テーマ“怖がり”
「君は怖がりだから、僕が付いていないといけないね」
って言った幼馴染は、いつの間にか
私を放っておいて、他の人とばかり、仲良くしていた。
私は独り、人が怖い。
話し掛けると「変な声」って笑われるから。
頑張って話しかけてでも、君以外の友人を作らなければいけなかったのは、分かるけど
それでも、笑われるのは怖くて、辛くて、悲しくて、痛くて…
でも一番は、いつも微笑んでいてくれた貴方が、私に一切話しかけてくれなくなったことが苦しかった。
だからね…
怖がりな私は、誰もが本来なら一番怖いであろう方法を取ることにしたよ。
ごめんね。
ばいばい。
怖がりな私の、最後の強がり。
(フィクションです。)
3/16/2023, 2:14:33 PM