『形の無いもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
形ないもの
人はなぜ賞やメダルにこだわるのか私には分からなかった。努力した過程に意味があると思ってだけど今は違うと思ってる。
もし就職や受験の面接などで努力した事を伝えても証拠がないとその努力を証明するのは難しい。
努力が形ないものになってしまわないように人は勝ち負けにこだわり、賞にこだわり、メダルにこだわるんだ。
私も努力した証拠が欲しいから資格を取る勉強を必死にしているんだと思う。
形の無いもの。形而上だっ! と思った。
形が無いからといって存在しないと断言できるかといえば、それは嘘になる。
形が無い=目には見えないと言い換えることができ、しかし近現代にて、物質は全て分子という名の見えない最小単位で構成されていることが分かっている。
義務教育の範囲内で、ごく当たり前のように、子どもたちはそれを習う。
形而上で思いつくのは、宗教的思考だろう。
人間は、人間には想定しえない超超次元的存在を空想し、仮にそれがあると定義づけた。
昔は形が無いものを定義するのが好きだったのかもしれない。
目に見えるものは全て形がある。
例えば星空。
光が目に入ってくるということ。
正確な形は手に取ることのできない強大な距離で離れ離れになっているだけで、それは存在するとわかる。
しかし、人間はちっぽけな存在であるから、あるいは、より身近に置きたいと思ったのか。
星星をつなげて星座を作り、別の形を召喚した。
その形を基に、似たような形を想起し、また別の形を……という連鎖式想像を創造し、頭を巡らせる。
形而上は頭の中にしか存在しえないから、目の前の目に見える景色を媒介として、目に見えないものを錬成する。その辺に、人間特有の欲望の深さが垣間見えて良い。
夜桜の浮かぶ露天風呂でとぽとぽという音を聞きながらふと、物思いに耽った。
「人間を形の無いものにしてしまえたら」
もちろん生きているうちは不可能であるが。
死んだ後、魂だなんだのいいながら、結局僕らは死者を有形のものに留めてしまう。
例えばお墓。日本なら遺骨だし、海外ならそのまま残す場合もあるだろう。
例えば、形見。人の想いは、その人の所有物に宿るなんて思うよね。
人はいつか死ぬとは分かっていても、離れ離れになるというのはそう簡単に受け入れられることでは無い。
記憶の力に頼るには、あまりに僕らは無力である。
しかし、土地も資源も有限である。
いつか世界が死体で埋まる日が来たなら、生きている僕ら生身の人間の方が価値が無くなってしまうのだろうか。
バカみたいな話だけど、ブラックホールに死体を投げ込めば、形を無くすことになるのかなぁ。
そうしたら、たとえ故人のいない世界が寂しくて生きるのが辛くても、死体の無い通りの桜なんて美しくなくても、形ある人間が生きるその道だけは残るだろう。
ああどうか神様、
僕が死んでも人間の邪魔者にはしないで。
溢れた涙と一緒に僕はぶくぶくと湯に潜り込んだ。
水面越しに見上げた桜は、死ぬには不揃いな美しさであった。
かたちのないもの
枠だけ…失礼します…
最近おおいな…夜景を進めております
うそじゃない〜よ!!
【21g】
「え、そうだったんだ…」
私達と養護の先生以外誰もいない保健室に、かのんちゃんの声が淋しく響いた。
「ごめんね、今まで隠してて。」
「ううん、こっちこそごめんね。もしかしたら、無神経なこと言っちゃってたかも。」
私達が何の話をしていたかというと、私が隠していた秘密のことだ。
もっと簡単に言うと、オトウサンのこと。
私は小さい頃にオトウサンを亡くしているのだけど、このことを長い間隠していたのだ。
だって、気を遣って欲しくなかったから。
私はこれが理由で、幾度となく他人との隔たりを感じてきた。
「オトウサンのせいだ」とは思っていないけれど、友達が少ない理由として第一に挙げられる。
「えっと…気を遣って欲しくないんだ。
オトウサンがいるとかいないとか、
私はよくわからない。
オトウサンがいる生活がよくわからないから。だから、『寂しがってるんじゃないか』とか、そんなふうに思わなくていいし、
普通に接してほしい。
全然タブーな話題でも無いから。」
「うん、わかった。
今までと同じ。
知らなかったことを知っただけだから。」
こんなふうに、素の自分を見せられる相手が欲しいと思っていた。
小学生時代に友達との距離を感じて、
「あ、もういいや。友達なんて、いらないや」
そう思うようになった。
だけど本当は寂しかった。
だから、友達を作るようにした。
その代わり、「オトウサンがいない」という事実は隠して。
高校でもそうするつもりだった。
最初はできていた。
だけど、やっぱり変わった。
かのんちゃんには、もう言ってもいいんじゃないか、って。
かのんちゃんは優しいから。
ある意味期待していた。
「しかし、やっぱりそうだったんだー」
「え?」
「いや、海愛ちゃんってお母さんの話はするけどお父さんの話はしないじゃん?
