『心の灯火』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ごうごうと燃える灯りが夜空を照らす、ああ今日はいい夜だ。穢れも疲れもとけて行きそうないい夜だ
いつか、消えて、消えて、消えて、
くらやみに慣れたころにまた、照らす。
#心の灯火
顔を合わせたら、気まずくならないか心配してた
目が合って、一言
おはよう
長い夏休みの終わり、新たな始まり
また笑い合えたことが、うれしかった
《心の灯火》
貴女は、多くの者の心の灯火です。
俺はもちろんのこと、貴女をお守りしている者も、今世で貴女に出会った方々も、本当にたくさんの者が、貴女にその人生を照らされてきたのです。
貴女は確かに、天の星のようにまばゆく輝く存在ではありません。
けれど、人が日々の中に求める光は、そのようなものではないのです。暗く寒い夜の部屋の中に、ほうっと優しく灯る、ひとつの温かい光。そういうものこそが、人の心を照らして温め、幸福を伝えてくれます。
そしてそれこそが、貴女という灯火の在り方なのです。
『心の灯火』
私は色々な人に支えられている。
でも今私が頑張れるのは“推し”のおかげかもしれない。
推しが頑張っていると私も頑張ろうと思えるし、推しの一言で救われるし、推しの曲を聴くだけで心が軽くなる。もちろん、悲しいこともあるけど、それ以上に私の心の灯火なのだ。
親に叱られたり、友達と喧嘩したりすると、届くはずもないのに言うんだ。「頑張るね」って。
友達と共通の話題で盛り上がって仲良くなれたし、嫌なことがあったら応援歌として私の背中を押してくれた。
だから私はこれからも応援し続ける。
私の心の灯火である限り。
心の灯火
どんなに絶望の縁に立たされても
苦しくて挫けそうでも
諦めたくない
周りに何を言われようが
絶対に立ち上がり
前を向いて進む
信じたい
自分自身を
頑張った先に希望があることを
自分の心の灯火は
誰にも消させやしない
《心の灯火》
夏至も過ぎて秋分の方が近くなって来たとは言え、まだ太陽が地上にいる時間が長い今日。
政務を終えた彼と一緒に帰る道すがらの事だった。
最近の彼は家に仕事を持ち込む事も増えてて、睡眠時間も削っているみたい。
その上議会が難航しているのか、休憩の時も彼の言葉数は少なくなっている。
今も執務室を出る間際の会話以降は、一言もなくて。
それでも私と目を合わせる時の彼は、優しく私に微笑みかけてくれる。
大丈夫かな。そう思っていた時。
赤い夕日に伸びた彼の影が、ぴたりと動きを止めた。
どうしたのかと私も立ち止まった瞬間、彼がぽつりと呟いた。
「…何故、僕のような実力のない者が国を導く立場になっているんだ。
もっと他に相応しい人物がいるのではないのか。」
普段にこやかに真っ直ぐ前を見据えている彼が、悲しそうに、悔しそうに俯いていた。
仕事の内容、そしてそれに関わる自分の心情を他人に漏らすような人では決してない。
だけど帝国の人、特に下級層や貧困に喘ぐ砂漠の村に住む人達の生活がよくなるような流れになった時は、その喜びを私に伝えてくれていた。
人々への差別的な待遇に対しては、真正面からそれを打ち破る努力もしてる。
一般の人達に混ざって喜んで肉体労働をしていた事だって、私は知ってる。
そんなあなたが、自分を見失いそうな程に疲れている。
心の灯火が、消えてしまいそうになっている。
あなたは、驚いたように私を見ている。
たぶん、私に話すつもりはなかったんだろうな。
彼は思わず本音を話してしまって、自分でもびっくりしているんだと思う。
絶対に弱音を吐かないあなたが、無意識でも私に弱い部分を見せてくれた。
あなたの悲しみを思うと、胸が苦しい。
あなたが私に胸の内を見せてくれた事が、嬉しい。
私の言葉なんか、ちっぽけなものだ。何の力にもなれないかもしれない。
でも、その零れた本音が私への見えない信頼だとしたら、それを掬い取りたい。
消えそうなあなたの心の灯火が蘇るまでの、ほんの少しでいい。道を照らす灯りになりたい。
だから私は、あなたの仕事に対して思った事、知っている事をそのまま告げた。
