つけてみせる。
その時、愛があればなんでもできる。なんて言葉を聞いたときのことも思い出した。
そう。だれから聞いたんだっけ。この話。
『ああ、そうか。この話もさっきの話も。君だったんだね。さくら。』
僕は知らない名前を愛しそうに呼ぶ。今まであったことのない声の主の名前を。
『貴方は私のことを愛していないのね』
そんなことを彼女が言うから。
本当に、心の底から、真正、彼女を愛しているのなら出来るでしょうと、彼女は私の手に包丁を握らせた。
私の為なのだもの。やってくれるわよね。
そう、赤い唇で耳打ちした。だから。
彼女が握らせてくれなければ、柄を握る指は震えて取り落としていたに違いない。
彼女が頼んでくれたから、生あたたかい赤い血をかぶることも、生臭い臓物に塗れることも、苦では無かった。
彼女が囁いてくれたから、こんな、おぞましいことをやってのけたのだ。
彼女が、私になら出来る、任せられると、期待をかけてくれたのだから。
それなのに、いつまでたっても褒める言葉はかからない。
細く優しい指は頭を撫でてくれやしない。
やってみせたのに。いじわる。
私は迷子になった子供のように、わんわんと泣き喚いた。彼女から溢れ出た赤い水たまりの中に座り込んで、何時までもいつまでも泣いていた。
愛があれば、何でもできる
たとえ崖から飛び降りろと
君に言われたって
喜んで飛んでみせるよ
もちろん死ぬことだって
君のためなら怖くない
愛があってもできないことは
たったひとつくらいではないかな?
来世もまた、君のそばに生まれ変わると
約束すること
/『愛があれば何でもできる?』
あの時ああしていれば――
後悔はたくさんある
私の中で今でも燻っていることは
あの時相手を殴らなかったこと
殴ってさえいれば
泣き寝入りすることも
その後もやもやが続くこともなかったのに
理不尽に負けてもやもやするくらいなら、
殴ってスッキリしたほうがいいよね?
/『後悔』5/15
隔てるものが何もない屋上は
青い空がよく映える
眼下に広がる町並みは
今日も大して変わらない風景が流れている
そう、変わらない
何も変わらないのだ
だから自分自身が変わることにした
邪魔をするものはなにもない
あとは、風に身を任せて
この何もない景色に一石を投じるだけ
/『風に身をまかせ』 5/14
本日のお題『愛があれば何でもできる?』
私のこと好き?
好きだよ
じゃあここから飛び降りてみて?
どうして?
愛しているんでしょう?私のこと
愛しているよ
なら私のために飛んでみて?
そんなことはできないよ
できないの?
できるわけないだろう
私はできるわ あなたのために
どうして?
あなたを愛しているからよ
なら僕はどんなことをしてでも君を守ってみせるよ
どんなことをしてでも?
どんなことをしてでも
じゃあ本当にここから私が飛び降りたら?
僕はやっぱり君を守るよ
一緒に落ちてしまうかもしれないわ
それでも僕はきっと君を守るよ
私を守るためなら私と一緒に落ちていけるの?
もちろん
どうして?
君を愛しているからだよ