『怖がり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたの後ろにいさせて。
その広い背中で守ってくれないと
安心できないの。
僕の前に出ておいでよ。
君の姿が見えないと
不安になるじゃないか。
「怖がり」
僕は夜の暗い道を歩くことができないほど怖がりだ。
もちろん、ホラー系のゲーム、映画、本も苦手だ。
小さい頃はよく、
「男の子なんだから、このぐらい怖がってどうするの」とかなんとか言われていた。
だって、仕方がないじゃないか。
本当に怖いんだもの。
僕の親友、真斗(まさと)は僕とは真逆で、
大のホラー好きだった。
ホラー系のゲームも映画も本も、
全て「面白いなぁ」という一言で片付けてしまうくらい、真斗はホラーに耐性があった。
僕のホラー耐性を全て吸い取ってしまったんじゃ無いかと思うくらい、彼は怖がらない。
でも真斗は他の人と違って、
ホラーがまじで本当に苦手な僕を馬鹿にしなかった。
むしろ、ホラーのどんなことが苦手なのかとか、一つ一つ丁寧に聞いてくれて、
僕の前ではホラー系っぽい話とか、怖いものとかを出さないようにしてくれた。
一度、どうして好きな怖い系のものをわざわざ我慢して、僕のそばにいてくれるの?と、聞いたことがある。
真斗は、
「もちろんホラー系のやつも好きだけど、楓(かえで)と一緒にいるのもとても楽しいから」
だから、我慢してるわけじゃないんだよと、
実に彼らしい返事を聞かせてくれた。
彼は本当に素敵な人だと思う。
…ホラーが大好きすぎること以外はね‼︎
(「ホラー系のどんな所が好きなの」と聞いたことがあるが、満面の笑みで「全部」と返され、納得いってない楓)
…きっと僕にはホラー系の魅力をわかることはないんだろうなぁ…
誰からも
好かれ
誰よりも
愛される
優しい貴方に
好きって
あの時
言えてたら
今ごろ
後悔なんて
してなかったのかな
怖がりの私
そんな勇気ないの
自分がよく
わかってるのに
忘れられない
貴方が好き
怖がりさんな君はお化け屋敷も行けんくて
そこが何とも可愛くて
暗いのが怖くていつも豆球つけとんのしってんで
でも、そこも可愛くて、愛らしかった
でも、君はあの世に行くことだけは、
こわくなかったん?怖かったんなら
どうして僕を置いて行ってしまったん?
どうして.......?ね....
どうしてなの.....?おしえてよ...........
ハート?が300いきました。
皆様のおかげですね。 ありがとうございます。
怖がり
こればかりは、避けられようのない感情。
上手く言えないけど、自分を弱くする感情。
人に嫌われるかもしれない、
大事な時に失敗するかもしれない
私は人より心配症だから
精神的ダメージが大きいし
不安になることが多い。
こんな感情消えて無くなればいいのに、。
怖がり
私は、どうやらめんどくさい性格をしている。
本質、というか。生来の気質は内気で怖がりだ。
何をするにもやらない理由を探すし、嫌がる。何かをするということは失敗する可能性があるから。失敗して何があるわけじゃなくても怖いと感じる
そこから、たぶん後付けだろうなっていう性格が追加されていく。
これが、後先考えずに付け足したようにバランスが悪い。
とりあえず今回は、ひたすら厄介な所を話そう。
一際目立つ性格として、享楽主義がある。意味わからん?矛盾している?分かる分かる。私もそう思っているとも。
元々自分のことがあまり好きではなかった私だ。自分とは違う人に憧れて、実行に移した、まではよかったんだが、これがまた面倒なことになった。
そう、私の元々の性質と組み合わせが悪いんだ。やりたいと思ったことがあったとして、やってもやらなくても心のどこかが悲鳴をあげる。