あなたは、いつも頑張っている。皆、それを見てる。
他人も、自分自身も真っ直ぐ見つめ道を正して行けるあなただから、皆も着いて行く。
だから自分を信じて。そのまま進んで。
あなたの苦しみを思って涙が出そうになるのを堪えながら、私は自分の信じるあなたを真っ直ぐに見つめた。
すると、彼の目が大きく見開かれて。
落ち行き赤く燃える太陽の光を受けたあなたの顔が、ふわり優しく綻んだ。
「…ありがとう…」
よかった。
ほんの少しでもあなたの心の愁いが取り除けたなら、私は心底嬉しい。
私には何の力もないけれど、祈る事だけはできる。
どうかあなたの行く道が、この先も明るく照らされたものでありますように。
きみがいるから頑張れるんだよ。
きみが嬉しそうに笑うのが好きだ。
モーツァルトのような君の笑い声
ほんのり暖かくてホッとするんだ。
心の灯火は
心が弱っていると今にも消えそうで
充実しているときは燃え盛っている
消えそうな時は分火して欲しいし
燃え盛っているときは分火したい
波乱万丈な人生を生きている
大事故で大怪我をして頭蓋骨を骨折した
同時に、左耳の鼓膜が破裂し
今の聴力は右耳の半分しかない…
しかし、右耳は人の倍位聞き取れている
人体の不思議が私の体で起こっている
大病もした…救急車で搬送された時は
心肺停止の一歩手前だった…
幽体離脱までしたのだから、マジに
危うかったんだと思う…
けど、また生還した…
私にはやらねばならない事が沢山
残っているらしく何があっても生きている
そして、どんどんどんどん強くなる
肉体のダメージと引き換えに
精神はパワフルになり、ほとんどの
アクシデントに動じなくなった今は
本当に、生きる事が楽になった…
ただ……精神力はびっくりするくらい
たくましくなった分、年齢的に体力は
落ちる一方で、この矛盾にはなかなか
頭がついていかないのが厄介だ…
何だかなぁ…そう思う事があっても
「心の灯火」を消さないように
前向きに生きる事が何より大切だ…
【心の灯火】
きみの「大丈夫」という言葉は
暗闇を行く僕の
心の灯火となって
行先を小さく明るく照らした
どんな困難に見舞われても、追い続けたい目標がある。
私は、いつか立派な役者になりたい。
オーディションだって散々落ちてきた。
養成所では君みたいな子いらないといつも言われた。
でも、自分で掲げたこの目標は、いつまでも掲げていたい。目標をただの目標で終わらせたくない。
だから来月あるオーディションに向けて、私は今日も練習する。明日声が枯れたっていい。枯れた声を好きな人に変だと思われたっていい。
夢を叶えられるならなんでもする。
たとえ、崖から飛び降りろと言われても、役者になれるならできると思う。
【心の灯火】
道を見失った時、
いつだってきみが導いてくれるから
背中で潜んだ声も
貼られたレッテルも
指差す視線も
全部気にならない
僕でさえ気付けない僕の言葉と
覚悟を決めさせる暖かな声で充分
これからも走ってきみのところに行ける
2024-09-02
─── 心の灯火 ───
とても深い傷を負っていた
それはとても繊細で
素手で触れただけでも
脆く朽ち果ててしまいそう
僕に治せるだろうか
そもそも治してほしいと
本人は望んでいるのだろうか
生きていてほしいなんて
所詮は他人のエゴでしかなく
苦痛に歪む顔は
見ているこちらまで苦しくなる
とにかく今この瞬間は
細くてもいいから揺らめいていて
✦心の灯火✦
僕はこの世界が楽しくない。
どいつもこいつも評論家しかいないじゃん。
普通じゃなければすぐに否定される。
普通なんてないのに。
僕は多分みんなが言うからには普通じゃない。
だからそれを悩んでよく鬱になってしまう。
でもそこまでやって続けたいのは
自分で自分を否定したくないし負けたくないから。
鬱になって負けてるような気がするけど。
また立てるから負けてない。
それにSNSでもよく頑張ってる人を見る。
みんなアンチが来ても頑張ってる。
それが心の灯火になる。
だから僕も誰かの灯火になりたい。
こうやって書いてても灯火になれるかな?。
俺には才能がある。
なんの才能かって?
絵の才能さ!
