『怖がり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ひとりは慣れっこだ。
親から期待されず育ち社会人となったと同時に家を出て
もう何年になることか
もうこのままでいいか
ひとりは気楽だし
そう思って気ままに過ごしていた
だから答えなんて見つからない
これ以上満たされたら戻れないから
想いに応えることができない
どうしよう
人から貰うものが
とても好きな人から貰うきもちが怖いだなんて
言えるわけない
「怖がり」
ただ一言、口にすればいいだけ。
それだけなのに。
その一言が、水を吸った布のように重くて
今も、持ち上げられずにいる。
「ねぇ、もう帰ろうよぉ。もう充分調査できたよぉ……。」
「まだだ。まだ情報が充分集まってない。」
あいつは僕の相棒のフレディ。僕と同じ学校に通ってる幼馴染みでもある。あいつは頭はいいけど、すっごく臆病なんだ。ちょっと暗い場所に行っただけで、ビビってすぐに帰りたがる。ぼ、僕は暗いところだって怖くないからな。暗いところだって平気だぞ。強がりなんかじゃないからな。僕とフレディは、同じ学校のマークとトム、それからジュディとマリーの六人で、怪談話の調査をしている。僕らの学校は、寄宿学校で全寮制だから色んな怪談が生まれる。それこそ、絶対作り話だろってモノから、有り得そうな話まで。俺たちは最高学年だ。怪談話はたまにちびっ子が興味本位で夜中に抜け出そうとするから、男子寮の寮長、副寮長のトムと僕、女子寮の寮長、副寮長のジュディとマリー、が中心となってちびっ子が危ないところに行かないように、僕らであらかじめ校内を調べて回ってる。そのために、今日も校内に調査に来ていた。
テーマ:怖がり
作者のつぶやき:
3月20日1:53 誤字を訂正しました。
怖がり
怖がりは一見すると世間的には少々いいイメージがない。
しかし、怖がりは悪いことではない。
むしろ、慎重に行動できる証だし、怖い分色んな対策をとっていけばむしろいいことづくしである。
だから、怖がりの人よ。
誇り高く、そして胸を張って生きて。
#怖がり
会いたい 声が聞きたい
君のことが大切で仕方がない
なのにいつも君を前にすると強張る
明るくて眩しくて ついクラクラする
僕は魅せられてばかりだ
踏みだした一歩が君に届かなかったらなんて考えて
尻込みしては気持ちをごまかす
また明日って言えなくなるのが怖いんだ
怖がり
それは、自分の事だ。
何事も半信半疑で生きてきた。
正しくは物事によって比率を変えながら。
最初は、本当にいろいろな事、物が怖かった。
よく泣いていた。
でも、結局は逃げなかった。
いつからなんだろう。
怖くないものまでも怖くなったのは。
人前で泣かないようになったのは。
それを理由にして逃げるようになったのは。
色々な考えと思い、感情が頭の中で飛び交う。
全部全部、矛盾している。
ほらまたわけわからなくなって隠れて泣いている。
怖いなら、助けを呼べばいいじゃん。
少し話すだけ。
皆が優しいのはもうわかってるでしょう?
貴方も本当は信頼しているのでしょう?
それでも何もできない私は、怖がりな
「卑怯者だ」
「怖がり」
今でも思い出す。
1年前、その命を手放した、私の家の犬のことを。
彼女の名前はラフィアだった。
彼女はとても優しい性格で、何をしても、私のことを強く噛んだりはしなかった。
泣いている時は、そばに来て寄り添ってくれて。
寝る時はいつも一緒で。
家を出る時も、帰った時も、いつも玄関まで「いってらっしゃい」と「おかえり」を言いに来てくれていた。
私は小さい頃、雷や洗濯機などの大きい音が苦手だった。
洗濯機が動いている時は、ラフィアを抱いて横を通るようにしていたし、
雷が鳴る夜は、ラフィアにしがみつきながら共に寝たものだ。
今でも、彼女が私の手を舐めて慰めてくれたことを思い出す。
その感覚はまだ、私の手に残っている。
怖がりな私を、彼女はいつも気にかけてくれていた。
彼女が年老いて衰弱していた時、私は高校に向けての受験で忙しかった。
今亡くなると迷惑がかかると考えたのか、彼女は衰弱しても、長生きした。
受験が終わって、無事に第一志望校に合格した一ヶ月後に、彼女は死んだのだ。
最後に、私の手を舐めて。
怖がりな私を、この世に置いていくのが心残りだったのだろうか。
今はもう、私は怖がりじゃない。
それはきっと、彼女が近くにいてくれているからなのだろう、と、私は思う。
きっと、この先どんなに怖いことがあっても。
彼女が、たとえ見えなくても、隣にいてくれるなら。
私は、もう何にも臆しない。
「ラフィア、一緒に行こう?」
不安な時、いつも言っていた言葉は、私だけの、勇気の魔法の言葉だ。
突然の尿意により、俺は目覚めた。まだ夜中の1時。
トイレは部屋を出て廊下をまっすぐ行き、つき当たりを右に曲がったところにある。
場所は知っている。
ただ、一つ問題がある。
俺は夜、1人でトイレに行けない。
これだけは言っておく、俺は怖がりではない。
ただ、夜中にトイレに行く行為にとてつもない恐怖を感じるだけだ。
部屋には友達が5人。実は修学旅行中なんだ。
親友の六太に頼むか?いや、それは否だ。
高二にもなって1人でトイレに行けねーのかよ!
