『恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ステキな人だな。
うん、ステキな人だ。
・・・終わり
(恋物語)
舞台は古風な町の中心にある喫茶店。
主人公は優しい性格の青年、名前は樹(いつき)。
彼は喫茶店で働きながら、ひそかに店の常連客である美しい女性、名前は葵(あおい)に恋をしている。
恋物語
(本稿を下書きとして保管)
2024.5.18 藍
恋物語とねるねるねるね
たしかに、色に関するというところは、
共通点と言えなくはないだろう。
しかし、恋物語が願望であれば、
ねるねるねるねは現実だ。
その点においては、
恋物語とねるねるねるねは相容れないものなのだ。
「恋物語」
お付き合いをして初めてのクリスマス
彼氏と出かけたときに、欲しいものを聞かれたが正直に「フライパンくらいしかない」と伝えた
彼の方からは良いフライパンを3つ贈って貰い、料理が快適!嬉しい!
そんな話を幼馴染から聞いた私
「良かったね。でも次から返答に困ったらネックレスって言いなね。ちょっといいネックレスは自分じゃなかなか買わないけど、3つくらいあっても困らないからね。フライパンって多分初めてのクリスマスで買ってもらうプレゼントじゃないよ。3年目以降くらいのやつだよ」
そうお節介な事を言いながらも、彼女らしくて良いクリスマスだったんだろうなと思いを馳せた
⋆⸜♱⸝⋆
その横顔,髪型,声,仕草,口調,君の全てがとても愛おしかった。
僕は君のことで頭がいっぱいなのに君はまるで僕がいない人かのようなことばかりする。写真まで撮ってるのに目線するこっちにくれない。他の人には話しかけるのに僕には話しかけてくれない,きっと恥ずかしがってるだけだよね,
だから僕はある日君から話しかけやすい状況を作ることにしたいつもの僕の帰る場所ではなく他の場所に向かった,まだ君はいなかった,早く来ないかなずっと待ってる。
そして十数分後やっと君が帰ってきた、僕がドアまで走って駆け寄ると君は僕のことを見るなり絶叫して走ってまたどこかに行ってしまった。僕は急いで君を追いかけた。
「待って!なんで逃げるんだい?」
「嫌っ!来ないで!」
君が走っていったその場所とは交番だった,君の慌てた様子を見た警察官は慌てて僕と君との距離を作った、なぜ?
「不法侵入者です!助けてください!私はこんな人知らない!怖い!」
202405.19【恋物語】
「恋物語」
始まらなければ終わることはない、
そう思って抱えた爆弾は、
いつ不発弾になるだろう。
『恋物語』
おばあちゃんには推しがいる。
「この前デビュー20周年コンサートに行ってきてね、それが最前列だったのよぉ。お友達と一緒にきゃあきゃあ騒いで、これで長生きできるわねぇなんて言っちゃってねぇ」
もともと演歌が好きだったおばあちゃんはある日彗星のように現れた若手演歌歌手に心奪われる。おばあちゃん齢60の頃であった。
おばあちゃんの推し活動を見守っていたおじいちゃんはその演歌歌手に興味はなかったけれど、いい歌を唄う奴だと認めてはいたようだ。そんなおじいちゃんはデビュー20周年を見届ける前にこの世を去っている。先立たれて気落ちしていたおばあちゃんは推しのおかげで立ち直ったと言っても過言ではない。
「おじいちゃんがいなくなった年は悲しくてしかたなかったわねぇ。だからかしら、喪が明けてからのコンサートはそりゃもう骨身に染み渡ったのよぉ」
喪中の年を除いた19年、毎年欠かさずコンサートに足を運ぶおばあちゃんは齢80とは思えないほど若くてかわいらしい。
「最近思うのよ。私あの人に恋させてもらってるって」
20年に渡るおばあちゃんの恋物語はこれからも続いていく。
「この前コンサート会場でうちわ振ってる人見かけたの!私も真似してみようかしらねぇ」
大谷の グリコポーズ 愉快だね
でかしたぞ 5月17日 大谷デー
修学旅行で芽生える恋はどこまで続く
リュックサックと愛おもい
ご来店ありがとうございます。
本日はどのような物語をお求めですか?
恋物語ですね。
こちら種類が豊富ですので
ゆっくり時間をかけて選んでください。
昔の恋物語
今の恋物語
未来の恋物語
報われないバットエンドに
当人だけが幸せを感じるメリーバッドエンド
幸せいっぱいのハッピーエンド
恋物語なんて人の数ほどあるので
ぜひ手に取ってご覧下さい。
これは全世界の人間の記憶が
本になる世界線
─────『恋物語』
【君のそばで】
僕は初めて、全てを君に捧げてもいいと思った
そんな台詞は安っぽいかな?
相変わらず君ははにかみながらその顔を見せるだけだった。
でも、それでいいんだ。
いや、それがいいんだ。
晴天も
曇天も
豪雨も
豪雪も
君といたら何か特別に感じられた。
春の暖かい風も
夏の冷たい水も
秋の綺麗な山も
冬の積もった雪も
なんて事ないその全てが真新しく思えた
もしかしたら僕達の関係にケチをつける輩がいるかもしれない。
でもね、2人ならきっと。きっと乗り越えられるよ
これは恋だなんて一方的なものじゃない。
2人の、本当の愛だ
だって!
今日やっと!
僕のことを認知してくれたんだから!
