『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【後悔】
とある地味子に告白された。おさげで前髪は目にかかるぐらい。とても分厚い瓶底眼鏡をかけていて背も低い。おまけに話し方もおどおどして声量も小さい。はっきり言って聞こえない。もちろん返事はノーだ。「…そうですか」と彼女は言い残し急ぎ足で去っていった。俺は気にせずいつも通り過ごした。そして10年後。久しぶりにクラスのみんなで会おうという話になって近くの居酒屋へ向かった。皆変わっていなかったし、結婚した奴、大企業に努めたやつなどと人生成功しているやつが多かった。みんなで楽しく話していたその時、一人の美女が俺たちの席まで歩いてきた。内心ドキドキしっぱなしだった。「…遅れてすみません」美女はどこかで聞いたことのあるような声だったがあまり気にしないようにした。ところで、昔俺に告白してきた地味子の姿がないな…。美女のことをじっとみているとふいにばっちりと目があった。だがすぐにそらされた。俺は隣に座っている友達に美女のことを聞いてみた。すると信じられないことを言ってきた。「彼女、昔お前がふった地味子だよ」"後悔"した。もし戻れるならあのときに戻りたい。だがもう遅い。彼女は社長と付き合っているらしい。近々結婚式もあげるらしい。"後悔"が心に深く刻まれた。
ありもしない幻想は捨てて
残酷な現実に向き合う覚悟を決めれば
後悔は襲ってこない
私の心の主導権は誰にも渡さない
後悔
後悔という気持ちは欲しくない
だから後悔しない生き方をしたいと思って生きている
毎日を大切に
やるべき仕事をこなして
時に体をいたわって
やりたい事の為に
欲しいものの為に
仕事を頑張る毎日
これで私は本当に後悔しないのだろうか?
死ぬ時に私は自分に
楽しかったね人生
と言ってあげたい
何をしたら後悔しない?
この問いをずっと自分に続けながら生きていく
問うことで答えはきっと出てくるはずだ
後悔はしたくない
だから私は私に問うのだ
後悔
そんな物は捨てるべきである
後悔を捨てられれば安堵の時が訪れるであろう
しかし生きてる限り、捨てられぬものである
生きていれば後悔の連続だと過去の人は言うが
今、後悔しているのは生きているからなのである
人生が後悔の連続なのではなく後悔が人生であり、生きている証拠なのである
もし後悔を捨てられる日が来るとしたら、それは人生の旅路を終え安堵の時が訪れるのだと我は思う
たくさんの後悔の中で生きている
好きな人に好き?って聞かれた時
照れ隠しで言った嘘
友達に見えを張った嘘
自分を責任から守るための嘘
もう一度あの時を
後悔してももう遅い
何があっても私たちは未来に進んでる
「後悔」
まず、生まれてきたこの体に、この世に、この人生に後悔
生きてきた中で、自身を封印し続けてることに後悔
生きてきた中で、多くの人を傷つけてきたことに後悔
自分は生きることに向いてないかもしれない。
ただ、愛すること、育むこと、人へ感謝の意を交換し合うこと。それを受け入れることが、自身の成長になり後悔は
無駄ではなかったんだと感じる
だからこそ、心に必要な スキルなのかもしれない。
それが 後悔 という教科書が存在してるのかもしれない。
【後悔】
今の人生に満足か?と問われれば、完全に満足とはとても言えない。そこには数えきれないほどの後悔がある。これまで、人生において様々な選択をしてきた。その一つ一つが、正しい選択だったとは思えない。ただ全てが間違っていたかとも言い切れない。複数の選択肢の中から選んだとして、実際に知ることのできるのは、選んだもののみ。結果、良かったり、最悪だったり。他の選択肢がどうだったかは当然知る由もない。
ただ、様々な選択をして今ここに生きていること。原点に帰ればそれが正解なのかもしれない。
そしてあなたに出会えた。選んだ。このことだけは後悔は微塵もない。
flamme jumelle
#14『後悔』
取り返しのつかない過去はある
やり直せない人生はきっとない
【後悔】
闇の中に落ちていく間、私はずっと甲冑さんのことを思い出していました。
無理もなかったのかも知れませんが、やはり、隠れた優しさに気づけずに、一方的に酷く当たってしまったことが、私は悔しかったのです。