そう貶されるに決まってる。
だが、時間はない。俺の下半身が悲鳴をあげている。
やむを得ない、、恥をしのんで六太に、、、
まて、まて、まて、、、太ももにつたっているのは何だ
僕は強い
いじめにも負けないし
お母さんに殴られても負けない
でも僕は怖がりだ
心は毎回傷つくし
痣を見せないように長袖を着ている
この怖がりを殴ってくれたら
怖くないのにな
お題『怖がり』
怖がり
「私って怖がりなんだ〜」
「へぇー、で、なによ」
「いや、そこはさこの映画大丈夫なの?!とか気使うようにいうでしょ!」
「えぇー、そうかな?」
「そうだよ!」
「そっか、ごめんごめん」
「へへ笑許してあーげる!笑」
ガサッ
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
私は怖い。
彼と離れるのが、
彼と話せなくなるのが、
一緒に笑えなくなることが、
付き合ってもないのにこんなことを考えてしまう。こんなことを考えているという事を知られてしまうのも怖い。
この『怖い』という感情はきっと彼と出会わなければなかったのかな。
私はきっと、彼のことが好きだから。
#怖がり
昔読んだ安部公房の本に、次のように書かれていたと思う。
「幽霊が見えるから怖いのではなく、怖がるから幽霊が見えるのだという。」
また、現在では「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」という説が優勢なようだ。
そう考えると、ねるねるねるねは、練ったから色が変わるというのが定説だが、これにも疑問が生じてくる。むしろ、色が変わるのが先で、練りたい気分というのは結果(色)から生じた錯覚に過ぎない可能性だってあるのだ。
(怖がり)
人とは目に見えないものを怖がるものである
怪奇現象...人はそれをお化け、幽霊という
ひとりでに物が動いたり、一人しかいないのに物音がしたり...
異常なことが起こると人は怖がるものである
私もよく体験するものである
物が勝手に落ちたり、オルゴールが勝手になったりと...
怖がりの人であれば泣き喚くかもしれない
しかし、怯えなくてもいいのでは無いだろうか
お客さんが来たと思えば少しでも気持ちが楽になると思う
良いお客さんであれば...だが
怖い怖い。一人は嫌だ!
だが、その訴えは虚しく、泡の様に消えてい恐怖心は増すばかり。
君は怖がりだね。僕は君のそばにいるよ? そう無邪気に言いながら頬ずりし、優しく抱きしめ、君は私を暗い倉庫から助けてくれた。
何も怖いのは無いのかと逆に私は問う。
君の居ない世界が怖いよと、暗く、寂しげな笑みを見せながら君はそう答えた。
自分はなんかされるとビビりで怖がりになってしまいます
その怖がりをなんとかしたいなと思ってるけど
全然変わらない
性格だから仕方ないよね
怖がりを少しでも強くなりたい
強く!強く!生きて
ずっと怖がってばかりじゃダメだ
なんとか前に進まないと、、
前に進まないといつまでも前に進まないよ
頑張って怖がりながらも進んでいこう!
自分はそう思ってる
あなたも怖がりながらも少しは頑張ろ
じゃないと中々進まないよ?
⌜怖がり⌟
臆病な人は
この世界に沢山いる
怖いものが多いってことは
今まで怖いことや辛いことを
経験してるってこと
経験してるからこそ
人の気持ちや苦しみを
分かってあげられるんだ
生きてるものが怖いんだと。壊してしまいそうで。
動物とか、人とか。全部。
実際、あの人は、それが出来るんだろうよ。
心の健康を守れるってことは、逆も出来るはずだろ?
それをやりたくないあの人は、優しいワケじゃない。
怖がりな君のそばにいてあげる。
どんな寒さでもぎゅっと抱きしめてあげる。
どんなおばけにも勇敢に立ち向かってみせる。
一人ぼっちには絶対にさせない。
といい切れる、そんな相手がほしい。
「怖がり」
君の寝息だけ聞こえてくる
そんな静かな夜が
明日も明後日も続くようにと
がらにもなく
神様に願ってみる
暗がりが怖い君
君には暗くて常人でも不安になるような場所をあげる。
高所が怖い君
君には高くてどんな人も震えあがるような場所をあげる。
狭いところが怖い君
君には……そうだねぇ、
狭すぎて息もできないような場所をあげる。
……え?なんでこんなことをするのかって?
怖がりな君が
大好きだから。
世の中はこんなに危ないものが多いんだ。
怖がりな君を愛せるのは
俺だけさ