『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
22. 意味がないこと
意味がないほうが気楽だ。この文章も然り、意味はないままに書いている。もし意味があるものであれば、どのみち後から付いてくるだろう。
意味がなくてもやってみれば骨格が現れる。忘れた頃にふと思い出したら甘い綿が付いているかもしれない。そんな無責任な期待に任せて、綿菓子の木の棒携えて歩き回っている。
意味がないこと
意味がないことをしてみる。
電車でスマホを見ている人の人数を数えてみる。
じゃ、見てない人は何してるんだろ?
と、考えることすら意味は特にないけど、
ちょっとスマホ見すぎかな?
という自分を見返すきっかけにはなるかもしれない。
❒wing「意味がないこと」
物語は本を開けるたびに最初に戻り
必ず同じ最後で終わる。
何度主人公が誰かに恋をしても
悪役が何度主人公に殺されても
全部何度も何度も繰り返されるだけ
本を読んだあとは…
簡単にその世界が閉じるに過ぎない
誰かが悲しんで違う世界線を書いたとしても
原作元の登場人物達には何にも影響がない
展開はそのまま 結局は何も意味のないこと
だけどそれでも願ってしまうそれは
悪いことなんかじゃないし
勝手にこっち側がやっていることだけど
それでも幸せになって欲しい
それは…本当に意味のないことなのだろうか?
あなたに心を割くこと
振り向いもらえるはずがないとわかっている
でも想うことをやめられない
意味はないけど
それはきっと必要な時間
今横であくびをしながら賛美歌を聴いているコイツを殺す事は出来ない、意味がないことだと悟った。
教会の講堂に居る事、賛美歌を聴いている事、聖書が愛読書だという事、十字架の首飾りを掛けている事、快晴の公園で昼寝をしていた事、昨日の夕飯がニンニクマシマシのラーメンだった事、割と菜食派だという事。
全てが吸血鬼のソレに当てはまらない。
仕掛けた事が全く効かない。意味がない。
賛美歌を聴き終えて教会から出る。
道向かいの屋敷にそのまま向かい中に入る。
もう23時じゃないか、美容の為にもう寝るよ。
そう言って棺桶を改造したベッドに潜り込んで行った。
全く、この吸血鬼には、吸血鬼のソレが意味がないことなのだった。
(意味がないこと)
世の中こんな吸血鬼(?)が居てもいいよねって話。あ、この吸血鬼、寝る前に歯磨きしてない。
意味がないこと
毎日生き物の世話をしない
生き物と触れ合わない
生き物を死なすことをする
意味がないこと
夢を追うとき
一直線で追いたいのに
毎回、毎回
夢を追う以外の楽しみを
見つけてしまう
夢を今まで追って来たのに…
どんどん夢を忘れてしまう
意味がないこと
わからない。何かしら意味があるのでは?
意味がないこと
私は、
意味がないことや無駄なことを嫌うタイプの人が嫌いだ。
タイパ、と言う言葉を見るとゾワゾワしてくるし、
ひと暴れしたくなる。
これは単なる好みの話。
無駄を無駄として毛嫌いしたり、
意味がないことを否定したり、
その根底には損得勘定が働いている。
損得勘定は、何を考えるにしても重要ではある。
会社の売り上げ、人間関係、立ち振る舞い。
私の前職といえば、モロ経営分析に関係するような職業だったので、損得・損益を考えることは人生の舵を取る上でも大切な観点と知識であることを当時は色濃く認識していた。
前職の職場に限らず、ありふれている、無駄なく、卒なく、そこに意味を成し得ないことを嫌う人たち。
仕事をする上で、そういう思考は身につけておくべきことなんだと思う。
だけど生きていく上で必要なことは、意味がないことの積み重ねなんじゃないかと思ったりする。無駄にすぎる時間も、しょうもない恋愛も、人生の指針にもよるけど大体意味はない。けど意味もなくて、価値もないものは、「私」を生かす重要な項目であることには間違いない。それはまさしく、「感情」であり、感情を尊重することはすなわち、自分を愛することと同意義であると私は思っている。
器用に生きる人もいれば、不器用にもがく人もいる。人生の荒波がない人は、たぶんそういう人生なんだと思う。器用に美しく生きられる人もよし、不器用で情けない人も、それはその味しか出せない魅力がある。きっと、その魅力に気がつくためには、いくらか自分の意味のなさを許容してきたかにあると思っている。
24.11.08 - エッセイ 意味のないこと
意味を考えないでやること
けど意外と後から意味がついてきたりする
直感に頼るのも悪くないって信じてる
#意味がないこと
意味がないこと
「ふと気になったことがあってスマホで調べてたら、なんかだらだらしちゃってさ。気づいたら何時間も経ってたんだ。ほかにもやりたいことあったはずなのにさ、もったいないことした」
「あー、あるある」
あっちこっち行っちゃってさ、際限なくいじっちゃうんだよね。わかるわかる。
「宿題する時間がなくなったから、諦めて寝た」
「それはちょっとどうかと思うぞ」
先生に怒られることとか明日の自分が困ることより、その時の自分の睡眠欲求を優先したってことだ。一見真面目そうに見える後輩だが、自分の欲求に素直すぎるところがあるから、たぶん不真面目。いや、あえていうなら問題児?
