『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
意味がないこと。最近は生きていることに意味がないと思ってばかりだ。
生きるのは辛い。小説も全然書けないしもうなにもかもが嫌になる。
このままなにも成せずなにも残せず、そんな人生になんの意味があるのだろうか。
とはいえ死ぬ勇気もなくまだまだ生に未練があるからこうして生きている。
なのでこれから生きる意味を見つけたいものだね。
恋愛とか結婚はまじで興味ない。他人はうっとうしいだけだ。だからそれ以外で生きる意味を見つける必要がある。
そうなると結局小説しかないんだよな。
でもいまいち書けない。質より量、とにかく矛盾しててもつまらなくてもいいから速く書けるようになりたい。
だけどこれが中々できない。無能な完璧主義者なんだろうな俺は。
「意味がないこと」
意味のないことに価値を与え
意味付けするのが私たち
ある人にとってそれは無意味であり
その人にとっては大変意味がある
しょせんそんなものなのかも知れない
この言葉もなにか意味があるのだろうか
「世の中には意味がないことなんて無いんだよ」と恩師が言った。本当にそうだろうか? 目の前にあるジェンガを組み立てながら、考えを張りめぐらせる。
意味がないこと
①謙遜
相手の子どもを褒める親
「イヤイヤ私の子なんて…」
「イヤイヤあなたの子の方が…」
「イヤイヤ」
「イーヤ」
馬鹿らしい事この上無い。
さっさと
「私の子凄いでしょ」
「私の子の方が凄いわ」
って言い合えば良いのにと思う。会話長引くし。
②礼儀
名刺を渡す時の攻防
「〇〇社の〇〇です」
「××社の××です」
相手の名刺より自分の名刺が下になる様に下げる下げる。チョット間違えて相手より上になった時はぎこちなくなるなんて難儀。そんな暇あるなら、その間に一言二言交わせば良いのに。
③虚言
言わずもがな。
3分考えただけでもこれだけ「意味がないこと」が思い浮かぶ。でもこれらは本当に「意味がないこと」なんだろうか?
①謙遜
コミュニケーションを円滑に進める為に必要な時もあるかも知れない。あるいは相手を上げる事で油断させ、自分に有利な方向へ誘導することが自分の力量次第でできるかも知れない。そう考えると、「意味がないこと」とは言え無い。
②礼儀
「親しき仲にも礼儀あり」と言われているぐらいなので、礼儀を知らない行動をした際のデメリットが顕著に出そうである。「常識の無い人」として見られ、人にもよるが、二言どころか一言も会話を交わしてもらえないかも知れない。そう考えると、「意味がないこと」では無い。
③虚言
これは本当に意味がないこと。
…では無い。周りの影響を考えなければ、自分の壊れかけの心の頼りになる事だってある。一種の現実逃避に役立つ毒の様な薬かも知れない。そう考えると、「意味がないこと」とは言い切れない。
なるほど、なるほど。
一見「意味がないこと」に見えても、本当は何かの役に立ってる事があるということなのか。
そう思っている内に108回目のジェンガが組み終わった。
瞬間、壊した。
#意味がないこと
「○○とか、ちょーあり得ないんだけど」
「だよねー、何様のつもり?って感じ」
「でも♪︎♪︎に△ったのはウケる」
「それなー」
スマホをいじりながら、毛先の枝毛を眺めながら、派手な爪に合わない沢山のささくれを睨みながら相槌をうつ
「そーいえば■■■が●●●したらしいよ」
「マジでww」
「やっばww、●●●とか人生終わりじゃんwww」
「ね、まあ■■■は◇◇◇◇だし、当然の報いってやつじゃね?」
「そーそー」
適当に買ったペットボトル飲料の蓋を開けて飲む、外れだ
それ以上飲む気になれなくて座っていた段差の端に置いておく
お前など知らない、文句は不味くした製造元に言ってくれ
「####もさ、マジ☆☆だよね」
「ああ、▽▽▽の?」
「マジあり得ねー、ほんっとに┼┼┼してくれないかな誰か」
「wwwww」
「犯罪じゃんwwwウケるwww」
日本人は綺麗好き? 優しい?
