『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〖後悔〗
「人生に後悔は付きもの」
そんなのわかってる
でもやっぱり後悔したくなくて
後悔しないようにって
毎日を生きる
でも ふと気づいたことがあって
後悔がなければ思い出せない思い出もある
必要のない後悔もあるけど
時には必要な後悔もあると思う
『後悔』っていうタイトルで
記憶にしまってる思い出もある
たまには後悔しないと 人間味がなくて
人生面白くないから
“後悔”
家に帰ると、リビングにあるローテーブルに突っ伏して眠る同居人の姿があった。
傍らには色違いで買った彼女のお気に入りのマグカップと、仕事用に使っているラップトップが置いてあり仕事中につい眠くなってしまったのだろう。
締切の近い仕事はなかったはずだ。むしろ、つい先日締切ぎりぎりに仕事を終わらせていて今は余裕があると言っていた気がするから、無理に起こさなくてもいいだろう。
時刻は午後9時を回るところだ。
無人のキッチンには明かりがついており、後は温め直すだけの状態で食事が用意されている。
手早く着替えて、彼女が作ってくれたご飯を温めながらさていつ彼女を起こそうかと悩む。
ラップトップの画面がまだ生きているということは寝落ちてからそんなに時間が経ってないということで、もう少し寝かせてあげるべきなのか、それともしっかり寝てしまう前に起こすべきなのか。
なんて平和な悩みだろうか。
思わず口元が緩んでしまう。
数年前の自分に教えてあげたいものだ。
あの時のお前の行動は、間違っていなかったぞ、と。
後悔なんて少しもする必要なかったぞ、と。
彼女とは高校の時に付き合い始め、大学進学を期にどんどんと会う機会が減り気づけば自然消滅していた。
半年前に既読スルーした彼女からの次はいつ会える?というメッセージを眺めてはずっと後悔していた。
返事を一日考えて二日考えて、日が経つうちに返事がしづらくなった。
いつもは一日返事をしないだけで催促の電話をしてくる彼女がその時ばかりは電話どころかメッセージも送ってこなかったということは、まあそういうことなのだろう。
きっともう僕なんか忘れて僕よりずっと良い人と上手くやっているんだろう、なんて想像したらその日に限って何故か無性にモヤモヤした。
僕だって、つい昨日他の学部の女の子に連絡先を聞かれたんだぞ。と想像上の彼女に張り合っているうちになんだか気持ちが大きくなってついそのまま彼女に当てつけるようにメッセージを送っていた。
『昨日はありがとう。明日の午後とかどう?』
どうせ読んではもらえないだろう。ブロックされてるかもしれない。性格の悪い男と思われるかもしれない。
やっぱり消そうとした瞬間、既読がついて僕は人生で一番の後悔をした。
奈落に真っ逆さまに堕ちていく様な気持ちで冷や汗が吹き出た。
『明日の午後ね。そっちに行くから"昨日"とやらの話を聞かせてね』
絵文字もスタンプも、何もない一言に奈落の底のもっと奥までめり込んだ気分だった。
後悔してもしきれないとその時は本当に自の浅はかさを呪ったが、結局のところあの浅はかさな一つのメッセージからまた彼女と会うことができて、就職と同時に同棲にまでこぎ着けた。
あの瞬間ほど後悔することはもうないだろうと思う。
でも、あの瞬間ほど後からやっておいて良かったと思うこともないだろう。
電子レンジの音がして、ちょうど彼女が目を覚ました様だ。
「ただいま」
「……おかえり」
ずうっと前の話、僕は自由に考えることが許されない天界で、神様の使いとして働いていた。
ある日のこと、禁じられていた「大審問官」を読んでしまい、その内容について考えていたら、神様から地上に落とされちゃったんだ。
堕天使になってしまったけど、後悔はしていない。
だって自由に考えられるって素敵だし、人間界は感情豊かで活気に溢れているから。
今は神様と仲直りをしたよ。
でも天界には戻らずにしばらくは猫の姿で地上にいるって決めたんだ。
「後悔」
指折り数えてみれば、それは自分を形作るが如く存在する
幼稚園生の時、友人に砂をかけたこと
小学生の時、友人の悪口を言い本人を傷つけた事
中学生の時、りすとかっとに走り親を泣かせた事