だから、何となくそうだと思ってたんだよね」
「うわ、無意識だ。
まあ、オトウサンとの思い出はほとんど無いからね。
物心付く前に死んじゃったし。」
確かに、思い返してみればお母さんのことはよく話している。
家でのこととか、どんな仕事をしているのか。
逆に、オトウサンのことは全く話していない。
「それでね、この前オトウサンの日記見つけたんだ。
大学生の時から、生前までの日記。
結婚秘話とか、私の誕生秘話とか、色々書いてあったんだよね〜」
「え、何それ。気になるじゃん」
「見る?実は1冊だけ持ってきてるんだ」
「え、見たい!」
それから私達は、オトウサンの日記を読みながらあれこれ話した。
久しぶりに、こんなに心の底から楽しめたような気がした。
声が枯れる頃には、赤い西日が保健室に差し込み始めていた。
「今日はありがとうね」
「ううん、こちらこそ」
「また、頑張って保健室来るから。
もっと頑張って、教室入るから。」
「うん。待ってるね」
かのんちゃんに別れを告げ、お母さんの迎えを待った。
日記は鞄の中に入れてある。
お母さんの前で見せたら、何となく嫌な顔をされそうだった。
なぜなのかはわからないけど。
お母さんを待っている間、私は考え事をしていた。
「人の魂は21g」と言われているらしい。
人の魂、か。
きっと、オトウサンの魂もどこかに宿っているのだと、私はそう信じて止まない。
もしそれが、オトウサンが作った曲とか、日記ならばどんなに素敵なことだろうか。
形の無いオトウサンに出会えたならば、どんなに良いことだろうか。
「形の無いもの」
形の無いものをどうやって言語化すればよいのかわからない。語彙力の問題もあるがその状況、自分の感情を伝えたところで、人によって頭にできるイメージは変わる。難しいものだ。どうやったら伝えられるようになるのか、、結局は 百聞は一見にしかずということか。
形、とは、そもそも何でしょう。
どんなものが、「形を持っている」「形がある」と形容されるものなのでしょう。
貴女の魂には形があります。
貴女の声には形があります。
貴女の感情には形があります。
貴女の思考には形があります。
目に見えるもの、触れられるものだけが形を持つのではありません。
貴女が現世で動き回り、何かと衝突し、何かを考え、何かを生み出す。
そういう動きの全てが、そしてそこから発生する全てのものが、形を持つものなのです。
「形のないもの」
形のないもの。
それは。
愛だと私は思う。
愛されてるなんて羨ましい。
愛なんて、そんな簡単に貰えるもんじゃない。ましてや、周りの人とは違う、特別な愛なんて。
形の無いものだけど、その愛があるかどうかでその人の人生も、生き方も、考え方も、関わり方も、何もかも変わる可能性だってある。
僕には貰えない。貰う価値すらない。
クズな考え方しかできない。役立たずで。周りのことを軽蔑しながら離れて。
なんで生きてるのかが不思議なレベル。
分かってるんだよこれでも。こんな僕なんかに、愛なんて貰えるわけが無い。愛って特別なものだから。
でもやっぱり欲しい。
人間金さえありゃ生きていけるみたいなことをよく聞くけど。そんな訳ない。
人間同士の関わりがなければ、生きていくことは辛いと思う。
金さえあれば釣れる?そんな薄っぺらい愛なんていらない。金がもしなくなったら?その人間は離れていくんだよ。
僕はこういう、薄っぺらい考え方を見ると人間ってやっぱ大っ嫌いってなる。
だから僕は僕のことが大っ嫌い。
人間であることでそもそも嫌いになるけど…人間であるうえに、最低な考え方をしているから。
なんでこんな考え方しかできないんだろ。
いつからこんな風になった?いつから
気づけばなってて、僕の中に、変なやつらがいて。なんなんだろ、僕ら。
分かりたくすらないけど。
形の無いもの
いつだって君は何かを欲しがる
アクセサリー、化粧品、ブランド物のバッグ
プレゼントしたってプレゼントしたって
きりがない
そのうちに気付いたことがあるんだ
君が本当に欲しいものは
そんなプレゼントなんかじゃなくて
ワガママを聞いてくれる
甘やかしてくれる
そういうことなんだって
でも、形の無いものは
言葉で表現するの、難しいよね
だから僕はいつだって君を甘やかす
僕が欲しいものも、形の無いものだから
「形の無いもの」
ぽちゃん... ぽちゃん...
