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その横顔,髪型,声,仕草,口調,君の全てがとても愛おしかった。
僕は君のことで頭がいっぱいなのに君はまるで僕がいない人かのようなことばかりする。写真まで撮ってるのに目線するこっちにくれない。他の人には話しかけるのに僕には話しかけてくれない,きっと恥ずかしがってるだけだよね,
だから僕はある日君から話しかけやすい状況を作ることにしたいつもの僕の帰る場所ではなく他の場所に向かった,まだ君はいなかった,早く来ないかなずっと待ってる。
そして十数分後やっと君が帰ってきた、僕がドアまで走って駆け寄ると君は僕のことを見るなり絶叫して走ってまたどこかに行ってしまった。僕は急いで君を追いかけた。
「待って!なんで逃げるんだい?」
「嫌っ!来ないで!」
君が走っていったその場所とは交番だった,君の慌てた様子を見た警察官は慌てて僕と君との距離を作った、なぜ?
「不法侵入者です!助けてください!私はこんな人知らない!怖い!」
202405.19【恋物語】
5/19/2024, 12:09:19 AM