怖い怖い。一人は嫌だ!だが、その訴えは虚しく、泡の様に消えてい恐怖心は増すばかり。君は怖がりだね。僕は君のそばにいるよ? そう無邪気に言いながら頬ずりし、優しく抱きしめ、君は私を暗い倉庫から助けてくれた。何も怖いのは無いのかと逆に私は問う。君の居ない世界が怖いよと、暗く、寂しげな笑みを見せながら君はそう答えた。
3/16/2024, 10:13:08 AM