『忘れたくても忘れられない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
去年の秋に好きになった1個上の先輩。あの日から一年経った今も、ずっと忘れられない。何度もこの恋心を忘れようとしたけど、ふとした瞬間に思い出してしまうんだ。だから、もう忘れることやめた。最期の日まで、ずっと好きでいようって決めたの。これでいいでしょ。
黒塗りのずれを直せず出した点
/お題「忘れたくても忘れられない」より
忘れたくても忘れられない
気だるそうなその目を
カメラ越しに見つめてしまったあの瞬間
私の心はあなた色に染まり始めていたのかもしれない
私だけがあなたの瞳に被弾して
あなたは私を認知していなくって
勝手に好きになって勝手に悲しんで馬鹿みたい
いっそのことこの恋心ごと忘れてしまいたいけど
どうしても
あの瞬間の一目惚れしたあなたの目が忘れられない
「忘れたくても忘れられない」
中学生のときに恋したあの人。付き合ってはないし、ただ一回だけ会ったことあるだけなのにいつまで経っても忘れられない。もういい加減に忘れたいと思っていてもあの場所を通った時にふと思い出してしまう。別の思い出に塗り替えたいけど、やっぱり私の青春ど真ん中だったから記憶から消え去らない。
【忘れたくても忘れられない】*130*
いろんなカタチで最後のお別れをした人たちかな
まだまだ甘えたかった人
あんなに苦手だったのに
居なくなるとなんだかポッカリ心に穴があいた感覚になった人
あまりに突然過ぎて前日の屈託のない笑顔が忘れられない人
何か自分たちにできることはなかったのかと
それぞれが自分に問いかけた…
ただただ涙が溢れてきた人
忘れることはない
忘れたくても忘れられない
そんなことを考えさせないで欲しい
忘れたいってことは
良い記憶じゃないはずで
だったらもしかすると
忘れかけている途中かもしれない
このまま忘れていく方向で
とりあえず生きます
できるかぎり忘れたくないことなら
たくさんあるんだけどな
もう触れることのできない
あの猫のぬくもりとか
そういう大事なこと。
忘れたくても忘れられない
今日の様な
満月の夜に
見上げて零した言葉
わたしの
鼻には
傷がある。
子供の頃
友達の家で
怪我をして
その跡が
ちょっとだけ
残っている。
女の子なのに…
とよく言われた。
大人になってから
わたしの不注意で
女の子の顔に
縫うほどの
怪我を負わせてしまった
ことがある。
今
あの子は
どうしているだろう。
傷跡は
目立たなく
なっただろうか…
本当に
申し訳なく
思っています。
#忘れたくても忘れられない
天界から地上に降りたイケメン猫は忘れられない恋もした。
その記憶はイケメン猫を形成する大切なかけらであり、アイデンティティの一部になっている。
もし、天界に戻ったら思い出はまるごと消えてしまうのだろうか。
そしたら、イケメン猫は今の自分ではなくなってしまうのだろうか。
消えゆく時間について考えを巡らせていると、イケメン猫は無性に切なくなるのだった。
「忘れたくても忘れられない」
忘れたくても忘れられない
頭にこびりついている
思い出したくないのに出てくるの
忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられない記憶がある
別に、毎日、毎時間、毎分毎秒、その事を考えているわけではない
忘れさっている時だってある
それでも、その記憶はずっと付いてまわる
もう何年もずっと
私の懺悔は、*****
忘れたくても忘れられない
嫌な出来事
忘れたくても忘れられない‥
簡単に
単純に
スカッと忘れる方法があれば良いのに‥
嫌なことを味わうと
つらいな
嫌いだ
が頭の中でモヤモヤしてる
イライラも現れる
もう仕方ないですよね
嫌なのだから
逃げることも頭に入れて
とりあえず嫌なことと向き合って過ごす
とりあえずやってみる
前に進むにはそれしかない気がする
不安とモヤモヤの中をいつ私は抜け出せるのか?
