小笹 樒(こざさ しきみ)

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10/25/2024, 4:29:54 AM

久しぶりに夢を見た。
誰に対してかは不明だったか、必死に行かないでと自分が泣き叫んでいる夢だった。
夢から目覚めると、もやもやとした気持ちでなんとも言えない気持ちで起きた気がしない。
そういえば今日はお盆の日だったな。旅立ったあなたに対しての行かないでと言っていたのだろうか。
ふと、そんなことを考えながら、未だにあの時の後悔を思い出してしまった。
いつまでも罪を背負う自分にどこか胸が締め付けられる気がした。

10/23/2024, 10:34:02 AM

晴れ渡った快晴の空と心地よく優しい暖かな風。
私はその空間を気持ちよさそうに感じていた。
ふと空を見上げると、さらに風が強くなった。
ああ。君が吹かせたのかな…。
どこか懐かしさが胸に込み上げた。目を閉じてその気持ちを身に沁みて感じていたらふわりと後ろから誰かに抱きしめられていた。
大丈夫。僕がいるから安心して?
そう君は私に話した。私は自然と涙で視界が揺らいだ。

10/22/2024, 11:46:41 PM

秋の木枯らしが吹けば、最近急に寒くなってきたことを感じていた。
ずっと暑さが続いていたのが嘘のようだった。もう街中にいる人達は薄着ではなく、厚着の長袖などを着ていた。
だけれど衣替えよりも厄介なのが気温差。こうも気温差が激しいと体調が崩れやすい。
大事な友達も気にかけていて逆に申し訳ないと思う。
今日高校休みたいが、そんな甘えた考え方を振り払った。休めば学力関係で自分が困ると思う。
そんな真面目すぎる自分に嫌気を覚えながらぼんやりと友達の話を聞いていた。

10/22/2024, 2:03:28 AM

昔の記憶を突然、思い出して私は泣いた。泣きすぎて声が掠れている。
悲しい、寂しい、虚しい。
誰も理解してくれないもどかしさと後悔しか残らない感情にどこか怒りを覚える。
でも君の笑顔を見ると、安心とどこ芽生える幸せの懐かしい記憶が蘇る。
ふっと気がつくと知らぬ間に君が優しく抱きしめていた。
声を掠らせながら、聞こえているか分からないけれど、ありがとうと私は呟いた。

10/19/2024, 1:27:40 AM

秋のすっきりとした日差し。
暖かく、絶好の絵描き日和だ。僕は誰もいないことを確認をすると、自然と昔からいる絵で描いて具現化した使いが現れた。姿は鯱で他の具現化した使いより遊び好きで無邪気な使いだ。
僕はおもむろに絵を描くと、不思議と描いた絵が具現化した。
不思議すぎる現象に周りは謙遜する。だから誰もいない所で自分だけの世界で絵を描くのが僕の日課だ。
でも君は謙遜せず、僕の周りにいる使いのように興味津々で見てくれる。
ぼんやりとしていたら、使いにつんつんともう少し絵を描いてと言わんばかりに催促された。僕はそれに答えるようにまた絵を描いてみながら、また会いたいなと考えていた、今度はお話でもしてみたいけれど、そういう勇気、僕にはあるのだろうか?

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