『心と心』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『心と心』
貴方は何でそんなに怒りっぽいの
貴方こそなんでそんなに八方美人なの
「「仕方ないんだよ!!」」
どうして貴方みたいになれないの
どうして私達はこんなに
心に嘘をついて行かなきゃ行けないの
『心と心』
貴方は何でそんなに怒りっぽいの
貴方こそなんでそんなに八方美人なの
「「仕方ないんだよ!!」」
どうして貴方みたいになれないの
どうして私達はこんなに
心に嘘をついて行かなきゃ行けないの
珪砂で作った硝子が青く光を帯びてるんだ
透かしてみれば透明な青が僕の頬に移った
いつからだろうどこからだろう
ゆらりゆらり歩いてきた僕の足跡が後ろに続いてる
のらりくらり生きてた方が楽なんじゃないかって
逃げたら負けと逃げるが勝ちの後者側で
誰かを大切に思うことが自分を失うみたいで怖かった
暗闇のなかで考え込んでた
あとどれくらいで終わるのだろう
少しづつ歩いたその道の先で光に出会った
青いよ 澄み切った空に僕らが映ってる
青色にまぶしくて目を閉じても
なにも怖くない
繋いでいる繋がっている
それだけが分かるから
あったかい。
君を近くに感じられて、
とてもふわふわした気持ちになる。
どくん、どくんって、
心地よいりずむを刻んでいる。
〜心と心〜
大丈夫よ
きっと大丈夫
貴方には私が居るわ
私にも貴方が居る
何も怖くない
大丈夫よ
私たちは心と心で繋がってるんだもの
また会えるわ
少しの間だけよ
いい子ね
そう、静かにお眠りなさい
心と心#20
「ねぇ心って何だと思う?」
亜紀ちゃんからの何気ない質問
私は口をつぐんで答えられずに沈黙してしまった。
あんなに真剣な顔で質問をしてくるから私は驚いて「え?」なんてマヌケに答えてしまったけれど亜紀ちゃんは
「え?じゃなくてさマジで悩んでるんだよふうちゃんの答えも教えてよ!」
なんて言うから、私も考えて考えて考えて出た答えは「一番正直なところ」という答えだった。心は正直だけど口はたまに嘘つきだから心と心を交わすのは難しいんだと思うよって答えた。
また恋愛で悩んでるのかな?
でもやっぱり私にはまだ分かりそうにないや。
一人でゆっくり寝る布団は気持ちいい。
だけれど、二人でぬくもりを感じる布団も気持ちいい。
そのあたたかさは、
心と心を実体化したようなものだ。
心は見えないようで
よく見るとそこら中に見える。
「心と心」
心と心
どうして人は争うのだろう…
そんなことをしても悲しみを生むだけなのに心から分かりあえないものなの?
月と太陽が助け合っているように…
心から理解して寄り添っていられるような世界に
いつの日か人々が心から笑顔でいられるように…
完全な隔たりがあるものが
自分の心と、他人の心である
だから人と人は基本的に分かり合えないものなのである
しかし心と心は違うからこそ惹かれ合う
違いを感じて傷つけ合ってもまた惹かれる
そうやって沢山の人の心とぶつかることで
心はぼこぼこになって、
しかし確かに素敵な形に
成長していく
『こころとこころ』
優しくされれば傾く
不安があれば締め付けられる
もらった分だけ返したい
ぶつかれば簡単に傷が付く
お題:心と心
頭じゃ分かっててもどうにもならないことだってある。私がきみに抱いてる気持ちがまさにそれ。
好きになっちゃ駄目なんだって、分かっててもやっぱり無理だった。もう誰かのものであるきみに恋したって実ることは絶対にないのに。分かっていても、どうにもならない、行き場の無い気持ちを心のなかに秘めている。これは誰にも知られずに死んでく感情。本当は、思いっきり“好きだ”って叫びたいんだよ。叶わない願いをそっと自分の中で押し込める。難しいなあ、上手くいかないなあ。人の心って、複雑で面倒で繊細でややこしくて。私の心だけがそうなのかな。きみの心は今、健康?目に見えたら良いのにな。もし、人の心を覗き見ることが私にできたのなら。きみが誰かのものになっちゃう前にどんな手を使ってでも私のものにしたのにな。
