『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『後悔』
「あーすればよかった」「こうすればよかった」。
何度そう思ったことだろう。その時の自分が最善だと思ったことも、時間が経って振り返ってみれば、間違ったもののように見える。確固たる意思でさえ揺らいでしまうのだから、時に何が正しいのか、それさえも靄がかかってしまったように不明瞭になっていく。
後悔とは、心に鉛のように重くのし掛かり、過去の自分が現在の自分を縛り付けているもののようである。
しかし、いざ自分の命の灯火が消えようとする時。「後悔の多い人生だった」と悔いてしまうことは、なんと悲しく、寂しいことだろうか。
過去を振り返る時、ついネガティブな出来事を思い出してしまうものだが、そこには確かに家族や友人との関わり、自分が成し得たことなど、輝かしい経験だけではなく、何気なく享受している「当たり前」の出来事など、幸福を感じる瞬間は多く存在しているはずである。
後悔とは、いつ何時も起こりうるものであり、自身とは切り離すことのできないものである。
だからこそ、最期の瞬間を。たくさんの後悔を上回る程の幸福で満たされるよう、何気ない日常を、大切に。
後悔。
後から悔やむ。
後になってみて悔やむ。
精一杯やったって、振り返れば悔やむ事はいくらでもある。いや、掘り下げればいくらでも出てくる。
後ろめたい悔やみだから『後悔』が出来たんだろうけど、じゃあ『前悔』という言葉がこの世にあったらどうなる?
前から悔やむんだったら、きっと初めからやらない。
いや、突き詰めたら生きる事さえ悔やむから、生きたくなくなる気もする。
そうなると、生きてるから後悔が生まれるって事になるわけか。
きっと人は死ぬまで後悔して、後悔のない死に方をする為に後悔し続けるんだと思う。
後悔って『生きる必要悪』だよね。
後悔する人
それは過去に生きている人だ
現状の不満を変えることのできない過去のせいにして
成長しようとせず、努力もせず
不幸なのを自分以外の何かのせいにする
幸せな人は未来に生きる
現状の不満を未来において解消しようとして
常に成長しようとし、努力をする
例えそれが無意味だと分かっていても
だから幸せな人は、後悔などしない
未来に生きようとする意志こそ
幸せの源なのである
後悔
生きていること
これが1番初めに思い浮かび、投稿すること
あの時
すぐに返信しなかったこと
ほんとに
後悔してる
ごめんなさい
あれが
最後のメッセージに
なるなんて
あなたが
いてくれることが
当たり前で
いないことが
こんなに辛くて
ほんとに傲慢だった
ごめんなさい
一生後悔します
「爪、ピンクなのかわいい」
絶対青系の方が可愛かったなと思っていたのに、その言葉とちょっとだけ笑った顔で私のダスティローズは最強になった。
"後悔"
[後悔]
当然、色々ある
やらない後悔より
やった後悔
そんな言葉に背中を押され
若気の至りと呼ぶにもおこがましい
失態の数々
文字、言葉、所作、表情、目線、息遣い
出してしまった表現は
もう戻らない
誤解だったとしても
およそ全ての表現の
その解釈は受け手に委ねられる
(若き私の名言である)
感じ取るのも努力だが
伝えるのも努力だ
さすがにケガした所は気を付けるが
未だ傷は耐えない
努力の不足を痛感する
こちらの感じ取れ無かった無念は
そのまま相手の伝わらなかった無念だろう
それでも古いキズ、浅いキズから順に
カサブタになり、少し強い皮膚になっていく
鈍くなってるだけかも知れないけど
『風に身を任せて』
チリンチリン。
窓から入って来た風に身を任せ、ゆらゆら揺れる風鈴が涼しげな音を奏でる。
この風鈴は昨日までなかったものだ。
最近暑いので、私が吊るしたのである。
この風鈴は、『風鈴の違いが分かる私』が、たくさんある風鈴の中から、一つを選んだ特別なものである。
一つだけを選ぶのは心苦しかったのだが、全てを買うだけの財力は私には無い。
窓の外を眺めていると、すっと黒い影が横切った。
ツバメだ。
ああやって風を切って飛ぶ姿は非常にカッコいい。
日本人に愛されるのも納得のカッコよさだ。
そして私はあのツバメが羨ましい。
嫌な事ばかりあるこの現代社会。
ツバメだったら鳥になって遠いどこかへ飛んでいけるからだ。
でもゲームできなくなるのは嫌だな。
てことはゲームを持って、遠くに飛び去るのが最適解か……
◆
「ねえ、百合子。
黄昏ているところ悪いけど、少しいい?」
取り留めのない事を考えていると、後ろから声を掛けられる。
親友の沙都子だ。
だけど、今日の沙都子は妙に大人しい。
何かあったのだろうか?