なぁにそれ?
下品で下劣な会話を楽しみながら、町の汚染活動に精を出す
「でさ※※※が₩₩₩₩に@@したって」
「それって○○と同じやつ?」
「そうそれ□□□の<><>」
「うっわヤバwww」
よく覚えてたね、あたしはもう忘れちゃってた
覚える必要性を感じないんだもん
「✕✕✕✕で、✕✕✕✕✕、✕✕✕✕✕から✕✕✕✕」
「✕✕✕ww」
「✕✕✕✕✕✕✕に✕✕✕✕✕」
「✕✕✕✕も✕✕✕」
誰かの失敗を笑い、成功を妬み、朗報を踏みつけ、悲報を待ちわびる
自分のことは棚に上げ、今日も誰かのせいにして誰かを罵倒する
いつもと同じ夜の10時半、いつもと同じメンバーで、いつも通りのことをする
「______」
「___________」
「____、______、_________」
空っぽな会話だ、周りに合わせて笑うけど、特別面白くもない
他人を笑い者にするこの人達はきっと、別のグループで自分達が笑い者にされてるなんて知らないんだろうな
私の向かいにいる女、いっぱい股掛けてるの彼氏にバレてるって、知らないよね
隣で笑う女の彼氏、ギャンブルでヤバい借金があるんだって、知らないよね
彼女たちの知らないところで、彼女たちを笑い者にする私
きっと私も笑われてるんだろうね、知らない誰かの話題のネタに
意味のない集まり
意味のない会話
意味のない行動
意味のない秘密
何一つとして意味のない私たち
誰かが何か意味のあること与えてくれないだろうか、なんて他力本願、他人任せなことを頭の隅で考えながら
今日も他人が眩しい昼から逃げ、意味のない空っぽな夜を過ごす
メルカリで
外国人から買った服
サイズが違うと言ったらさ
実際のサイズと表示されてるサイズは違いますってさ
それじゃサイズを設定する意味が無いだろ アホか
実妹が最近犬を飼い始めた。
あまりの可愛さに、ベイビー期を逃す前に会いに行った。
生後3ヶ月の、真新しい生命体。キラキラしていた。
「いろんな飼育方法を調べて、少しずつ試している。まだ赤ちゃんだし、合うか合わないかも分からないし、成果が出るかも未知」
と言う新米飼い主。
人間の子育てと同じだね。
知識は多いほうがいい。全てに意味があるよ。
強そうな名前を貰ったベイビーも、隣で笑っている。
【意味がないこと】
──「意味のないこと」
毎日の生活を振り返ってみると、意味のないことばかりしてるのかもしれない。
・起こってもいないことに対して
不安になってしまうと
・めんどくさいことは後回しにしてしまうこと
・周りの人にずっと素がだせず、「いい人」として
生活してること。 etc.