【 心と心 】
君と、もっと深く繋がれていたら、
こんなことにはなっていなかったんだろう。
独りになった今、甘えっぱなしだったことを猛省してる。
二人ともが口下手で、その分察するのは上手だった。
些細な変化で機嫌に気付いたり、不調だって見抜けた。
だから、言葉の重要性は、全く考えていなかった。
君から告げられた別れの言葉も、脳が理解するまで時間がかかった。
あまりにも似た者同士で、同族嫌悪のような思いは、
言葉でしか払拭出来ないのを、今更知ったんだ。
やり直したいなんて戯言は言わないよ。
だからどうか、君が健やかでいられますように…。
夕焼けに教室が照らされる。ここには先生と僕しかいない。机を向かい合わせにして、くだらない話をする。
先生は、もうすでに僕の心を知っている。
「先生は僕のこと、どう思ってますか?」
僕は時折、先生を覗き込むようにして先生に質問をする。すると、先生はわざと僕から視線を外して窓の外を眺めた。
「そんなに必死になったって心なんて見えないさ。潔く諦めることだよ、少年」
先生はそう言ったけど、どうしても先生の横顔を見ると頬には紅が差しているようにしか見えなかった。
(心と心)
気が付いたら私の世界は色を忘れていて
私が世界に生まれたこと
その全てがどうしようもなく虚しかった。
肉体と精神の全てが元からなければ
この苦しみも生まれることはなかった。
人はいつか死ぬけれど
そのいつかを待つことが気持ち悪い。
今から幾度の幸せを感じようと
それはただの延命行為に過ぎない。
ただ幸せになりたかっただけだった。
世界に色が欲しかった。
明日を生きたいと思えるようになりたかった。
このつまらない延命行為も
未来にあるかもしれない幸も不幸も
放棄して私は消えたい。
2123年12月24日
今年もクリスマスイブがやってきた。
きっと今夜もすごいんだろうな。
なぜってクリスマスイブは上級国民の思念に自由にアクセスすることが許されてる日だから。
上級国民が最高級デパートやレストランでプレゼントを買ったり、食事をして楽しんでいる時の思念を、全て自分の思念として受け取れるってこと。
政府AIはあたしたちみたいなベイシックインカムだけで生きてる最下級国民に、その思念の刺激で人生に前向きな努力をするというモチベーションをあげさせたいみたい。
AIってバカね。
思念へのアクセスが増える時間帯は、もちろん夜から朝にかけて。
だって、心と体は一体だから思念を受け取れるってことは、体もまた同じように反応できるってこと。
わかるでしょ?
クリスマスの夜は世界中が上級だけでなく、そのおこぼれをもらって下級国民も快楽におぼれる日になったわけ。
最下級国民が考えることなんてそんなもんよね。
政府AIさん、ごめんね。
22時。
あたしは同じ24才で同じ名前のエマの思念にアクセスした。
温かいシャワーが全身を流れる感覚に包まれる。
すでにホテルの中だった。
エマの鼓動が高鳴っているのを感じる。
徐々にあたしとエマの思念がひとつにとけていく。
本気の恋だ。
タケシへの熱い思いがあたしの中に押し寄せてくる。
ベッドに入る。
エマのすべてがタケシにさらされる。
恥ずかしくて、でも、うれしい。
タケシが優しくエマ(あたし)を包みこむ。
クライマックス。
タケシがあたしの中に入ってくる。
快感が、突き上げて、くる。
直後、あたしは気を失った。
目が覚めたときには自動ログアウトしていた。
うーん、刺激強すぎて気を失うとは。
こうして24才、彼氏いない歴=年齢のニート女のイブは終わった。
あ~あ、なんかあたしも本気の恋とかしたくなっちゃったなぁ。
あれ?これって政府AIの、思うつぼ、なんじゃ。。
あっちの心と こっちの心
目に見えないけれど
通じ合ってる?
#心と心
#58
#心と心
心はどこにあるのだろう
心臓の中?
脳みその中?
見たことも触れたこともないなんて
みんな同じことを言う
でも1度でも
感じられたなら
きっとそれは
強くなったことにならないか?