薄暗い路地、その先にはスラムが広がっている。
だだっ広いスラムの入口
雨漏りする家とは言えない寄せ集めで作った箱
スラムの入口に建てられた箱
そこに住む小さな子ども。
皆こんなもんだ。
この国の名前は知らない。
でもこの国が腐っている事ぐらいは知っている。
この周辺諸国に住んでいるものはみな知っている。
贅肉で肥えた貴族たち。
暴虐の限りを尽くす王族。
どうすることもできず飢えに苦しむ国民。
資源も少なく荒れた国などすぐに落とせるが他の国は皆見て見ぬふり
資源もなく金だけがかかる国などいらない。
そんな国の被害者。一人の子ども。
誰にも救われず一人死んでくだけで誰も見向きもしない。
当たり前の日常。
そんな国が実在してしまった。
可哀想な国民たち。
そう同情しても仕方がない。
それなら飯をと、皆話す。
それでも数はいる。
人材をいくら取ろうと怒られない。
様々な国が密かに入り混じり、監視する
そんな国に立ち寄ったお師匠様に僕は拾われた。
数少ない精霊に好かれる体質だった僕はお師匠様に生贄へと選ばれた。
後8年後、僕がハタチになれば精霊の生贄になれるらしい
僕はお師匠様に拾われて幸運だった。
絶対にハタチまで美味しいものを食べて知識を得られるから。皆すぐ死んでくスラムよりよっぽどいい。
お師匠様は、エルフという種族らしい。
何でも長寿らしいが実際は少し違うらしい。
精霊に好かれ対価を渡せば大体のものは得られる。
世界に十人といないらしい。
僕は運好く精霊に好かれる人間だった。
生贄の儀式を行う場所へ行く為に今は旅をしている。
知識、体、精神力、信仰、技工、どれも多ければ多いほど良いらしい。
僕はお師匠様に様々な事を教わった。
地面に生えている薬草から、それの効能。
剣術に弓術。
どんな時でも冷静に慣れるようにと狩りもした。
この世界の神々についても教わった。
鍛冶や建築、裁縫まで…
何でもお師匠様は出来たし知っていた。
たのしかった。
知識を得ることはこんなに楽しいのか…
体を動かすのはこんなに楽しいのか…
しらなかった。
初めて得た事は僕には衝撃で、、、
そんな僕も十五になった。
二十歳まであと5年。
お師匠様と出会って3年がたった。
お師匠様は何も教えてくれない。
お師匠様の好きな食べ物
お師匠様の好きな国
お師匠様の好きだった人
何もお師匠様の事は教えてくれない
僕はメイアと言う名前をもらった。
お師匠様の名前は知らない。
どうせあと五年の付き合いだ
旅は順調だ。
儀式の場所…世界樹の泉まではあと三年もあればたどり着くらしい。
早く着いたら近くの町で滞在するらしい。
………………
最近一つ気づいたことがある。
お師匠様は見えている世界が違う。
悪い物や人が一目見るだけですぐに気づく。
どうやら悪意や殺意が形になって見えるらしい。
逆に好意などもそう見えるらしい。
僕の形も見てもらった事もあるがどうやら形が無いらしい。
何でだろ、お師匠様は何か気づいてるらしい。
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ザッザッ、、ザッザッ、、ザッザッ、、
歩くひたすら歩く
あれから五年の、儀式まで三年、
十七になった。
体は大きくなったし、お師匠様のおかげで知識も得た。
ここまで育ててくれたお師匠様はが好きだ。
これが親愛か恋愛的な愛か、分からない。
それでも側を離れたくない。
お師匠様は僕を贄にする為に拾って愛着がわかないようにそっけなかった。
それでもお師匠様が好きな僕はいつも話しかけた
お師匠様は次第に話してくれるようになった。
僕も大きくなった。
お師匠様は僕から離れようとした。
僕を贄に出来ないんだと。
優しいね。僕はスラムで暮らしていた影響か、心に感情という形が無いらしい。
お師匠様は僕のように変化し続ける心は初めて見るらしい
理由は分からなかった。
でも多分、したい事も何も無い。
三大欲求?笑わせるね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
二十歳
贄になる。
お師匠様はずっと反対している。
愛着湧いちゃったてさ。
でも僕がしたいんだ。
お師匠様に感謝しているからお師匠様にお礼をしたい。
僕にできることはこのぐらい。
お師匠様は拗ねて今日は一緒じゃない。
世界樹の泉へ登っている。
エルフが長寿なのは、どうやら精霊に好かれる体質でお願いが聞いてもらえるらしい
その対価で精霊が食せる体質の人間を捧げているらしい。
それが僕だった。
泉につくとお師匠様はすでにいた。
「本当にメイアはいいのか?死ぬんだぞ!痛いぞ!」
お師匠様は泣きそうな声でそう発する。
お師匠様を無視して僕は泉に入る。
ぷかぷかと浮く体。
泣き崩れるお師匠様。
周りに羽虫が集まり僕の体へ…
ブチッッッ ブチッッッ
ブチッッッ ブチッッッ ブチッッッ
体がちぎれていく音がする。
痛い。これまで味わったことの無い痛み。
お師匠様を泣かせれる存在になれた。
お師匠様を助けれる。
そう思うと嬉しかった。
生涯に悔い無し。
ふふふ
メイアの形のない心は初めて嬉しい形になった
お師匠様が泣いたのは罪悪感からか、恐怖からか、愛着からか、何なんでしょうね
形のないもの
目に見えないけど、形はないけど、存在してるものは、あると思う。
宇宙にある物質(ダークマター)は、解明できているものは、ほんの数%で、残りの95~96%は、解明できてないそうだ。
だから、宇宙には、人間の五感では、感知することができないものが沢山あるのだと思う。
感覚ということで、思い付くことは、魂は、目に見えないけど、存在すると思う。
自分を守ってくれる魂のような存在を心や身体で感じたことは、ありませんか?
