『怖がり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜に閉じ込められた言葉を、彼女は手を伸ばして星を手繰り寄せるみたいに。
丸い目をさらに見開かせて知らない言葉を教えてくれる。瞳のなかには美しい光が反射して、見ている私の方まで眩しくて、焼かれてしまいそうだった。
/ 夜の光
彼は苦手な物が多い。
水、魚、熱い物など、物も人も好き嫌いが激しい方だ。
そんな彼が可愛らしく思えて笑うと、貴方は少し拗ねた様子を見せて、それがますます微笑ましく感じる。
だけど、貴方が可愛いだけでないことを私は知っている。
ミステリアスな一面を持ち合わせていて、その振り幅はとても広い。
怖がりなだけでないその姿に、私はさらに心を奪われていくのだった。
お題「怖がり」
夢小説っぽくなってしまった。作中の彼は推しの一人がモチーフです。
怖がりの僕の手を引っ張って外を見せてくれた彼女は誰
あの子は僕の初恋の人
あの子の声はどんな感じだっけ
あの子は顔はどんなだっけ
あの子の名前はなんだっけ
思い出したいのに思い出せない。
怖がり僕をバカにしないで
手を引いてくれる彼女は
周りの人よりも僕よりも大人だと思った。
彼女に会いたい
今の僕は外が怖いと感じないから
強くなった僕を彼女に見せたいから。
僕は彼女を探してる。
─────『怖がり』
昔からあがり症の私は
怖がりな性格です
余計なことを考えがちで
気持ちは常にネガティブ
精神安定剤も手放せない
必要以上に恐怖を見積ってはいけない、かといって必要以上に過小評価してもいけない。ただ、そこにあるものをそのままに見るのは難しい。
怖がり
最近怖い夢を何回も見る。
外にいる人すべてが怖く見えるのは
そのせいなのかもしれない。
【怖がり】kogi
「怖がり」
人生には大きな分岐点があります。
その分岐点で迷う事もあります。
でも、自分を信じて突き進むのも人生
もし、傷ついてボロボロになっても
貴方を暖かく迎えてくれる
わたしがいるじゃないですか!
だから、迷わす。
選んで進んで下さい。
進んだ先には
きっと笑顔の姿の貴女が
待っています。
怖がりな心を
捨てて
未来の貴女に会いに
行きましょう♡
めぐみより
『怖がり』
君は僕が出会った人の中でも特に怖がりだったと思う
人と話すこと、お化け屋敷、夜の海、今の日常が変わってしまうこと
多くのことに対していつも怖い怖いと言っていた
でも君は怖いと震えながらも一歩踏み出す勇気を持っていたんだ
そんな君に惹かれていた
もし君がもっと怖がりだったら君の隣にいられるのは僕だったかな
それとも君のことを好きになれていなかったかな
【怖がり】
昔、夜のトイレって怖くなかった?
昼間は普通に行けるのに、夜になるとなぜか怖く思えるの。
それなのに夜中に目が覚めてトイレに行きたくなるから困る。
だからお母さんについてきてって言うんだけど、お母さんも眠いから一人で行ってきてって。
しばらくついてきて、嫌だ、っていうのが続くうち、トイレも我慢できなくなってくるから、仕方なく一人で行くことになるんだよね。
でも、夜のトイレは怖い。トイレの電気をつけても、どこかに何かが潜んでいるような気がしてくる。
本当に夜だけ、そんなことを考えちゃう。
用を足してるあいだにも、この無防備な時に何か得体の知れないものが襲ってくるんじゃないかって気が気じゃなかった。
そう、僕ってだいぶ怖がりな子供だったんだよ。
え、今の僕?
今はもう二十代半ばの立派な大人なんだけどね。
ホラー映画やスプラッタ映画を観るのが趣味な大人になっちゃった。
お化け屋敷に入っても、そこにいるお化けを冷めた目で見てるような大人に。
なんでって……だって、十代後半くらいから、トイレに居る「得体の知れないもの」に何度も出くわすようになったから。
前は存在を感じるだけだったのに、成長と共に実際に「見える」ようになっちゃって。
だから、作り物を見ても怖くなんかないのさ。
本物こそ、ふとしたきっかけで豹変することを知っているし、姿形も言動も本当に恐ろしいからね。
怖がりな少年は、時を経てこんな風に育ちましたよ。
怖がり…
結末を想像しては怖がって
私を始めることができない
ああ、来てくれたんだ。
いきなり呼び出してごめんね。
わたしね、みんなから怖がられるの。
みんな、私を見ると逃げたり撃ったりしてきて…
え?そんなことない?
