怖がり』の作文集

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怖がり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/16/2023, 3:29:11 PM

夢にまで見たよ
あの人は独特な目をしていた
嫌だと感じた
でも逃げられなかったんだ
夢が覚めて現実でもたまに感じる
不快な視線
時々目が合うんだ
私はすぐに逸らしてしまう
見てしまったことを後悔する
どうして怖さを覚えるのか分からない
次は無理にでも見つめてみようか
怖がりな自分を一旦休ませようか...
多分できないよな
これは私が怖がりだからじゃない
生物としての危機感だ
これはきっと向き合うべき問題じゃない


#怖がり

3/16/2023, 3:19:51 PM

怖がり


いつも通り
口をついて出る謝罪の言葉

責めないで。

先回りして顔色を伺う
しらみ潰しに落ち度を消して 
 
「俺のせいじゃない」

逃げの姿勢を取り繕う
何も言えずに黙り込んで 

ついに見つかってしまった
ついに悟られてしまった

「この程度?」

「ごめんなさい」

......!

背中に服が張り付く、嫌な感覚で目が覚めた

またあの夢だ。

今日も変わらず、怯えて生きていく。

3/16/2023, 3:17:37 PM

怖がり、なのかもしれない。
怖がり、ではないのかもしれない。
何が怖い?
ああ、私
置いてきぼりが怖いのよ。
皆と同じ位置に居たいのよ。
嘲笑ってくださいな。
怖がりめ、と。

3/16/2023, 3:17:12 PM

全米中が泣いた。そんな宣伝を掲げた映画が来月に公開するから、一緒に観に行こうと友人から誘われた。チケット代は奢るからという誘い文句に、まあいいかとよく考えもせずに了承し、迎えた約束の日。

「・・・・・・この嘘つきめ!!」

 当日映画館に足を運んだ僕は、映画鑑賞を終えた後、すぐさま友人へとクレームを入れる。

「嘘はついてない。全米中が泣くほどの良作だっただろ?」
「ああいうのは泣くとは言わない。泣き叫ぶって言うんだよ!」

 嵌められた。完全に罠だった。
 いっそ過去に戻れるなら今すぐ自分の行動を止めてやりたい。いやむしろこの隣を歩く友人を亡き者にしてやりたい。

 映画館に来るやいなや僕は友人からチケットを渡され、あと5分で始まるからと急かされ、何が何だかわからないまま席に通された。
 劇場は満員とまではいかないまでもけっこう混んでいて、やはり話題になっている作品なんだなと、ぼんやりと考えているうちに上映が始まった。

「でもお前、最後まで観たじゃん」
「立てなかったんだよ。腰が抜けたんだよ。察しろよ、そんくらい!」

 何と僕が見せられた映画は、僕が大っっっ嫌いなジャンルであるホラー映画だった。
 僕は大の怖がりなのだ。ホラーなんてもってのほかだというのに、こいつは何で僕を誘ってきやがったのか。嫌がらせかよ。

「ほら、よく言わない? 自分よりも怖がっている奴が隣にいると、逆に自分の恐怖は冷めるって。俺もそこまでホラー得意な方じゃないからさ、お前がいれば安心かなって・・・・・・」
「ぶっ殺すぞ!」

 僕が吐いた物騒な言葉に、友人が愉快そうにケラケラと笑う。その友人の顔を恨みがましく睨み付けていると、僕は後ろから突然肩を叩かれた。

「君、大丈夫?」

 振り返るとそこにいたのは、劇場の警備員らしき格好をした中年の男性だった。
 僕は彼の問うた質問の意味が分からず首を傾げる。僕の反応に警備員の男性は何を思ったのか、僕と友人の間に割り込み、何故か僕を背にした状態で友人と真正面から向き合った。

「何をしているんだ君。こんな真面目そうな子を捕まえて・・・・・・」

 警備員の人からの会話に疑問符が浮かぶ僕をよそに、友人は何かを察知したのか、とても面倒くさそうな顔つきになった。

「映画を観に来たに決まってんだろ。ここをどこだと思ってるんだよ、おっさん!」
「・・・・・・! 何だその口の訊き方は。しかも君はさっきこの少年に向かって、ぶっ殺すだの何だのと言っていただろう」
「・・・・・・いや、あれ、俺じゃねーし」
「君じゃなければ他に誰が言ったというんだね」
「あ、それ僕です」

 本当のことなので、迷わず手を挙げる。警備員の男性が、呆気に取られたような表情になって固まった。さっきからこの人は、いったい何をしたいんだろうか。

「・・・・・・あー、そうか。君が、言ったのか」
「はい」
「えっと、それは・・・・・・、彼に無理矢理に脅されて?」
「脅される? いえ、僕がそこにいる友人に向けての、紛れもない本心です」
「いや、無理矢理にぶっ殺すって言わすかよ。むしろ殺意を本心として向けられてる俺のほうが、この場合脅されてね?」