昔から賞を取り続けてるし、
正直、俺は天才だと思う。
テレビに取り上げられたぐらい俺は絵が上手くて、
そこらのやつとは違う。
おまけにそこそこ顔もいい。
学校では、何をしなくても人が周りによってくる。
俺は所謂陽キャってやつだろう。
俺がひょうきんなことを喋れば皆笑い、
俺が悲しいことを喋れば皆泣く。
あぁ、なんと素晴らしい世界だ!
学校は俺の帝国なのだ!
そう、本気で思ってた。
だが、ある日、俺の帝国は終わりを迎えた。
転校生がやってきた。
転校生は男だった。
そいつは何でもちちょいのちょいでやってのけるようなやつだった。
しかも、顔がその辺の下手なアイドルよりもいい。
しかも、面白い。
しかも優しい。
俺と違って。
だから、その日を境に、
俺より、そいつのが人気になった。
取り巻きも、そいつのとこにいった。
でも、絵、だけは。絵、だけは。
負けないって。
思ってた。
そいつは、俺より、絵が上手かった。
俺みたいな上辺だけの絵とは違う。
ちゃんと作り込まれて、想いが詰め込まれた、
宝石箱みたいな、それでいて、繊細な絵。
綺麗だった。
ある日、そいつに聞いたんだ。
「お前。絵、大会とかに出さねぇのかよ…。」
そいつは答えた。
「僕なんて、君と比べたら、まだまだだよ。」
って。笑顔で。
そいつの手は、
努力の滲んだ手を、してた。
そいつの作る世界は、どれだけ、
俺を壊したら気が済むんだ。
やめてくれ。
お願いだから、
俺から。
何も、
奪わないで…。
心の灯火が、そいつのひと吹きで消された。
俺の絶望に満ちた表情を見て、
そいつは、
俺に、口付けをした。
「かわいいね」
って。
心の灯火
ただ何となしに生きる毎日 色褪せて見える目の前の視界
いつの間にか忘れ去られたもの
窮地に立たされても存在すら気にもとめなかったのに
誰かの力強い心の灯火 張り裂けそうな心の灯火を
垣間見た時
薄っすらと揺らぐ小さな自分の灯火が僅かに共鳴した
まだ 完全には諦めなくてもいい
いまからでも自由に追い求めていいんだ
雁字搦めの翼をひろげて
灯火という暖かい火に照らされて
何処だっていい 行きたいところへ 飛んで行け
辛かったら 疲れたら 羽休めをしたらいい
たとえ頼りない灯火になったとても
心の灯火は 完全には消えやしない
現状が苦しくても 諦めるな
自分から消しに行くな
まだ 話したいことがあるだろう?
それは灯す価値のあるものだろうか。もう一度考えてみよう。それが照らして現れ出でるのは、自分が前に進むために必要なものなのだろうか。もしかしたら、自分が暗中模索で進んでいる道は、一本の頼りない鉄骨や、針山地獄の中かも知れないのだ。
心の灯火をつける者よ、全ての希望を捨てよ。暗闇を探る甘美な努力から目を覚ます覚悟のある者だけがついてこい。
心の灯火
私はアイドルのきらりくんが大好き!
ずっと彼のことを考えてる。
グッズもいっぱい買ってる。
ライブだって、握手会だって、サイン会だって、多くのイベントに参加した。
私の心の支え!
何があっても、
彼がいるだけで、
彼が画面の向こう側で笑っているだけで、
幸せな気持ちになれる。
彼の幸せが私の幸せって、
ずっと思ってた。
[アイドルきらり一般女性と熱愛疑惑]
なに?なんで?
どうして、?一般女性、、??
彼が幸せならと思おうとも叶わない。
裏切られた。
そんな気持ちが強かった。
彼は悪くないのに。
私がいけないのに。
私の心の灯火は、この日にふっと消え去った。
心の灯火
人の心が動くときはどんなときだろう。
嬉しいとき、怒るとき、悲しいとき、楽しいとき。
人は様々な場面で心が動く。
そして心が動くことにより、人は変わる。
「こんなことが嬉しさに繋がるのか。自分も周りの人を喜ばせる人になりたいなぁ。」
「とても苛立った。もう話なんてしてやんない。」
「二度とこんな悲しい思いはしたくない。」
「人生は楽しんでなんぼ。」
心の動きがきっかけとなり、灯火となり、人は変わり、人生が大きく変わっていく。
では、灯火はどのように生まれるのだろうか。
きっと人と人との心のふれ合いで生まれるのだろう。