「どうしたの?沙都子?」
「あの風鈴、何なのかと思って……」
沙都子が、揺れている風鈴に目線を投げる。
何かと思えば風鈴の事か
「ああ、アレの事?
アレは百均で買ったの、可愛いでしょ」
「うん、まあ。 可愛いのは同意するわ。 けどね」
沙都子は、ためを作って言い放つ
「ここ、私の部屋なんだけど」
「おや?」
沙都子は疲れているのだろうか?
不思議な事をいうもんだ
「何言ってるの沙都子。
私、この部屋にほぼ毎日遊びに来ているんだよ。
つまり実質、私の部屋」
「面白い冗談を言うのね、百合子」
沙都子が微笑む。
だが素人には分からないだろうが、これは営業スマイルである。
私の渾身のギャグは受けなかったらしい。
「それで百合子、なんで私の部屋につけたの?」
追及する価値なしと判断したのか、さっさと話題を切り替える沙都子。
自分のギャグが蔑ろにされた不満はありつつも、沙都子の質問に答える。
「自分の部屋につけようと思ったんだけどさ、家族に反対されたの」
「へえ、ご家族はなんて?」
「『マジうるさい』『さすがに夏には早い』『近所迷惑』『また百合子がバカなことしてる』『何考えているか分からない』。
ひどくない?」
「ごく真っ当な意見だわ」
「ひどい」
まさか信じていた沙都子にまで裏切られるとは。
……まあ、実は私も同じ事思ったけどさ。
「そういう訳で、飾るのだけなのがもったいないと思って……」
「だからと言って、私の部屋に? 駄目よ」
「えー、だったらほかの部屋に飾っていい?
部屋、いっぱいあるでしょ」
そう、沙都子の家は大金持ちで豪邸に住んでいる。
私が使っていい部屋が一つくらいあるはずだ。
「百合子、この家にはあなたのための部屋は無いの」
無かった。
現実は非情である。
結構期待してたんだけどな。
本当に残念だ。
私が落ち込んでいると、沙都子は大きくため息をつく。
お、部屋をくれる流れか?
「分かったわよ、そのまま吊るしてなさい」
「……部屋くれないんだ」
「何か言った?」
「いえ、沙都子は風流がわかるな、って言ったの」
まあ、いいや。
何度も遊びに来れば、部屋がもらえそうなチャンスが来るだろう。
◆
「そうだ、もう一つ話したいことがあったのよ」
沙都子は思い出した、といった風に手を叩いてこちらを見る。
聞きたくないなあ。
「……何?」
「今日のテストの勝負の事」
ビクリと体が震える。
「その反応、しっかり覚えているようね」
「ナンノコトカナー」
私は誤魔化そうとするけど、沙都子はニヤリと笑うだけだった。
「何言ってるの。
点数勝負しようって言ったのあなたでしょう」
都合よく忘れたないかな、と思っていたけ駄目だったみたい。
現実は非情である(本日二回目)。
今朝の話だ。
私は今日のテストを一睡もせず、勉強して臨んだ。
つまり徹夜。
そして登校したとき、妙に気分がハイってヤツになり、沙都子に点数勝負を仕掛けた。
ルールは簡単、点数が高い方の言うことをを何でも聞く。
「一応私、止めたわよ」
私が何も言わないので、沙都子のほうが話を続ける。
「あの時の百合子、普通じゃなかったから……
でも約束は約束。ちゃんと守ってもらうからね」
「分かってる」
もう勝ったつもりで嬉しそうにはしゃぐ沙都子。
当然だ。
私は赤点常習犯で、沙都子はトップ争いしているくらい勉強が出来る。
勝てる要素がない。
なんで勝負挑んだんだ、過去の私。
徹夜明けのナチュラルハイって、恐いね
ほんと、睡眠大事。
「ああ、明日のテストの採点結果が楽しみだわ」
「それは良かったね」
「ああ、罰ゲームを何にするか、迷うわね。
百合子、あなたに選ばせてあげるわ。
スカイダイビング、バンジージャンプ、どっちがいい?」
さすが金持ちだ。
罰ゲームに使う金が違う。
「もう少し、庶民的な罰ゲームにしません?」
「いまから百合子の絶叫が楽しみだわ」
「聞いちゃいないし」
明日は明日の風が吹くって言うけれど、明日は暴風に違いない。
私は鳥にはなれないけれど、その暴風に身を任せて遠くに行けないだろうか?