「心を奪われてたのは私の方なのかもしれないわね」
***さんはそう言ってお茶を一口飲んだ。ティーカップの持ち手をつまみ口へ運ぶ所作一つひとつも美しく、気品に溢れていた。優雅な佇まいの中で気が抜けてうっとりとした表情もまた彼女の魅力になっていた。
反対側の席に座る**ちゃんはいつも通りの冷徹な声で「旦那さんの惚気はやめてください」と、お皿に乗ったクッキーを取りながら言い放った。それに気にも止めず***さんはふんわりと微笑む。
「仕方ないじゃない。私はあの人のことが大好きなの。たくさんお話したいわ。今日は好きなものについてお話する回でしょう?」
「いきなり惚気から始まるとは思いもしなかったです。後の私たちが話しにくくなるでしょう」
それは申し訳ないわね、と***さんは鈴のような声色で笑った。
お茶会の円形のテーブル。花柄のピンクのテーブルクロスと白くてかわいい椅子。***さんのために誂えられたかわいい空間。調度品はどれも高そうで気が引ける。
テーブルの上のお菓子はどれも手作りらしい。頑張ったのだと冒頭に言われた。本当に素敵だ。手先が器用で羨ましい。あたしの無骨な手には出来ない。
「ねぇ、***ちゃんも誰かに恋しているんでしょう? 普段の態度を見ていれば分かるわよ。少し聞かせてくれないかしら?」
「新人を困らせるのが得意なんですね。***さんも無理しなくて良いですよ。この人の無茶振りはいつものことなので」
「あ、あたしは……」
心臓が跳ねた。この人は心でも読めるのか?
スカートをぎゅっと握って俯く。今日のために整えてきた髪の毛が視界に映った途端、今朝会った時に髪のリボンが素敵だと言われたことを思い出してしまった。ハーフアップにした赤い髪と青いリボン。
確かにいる、いるけれど、身近だからこそ手の届かない場所にある恋だから、困る。だけど……
ちらりを視線を向けると、***さんはティーカップとソーサーを持って続きを待っていた。目がきらきらしていて期待しているだった。**ちゃんも静かにクッキーを食べている。
死ぬまで仕舞い込んつもりだった恋心、この際打ち明けるのも良いかもしれない。
□ ■ □
「○○さんってどうやって***さんと知り合ったんですか?」
そう言えば知らないな、というただの質問のつもりだった。仕事以外であまり話したことのない人だし、分かりやすい話題が特に見つからなかった。……ほんの少しの下心もあったが。
誤算だったのは、シラフの顔をしていた○○さんが既にかなり飲んで酔っ払っていた事だった。酒があまり顔に出ない人らしい。次は気を付けないと。
そうして始まった話は、聞いているこちらが恥ずかしくなるくらいの惚気だった。身振り手振りが大袈裟で舞台役者のようだ。
本当に勘弁して欲しい。この人結構面倒臭いんだな、と酔いが覚めてしまった冷静な頭で脳内にメモを付けた。
「そう、一目惚れだったんだ。一目で心を奪われてしまった。あんなにも衝撃的な出会いは初めてだった」
据わった目で天井を見上げる○○さんは懐かしむような声で言った。こんな声は聞いたことが無い。酒は本性を明かすと言うが、これが○○さんの本性なのだろう。
「君は? 君のところにもいたよね、ほら、赤くて長い髪の、なんて言ったかなぁ、まだ名前が覚えられていなくて」
「えっ、うわ、あーっ!」
「わはは、初々しいね」
思わず大声を出して○○さんの声をかき消した。
大誤算だ。やめてくれ、こちとらこの歳になってまだ初恋を拗らせてるんだ。ほんの少し、参考にしたくて聞いた話題からこんなに面倒なことになるとは思わなかった。
肩に腕を掛けられた。逃げられないことを覚悟して、もうどうにでもなれとジョッキの中身を煽った。
お題:心と心
[心と心]
心と心がぶつかり合って分かり合う。
心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心と心
がぶつかり合って…
ちょっとぶつかり過ぎじゃないか?
肉まんをふたりで食べた帰り道 こころとこころを分けるに似てる
題目「心と心」