待ってて』の作文集

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待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/13/2023, 12:27:15 PM

【待ってて】

「待ってて」

「うん!」

私がそうお願いすると貴方は嫌な顔ひとつせず承諾した。
私は貴方から背を向け離れる。


「待ってて」なんて言葉軽々しく言えない。
だって相手は私なんかのために待ちたくないかもしれないし私の言うことなんて聞きたくないかもしれない・・・

そう思うと私は軽々しく人に頼めない・・・

だけどちゃんと信用できる人には頼めるんだ!

私は信用するまでに時間がかかるだけで信用出来ないわけじゃないんだ!

だからどうか貴方を信用させてお願い・・・お願い待っててお願い・・・

「あ、きた!」

と元気に手をふる貴方の姿を見た途端に私は泣き出した。

ああ、ありがとうやっと人を信用できる・・・!!

けど酷いことしたな簡単に信用できない私は相手を試さないと本当に信用することができないんだから。


「酷くないよ。大切のは本当に信用したいっていう心だよ。」
まるで心を読まれたかのように言われた言葉に驚き私は貴方を見つめる。
「何年一緒にいると思ってるの・・・君の言うことなんて全部お見通しだよ!」
まるで太陽のように笑う君に私もつられて共に笑いあった。

2/13/2023, 12:05:28 PM

空が真っ赤に燃えていた。きっともうすぐ日が沈む。
 スマートフォンを片手に彼女は駅前の像の前で誰かを待っていた。時刻を見ると夕方五時と表示されている。
「ごめーん、ミナ待った?」
 駅口から、急いだ様子で制服姿のショートヘア女子が走ってくる。手には紙袋が二つ、中身は大量のチョコレートとラッピング用品が見てとれる。
「全然。それよりユウカちゃんから一緒にチョコ作ろうって言われたから何事かと思ったよ」
 ミナは駆け寄ってきたユウカから袋の片方を受け取り、歩みを進めた。
「えへへ、実は最近、恋人ができまして」
 照れ臭そうにユウカは口を開く。夕日のせいか、照れてるせいか、彼女の顔は赤かった。
「そうなの!? おめでとう! だからチョコ作りするのかぁ!」
「ミナも好きな人いるんでしょ?」
 歩きながら目をそらすミナ。ぎこちなく、うん、と伝える。
「僕から告白してオッケーもらったんだ、ミナも待ってるだけじゃなくて、自分からアタックしてみたら?、と、思って誘ってみました」
 ユウカは、へへ、と笑って見せたが
「そう言って、お菓子作りとか未経験だから失敗しないように、ベテランのあたしに声かけたんでしょ?」
 今度はユウカの方が、ぎくりとなり、頷く。ユウカは男勝りで、料理やメイクなどの女っ気がないようだ。
全くもう、と言わんばかりにミナはため息をついたが、彼女は輝く夕日をみて、何かを決めたらしい。
(待っててね、先輩)

【待ってて】
※【伝えたい】の前の話、【この場所で】の後日談

2/13/2023, 12:05:04 PM

待ってて


カーテンの隙間から柔らかい風が

吹き込む1番後ろのここの席、

黒板とチョークが重なり合い

外からは笛と共に地面を駆け抜ける砂の音。

黒板に並べられた白い文字は

まるでラブレターのように映り込む。


「ねぇ、先生?」

「待ってて」なんて私言わないよ、

「待ってる」って先生にいつか言わせてみせるから。

2/13/2023, 12:04:04 PM

自分自身に
友達に
家族に
恋人に

自分を許せるようになるまで
時間がかかりそうだから


待ってて

2/13/2023, 12:02:52 PM

色褪せた写真 
記憶の中では今尚 鮮やかに輝きたりて
誰もに 忘れられた
錐で 穴を開ける
何処にだったろう
こぽり 溢れ出す何か
ソレの名は知らない
手が空を切る 
遠い目をした青年の まだ守られるべき背中に
囁く
               お題【待ってて】
                タイトル【門】