いっつもそんな感じだから、日によって馬鹿みたいに積極的になったり、内向的になったりする。私は常々どうせ悩むならやったほうが良いと思っているのだが、それを止めているのも本心の私だ。
馬鹿みたいに面倒くさいだろう。とりあえずは自分の恐怖心に打ち勝ちたいと思っているんだが、生来の怖がりを屈服させる方法があれば、誰か教えて欲しい。
自分にとって、とても面倒くさい感情なんだ。
13
私は強がりだ
負けず嫌いで自分を過信している
弱い私を見せるのは躊躇されるし硬派な人だと思わせたいのだ
言ってしまえばプライドが高い
しかし
私は怖がりだ
臆病者で自分に自信がない
周りが言うほど冷静な判断ができるわけでもないし落ち着いてもいない
言ってしまえばプライドが高いのだ
自分は強くありたいし強く見せたい
焦ってなんかいませんよ
平然とやっていけますよ
私は出来る人でありたいのだ
そうしないと私が崩れてしまうのではないかと怖いのだ
私は強がりだが本当は怖がりだ
いつか素直な姿でプライドなんかどうってこともないと言い張れる本当に強い私になりたい
君をとてつもなく怖いと思う。
君の目を見るのが怖いんだ。
君がこっちを向くのかと思うと逃げ出したくなる。
笑いかけられると恐ろしいと思ってしまう。
だから私は君のことを嫌いなんだと思ってる。なのになんでだろうか。
君に見てほしいと思ってる自分がいる。
君を追いかけたくなる自分がいる。
君の1番になりたい自分がいる。
本当は、
そんな自分がいちばん怖かったのかもしれない。
《怖いものは君》
#1
怖がりです私は
暗闇、災害、未来、未体験
得体の知れないものが震えるほど怖いのです
知っているものはたとえおそろしいとわかっていてもその思い出を振り替えって希望を持てたり、
太刀打ちできたりします
だから挑戦したもん勝ちです
知識と経験を増やして人生に多くの視点をもたらそう
震災を経験した私は強いのです
完
#2 怖がり
綺麗なネオン街から電車で1時ほど田舎町の
帰り道
暗がりの田んぼ道をひとりで歩いている
綺麗な三日月と星
あと何回この路をひとりで歩いて帰れるんだろ?
今はひとりではない
不安で涙が滲む
【続く】
♪♫♪♬♬♫♪
──シャ
「タンバリンもっと自信持って」
ああまた、怖くて音が出せない。私も、自信を持って叩けるようになりたいな。
お題『怖がり』
怖がり
飛行機や船のように
地に足がつかないのは怖い
何故にあんなに重い
鉄のかたまりが飛ぶのか
浮いているのか
何かあっても
空や海では逃げ場もない
どちらも乗れなくはないけど
車や電車などの
地に足がついている方が
やっぱり安心してしまう
『怖がり』
いつものベット
いつものココア
いつものスマホ
いつものシャーペン
明日に怖がり
いつもを探す
何がいつもなんだろう
怖がりすぎてわからない
いつものウォークマン
いつものぬいぐるみ
いつもの財布
いつものピアノ
いつものいつも
いつかはいつも
いつもはいつか
私のいつも
『身震い』
いつか切り取った夕暮れの端くれが頭に過る
あれは下北沢駅前の踏切りか マリーローランサンの
花の画か 嫌な記憶でもないのに身震いしている
霊的ななにかと勘違いしてその身震いが加速する
こんな時に独りは嫌だと我儘を言う 嫌いな人混みの中に紛れていたいと切に願う
暗いのが怖い。
何も見えず、何も把握できないのが怖い。
痛いのが怖い。
痛いのが好きな人は中々いないだろう、恐怖でしかない。
狭いのが怖い。
圧迫されて、そのまま押し潰されたらどうしようかと思う。
逆に明るいのが怖い。
全てを照らし出されて、見られたくないところまで見られるのが怖い。
優しいのが怖い。
いつ手のひら返しをされてしまうか、恐怖でしかない。
広いのが怖い。
自分がいかにちっぽけなものかがわかってしまうから。
生きるのが怖い。