そして今、勉強をしていない事
した側は忘れるがされた側は一生忘れない。
そんな言葉があるが、わたしは覚えている
今もずっと頭の中で謝罪し続けている
共感力が高いと言えば聞こえはいいけれど、これはただのエゴ。戒め。
【292,お題:後悔】
ずっと後悔している、あの時あなたの側を離れてしまったこと
自分のことで精一杯だった、なんて言い訳にならないよね
むしゃくしゃして、何故か悲しくてなにも考えたくなくて、どうしようもなかったんだ
とにかく一人になりたくて、自分のエゴを優先した
これはそんな僕への罰なのかもしれない。
ああもしあなたが戻ってきてくれるなら、そんなに嬉しいことはない
あの頃に戻れたら、時間が戻るのなら、こうなることを知っていたなら
もう一度やり直したい、その思いばっかりが雪のように降り積もっていく
title.後悔
14年…長い時が過ぎた
人との関係にも、自分にもピークはある
ピークが終わり振り返る
あのとき、こうしていたらもっと長く続いたのか
もっと華々しく終えることができたのか
あの日あの時あの場所に行かなければ
未来は変わっていたのか
そんな考えに意味はない
今が全てなのだから
こんな気持ちを繰り返しながら
何もないふりをして生きていく
「今さら気がつくなんて」
言葉にしなくてもわかっているはずだと、思っていた。
君が本当に欲しいものは何だったのか。
俺はいつも勘違いしていて、ズレたものを贈っていたみたいだ。
言葉にしなくても、君ならわかってると思っていた。
信じているから、信じてくれていると思うなんて。
信じているのなら、きちんとそれを伝えなくてはならない。
君が欲しかったのは、高価なものなんかじゃなかった。
こんな簡単なことに、君がいなくなってから気がつくなんて……
────後悔
「後悔」は常にそばにある
反省する部分は 成長につなげて
他は「ま、いっか」で 吹き飛ばして
こころ軽くしていきましょ
後悔先に立たずってなんだ?
後悔さんは飲みの席で目上の人が帰るまで席を立たない真面目な人ってことか?
後悔はどこに立つんだ?喜びも立つのか?
色んな感情がひと通り立ちきったら後悔が立つのか?
貴女はこの生の出来事の多くを後悔している、とおっしゃいますね。しかし一方で、改めてやり直したくはないのだけど、とも言われます。
それはつまり、貴女の出来得る限りのことを、貴女はやりきってきたということなのではないでしょうか。本当に後悔しているのなら、時間を巻き戻してでもやり直したいと感じるのが人情です。
では何が悪いのでしょうか。貴女はこうして恵まれて、愛されて、守られているのに、どうしてこんなにもつらそうに生きているのでしょうか。なぜ後悔する必要すらないようなことを思い返し、鬱々としているのでしょう。
それは、貴女が貴女を幸福でいていいと、許していないからです。誰よりも苦労し、誰よりも努力した人間だけが、幸福な人生を送って良いのだと決め込み、貴女ご自身は幸福に値するだけの努力をしてこなかったと、昔を思い出しては常に自らを断罪しているのです。
貴女は幸福であって良いのです。
いいですか、「努力しなくても、幸福になって良い」。そのことを忘れないでくださいね。努力しようがしまいが、幸福も不幸もやってきては遠ざかります。けれど貴女が「努力が無ければ何もかも無価値」と断ずる限り、貴女はいつまでも幸福を享受できません。どうかそんな悲しいことは、もう止めてはいただけませんか。
俺たちはいつだって、貴女が幸福に笑っているのを見ていたいのです。
後悔は、私が悪いんじゃなくて、あなたが悪いんじゃなくて、あの子が悪いんじゃなくて、全部、全部、
時間が悪いんだ。
時間のせいなんだ。
後悔は、後で思い出して、ものすごく恥ずかしくなるし、なんでやったんだろうってなるし、あの瞬間に戻ってやり直したいって思う。
けど、私は全然悪くない。
時間のせいだから。
〚後悔〛
「後悔」
早く寝ようと思っているのに。
どうしてだろう。
スマホを見続けてしまうのは。
毎日、「今日こそは早く寝よう。」と思っているのに。
毎日「後悔」しています。
今日も「後悔」しています。
もう寝よう。
その時は後悔するけど
時が過ぎればそれは後悔じゃなくなるの!