意味の無いことだと分かっているけれど、考えてしまったりする。けれど、毎日生活してると「意味のないこと」
の方が多いのが現実。
なら私は、最初は意味のないことでも、それを「意味のあること」に少しでも変換できるようにしたい。
そうすれば「意味のないこと」をしたり、考えたりするのもありなのではないかと思う。
【意味がないこと】
「りんご」「ゴールキーパー」「パイナップル」「ルイス・スアレス」「…それ何」「知らない?ウルグアイ代表のサッカー選手」「知らねぇよ」「なんでもいいから、ほら、“す”」「すいか」「カフー」「…カフェじゃなくて?」「カフーだよ!ミランで活躍したブラジル代表」「知らないけど…“ふ”なんだな。ふ…フェイジョア」「何それ」「知らないの?」「知らねーよ、そんなの初めて聞いた」「果物だよ」「あ…アトレティコマドリー」「それもサッカー選手?」「違うよ、スペインのサッカークラブ」「り…り、りんご」「それ、さっき言ったぞ」「負けちゃったね」「負けたら罰ゲームだぞぉ」
彼女は毎朝この道を走る。
時間を記録しながら。
陸上選手なんだろう。
汗を流しながら走るあの子を
いつだって心で応援してる。
私は毎朝この道を走る。
みんなの期待に応えないと
いつも彼らは「才能」という言葉で片付ける。
それが嫌だった。
こんなにも頑張っていたのに
これは意味の無いことだったのだろうか。
大会の選手に選抜された。
嬉しかったけど彼らは
「才能があるのっていいな」なんて言っていた。
嫌味とかじゃなく素直にそんな言葉を出すのが
ほんとに嫌だった。
とある大会があるらしい。
私はその大会に見に行った。
朝見かける彼女がいた。
いつもは掛けない声をかけた。
「いつも朝走ってるの見てます。いつも応援してます。」
彼女は少し目が潤んでいたが笑って
「あいりがとうございます!」と言っていた。
私もなんだか嬉しくなった。
大会の日声をかけてくれた人がいた。
毎朝走っているのを見ていたそうだった。
応援してるとも言ってくれた。
私の頑張りを
才能とまとめないでくれる人がいる事実にホッとした。
意味が無いことなんて無いかもしれない。
─────『意味が無いこと』
愛猫の月命日に毎月納骨所へ通っている。
ペットを弔うのに荼毘に付し、
納骨できるスペースを借りたのは
これが人生で初の出来事だ。
これまでも沢山ペットは飼ってきた。
その多くは事故や病気で他界して、それ以外はどっかに行っちゃって帰ってこなかった子も多い。
亡くなった子は墓所の隅っこに埋めたり、
父が仕事場にしていた敷地に埋めたりして
なんとなくな感じで処理していた。
個人的にはいまでもそれでいいと思ってる。
でも今回は少し、
思いが強過ぎてカタチにこだわってしまった。
それをすることにどれほどの意味があるのか?
そろそろ自己満足だと自分に言い聞かせて
通っている部分もある。
いつまで続けるのか、
どこまでやるのかはわからないけど、
他に飼っている子達のこれからを思うと
もはやそれがスタンダードになりつつもある。
意味が無いこと。
意味の無いこと。
わからないけれど、
なんとなく、変えていければ…。
とは思う。
大好きって伝え続けなきゃ。そうじゃないとあの人はわたしを愛してくれない。100大好きで1奢られ。足りなかったらその日はわたしが奢る。最近は何故か、伝えても聞いてくれないけど。
#意味がないこと
生命を削って 相手のストレスを受け止め
自分を大事にしないこと
相手に自分の生き方を
好き勝手されることは
あなたの人生ではない
意味がないこと
誰かに聞いても駄目なんだ
自分で決めなきゃ駄目なんだ
自尊心をたくさん傷付けられて生きてきた。
「生きることに意味なんてないんだ。特におまえみたいなのは」
「おまえが何をやっても無駄だ」
「勉強なんて意味のないことしてないで家のことをやれ」
「価値がない。おまえが生きているだけで金がかかるんだ。せめて金をとってこい」
「邪魔だ。早く××」
傷付けられて、気付けられて、心はぼろぼろで。自分の惨めさに泣きそうになった。
外に追い出され、雨が降り出した空を見上げて、この雨と一緒にどこかに流れて消えていきたいと思った。
けれど、公園に咲いた花の葉の上で、カタツムリがゆっくりと進むのを見て、雨に飛び跳ねるカエルを見て。