2/13/2023, 12:01:10 PM

《待ってて》
もうすぐ君のところに行くから
待ってて

2/13/2023, 11:51:04 AM

「待ってて」



   とてもお世話になった叔父さんが救急

   で運ばれた。

   若いころからお酒が大好きで、肝臓が

   だいぶ悪かったようだ。

   命の危険もあって直ぐに病院にかけつ

   けたが、思っていたよりも顔色も良く

   いつも会う時の叔父さんの顔だった。

   「今日は皆んな来て賑やかだったから

   また今度ゆっくり来るね、叔父さん、

   待っててね。」と伝えてその日は帰っ

   った。

   私は叔父さんに千羽鶴を折って持って

   行こうと空き時間に少しずつ作ってい

   た。あともう少しで完成という時に叔

   父さんの容体が急変した連絡が入った。

   慌てて家のことを済ませて出かけよう

   とした時に母親から叔父さんが亡くな

   った連絡が入った。

   「また今度来るから待っててね」

   その言葉が叔父さんとの最後の会話に

   なってしまった。

   叔父さん、遅くなっちゃった、、、

   

   それ以来、「待っててね」なんて言葉

   は使わなくなった。


   たくさん可愛がってくれたのに、中々

   お返しが出来なくてごめんね。

   叔父さん、ありがとう。




   〜鯖缶のコーナー〜

    この話はノンフィクションです。

    独身だった叔父さんは初めての姪の

    私をとても可愛いがってくれました。

    会う度にたくさんのお小遣いをくれ

    ました。からかわれたり、ちょっか

    いを出されたりしたけど、どんな時

    も優しくて楽しい思い出しかありま

    せん。

    ありがとう、叔父さん。

2/13/2023, 11:49:56 AM

「待ってて」

 誰からの言葉を想像するだろうか

 幼い子がトイレに行く時、親に「待ってて」

 放課後に帰る時、友達に「待ってて」

 仕事へ出勤する時、ペットに「待ってて」

 人は不安で、人は安心したいからその言葉を使う。

 信頼している人にしか使わない言葉でもある。

 
 
 結婚の時、「待ってて」

 すぐには判断できない、先延ばししたい、

 そう考えると、

 先に待っててというのと言われた後に待っててというのでは、大きく意味合いが違ってくる気がする。

 
 子ども限定の言葉としては、いいのかもしれない。

2/13/2023, 11:48:57 AM

待って

その君の気持ちに同意出来たらどんなに嬉しいことか
そう思うたび胸が痛くなる
けど
それに同意するのは今じゃないから
だから

「待ってて」

___________________________________________________

キミにはこれから苦しい思いをたくさんさせると思う
けどそれでも
僕を愛してくれるって言うなら

待ってて

帰ってくるのがいつになるなんて分からない
けどきっといい男になって帰ってくるから
お願い

2/13/2023, 11:47:22 AM

世界情勢や世界経済が平和になり落ち着いたら必ず君の元へ行くからそれまでしばらく待ってて。
必ず迎えに行く。
その後は‥‥。
そして誰が何と言うまでもなく‥‥。
世界はきっと平和になるから待ってて。
体調等に気を付けて無事を過ごして。

2/13/2023, 11:44:45 AM

待ってて。

待たせてごめんね。

どれだけ時間が掛かっても、絶対に行くから。

それまで待ってて…

2/13/2023, 11:44:42 AM

『待ってて』

あなたと歩んだ道筋たどる
覚えているわ何もかも

誰に認めてもらえなくとも
気持ち悪いと言われても

海を眺めてあなたとふたり
静かに肩を寄せたこと

今日があの日の続きであるなら
波打ち際で待っていて

今すぐあなたを迎えに行くわ
これはふたりの逃避行

2/13/2023, 11:44:29 AM

「待ってて」

        忙しい喧騒のなか

        裸足で駆け出したら

        ふたりまた会える

        だから負けずに

        待ってて


          テディベア

2/13/2023, 11:36:50 AM

待ってて、

俺はそう言ってここから離れた
なんで?
ここにずっといたら頭がかち割れそうだったから
色んな人の声、雑音、足音がごちゃごちゃしてた
少し落ち着き戻ったら君は安心したように
「よかったぁ帰っちゃったのか、と、」
と言いかけた瞬間目を見開いて俺をみた
俺は「どうしたの?俺なんかなってる?」
っていった
君は貴方じゃないって言って何か言った
掠れた声に聞こえた「、、、、!」
なんて言ってたのかな?
聞く前にどっかに走ってっちゃったよ
でも俺はその場から動けなかった
あの言葉のせいで、