そんな疑問を抱えながら淡々と過ごしていると
きっと誰かが行動をして状態が変わることもある
じゃあ幸せを手に入れるには
私がなりたいこと経験したいことの種まきをするしかない
その種から芽がいつ出るのかは神様だけが知っている
忘れたくても忘れられないような
奇跡みたいな幸せを味わいたいな
もっと幸せの奇跡が近くに居てくれたらなと
思いながら
種まきして過ごしています
忘れたくても忘れられない
人生って、感動と経験が大切らしくて
死ぬ最後に物凄く感動的で楽しかったこと、嬉しかったことが思い出されるらしい
この世をさることは悲しいけど、
なんだか私は感動屋さんなので、
一番最後、どんなものを思い出して、天国にいくのか楽しみでもある。ワクワクしている。
変な人なのかな、私。
それこそ、忘れたくても忘れられないことを思い出すのだろうと思う。
自分の人生は、失敗ばかりだ。
ヤマザキ製パンのシールを集めたハガキに切手を貼るのを忘れていたり、マイナンバーカードの暗証番号を書いた控えの紙を何処かになくしてしまっていたり、人の名前と顔を覚えられなくていつもなんとなく愛想笑いで挨拶して、結局いつまで経っても分からないままだったり、あぁ、それと、これはあまり人前で言えないことだけど、個室のトイレの鍵の閉め忘れは短くはない人生で何度となくやってしまっている。
私の脳は効率がすこぼる悪い。周りの人たちはきっと私よりも上手く生きていると思うと、なんだか情けない。
忘れられない失敗ばかり、忘れたいことばかり、私の脳の中でチカチカと瞬いている。
恥の数だけ星が煌めくなら、私の脳内は星月夜だろう。きっとゴッホの世界よりも負けないカオスになっている。
チカチカ、チカチカ。
忘れたい思い出に限って忘れられないのは、その思い出の星が、私に忘れて欲しくないからなのだろう。だから、ずっと瞬いているのだ。
星空の綺麗さなら誰にも負けない気がする、出来の悪い脳みそだけど。きっと小宇宙なのだ。
お題/忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられないそんな時があった
大事な家族が旅立たれた 身近な人の死がこんなにも
悲しいんなんて考えてなかったその時の悲しみは深く重かった。忘れてはいけない人深く重く考えて仕舞えば辛くなる だから その人のことを忘れずに心に収めることにした もし私が旅立って忘れられてしまったら悲しい 存在していたはずなのにそれがなくなってしまったかのようにだから時々思い出してほしい
だから私は大切な人が亡くなった時はいつまでも心に収めておく そして私が旅立った時も私のことを心に収めておいてほしい もし辛くて生きずらくなってしまったら忘れずに心に収めておいてほしいそれだけで私は嬉しいから
忘れたくても忘れられない
本日、熱で寝込んでおります。いつ以来だろう?
体調が良くないと思ってたら…。
今日のお題、書きたかったな。
頭痛に加え、腰痛まで出てきてツライです。
今晩は休もうと思います。
また明日
お会いしましょう。
end
忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられない
あなたと過ごした日々
楽しかったあの日々
あなたといた時はとっても楽しかった
それなのに………
あなたは突然私を振った。
何故かわからないけれど突然別れ話を切り出した
あの日から私はずっと泣いてるよ
あなたの事を思って泣いてるよ
あなたの事が忘れたくても忘れられないから
忘れたくても忘れられないものは乾いた泥が舞うように居る
千ゲン
小説※復興後
文明復興が進む今日この頃。俺は久しぶりに日本に帰ってきていた。俺が外交官になって早数年。
海外で飛び回ってる間、彼が一度も連絡を寄越したことはなかった。多分、嫌いになったとか、めんどくさかった訳では無い。気を使われていたのだ。