 僕らの間に挟まれた警備員は、僕と友人をそれぞれ交互に見つめると、はははと小さな笑いを立ててどこかにいなくなった。

「何だったんだろう、あの人?」
「さあ?」

 友人が大げさに両肩を竦めた。友人の耳についている銀色の三連ピアスが重そうに揺れる。

「どうせ暇だったんだろうさ」

 金髪に染めたモヒカンヘアーをがしがしと掻いて、「それより何か食いに行こうぜ、腹減った」とぼやいた友人を、僕は掛けていたメガネを上げる振りをして、鋭く睨めつける。

「おい、チケット代だけじゃ、僕の被った被害の足しにならない。昼飯も奢れよ」
「へー、へー、わかりましたよ。まったくお前は根に持つタイプだな。そんなんじゃあ、女の子にモテないぞ」
「馬鹿を言うな。僕は女子と話すのが何よりも怖いんだ」

 本当にこいつと来たら、恐ろしいことばかり言う。僕よりも身長が高くて、体格もいいからって、何でも許して貰えると思うなよ。

「お前さぁ、何だったら怖くないんだよ」
「知らん。この世にあるもの、全てが恐怖になり得る対象だ」
「じゃあ、俺は?」
「何でお前が怖いんだよ?」

 友人の意味の分からない問い掛けに、僕は眉を顰めた。

「お前は怖がりなくせに、怖いもの知らずだもんな」

 友人は何故か楽しげな笑顔を覗かせて、僕の隣でポケットから取り出したスマホをいじり始める。

「おい、日本語おかしいぞ、それ」

 僕はやっぱり文句を言いつつも、昼飯は何を奢ってくれるんだろうと、ひそかに胸を踊らせた。



【怖がり】

3/16/2023, 3:11:32 PM

なぁ、と少し大袈裟に呼べば跳ねる華奢な肩
こっち、と少し強引に手を引けば控えめに握り返される小さな手

全部、全部俺のものにしたいって思ってるなんて
そんなこと



(怖がり)

3/16/2023, 3:07:34 PM

怖がりな僕は
全てを遮断し
この世界から
飛び立つのだ

3/16/2023, 3:06:14 PM

怖がりのキミのために

暗闇には優しく灯す蝋燭を

静寂にはゆっくりと流れる水の音を

空を掴むその手には

暖かいボクの手を

だから、ほら

重い瞼を閉じて、、、

目覚めた時には

光の世界に包まれるから

3/16/2023, 3:04:59 PM

みんな悩み不安を抱きながら

生きている

みんな将来不安なんだ

そういう意味ではみんな怖がりだ

だから怖がりながらでいいから

昨日よりも1歩前に進もう

怖がりだからできることもある

怖がりだから誰よりも考える

その考える時間が

そのうち将来を生きるための大きなカギになるから

3/16/2023, 3:02:59 PM

怖がり

  わたしは怖がりなんだ
  自分を守ってくれるものをなくすのが
  すごく怖いんだ

3/16/2023, 3:00:50 PM

私、あの鳥が怖い。
だって、すっごく鋭い目つきしているんだもん。
まるで射殺すんじゃないかってくらいに。

私、あの肉食動物も怖い。
だって、すっごく強くて食べ方もワイルドなんだもん。
まるで噛み殺すんじゃないかってくらいに。

私、あの人も怖い。
だって、平気な顔して酷くいじめてくるんだもん。
まるで人間じゃないと思っているくらいに。

私、この世界が怖い。
だって、日々絶えず戦争が起きているんだもん。
小さなものから大きなものまで。

怖いよ、怖いよ……
私の居場所はどこにもないよ……

〜怖がり〜

3/16/2023, 2:57:50 PM

私はとても怖がりだ。
特に暗い空がとてもとても怖くて、夜は外に出られないほどだった。
みんな大袈裟だと笑うけれど、それには理由があった。
私が小学生の頃、山奥を友達と歩いていた時。
友達とはぐれてしまった。山を必死に探していると、後ろから足を引っ張られ、山をずるずると落ちていった。
目を覚ますと、祖父母の家でみんなに囲まれていた。
これがなんで暗い空が怖いのかは、
友達を思い出してしまうからだ。
彼女のなにもかも受け入れる性格、どこを見ても「綺麗」の一言しか出ない髪に、睫毛に、顔。それを思い出してしまう。
暗い空が、私を責めたてるみたいで。
彼女の黒い髪で、空を真っ暗に包み込んでるみたいで。

怖がり

3/16/2023, 2:34:33 PM

高いところが怖い

虫が怖い

怒ったお母さんが怖い

怪我するのが怖い

病気になるのが怖い

笑われるのが怖い

叱られるのが怖い

見放されるのが怖い

嫌われるのが怖い


生きるのが怖い

3/16/2023, 2:31:21 PM

私は怖がりです。ビビりです

怖くなって踏み出せなかったこと、掴めなかったものばかり。石橋も叩いて壊します。壊れた橋は数知れず

後悔はいっぱい。あぁしていたら、こうしていれば。タラレバだらけ


でもやっぱり怖いものは怖い。何にしたって踏み込むのはリスクが付き物だから。いつか死は来るけど、とりあえず生きていたいから。とりあえず傷は少なく生きていたい。そう考えたって、いいじゃないか

今こうして生きてるのだって、あの時の怖がりのおかげかもしれないんだから

3/16/2023, 2:30:16 PM

泣かなくなってから、泣きたくなる夜が増えたの。
嫌いになってから、好かれたいって強く思うの。

3/16/2023, 2:27:10 PM

怖い映画は見たがるくせに、見た後に怖くなってトイレや風呂に行けなくなる。
そしてそれがまさに今だということ。もしかして今日が命日ですか?