私は、風鈴の音を遠くに聞きながら、現実逃避することしか出来ないのであった。
……明日風邪をひいたことにして休もうかな
頭が嘴にハンマーでも付けた啄木鳥につつかれてるみてェに痛むんだ。
>>>
多分、極限まで行ってしまえば後悔さえ贅沢になるのだろうと思う。未来で過ちを犯さないために後悔なんてのがあるのだとすれば、ひっくり返せば後悔するのは未来があるということなんだろうと。
ただまあ、それで後悔の味が良くなるかってッたらんなこたァないよなァ。あれは、胸を掻きむしりたくなるほどに苦くて、面の皮剥がしたくなるくらい顔が熱くて、臓物全部投げ捨てたくなるくらい痛くて、頭がぐわんぐわん回ってるみたいに吐き気がする。思い出す度にそこらの川にでも飛び込んでやろうかなんて思う。
だけれども、自分を火にくべて丸焦げにしているだけマシだ、とも思う。他人や世の中に筋の通らん怒りを向けるよかまだ心が生きている。ような気がする。
よく物語で出てくるような、勢い余って世界滅亡を目論むような悪役はきっととんでもなく不幸で、とんでもなく孤独だったんだろう。その心は血だらけで、そうするしかもう生きていかれなかったんじゃなかろうか。
……後悔、後悔ねェ。後悔するだけ無駄だとか、後悔したって過去は変わらないだとか、世間じゃよく聞く言葉だ。真理ではあるのだろうが、それだけ人間が「後悔」をして苦しんだからこそ生まれた言葉でもあるんだろう。
そして、ま、そんだけ後悔する奴がいるんだ。ならばそれは人間として持つ機能のひとつで、いつかどこかの段階で生存に必要だったから備わった技能なのかもしれない。
そういうことを布団にひっくり返ってゴタゴタ考えているんだから、人間とはまこと奇っ怪な生き物なんだろな。
──ああ!そうとも!俺ァ後悔してるさ!呑まなきゃ良かったってな!!
「後悔」
今日、こんなにいっぱい計画立てるんじゃなかった!
気分は乗らないし膝は擦りむくしやる気がでないよー、、あしたのじぶんにお任せして、今日は早めに寝てしまおう!明日、早く起きればいいよね!そして繰り返される
『後悔』
後悔したっていいよ、人間だもの。だけど、それは後ろ向きに歩くようなものだから、転ばないよう気を付けてね。
後悔は無い
僕は君にそう言った
でもそれを隠してる
君を心配させたくないから
もっと後悔したく無いから
お題『後悔』
失ってから改めて、大切だったと気付くものや人というのは
意外にも身近に存在しているようだ
いつも当たり前のようにそこにあった幸せが
ある日突然失われる
後悔したって遅いんだ、あとから後悔しても
どうにもなんないし
それは過ぎた出来事として認め
ずるずるずるずる引きずっていくのではなく
また前を向いて歩かなきゃね
あの時こうしていれば
そうゆう考えは捨てていかなきゃなんだよ
…でもそう言われたからって
その過去を忘れようと頑張って無理をする
それとこれとはまた違う
思い出は減ってゆくべきものではない
思い出は、積み重なってゆくべきものだ
あとあと後悔したあの日も
後悔しない選択をできたあの日も
全てがあたしの思い出であり
あたしの人生を飾る、良いスパイスになるのだから
後悔する日も、悪くはないよね
あの時後悔したからこそ
胸を張れる瞬間、喜べる瞬間がきっとある
後悔の先に見えるものはチャンス
チャンスの先に見えるものは、また後悔かもしれないし、正しい選択を選べた自分に対する満足感かもしれないし
大丈夫だよ
チャンスなんていくらでもあるさ
その時一歩踏み出せる勇気が
必要なのかもしれないね( *´艸`)
↑お題にそって文章書くのまじ難しい…
このアプリに出るお題とかって
自分の心に触れてくるような内容のが多いから
それが逆に難しい
「後悔」
後悔するならやればいい。
面白い方をやればいい。
運動神経学年最下位の私。
バレー部レギュラーになってたし。
頭が悪くてくるくるぱー。
学年一位になってたし。
努力してればなんとかなるさ。
報われなくてもいいんだよ。
後悔するよりずっといいだろ。
やってみるんだ。
とりま、やってみるんだ。
面白い方へと脳死状態で突き進め。
好きな方へと馬鹿正直に突き進め。
