『怖がり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
怖がりって
馬鹿にしてるやつの方が
よっぽど怖がり
怖がり
ある日、一人の女性が誘拐された。犯人は複数人いるらしく、必死の抵抗も無駄に終わった。
女性は見知らぬ倉庫で目を覚ます。舐めまわすような視線にニタニタと笑う表情、あびせられる言葉は侮辱的で、女性は涙を流した。
震える声で家に帰りたい、とこぼすも犯人たちは笑うだけだった。
怖がる女性に一人の男が近づく。うなだれる女性の頬を掴み、無理やり顔を上げさせた。
涙で潤む瞳に、苦しそうな呼吸音、どちらも男を興奮させるようなものだった。自分が優位になった気がした男はニヤリと笑い、女性に近づこうと顔を寄せた。そのときだった。
男は腹のあたりに違和感をおぼえ、ゆっくりと視線を下げる。そこには小柄なナイフがしっかりと刺さっており、赤黒い血がにじんでいた。
うわぁ、と情けない声が倉庫に響き、男は後ずさる。女性は苦しげに涙を流したまま、男に近づき、そのナイフを引き抜いた。そして、何かを耐えるように目をつむって、男の体に突き刺した。何度も何度も。淡い色したワンピースもいつの間にか血だらけで、女性は突き刺したナイフを引き抜いて、ゆっくり立ち上がる。
女性を連れ去った男たちは目の前の光景に思わず動けないまま、中腰で立っていた。
ゆらり、ゆらりとおぼつかない足取りで女性は男たちに近づく。恐怖でうまく動けない男たちは女性が泣きながら、自身の体にナイフが突き刺さるのを見ていることしかできなかった。
最後の一人が途切れ途切れにこう言った。
「こ、んなことが、でき、るのに、な、ぜあんな、にこわ、がっ、てい、た?」
頬にあびた返り血が涙に混じって、こぼれ落ちる。女性はもう泣いてはいなかった。ただ、悲しげな表情で答える。
「……こうなることを、恐れていたのよ」
人には怖いと感じるものが一つや二つはある。
どんな人にも怖いものがあり、どんなすごい人でも怖いものが存在している。
あなたのことを怖がりだという人がいたとしてもそれはただその人が怖いと思っていないだけだ。
恐れることも恥じることもない。
人間は誰もが怖がりだ。
怖がり
あの人は怖がりだからいつも一緒に居てあげなきゃ、、、
あぁ、やっぱり今日も怖がりのくせに強がってるんだ。
前は笑顔を絶やさない明るい人だったのに。
どうして暗く悲しい表情のままなの?
大丈夫、独りじゃないよって言葉も届かないの?
ほら、手を出してよ。前は喜んで握ってくれたのに。
こんなに近くに居るんだよ?それなのに──
君は何を視てるの
怖がり
人の手も、雷も、ドライヤーも、何もかも怖がりなきみに、この世界中で最上級の愛を。
強く、優しく、抱き寄せて、頬擦りするよ。
片目を瞑って迷惑そうなきみに。
今2人でホラー映画でも見ているんだ
ここで怖がったりしたら
あなたの瞳に可愛い私が映るんだろうけど
女ってあなたが思うほど間抜けじゃないの
そんなクソ演技してるくらいなら
あなたに隠れて煙草を吸う方が楽
怖いのはそれを知らないから。
怖いなら勉強すればいい。
私は18年しか生きていないから知らない物だらけだと思う。けど知らないものは現時点で知らないから、怖いものはほとんどない。怖がってたって誰も助けてくれないし世界も広がらない。いつまで縮こまって慄いてるの?恐怖から自分を守ってくれるのは自分しかいないのに。
「怖がり」
未だ見ぬ先へ
届かぬ自分へ
一歩一歩
諦めてみたり
塞ぎ込んでみたり
だけど知りたい
自分という正体
テディベア
何度も死のうと思ったけど
怖くてやめたの
もし、私が死んでも
あなたに何も残せなかったらって
あなたの心を動かせなかったらって
『怖がり』
【怖がり】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
3/16 PM 5:35
「なぁ、真夜(よる)。
宵と古結(こゆい)は、趣味嗜好が
だいぶ違う感じがするけど、
共通点ってあるのか?」
コンビニで買い物をしている2人を
外で待ちながら、天明(てんめい)が
聞いてくる。
「……あるよ。2人とも、お化け屋敷とか
ホラー系、全くダメ」
「――ふはっ……。……そうか、2人とも
怖がりなのか。それは可愛いな」
幼い頃、お化け屋敷の中で
オレにしがみついて大泣きしていた
宵と暁を思い出す。
思えばあれも、オレが2人を守らないと、
と、強く思った要因のひとつだった。
『怖がり』
僕は怖がり。
君はいつも「そんなに心配しなくたって大丈夫」と笑って、そんな僕を励ましてくれる。
すやすやと、身じろぎ一つせずに眠る君を見れば、僕は本当に君が息をしているのか心配になって、そっと君の体に触れた。
帰りの遅い時には、君がどこかで事故にでもあってやしないかと、気が気じゃなかった。
どこかが痛むと聞けば、大きな病気ではないだろうかと心配して、大袈裟だと笑い飛ばされた。
僕は怖がりだ。
ねぇ、ちょっと転んだだけだよね。こんな、ちょっと体を小突いただけで。
きっと怖がりの僕を揶揄っているんだ、「びっくりした?」って、今から起き上がって笑うんだよね。
今に起きる、今に起きる、今に起きる。
そうに決まっている。
怖がりの僕は、君に触れる事ができない。
新しい仕事が舞い込むと、手順をイメージできなくて恐々と作業をする
参加していない会話を聞いた前提で「やって」と言われると、「何を?」と聞けない雰囲気を感じて、場が求めていないことをする
目的が分からないのに任されるの辛い
蔑ろにするくせに部分的に仲間に引き込むのやめて欲しい
この人おかしい
って思われるの怖い
仕事だっていうのに、
シーンとした空間で電話をかけたり受けたりするのが苦手で困る…
というか、周りの人に聞かれて「たどたどしいなーw」とか、そう思われそうで怖いんだろうな
…思われたから何なのって話なんだけどね!