『お題:恋物語』
俺の名前はG太郎。どういうわけか高校生だ。
いよいよ人生に飽きて、校舎の屋上から身を投げようかなどと適当なことを考え、実際に屋上で考え事に耽っていたところに、今年からのクラスメイトのF田が声をかけてきた。
「おいG太郎、百物語やろうぜ」
「ああ、F田か。今そんな気分じゃ…ん、百?」
「そう! 百物語やろう!」
「夕暮れの屋上でやるのは世界観が意味不明じゃないか?」
「しかもコイバナ縛りで!」
「話聞けよ。お前、百物語って知ってる?」
百物語ってのは複数人で暗室で行う耐久レース形式の怪談話大会…だった気がする。蝋燭を百本灯して、一つ怪談話を終えるごとに吹き消していき、百個の灯りがすべて消える時に本物のモノノケや怪現象が現れるだとか何だとか。
つまりF田と二人でその百物語を行うとなると、少なくとも五十個ほど、怪談話のストックがいるし、そもそも恋バナで縛るのが趣旨にまったく沿ってないことが前提としておかしい。
「G太郎、俺にコイバナを語らせろ」
「百物語形式で? 五十個も?」
F田、恋愛経験豊富すぎない? 恋の中に愛がなさそうですっごく怖いんだけど。
F田に気押されそうになってると、奴はカバンからなにやら白い棒状のものを二本取り出した。
蝋燭だ。
F田は俺にそのうちの一本を握らせ、先端にカバンの中に入れて持ち運ぶには危険そうな点火棒で火をつけ、自分の手元の蝋燭にも同じ手順を再度行った。
「では、始めるぞG太郎」
「参加するなんて一言も言ってないけどな」
夕日が色白な校舎を茜色に包み込む時間、誰もいないような寂れた屋上で、ラブ百物語が幕を開けてしまった。
「エントリーナンバー1、F田。いきまーす」
そこからF田は渾身のコイバナを始めた。
『怖い』から一文字抜くと『恋』になるのは何となく面白いけど、F田の話は面白いとは言い難いものだった。
「いやぁ、実は俺の家は古き良き日本家屋でして、中庭なんてものがあるんですよ。そして、婆やがその中庭にある池で魚を飼っていまして。エサを近づけると…なんと水面から顔を覗かせ、パクパクと口を…口を開くのです! 俺は恐る恐る手を差し出して、パンのかけらをその中に放り込んで…錦鯉、デカいからビビったのですわ」
そう言ってF田は蝋燭を吹き消した。
…あれ、オチは?
「いやー、今のは濃い話だった」
いや、薄いだろ。ペラペラだっただろ確実に。
しかし、そこであることに気づいた。
F田の言っていた「コイバナ」。
てっきり『恋』に関するトークをしてくれるのかと思いきや、自身曰く内容の『濃い』、『鯉』のお話だった。『鯉物語』、とでも言えば良いのか。
無理やり感が半端ないけど、こればっかりは先入観で決めつけていた俺にも非がある。
ただ、一つだけ百物語らしく恐ろしかったのは。
F田はこの後に、薄っぺらい『鯉バナ』のストックが四十九個あるという事実だ。
なんか、人生に対する飽きに拍車をかけられた感じがして、何となくどうでも良くなってきた。
しばらく魚料理は食べたくないかな。そう思えるF田トークであった。
16才。高校の入学式で初めて君をみた。遠くにいても君に気付いて目で追う、そんな自分に気付く。君の仕草、声、笑顔から目がはなせない初夏。
17才。同じクラスになった。私の後ろの席から、君が私の肩をトントンと軽いリズムで叩いて「ねぇねぇ、あのさ」と話しかける。同じリズムで私の心臓も跳ねた。ときめきが止まらない。
君からの告白にうなずいた秋。
18才。 初めて手をつなぎ、初めてくすぐったいキスをし、初めて君の体の温もりと熱を知った。
たくさん話し、たくさん笑った。
けれど、君と私の見ている未来が違うことを知った冬。
そして卒業式。
別れの痛みとともに私の恋も終わった。
早春の青空と君の第2ボタンを残して。
お題「恋物語」
紡ぐ運命の糸、響きあう。
愛の果てにある夢物語を信じて、私たちは恋をしているんだ。
その恋は、まやかしなんかじゃない。
『恋物語』
かつて私にもあった
今は遠い思い出
恋物語…
ありふれた時が輝く ふたりなら
長い映画も傘の下でも
1人目恋をして
2人目恋をして
3人目恋をして
やっと!ついに!
運命の人かな?
見つけた気がする
恋人ほしいなぁ
願望叶うといいなぁ
今まで一所懸命努力して頑張って来たけど
また努力して頑張っていかないと、、
人生って厳しいね
世の中も厳しいわ
ねぇ、愛があれば何でもできる?そう言われて、ひたすら考える。このものの為に自分は何処までのことができるのだろうか、果たして人道を外れるとこまではいけるだろうか、等と考えていたら真夜中になってしまった。ダメだ、もっと単純に考えよう、今できるか、できないかで。今ならできる、恋物語ができるくらい君を大切に思ってるから。
恋物語:(素直になれない関係性)
「誰が好きなの?」
―――直球で聞いた。
直球でなければ、はぐらかされてお終いにされると思ったから。
「………誰が好き、ね」
「私の知ってる人?」
「まあそうなるかな」
知ってる人………
これは傷つくフラグだ。
今更ながら聞かなければよかったと後悔する。
もう後の祭りだったのだが。
………耳を塞ごうか?
―――この世の終わりのような顔をしていただろうか。
溜息が聞こえた。
「鈍感で」
「意地っ張りで」
「すぐ拗ねて」
「俺と喧嘩の絶えない、」
不思議そうに不安な面持ちのまま、ただ口を噤んでいる彼女に彼はふっと柔らかく微笑んだ。
「目の前にいる女」
―――柄になく涙を見せた彼女が想定外で、オロオロ戸惑う時間までもうあと僅か。
END.