待っててカーテンの隙間から柔らかい風が吹き込む1番後ろのここの席、黒板とチョークが重なり合い外からは笛と共に地面を駆け抜ける砂の音。黒板に並べられた白い文字はまるでラブレターのように映り込む。「ねぇ、先生?」「待ってて」なんて私言わないよ、「待ってる」って先生にいつか言わせてみせるから。
2/13/2023, 12:05:04 PM