「怖がり」

3/16/2023, 2:21:05 PM

怖がりなことは隠してる
平気な顔をして
強くありたいと、いつも身構えている。

私は強くありたい。
そう心で願ってる…

何かに怖がっていたら
生きていけなかった。
そのくらい子どもの頃から
ずっと1人だった。

オバケは亡くなった母だから怖くないし
怖いことがあっても母が自分を守ってくれる。
思い込みながら今日まで生きてきた…

テーマ「怖がり」

3/16/2023, 2:20:04 PM

今夜は風が強い
あちこちで窓や扉が軋んでいる
まるで鍵でも掛け忘れていないかと
ためしてまわっているかのよう

どうしたら僕らの不安は消え去るだろうか
良いことより嫌なことのほうが記憶に残りやすいね
同じように悪い未来のほうが想像に容易くて
いっそ石橋は叩き壊してしまおうか
あらゆる出入り口にバリケードを築こう
ありったけのお気に入りを缶詰めにして
地下のシェルターに籠もってしまおう
寂しくなったら詩や小説や日記を贈り合おう
一方通行でもいいから
そうして僕らは夜風を忘れてぐっすり眠るんだ
隕石でも降って来て
世界が滅ろぶ朝を待ちながら


『怖がり』

3/16/2023, 2:20:02 PM

怖がり

明るい性格のほうが良いに決まっている。怖がりの性格は隠している。でも物事に慎重になるときその性格が現れる。人間、失敗を重ねると弱気になる。まわりから疎まれても仕方がない。よく考えて行動するようにしている。だからいろいろ考える。ソクラテスの妻は悪妻だったいう。だから哲学者になれたのだと。確かにまわりの環境が自分自身を作っている。環境を変えない限り自分を変えることは出来ないと思う。


ある日の出来事。私は仕事を終え、家路についた。とても身体が重い。早く帰って寝ようと思った。布団にはいって目を閉じた。でも眠れない。明日も仕事がある。行きたくないと思った。でもそれではいけないと自分にいいきかせる。明日も頑張らねば。みんな頑張っている。これはプロジェクトなのだ。何が起こるかわからなない。プロジェクトX。

3/16/2023, 2:15:16 PM

怖がり

自分は人が怖い。
いじめにあったり、笑われたり、虐待されたり、性虐待にあったり。とにかく人は自分にとって、全員が加害者だった。
それは大げさに周りの人間がそう見えていただけなのだろうか?
自分にとって怖くない相手など一人もいない。それは今もそうだ。人がいる限りこの世界は安全ではなく、凶器で満ちている。
すれ違うだけの人だって、怒ったり、文句をいったり、睨んだり、人に危害を加えるじゃないか。
人とは、そういうものなのだと、小さい頃から学んできた。
子どもであろうと、大人であろうと。悪意の塊なのだ、と。
でも、そんな人たちだって、自分は正義のつもりなんだ。大切な人に対しては、あふれんばかりに優しいんだ。
聖書にも書いてあるじゃないか。
「自分のことを愛してくれる者を愛したからと言って、なんということがあろうか。悪しき者ですらそれをするのだ」
ああ、なんてその通りなのだろう。
みんなが悪意の塊。
みんなが悪しき者。
そう見えるこの世界で愛があるなら、その悪の中に混じっているんだ…。
人を怖がり、生きることを怖がりながら、愛をつかもうとするなら、悪の中に手を差し入れなければならないんだ。その中から、見つけ出さなければならないんだ。
なんて恐ろしいことかと思う。
人が怖い。
生きるのが怖い。
もう傷つきたくない。

…傷つかなくてすむなら、愛なんていらないや…。

諦めたい。
人を。
生きることを。
愛を。
諦めたい。

こんな怖がりな自分に、愛を見つける資格なんてあるのだろうか?

3/16/2023, 2:14:33 PM

テーマ“怖がり”

「君は怖がりだから、僕が付いていないといけないね」
って言った幼馴染は、いつの間にか
私を放っておいて、他の人とばかり、仲良くしていた。
私は独り、人が怖い。
話し掛けると「変な声」って笑われるから。

頑張って話しかけてでも、君以外の友人を作らなければいけなかったのは、分かるけど
それでも、笑われるのは怖くて、辛くて、悲しくて、痛くて…

でも一番は、いつも微笑んでいてくれた貴方が、私に一切話しかけてくれなくなったことが苦しかった。


だからね…
怖がりな私は、誰もが本来なら一番怖いであろう方法を取ることにしたよ。

ごめんね。
ばいばい。

怖がりな私の、最後の強がり。


(フィクションです。)

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