今後気をつける事、そんな中でも学べたこと
ポジティブに前向きに捉えることが大事!
頑張れふーちゃん!( ˙-˙ )౨💗
去るもの追わず、さようなら。
縁が切れたのなら、そこで終わり。
どこで誰と、何とそうなるかは、分かりません。
大切に出来なかったと、後悔はしたくないものですね。
雨が降る日、これまでの嫌な記憶を反芻する。
後悔にまみれた人生で力もなく体を沈めた。
こんな時は眠ってしまおう。そうすれば全て忘れられるような気がして。
また過ちを積み重ねていくかもしれないけど、明日は晴れになりますように。
時間の好きじゃないところ、一方通行しかないところ
―後悔
「後で悔やむ」と書いて、後悔。
悔やむこと、あるなあ。
起こったと思ってる過去も、妄想。
起こり得たと想像する未来も、妄想。
じゃあ何が真実なの。
今生きてる、てことだけが私の真実。
さ、生きよ。
「後悔」 吹子
今日のお題:後悔
ずっと胸の中に沈んだまま出てこない澱のようなものがある。
いくつもいくつも。
重くて苦しくて、いっそ忘れられれば楽になれるのに、決して消えてくれない。
ある日、ある時、ある場所で、したことと、できなかったこと。
そういう山のような失敗を積み重ねてきてしまった。こういう過ちを犯す際、時によっては相手がいる場合もあった。
人付き合いが下手で、失言も多いし、友達も少ない。伴侶もいない。仕事もうまくこなせない。
もっと自分がいい人間であればよかったのに。
もっと人生を楽にこなせればよかったのに。
自分が自分でなければもう少し幸せに生きられただろうに。
いろいろとぐるぐると考えてしまう。考えずにはいられない。呼吸するように自然と、そういうことが脳裏を絶えずよぎる。
生きているのが嫌にならない日は殆どない。
毎日消えたくてたまらない。でも、消える勇気もない。
だから、とりあえずだらだら地べたを這うように生きている。
好きな作家や漫画家、歌手の新作やシリーズの続きが気になるだとか、楽しみな映画があるだとか、そんな些細なことを一生懸命寄せ集めて命綱にしながら、ぎりぎりの綱渡りを毎日繰り返している。
「今までの人生で後悔はありますか?」
そう聞かれたら、自分は何と言うのだろう。
後悔しても何にもならないし、結局のところはなるようになると思っているので、今までの人生に後悔はないと思う。
しかし、「あの時には何が正解だったのか」と急に思い出して考え込んでしまうことがある。その出来事は、大抵自分の思い通りに行かなかった出来事ばかりだ。
これは恐らく後悔というより執着だろう。自分だけではどうしようもないものを、どうしても諦めきれないから自分の行動の正解を求めようとするのだろう。正解なんてないのに。
仮にそこで正解を選んでいても、結局はなるようにしかならない。自分が変えれるのは自分のことだけなのに、なぜこうも過去の出来事に執着してしまうのだろうか。
執着という言い方だとよくない響きだが、結局のところその人、そのものの存在がそれほど大切だったのだろう。
執着するほど大切な人、ものとの出会いがあるというのはとても素晴らしいことだと思う。
失ってから気づくのでは遅いんだろうが、失ったからこそ気づくこともある。失ってから気づくことが、その出会いの役目だったのかもしれない。
そんな事実を受け入れ、様々なことに感謝して生きていきたい。
『後悔』🧡
言うべきことも
言わなくていいことも。
何も言わずに後悔する。
僕は不器用だから。
僕は悪い子だから。
誰にも相手されずに、
誰にも気づいてもらえずに、
人生の幕をとじる。