誰かにとって煩わしい存在でも、意味がないものなんてないと、そんな些細なことで気付いた。このカタツムリやカエルだって、こうやって気付かせてくれた。
意味がない命なんてない。意味がないことなんて何もない。意味を見出すのは自分だ。
だから、生きてやる。
歯を食いしばって、みっともなくたって、全力で生きてやる。自分が正しいと思うことをやって、いつか自分だけの為に生きてやる。
生きる意味はここにある。自分だけが解っている。
『意味がないこと』
意味がないこと。
淡くて、鮮やかで、
赤くて、青い、
留めておきたいけれど、
忘れてしまいたい、
そんな記憶を、
毎日のように、思い出していること。
【意味がないこと】11月9日
ガタンゴトン────
電車の音が横を通る。
「懐かしいなぁ。」
自分は電車で通学していた、昨年まで。今はその近くを自転車で通学している。なんで自転車に替えたのかは親には話していない。とてもじゃないけど恥ずかしくて口にできなかった。電車を使わなくなった理由が、
「もう君が乗っていないから」
なんて。
#1
◤意味◢
「勉強ってなんの為にするの?」
そう聞かれたら、将来の為と答える。将来なんて、そのいつかの為に私たちは今を押し潰すのだ。将来の為、将来の為、もう要らないだろう。勉強など。
「必要ですよ」
分からない。生活保護というクソみたいな制度がなくなれば私も頑張るかもしれない。アレは働ける人間の意欲も下げる。
「屁理屈だろ」
それは自分が一番分かっているというやつだ。
「じゃあ、頑張ったらご褒美一個」
やっぱり一番効率的なのはコレだね。いつかの本人の為に周りが飴を用意するのは意味があるようにも思う。やってる本人の意欲をあげるより楽なことだ。
テーマ:意味がないこと
意味がないこと
下の方から掃除すること。意味がない。
いくら掃除しても上の埃を払わなければすぐ下に積もる。
掃除は上から。最後に下の掃除をすればよい。
こぼれた液体を掬うこと。意味がない。
いくら頑張っても、すべての液体をどうにかすることはできない。
何回かに分けて布に染み込ませた方がよい。
母を叱ること。意味がない。
理解する気がない人にいくら時間を使っても体力と時間の無駄。
手紙の添削、パソコンの使い方、青色申告の計算。次から次へと質問してくる癖にメモのひとつも取らない。メガネも持ってこない。
人の時間を貰っているという自覚がない人に教えることも意味がない。
メモとメガネを持ってこなければ教えないと条件を付けても今度は何をメモするべきか理解していない。
覚えなくていいこととの区別がついていないのだ。
私が講師の免状を持っていないことを知っているはずなのに、娘に聞けば最良の知識が見つかると思っている。
母が使っているアプリケーションのすべてを私なら説明書なしで使いこなせると思っている。
私も説明書がなければ使えない。
有料で教えることを検討するのも意味がないのだろうか。
【意味がないこと】
意味を見出すのはあなたじゃない
私にとって意味あるもの
今日は早く寝るか
明日は休んじゃうか
湯船にゆっくり浸かるか
なんのために生きて
なんのために勉強して
なんのためにここに存在して
たまに虚無になる
全てが無駄に感じて、何もかもがつまらなくなる
でもそもそも
意味のないことに楽しみを見出してきたのが人間じゃないか
ボールを蹴り回して何になる
音を奏でて何になる
オシャレをして何になる
ジェットコースターで急落下して何になる
そんなことに意味を求められたら
それこそ生きずらい世界なのではないか
この世の全て
私という存在全て
意味なんてないのかもしれないけれど
誰かに与えられた意味
それがたとえ神様仏様でも
そんな意味に応えるための人生は嫌だ
誰かに意味の是非を図られた毎日の生きがいとは何だ
それならば
ついには意味なんて見つけられなくても
自分のための自分が思ったもん勝ちの
一瞬一瞬を生きたい
意味がないこと
朝になって
1日をなんとか
バランスとってとか
考えても仕方ない
願いは荒く
かきまわされて
冷たい感触が
夜に残る
本音はいつも遅延
バラバラのつぎはぎ
見えるものと
描いたものの違い
ポケットにしまって
願いを隠すよ
たった1日の平穏を
やすまる心の居場所を
そのまま会える場所を
探しながら
考えても仕方ない
遥か先を思って
白い雪を待ってる