「…ついにあの千空ちゃんに気を使われるようになった、ってわけね…」
俺が日本を出て、世界的な活動を視野に入れ始めた頃。俺は千空ちゃんに告白をした。
別にどうにかなろうと思ってたわけじゃない。ただ、思いを伝えられれば、それで良かった。
…欲を言えば、千空ちゃんも同じ気持ちだったらなって。
でも千空ちゃんは困った顔で頭をかいた。
「あ゙〜…」
その瞬間、俺は全てを悟った。迷惑だったのだと。
「…忘れて」
表情筋に力を入れ、自己満足な想いは飲み込み、俺は笑った。
彼の表情はもう見れなかった。
そこから数年。
忘れたくても忘れられない。
彼の声も、瞳も、表情も、何もかも忘れられなかった。
「バイヤー…もうこんな時間」
まだ新しいアパートの階段を上る。海外に行く前に契約したままだったアパートはどうしたのか、とジャーマネちゃんに聞いたら、まだ引き払ってないと聞いて驚いた。月に一回清掃が入る程度だったらしく、日本を出る前と全く変わってなかった。
「はぁ゙ー…」
少しおっさんくさい声を出しながらソファーに座り込む。やっぱり生まれ育った故郷に帰ってくると気が抜けてしまう。明日もラジオの収録があるから、気を引き締めなければ。
そう思った時。
ピンポーン
部屋中にチャイムが鳴り響く。
「…?こんな時間に誰だろ」
インターホンに映る姿を見て俺は動揺した。
「千空ちゃん…?」
玄関の明かりを付け、ドアを開けると、そこには正真正銘本物の千空ちゃんが立っていた。
「…よぉ」
「…うそ、なんで…」
「てめぇ、帰ってきたのになんでラボに来ねぇんだ」
「え?だって迷惑かなって」
「…」
不機嫌そうな顔は、数年前よりも大人びて見えた。
「…?まぁ立ち話もなんだし、中入っていきなよ」
「…いや、いい」
断られてしまった。まあそうだよな、振った相手だし。
ポーカーフェイスが崩れている気がして俺は顔を隠しながら、次の言葉を探していた。
「今日は、いい」
「え?」
「今日は返事をしに来た」
返事?俺なにか伝えてたっけ?
「あの時は悪かったな。まだ実験も終わってなかったし、お前には海外に行ってもらわなきゃいけなかったもんでな。でもな、ついこの間一段落する目処がついた」
「…?う、うん?」
「だから言わせてもらうが、俺もてめぇが好きだ」
「…う、うん……え??」
それはすれ違い続けた日々の答え合わせが始まる合図だった。
夕暮れ時、君の笑顔を思い出す。
忘れたくても忘れられない。
僕の心に刻み込まれた笑顔。
幸せそうに笑ってた。
学校で僕を見つけると、本当に嬉しそうに駆け寄ってきて、まるで寄り添うように、僕に身を寄せてきたね。
初めて屋上に呼び出されて、君の気持ちを聞かされた時、心臓が跳ね上がったのを覚えてるよ。
ドキドキして、時間よ止まれと願ったっけ。
いつも僕の温もりを感じていたかったのか、そっと僕の持ち物を持っていってしまうこともあったね。
ちょっと困ったけど、たまに思わぬところで見つけたりして、何とか学校生活は乗り切ったよ。
お茶目な君のことだから、僕とかくれんぼでもしてるつもりだったのかな。
君が友達を紹介してくれて、皆で校舎裏で話したこともあったね。
お金に困ってる子がいて、貸してあげたら凄く喜んでくれた。
僕もそんなに余裕があった訳じゃないけど、親のお金とかも使えたし、君の友達だから何とか力になりたかったんだ。
何度か、君を怒らせてしまった。
そんな時、君は全身全霊で僕にぶつかってきたね。
本当に僕のこと、想ってくれていたんだね。
君の想いに圧倒されて、僕はボロボロになってしまったけれど、最後には君が笑ってくれた。
それだけで僕は嬉しかった。
今日だけでも、救われた気持ちになれたから。
夕暮れ時、君の笑顔を思い出す。
忘れたくても忘れられない。
僕の心に刻み込まれた笑顔。
幸せそうに笑ってた。
僕を思う存分イジメて、幸せそうに笑ってた。
僕は忘れないよ。
また君に会いに行くよ。