これから先の見えない未来には、ワクワクよりも恐怖感が勝る。
死ぬのが怖い。
その先に何がおきるのか、知っている人は本当に稀で怖さしかない。
私は結局怖がりで、何が楽しくて生きているのかもわからない。何もするにもとにかく怖くて。
こんな怖がりな私でも、現実は突きつけられている訳で。
だから少しでも怖くならないように、もう何も考えないで、何も感じない、無になろうと思ったんだ。
【怖がり】
🍀怖がり
怖いことは沢山ある。
新天地に1人で向かうことも
家族や友達以外に電話をかけることも
好きな人にLINEを送ることも
過去の過ちも
どうしても私は
この怖いことに立ち向かって行く勇気がない。
でも行かなければ前には進めない。
辛いな……
怖がりというとお化け屋敷の中はとても恐怖でびびりながらも前に進んでいった状態
怖がり
自分で自分が怖がりなの、わかります。何に対しても。恋愛にも、友人関係にも。
お金に対しても、怖がりなので堅実な貯金しかしません。
失敗はしないけど、つまらない人と言われそう。
でも、これで良いと思ってます。
「怖がり……こわがり、ねぇ」
昨日に比べれば、何倍も書きやすそうな題目だ。定時にスマホの通知画面を確認する、某所在住物書きは、それでも頭が固いため、すぐにはネタが出てこない。
「コミュスキル無いから、人間全般怖い説はある」
特にフレンド系よ。フレンド系。
首筋をかきながら、椅子に体重を預け、天井を見る。
「クチじゃ何とでも言えんのよ。メッセも何とでも書けんのよ。表でキレイな対応してても、どうせ裏垢であーだこーだ愚痴ってるぜ」
おーこわい。両手で体をさする仕草をする物書きは、しかし、はたと思い出し、
「ガチャの爆死と限凸の引き際も怖い」
ぽつり。小さく真剣に呟いた。
――――――
ようやく終わった本日の業務。
今日も理不尽不条理から、好かぬ上司の難題まで、時に内心舌打ちながら仕事をこなした後輩と、
それらは所詮毎度毎度と、精神的負荷への抵抗をほぼ諦めている先輩が、
遅くまでの残業により、空腹間近まで腹を空かせて、ディナーの店を其処ココあそこと探し歩いていた。
「カツ丼行こうよ、カツ丼」
あそこ酒美味しそう。後輩が前方に指をさし、
「そこのそば屋の方が空いている」
今からの酒は体に悪いぞ。先輩がもう少し先を見る。
「すぐ食べるならドモドモ、ムス、マッケ、クンタ」
「サイドを抜けば、塩分2、3gで済みそうだな」
「えんぶん、」
「摂り過ぎは高血圧や慢性腎臓病のもとだ」
「おいしいものは、糖と塩分でできてんだよ」
「まぁ、同意……、一部同意する」
あーだこーだの討論を終え、出た結論は串焼き屋。
早く席ついて酒飲みたいと、後輩が店に走り寄り、引き戸の取っ手に、その銀に輝く金属に、
「あっ」
手をかける前に口が開き、
「コレ絶対パチるやつぅー……」
どこかのCMで聴いた調子で、小さく、歌った。
金属である。金属対指先である。おまけに春用の薄手のコートは、フードにフサフサのファー付きである。
パチる。絶対パチる。絶対盛大に音をたててパチる。
それは怖い。
「せんぱい……」
おねがい、かわりに、ドアあけて。
目と両眉で必死に訴える後輩は、いつになく弱々しく、懸命であった。
「恐怖」は生存本能だ。
「恐怖」と「怒り」は紐付けられた感情だ、
とも思う。
エリマキトカゲが襟を立てたり、
猫が全身の毛を逆立たせたりする
(しっぽを太くさせる)行為は、
自分の姿を少しでも大きく見せ
相手を威嚇するために行う行動である。
そのような「自分の姿を少しでも大きく見せる」
行動を取るときの動物は、
相手のことを「怖がって」いる。
上記のことを踏まえると、人に横柄な態度を取ったり大声で威嚇したりする行動を取る人は、
他人のことを「怖がって」いる、と言える。
以上、私の持論である。