いつもそばにいてくれてありがとう。
そう甘い声で君は言うけれど、私にとっては嘯いた言葉しか聞こえない。
どうせ、私のことを置いていくのでしょう?
そう半信半疑な心の声が渦巻く。あの人のように…。
すると急に暖かい温もりを感じた。
一瞬驚いたけれど、君の顔はどこか悲しそうな顔をしていた。
なんであなたもそんな悲しそうな顔をするの?
いつの間にか涙を溢している私の問いは虚しく消えていった。
でも…ありがとう…。
私はそう、呟いてそっと抱きしめ返してみた、君が微笑んでいる声が聞こえた。私も釣られて微笑みの声を上げた。
2/14/2025, 12:13:44 PM