『待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遠くへ行ってしまったあなたに
いつか追い付くから
それまで待ってて
今まであったことも
これから起こることも
全部全部話すから
楽しみに待っててね
『待ってて』
俺の受験終わるまで待ってて欲しい
そう言って距離をとった。
ひたすら待つしか選択肢はなかった。
好きだったから。
だけど、そのまま連絡はなかった。
卒業式に、女のコと楽しそうに写ってるSNSを見て、胸がズキンッてなった。
あんな奴、あんな奴、あんな奴!!
嫌いになった。
でも、好きの反対は、嫌いじゃなくて無関心。
無関心なんて、なれるはずない。
好きだったんだから…。
お題┊︎待ってて┊︎10作目
まだ待っていて欲しいの
私はもっと優秀になって、綺麗になって…
だから、それまで待っていて欲しいの
貴方が素敵な人を見つけてしまう前に、絶対に会いに来るから、だから、待って…
お願い、お願いだから、離れて行かないで欲しいの
ずっと一緒にいたいから…
雲の上 君を花で溺れさせて
笑わせるから 僕が行くまで
『待ってて』
この言葉を聞くと、夢十夜の第一夜を思い出します。
作品との出会いは、高校の頃の現代文でしょうか。
私は物語を読むのがとても好きでしたが、悲しいことに読解力は無かったもので。
第一夜の女性の台詞が、それが持つ意味が、まるっきり分かりませんでした。
それでもこの作品がとてもとても好きでした。
女性に焦がれて待ち続けた男の人と同じように、
私もこの作品に、女性に、魅せられていたんだと思います。
文学はいいです。心が豊かになります。
作品が私の心に立てていった波風
私の心に残していった波紋
それらの名前が何と言うのか、私はまだ知りません。
ですが、文字の流れはたしかに私の心を揺らしてくれているのです。
涯の彼方
求めし光は
優しさの羽根に
風が囁いた・・・
夢の涯には
哀しみの囚われ
奏で雫溢れ・・・
繋がれし鎖砕け
囚われた世の理
刻離れ自由の天
高く遥か遠くに
翼羽ばたかせ
舞い散る羽根の
記憶残し
消せ無い程・・・
色褪せ無い程・・・
新たなる刻に
届く様に響かせ
祈り故に
薄れ無い程・・・
哀しま無い程・・・
何時でも
何時でも
魅せられる程・・・
永遠に・・・
「まぁだ?」
「まだよ。」
「ねえ、まぁだぁ?」
「ふふふ。まだよ。」
こうやって、夕ご飯を「待ってて」と言われるときがあったなぁ
待ってて…もうすぐ私が言う番。
お題
待ってて より
#十夜目 #待ってて
届かない声に絶望したあなた
突きつけられた現実に涙したあなた
突如として絶たれた未来に打ちひしがれたあなた
その傷が 苦しみが
無駄ではなかったと誇れるように
私は今日も前を向く
ああ、愛しき あの日の私よ
輝く未来を見せてあげるから
もう少しだけ 待っててね
大人になるまで待ってて
そういったくせに
いつまでも待たせておいて
結局1人にするなんて。
辛かったんだよね
朝起きたら見えるのは鉄格子だけ
ご飯だってろくに食べれやしない
けど、大切な人が見つかるから
そのひともいなくなっちゃうんだけどね
けどやり直せるから
だから、だから待っててね
幸せな未来を作るために
昔の自分
いつもアナタの後ろをついてきた
やっと、隣に合わせで話せるようになり
アナタが私の後ろからついてくるようになり
手を引いて歩く
ひと回り小さくなった体
アナタは先に逝ってしまう
あと少しもう少し
一緒に旅をしたかった
順番はだものね。
向こうで待っててね
いつかまた会おうね
俺を置いてったことは許さないよ。
ばいばいするのどんだけ辛かったと思ってんの?
……なんて、お前は知ってるか。
でも俺の事なんで置いてったの?嫌いになった?一緒にいたくないって思った?俺と離れたかった?俺が代わりになれなかった?
俺も、逝きたいなぁ。お前のとこ、行きたい。でも俺もさ、大事で守んないといけないお前から託されたヤツ、いるから。だからもう少しだけ待ってて。
「いつでも学校来てみなね!!」
そう言って待ってくれたのに、
死んでしまったら意味が無いじゃんか。
女子同士で付き合うのはいいけど
わざわざ教えないでよ…
一緒に行き帰り一緒の人達が付き合った
行き帰り行くの辞めようかな…
「絶対結婚するから」
なのに、あの子は死んだ
うちも、今すぐいくから
待ってて
誰かが、私を「1番」にしてくれること、待ってる。
例え100年かかるとしても。
「待ってる」
待ってて
成功がくるから
次、ちゃんと帰ってくるから
待っててね。そう言われて、2年も
会えてない、私はずっと待ってる
「我慢、我慢…」
とある街に我慢強いサラリーマンが居ました。
悪口を言われても我慢、
いたずらされても我慢、
気に入らない事があっても我慢、
何があっても我慢…
サラリーマンは、嫌な事があっても反論ぜずに我慢していました。
ある日、飲み会に誘われたサラリーマンは、お酒が苦手と言う理由で断りましたが、
「良いじゃん、良いじゃん」と、
上司や同僚達に強引に誘われて飲み会に参加する事にしました。
飲み会の会場では、大人数で宴会席全室を陣取り、良い気分になった社員達が楽しんでいました。
のどが渇いたサラリーマンはウーロン茶を注文しましたが、店員が聞き間違えたのかウーロンハイがサラリーマンの手元に来ました。
店員が「ウーロン茶です」と言ったので、サラリーマンは何の疑いもせずにウーロンハイを一気飲みしました。
一瞬、気が遠くなり、
目を覚ましたサラリーマンは青ざめてしまいました。
サラリーマンをイジメていた上司や同僚達の姿が無く、
辺り一面血の海で、むしり取ったかのような肉片が散乱していました。
サラリーマンは、血まみれになった自分の体を見てると、パトカーのサイレンがだんだん大きくなって聞こえて来ました。
「待ってて」と言わない優しさもあるらしい。
1万kmも離れた相手を好きになってしまった。彼も私のことが好きだと言う。奇跡みたいなことだ。立場も年齢もまったく違う。普通だったら出会うこともなかった人。
彼は帰ってくるけれど、今は遠く離れた異国の地に。
「好きです」
そう言った彼は、「付き合ってください」とは言わなかった。自分には言う資格もないのだとこぼす。こんなに離れた場所にいるのに、自分がそんなことを言う資格なんて、と。
そうは言っても私だって彼が好きなのだ。距離が離れていることもわかっている。彼が私に構っている場合ではないことも。それでも好きになってしまった。一緒にいたいと思ってしまった。
「帰るまで、待ってて」
その一言で私は待ち続けることができるのに、優しい彼は私を縛ることを嫌う。誠実な彼は責任を果たせないことを嫌う。欲しい言葉をくれる人ではないのかもしれない。都合のいいことを言うことができない、不器用な人。そんなところが嫌いで、でもそんな彼が好きだ。
だから私は勝手に待っているよ。最初からそのつもり。ずっと待っていたよと言える日まで、あなただけを想う。