後悔してる、場合じゃないだろ。
後悔
人は失敗する生き物である。
だから、その度に後悔する。
そして、考え直しやり直す。
そうして、一つずつこなしていく。
物事を成すためには、後悔が過程の一つである。
だから、後悔することは恥ずかしいことではない。
後悔しないでうまくいけばいいが、
運が良かっただけかもしれない。
後悔を経た方が、身につくことが多い。
何も恐れることはない。
失敗して、後悔して、能力を研ぎ澄ませばいい。
「ごめん、俺のせいだ」と君は笑った 正しく泣かせるはずだったのに
題-後悔
【後悔】
人間は、生きていればいつか道を間違える。だって、そういう生き物だから。その間違いを今後に活かせれば良い。ただ、僕はその間違いを置いてきてしまった。
小4の夏頃。僕の家族が引っ越すことになった。父親の仕事の影響である。それを聞いた瞬間、とても嬉しかった。新しい家に住み、新しい街に、風景に、人に会えるのだ。そう思わずにはいられなかった。クラスのみんなにも伝え、残りの時間を友達と遊んだり、テストで競ったり、お話をして笑ったり。充実な日々だった。
そうして月日が経過した。もう3月。30のカウントダウンが始まった。僕には好きな人がいた。明るく陽キャで可愛くて、とても大好きだった。残りの日数で好きだと伝えて別れよう、と考えていた。しかし、引っ越しの日が近づくに連れ、緊張が僕の行動を止めた。やっぱ明日にしよう。それが何日も続いた。引っ越しの日は日曜だった。引っ越しの前日、その人の家に行って告白しようと決意した。
親には朝から昼まで公園で友達と遊ぶと言って、お弁当も用意してもらった。よし!僕ならきっとできる。そう思いながら、朝の9時から彼女の家に向かった。家についた。
『ピンポ〜ン』
僕の家と同じチャイムが鳴る。しかし、反応がない。駐輪場を見ると車がなかった。出かけているのかな?正面で待機しているのもなんか変だと思い、道の角で顔をのぞかせ待った。
全く来る気配がない。12時をまわり昼食も済ませ同じ場所で待機。
暗くなってきた。時計を見る。もう5時だ。6時まで。必死に粘る。来ることを祈りながら。
6時だ。あぁ、だめだ。もう帰らないと、ママに怒られる。
6時半。帰ろう。僕は泣きながら帰った。家に着くと、母が立っていた。怒られるのかと思っていたが、母にはそんな気がなかったらしい。
母「ごめんね。こっちの事情で友達と離れ離れにさせて。」
涙がこぼれる。もっと時間があれば。いや、もっと早くに伝えるべきだった。僕は母に抱かれながら数分ほど泣いたのである。
僕はこの経験から、「できることは先にやっておこう」という思考になった。優先すべき順序を作り、今しないといけないこと。野放しにしてはいけないもの。この区別をするようにした。次の告白がこのような結果にならないことを祈って。
お題:後悔
後悔なんかありまくってる。
「恥の多い生涯を送ってきました」と太宰治の人間失格の文章が思い浮かぶくらいありまくってる。
大体が、私がまだ幼かった頃にやらかした記憶。
やっすい正義感とか底の浅〜い思いやりとかを振りかざした結果、周りの人たちに迷惑をかけたり傷つけたりした。
あまりに昔過ぎて、悔やむ気持ちを言葉にすることもできないし、傷つけた人たちもいなくなってしまった。じゃあその後悔を糧に自分や周りの人たちに何かプラスになることをしたのかい?って自分に問い返しても、やはりそんなこともなく。
正しいって何なんだろう?誰かのためになるってどうすれば正解だったんだろう?と時々思い返して悶々とするけど、やっぱり答えなんか出ないまま、毎日を過ごしてる。
後悔なんてなんのためになる
そんなことよりこの先のことを考えろ
後悔なんて数え切れないくらいした。時を戻したい。あのときに戻りたい。やり直したい。何回も思って、何回もちゃんとしようって思うのに結局いつも後悔ばっか。もう少し周りを見ていれば、もう少し冷静に判断していれば、もう少し気を遣えば、もう少し頑張っていたら、もう少し考えていれば。
本当は、「もう少し」なんかじゃ足りなくて、「もっと」なのに。
私は後悔から何も学んでいない。
お休みなさい。