甲冑さんが亡くなった今、私を守る存在は一つとしてありません。
今はこうして落ちていくだけでも、もし、地面が現れたら、私は無事では済まないでしょう。
それで、運良く一瞬で死ねたならば、私はまた元の世界に戻れるかも知れない。
それに、例えばこの世界で死んで、現実世界の私の肉体も目覚めなくなったとしたら、それはそれで良いと思っていました。
もし死ぬことができたなら、こんなくだらない苦しみからも開放される。
今なら、自殺してしまう人の気持ちが分かるような気がしますね。
「死は救済だ」なんて、いかにも悪役の言いそうなことですが、生にしがみついて、無駄に傷ついて、醜く歪んでいくならば、死ぬ方がまだましだと、その時の私は考えていました。
そう思うと、今から死ねるかもしれないということは、とても幸福な事のようにも思えました。
私は口元にほんの少しの笑みを浮かべて、心があたたかく満たされていくのを感じました。
そして、甲冑さんとのある日を思い出しました。
甲冑さんは、以前お話したように、火を踏んで消したり、地面から壁を生やしたりと、魔法のようなことができる人でした。
毎日がつまらなかった私は、試しに、彼女にこう言ってみました。
「ねえ、いつも壁生やしたり、火ィ消したりしてるけど、他にも何かできたりするの?」
彼女は黙ったまんま、炊飯器をセットしています。
(また、無視か……)
予想通りの結果でしたが、やはり無視をされるのはこたえます。
私がガックリと肩を落とすと、甲冑さんはどこからか、木の棒を取り出しました。
私は、彼女は一体何をするんだろう、とぼんやり眺めていました。
甲冑さんは、その木の棒を焚き火に突っ込んで火をつけると、突然、棒を宙に向けてブンッと振りました。
私はいきなりのことで驚いていましたが、もっと驚いたのは、木の棒についていた火が、まん丸の球体になって、空中でチョンチョンと踊り始めたことでした。
そして、甲冑さんが、木の棒でその球を優しくつつくと、球は2つに分裂して、それぞれが円を描くように踊り出しました。
甲冑さんは、またそれぞれの球をちょんちょんとつつきます。すると球は分裂して4つになりました。
彼女はどんどん球の数を増やしていき、気がつくと、焚き火の周りは、小さな宝石のような橙の球でいっぱいになっていました。
すると、甲冑さんは、球を増やすのを止め、踊る球たちに向けて、木の棒を向けました。
すると、球達は、ピタリとその動きを止めました。
私は何が起こるのかと、ソワソワしていました。
甲冑さんは、棒を少し下げてから、勢いよく振り上げました。
すると、火の球達も、その動きに合わせて、少し沈んでから、物凄いスピードで、空に舞い上がりました。
また、甲冑さんが棒をふると、球は集合して、大きなクジラの形になりました。
火のクジラは、甲冑さんの指揮に合わせて、気持ちよさそうに空を泳いでいました。
私は感嘆のあまり、ため息が出ました。
ひとしきり泳いだあと、甲冑さんは、棒で丸を描いてから、棒を横向きにして静止させました。まるで、タクトで演奏を終えるかのように。
クジラは背面跳びをして、火の粉になって消えました。
私は、あの夢のような時間を思い出して、幸せな気持ちになりました。
しかし、それ故に、大きな後悔が押し寄せてきました。
思えば、甲冑さんは、言葉さえ話しませんが、本当の意味で私を無視したことはありませんでした。
私は幸せと後悔に挟まれて、何を言うべきか分かりませんでした。
真っ暗闇の中に落ちていきながら、もしかするとこれが私への罰なのかも知れない、そうだとするなら天罰下るの早すぎるよな、と苦笑しました。
そして、誰もいない闇の中に向かって一言だけこう言いました。
「あなたに出会えて、私はこんなに幸せだよ」と。
やったわ。俺はまた酔っ払ってここまで来たのか…。
バカヤローだよマジで。何にも学んでねーじゃん。
いや、いっその事すげーよ。世界で俺だけだぞ。
帰るのめんどくせー…。それより頭痛ぇー。
俺、後悔してます、仕事前に酒飲んだこと。
航海しながら。
ー後悔ー
後悔
後悔は成長するチャンス
反省して次に活かせば良い
後悔が諦念に変わるとピンチ
坂道を転げ落ちるように落ちぶれていく