そういうの気にしないで堂々としたいなーー切実に
(怖がり)
朝が怖い
闇が怖い
過去が怖い
未来が怖い
薬が怖い
毒が怖い
孤独が怖い
群衆が怖い
愛が怖い
金が怖い
悪意が怖い
善意が怖い
霊が怖い
人が怖い
不幸が怖い
幸福が怖い
君が怖い
僕が怖い
怖いことがあると、何故か笑っちゃうんですけどわかる人いません?
いや、なんかね、小学校の時にお楽しみ会的なのがあって、AとBグループに分かれてお化け屋敷と映画を作ったんです。私が映画のチームだったもんで、お楽しみ会当日はお化け屋敷に行ったんです。そしたら小学生とは思えんくらいクオリティ高くて。
例えば歩いてたら生首ころがってきたり。エグいでしょ。
お化け屋敷の待ち時間の時に中からものすんごい絶叫が聞こえたらもんだから、友達とやばいやばいねって騒いでたんです。そん時はまだ普通に怖がってたんですよ?誰が先頭に中に入るかで「いやお前入れよ」的な。
でもっていざ入ったら怖いのなんの。普通そこは涙目になってやーん怖いよー!って言うもんなんでしょうけど、私は何故か、大笑いしてたんです。
怖いんですよ?ものすごく。だって生首転がってくるし。でも、本当になんでか分かんないですけど怖いと笑っちゃうんですよね…。
友だちにお化け屋敷出た後に言われました。
「おめぇが一番怖ぇよ」
聞いてください皆さん。私、中学3年生になってお化け屋敷に入れないくらい怖がりなんです。
#怖がり
私は夢がある。。
漫画を描いてみたい。
作詞作曲してみたい。
必死に勉強してるけど、
将来のことを考えると、社会的には
向いてないし、心配になってきた
勉強をやってみたけど何ひとつとして
わからなかった、
周りからバカにされて、
生きる希望ないとまで言われそうで怖い。
どうすればいいんだろう
否定されるのが怖い
普通から外れるのが怖い
自分の意見を言うのが怖い
人の顔色ばかり伺って生きてきたから
褒められるのも怖い
本心かどうかわからないし、どんな反応をすれば正解なのかわからないから
他人が怖い
でも、ひとりぼっちになるのも怖い
生きるのが怖い
死ぬのも怖い
どうすればいいのかわからない
手をぎゅっと握った
「大丈夫だよ」と言った
君の声を今では
思い出せない
記憶の中の思い出
暗い夜道
街灯の灯りが
色濃くなった桜絨毯を照らす
コンビニへ夜のお供を買いに行くだけなのに
彼女はいつもきまってついてくる
今日は風が強いな
そんなことをふと思ったと同時に
彼女は僕の上着の裾をそっと掴む
風が建物の間をすり抜ける音
木々が何かを訴えるかのように
揺れる音
古い街灯が消点を繰り返す音
不気味に思っても仕方あるまい
僕は彼女の手を掴む
大丈夫、僕がいる
もうこんな気持ちにさせない
僕は彼女の手を引き寄せた
このアプリを始めて丁度一週間が
経ちました。今では85個の♡がついています。もっと読みたいと伝えてくださった皆様ありがとうございます。これからも日々の気休めとしてですが、自分の気持ちを書き留めていけたらいいと思います。
怖がり
私は昔はもの凄く怖がりで、
ホラーを全く見れなかった。
怖い映画のCMとか顔を背けてあーあーと言って音を消してたほど苦手だった。
でも今ではホラーゲーム実況を自ら見に行くくらい好きになった。