2/13/2023, 11:36:07 AM

待ってて

と言われましても…

何を待てと言うの

わからないの

でも…

ニュアンスで読み取れと


そんな器用なアタマは
持ち合わせておりません

残念ながら…

どうしてもって言うなら。
少し待ちます…

不可解でありますが
あなたを信じて
待ちましょう…

2/13/2023, 11:31:37 AM

待ってて
君がどこで泣いていても
僕が見つけてあげるよ
大丈夫

君は随分せっかちだから
大事なものを詰め込んだ
ポケットから ひとつ ふたつ
転げ落ちても気がつかないんだ

ピンクのちりめんで包んだお守り
雑誌の付録についてた何かのフィギュア
しなしなになってしまった四葉のクローバー
ソーダ味のしゅわしゅわキャンディ

無くしたと知ったら
ひどく泣くくせに

僕は少しぼんやりだから
みんなよりゆっくり歩いて
大人たちには見えない宝物を
ちゃんと拾っておくからね

だからどうか
僕をおいていかないでよ


『待ってて』

2/13/2023, 11:31:31 AM

「いい子に待っててね!行ってきます!」あなたはそう言って慌ただしく家を出た
彼女が言った「待ってて」は、待っていてから「い」が省略された話し言葉だ
私は彼女よりも、深く言葉の意味を理解することができる 
だが、返事はできない、そう命令されていないからだ
じゃあ何故、命令されていないと返事ができないのか、それは「やばい!スマホ忘れた!アンちゃんスマホ鳴らして!」 
「かしこまりました」
 「ブーッ」 私がアンドロイドだからだ 「ブーッ」
「あったぁ!ありがとうアンちゃん!」
どういたしまして

2/13/2023, 11:26:39 AM

待っててねすぐにそっちに行くから。そんなことを言う君の手を握ってこっちに引き上げた。君は何でと泣いて訴えた。だけど理由はなかった。ただ君を見捨てられなかった。待っててね理由、君が行ってしまう前に見つけるから。

2/13/2023, 11:26:09 AM

もしも
  
  あなたの心に

  ほんの少しでも

  余白があるのなら 



  わたしの想いを

  書き入れることを

  許してはくれませんか



  たったの一行

  一行だけでいいのです



  「待ってて欲しい」と…




           # 待ってて (37)

2/13/2023, 11:25:22 AM

―待ってて、この場所で。

そう言われたのは何時の日か。
焼きごてを押し付けられたかのようにじんわりと心に永遠に残るその言葉は二十年前に亡くなった彼女の言葉だった。その時はどうも現実を受け止めることが出来ず、じわじわと流れる点滴をただ見つめることしかできなかった。

彼女は私にとって命の恩人だった。私はこの世界の人々に絶望して夜中、はしからとびとりようとしていた。そこに現れたのが彼女だった。彼女は泣き出した。私は不思議だった。どうして今日、今会った人のために泣けるのだろう。この人は優しい人だ。それしか答えは見つからなかった。ああ、まだこの世界には暖かい人がいるのだ。そう思った。

さて、そろそろ寝る時間ではないか。なぁ、×××今日はお客さんが来てくれたんだ。君の話をしたよ。今日もずっと動かずに隣にいてくれてありがとう。ここはとてもいい所からね。木は20年と1度も葉を落とさないから夏も冬もいられる。でも今日は少しばかりいつもよりも寒いね。あぁなんだか眠くなってきたよ。「おやすみ。×××。」














「約束、守りきれたよ。」

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