「意味ないよね、あのだらだら時間」
「んー……」
責めたくなる気持ちはわかるけどね。実際、有意義かどうかって言われると、本当に調べ物をしていた時までは間違いないだろうけれど。
「いろんな本読んだ上の受け入りだけど、めっちゃ真面目すぎてつまんないかもだけど、いまの人たちって生産性に囚われすぎてるんよ。そのせいで、いろいろと見落としてると思う」
なんの本だったか忘れたけど。なるほどな、って目から鱗だったはずなのに肝心の本のタイトルを忘れる私よ……。
「つまり?」
「意味ない・もったいないも、本当は意味あった・もったいなくないってこと。君の例でいうなら、なんにも考えない時間が欲しかったんじゃない? それも大事じゃん」
後輩は詭弁だっていうかな。そう思ってチラリと見たけれど、ふむふむとうなずいていた。あ、納得したっぽい。
「でも、まじで意味ないこともあると思うよ」
「たとえば?」
「誹謗中傷」
「急にリアルなんだけどわかる。人攻撃するより自己研鑽するほうが有意義……あ、これが生産性に捉われてるってこと?」
「まあ、それ言われたらそうなんだけど」
それでも、他人を攻撃してカタルシスを得ることに意味があるなんて思いたくない。あくまでも個人の意見。私は絶対にしないと硬く心に誓って生きてるよ。
「後輩、君の意見を聞きたいんだけどさ。うちの弟が最近ランニング始めたんだよ」
「健康的でいいじゃん」
「ジェットババァとタイマン張りたいってのが動機なんだけど、意味なくない?」
「筋肉と持久力つくから意味ある。大丈夫」
(いつもの3人シリーズ)
(ネタをくれた身内ありがとう。またぼちぼち更新していきます)
雨の涙を手で受け止める
鉛筆でドミノを作って倒す
意味の無いことでもたまになら楽しいね
2024/11/08『意味のないこと』
〜意味がないこと〜
理解できないこと
馬鹿らしいこと
先が見えないこと
理解できないこと
総じて
意味がないこと
……本当か?
本質が見えているのか
目的は理解できているのか
自分視点だけでみてないか
過去は理解できているのか
確率を理解できているのか
本当の意味で
意味がないことはないと思う
視点や立場、能力を把握することで
意味が生まれるのではないだろうか
もし、意味がないと思うのなら
自分の立場や視点を忘れて
考えてみるのもまた一興
先生に怒られた
「なぜ貴方は毎回意味の無い事をするのですか?」と
俺はこう言った「俺は意味のある事しかしてません」
他の人には分かってくれないと思う
だけど俺の中では意味があることだからこそやっているんだ
皆さんはそんな経験ないだろうか?
意味がないこと
私は去って行くあなたを見つめ続ける。
言いたかった言葉がある。
言わなければよかった言葉がある。
私はあなたを見つめ続ける。
あなたは一度も振り返らなかった。
意味がないことこそ、
最大の意味を持つ。
そもそも意味のないことはない。
すべての事柄は意志の元に還るのだから。
だが、意味のないことをした、そう思って後悔しても、
それから得られるものはある。
学びや体験。
それは人生の見られないような、書かれないような物語の外に小さな幸せを生むことである。
だから、
意味のないことは、
大事な事だと
私は確信している。
──声も出さずに。
冬の草木から露が落ちるように、若葉色の瞳が絶えず雫を零している。何も言わずに抱き寄せて背をさすると、ローブがきゅっと掴まれた。
皺になるくらい強く握ってくれればいいのに、感情を押し殺すのが得意な婚約者はそれすらもしない。時折跳ねる肩と乱れた呼吸だけが、硬いようで柔い心の乱れを伝えてくる。
突然涙を流し始めるという症状は、泣きたいときに十分泣けなかった人間に稀に現れるものだそうだ。
学園時代、なんの前触れもなく目元を濡らし始めた姿に驚いた自分に、当の本人はハンカチを取り出しながら平然と言った。
『ただの生理現象だから気にしないで。別に意味もないし』
ねえ、君が泣くことに本当に意味はないのかい。なんだっけ、どこかの本で読んだよ、泣くことはリラックス効果があるって。もっと感情を露わにして、ぶつけてくれても良いのに。きっと、それすらも愛おしいのだから。
「落ち着いた?」
「ん、」
肩から顔を上げる気配がして、替えのハンカチを差し出しながら尋ねる。細かな水滴のついた睫毛が何度か動いて、その度に呼吸が整っていく。
「もっと泣けば良いのに」
「え?」
「泣いたら楽になるって何かで読んだから。全部俺にぶつけてくれれば良いのに」
不満を込めて言えば、婚約者はおかしそうに淡い緑の瞳を緩めた。
「そんなこと言われても、君の前でしか泣かないし、泣けないから。それじゃ足りない?」
「……え?」
……どうやら、この婚約者は今まで思っていた以上にわかりにくい感情表現をするらしい。
(意味がないこと)
※症状は捏造です
これまでの人生の中意味ないなと思ったことは睡眠時間を削り、不安定な状態で面接に挑んだことです。意味ない。後悔が残る。
「意味がないこと」
この世でいちばん無意味なこととは嫉妬であると聞いたことがある。
そりゃその人の何かに妬いたとて、何かが変わる訳でもない。変わるのは冷静さと理性と自分らしさだ。もはや醜いなにかに見えてくる。それが本当の自分なのだとも思えてくる。
ただ私はその不完璧さ、人間らしさが結構好きだ。
嫉妬という感情を感じたことがある人が大多数のこの世の中で、それへの対応の仕方にはやはり個人差がでる。その枝分かれに関心が出てしまうのだ。人が悩み葛藤し答えを出す様は価値があるだろうから。
きっとこの世に意味なんてものは無いのだと思う。だだそこに在る、そんな単純なものなのではないだろうか。
今は何もかもがどうでもいいのだわかってくれ
─── 意味がないこと ───
世の中全てに
あると思えばあるし
ないと思えばない
全ては君次第なんだよ
意味を見つけられることができるといいね
例え見つけたとして喜ばしい事かは
また別問題だろうけど