紛うことなき私は後者だ
「後悔」
父がスイカが食べたいと言った。
春だったのでまだスーパーには売っていなくて
少し遠くの八百屋さんに一玉3000円の
スイカが置いてあるという情報を得た。
でも私はスーパーで500円のカットメロンを
買って病院へ行った。
スーパーでスイカが売り出されたら
買おうと思っていた。
その翌週に父は息を引き取った。
一玉3000円のスイカ、高くなかったのに。
八百屋さん、遠くなかったのに。
買いに行けばよかった。
後悔
しなければ良かったなとだいたい10秒以内に思う。
けど言ってしまう。あまり深く考えてないときに
よく出る
いつだって前もって惜しまなかったことより、惜しんだことの方がずっと大事だった。
ショートケーキも、文武も、ガールフレンドも。
身近過ぎて大きく見えるものほど、遠のくと見つけられないほど小さかった。
昔、ある男が居た。
野球バカで、普通にバカで、俺が惜しむようなことに時間を使う男だった。
俺が受験勉強がしたいと部活をやめた後も、三年のギリギリまでボールを投げ続けたし、俺が模試の結果を海に撒いたとき、クリパで乾杯。
つくづく合わないが、親友だった。行動がそぐわなくても、俺の隣はアイツでアイツの隣は俺だった。
だからこそだろう。俺はアイツとの時間を死ぬほど惜しんだ。
アイツだけじゃない。誰との時間も死ぬほど、死にかけだったのかもしれない。受験に向かって参考書を開く方がずっと安心できた。
親友だからこの位のことは分かってくれる。
そう思っていた。
「……」
そんな問題じゃあなかったのだ。
大学に合格したその日に、あいつの葬式に出た。
泣くのも不義理なくらい俺はあいつのことを忘れていて、参考書まみれの頭をかち割りたかった。
今だけは数学の解法より英文法より、あいつの好きな食べ物が知りたかったし、あいつの声が聞きたかった。
もうどこにも見つからない。
【後悔】2024/05/15
結局自分は反応がないと書き続けられない人間なのかもしれない。
アプリが重いから過去作をpixivかなんかにずらします。
後悔
貴方と出会ってしまったこと
貴方に恋をしたこと
貴方と結婚してしまったこと
貴方を信じてしまったこと
貴方に期待してしまったこと
裏切るなら
貴方と一緒に居なかったら良かったわ
私の時間がもったいない
後悔
自分のためなんかに争いなんてやれないよ。誰かのためだから永遠に、永遠に、続いていくお話のなんてお優しいこと。あの日といつかの満ち足りていない誰かのために捧げている青春。美談なの?
世界で一番たたかうのに親しいのは子どもを持った母親だ、って、考えるみたいに。愛おしくおもうことは、たたかいに多分、とても近い。
あなたのことを大切に思ったから、あなたを傷付ける人に抱いた、気持ちっていう名前の暴力が、とても忌々しく心臓に居座った。
後悔
大切な人が亡くなる前に好きだと伝えなかったこと。
以外には中々ないです。
被害のことやいじめのこと、過去には被害に遭っている時に、声を出せなかった事が後悔だと思っていましたが、出せるわけが無いと、感じました。
あ、そういうなら、過去の自分を沢山傷つけたことも後悔かもしれません。
沢山傷つけてごめんねと、あそこまでやる必要はなかったよねと、謝りたいです。
『後悔』
この2文字の行動についてどう考えるかが
大切なのだと私は思う。
よく言われていることだが、
『失敗から学ぶ』ためには、
後悔をしているだけではなく、反省し
理解することが必要となるが。
後悔をしたくないだけならば、
自分、自信を信じるそして疑わない
それだけの事。
後悔
平気じゃない、多分ずっと
ただ心が追いついてないかと言われるとそれも違った
名誉挽回の必要性はない
理性を保とうと絶望する暇もない
未来の自分との傷の舐め合いはよそう
一旦反省だけしておこう
この世界は奥の手に必殺技に裏技がないと主張すればそれでも切り札はあるだろうとしたり顔をしてくる輩が一定数いる
ワンアクションが致命傷の時代だ
悪口を言われている主役のやさしさがやらしさに捉えられる前に動かない方が自分が自分で格好悪いだろう
俺は未だかつて
ただの一度も "後悔" と言うものを
した事がない
・・・今になってそれを
後悔 している。