ふふ、そう感じるの?それなら良かった。
君の中の、恐怖という感情を消したの。
…これでわたしと友達になってくれるよね。
ねぇお願い。
友達になって。
…拒絶されるのは、とても怖いことなんだよ。
【テーマ:怖がり】
暗い道が続く誰もいない場所
ホラー映画を1人で見てお風呂に入ること
お化け屋敷
最近自分はとても怖がりだと思う
トントンってされただけでビクッとする
怖がりのきみが
勇気を出して
気持ちを伝えてくれたから
ぼくも勇気をもらえたんだ
もう怖いものなんてない
また繰り返してしまう
またやらかしてしまう
また失ってしまう
…怖がり。
『怖がり』
彼が僕より怖がりなのは知っている。
だけど怖がる様子を僕に見せないようにしているのも知っている。
「好きな子の前で格好つけたい」なんて、何気なくこぼしたことを僕は忘れられないし、彼のプライドに、実際に守られてきたのは紛れもない事実だと思う。
だからさ。
怖い映画を観る時くらいは、強がらなくていいよ。
そっと手を握るとちょっとびっくりしたみたいにこちらを向いた。
僕が自分からスキンシップを求めることは少ないもので。
「……こうすれば、心強くないですか」
誰が、とは言わずにそう告げると、隣でふっと小さく笑う声が聞こえた。
【怖がり】
彼は父親と教師への反抗心から髪を金に染め、制服を崩して着ている。
いわゆる不良と呼ばれていた。
売られたケンカは買い、殴り殴られを繰り返す日々だが彼の鬱憤は晴れず。
それところがイライラは増えていく。
警戒心の強い野良猫の様に、彼は人を信用出来ずにいる。
強がってる瞳の奥に臆病な自分が居ることに気づきたくないのか、今日もまた彼は荒れた道を選んでしまうのだ。
「怖がり」
幽霊はそんなに怖くない
彼らは目的があって祟るから
人間の方がタチが悪く怖い
目的も無く 時には必要以上に
他人に害を与える 傷付ける
私は幽霊ほどに
人間を信じてはいない
しかし残念ながら幽霊たちも
団結して世を救おうとかいう
考えは持っていないらしい
そこがこの世の怖いところだ
いつからこんなに臆病になったのだろう。
いつからこんなに弱気になってしまったんだろう。
子供の頃は何でも出来る気がしてた、空だって飛べると思ってた、超能力だってきっと身に付けられると思ってた。
そんな名も無い自信に満ち溢れていた筈なのに。
それなのにいつからこんなにも自信を無くしてしまったのだろう。
誰かに優しいのは嫌われたくないから?
誰かに相槌するのは仲間外れにされたくないから?
誰かに言い返せないのは怒らせたくないから?
のらりくらりかわして生きていくのは自分を壊したくないから?
あぁ、いつからこんな人間になってしまったのだろう。
怖がりな僕はそんな事を考えながらまたあの気持ちの悪い朝を迎えた。
怖がり
「陰口による精神的苦痛:人間不信への道」
人間関係は、私たちの生活において重要な要素です。しかし、時にはその関係が私たちを傷つけることもあります。陰口や中傷は、その最たる例です。これらの言葉は、まるで毒のように、徐々に心を侵食し、不安や恐怖を引き起こします。私は、その痛みを痛切に味わったことがあります。
ある日、私は信頼していた仲間から、私に対する陰口を耳にしました。その言葉は、まるで鋭い刃物のように私の心を刺し、私の自信を揺るがせました。それが繰り返されるにつれて、私の心は次第にボロボロになっていきました。他人の目が気になり、自分自身を疑い始めました。私は、周囲の人々が私をどのように見ているのか、常に不安になりました。それが私を飲み込むような恐怖感が、日々の生活に蔓延していきました。
その結果、私は人間不信に陥りました。他人に対する信頼を失い、孤立感に苛まれました。私は、人々が私を傷つけるために近づいてくるだけだと感じました。この不信感は、新しい出会いや関係を築くことさえも難しくしました。私の心は、以前のように開かれた状態から、厳しく閉ざされた状態へと変化していったのです。
しかし、時間と共に、私は癒えることを学びました。その経験から得た教訓は、他人の言葉に左右されず、自己を大切にすることの重要性でした。私は、自分自身の価値を再確認し、自信を取り戻すことができました。そして、少しずつですが、新たな人間関係を築く勇気を持つようになりました。
陰口や中傷は、精神的な傷を残すことがあります。しかし、その傷から立ち直ることもできるのです。自分自身を愛し、信じることができれば、人間不信の闇から抜け出すことができるのです。