私は、守られてるなと感じることがあります。
地球にすむ人が、目に見えるもの、感じるものだけが、普通の常識の世界だど思うのは違うのかもしれない。人間の目は3原色で見え、感覚は5感があるが、例えば、地球外生命体がいるとして、12原色で見えたり、感覚も10感ぐらいあったりしたら、地球人には、見えないものや、触っても感知できないものを、見えたり、感知できたりするのではないかと思う。
だから、私たちが見えてるもの、感じてるものだけが、絶対的な存在ではないのかもしれない。
【形の無いもの】
弾けるリズムに合わせて壊れるくらい踊って
それだけで退屈な日々が飛んじゃうくらい
最高な夜が始まる
本当は知ってたそれはいつか終わりが来る時間だと
永久に解けない魔法で
固く誓う君を守るよずっと…
覆いつくすようなノイズの合間に確かに聞こえたから
形の無いものに想いを込めて
そうこれはPerfect Crime
2024-09-24
お題「形の無いもの」(雑記・途中投稿)
誰かが言っていた「目に見えないものは信じられないというけれど、人は既に音楽を信じているじゃないか」と。(音楽家のはずなんだけど、糸井重里とかのコピーライターかもしれない……)
そんなNo music, No Lifeを真っ先に思い出した。(こっちのキャッチコピーは本当に糸井重里だった気がする)
形のないものといえば、季節的にお化けか根源的に愛とか恋とか感情とかか、とは思うけども。
糸井重里といえば一度ぐらい『ほぼ日刊イトイ新聞』(という名前のwebサイト)を読んでみたいと思ってずっと忘れている。有名なほぼ日手帳は、元々この新聞購読者に向けて作られたもの。
キャッチコピーをネタに書こうかと思ったけど、全然思い浮かばないなぁ。と言いつつ今回はキャッチコピーの話。
ちなみによく勘違いされる静岡名物うなぎパイの「夜のお菓子」は、家族団欒の時に食べてほしい、の意味であって、鰻に精力の効果があるからではない。汚れた大人が多いだけで。
VOCALOIDを開発したから、が理由でYAMAHA(楽器も発動機も)が好きなんだけど、ネットワークエンジニア……というかルーターの宣伝広告が新幹線によく出ていたのを覚えている。ネツエンってやつ。
昔新幹線の静岡駅に行った時はYAMAHAの広告が多かったからめちゃくちゃ喜んで写真撮りまくったんだけど(今もMastodonのサムネイルに使っている)浜松市に本社があるのに浜松駅には全然広告がなくてがっかりしたなぁ。時期的なものなのか、静岡駅の方が利用者数多いからか。まあKAWAIと交互にストリートピアノを置いていたから仕方ないか。弾いていく人みんな上手いからストリートピアノってそんなものだと思い込んでしまった。刷り込み。
ちなみに会社(楽器の方)のキャッチフレーズは「Make Wave」だったか。(単数形だか複数形だか覚えていないけど波って不可算名詞だよね?)
書き忘れていたけどNo music, No Lifeはタワーレコード。
……これ以外のCD販売店ってどこもキャッチコピー知らないなぁ。HMVとかTSUTAYAとかあるのに。
まあアニメイトもないから、ないところの方が多いんだろう。企業理念を敢えて設定していない任天堂とかあるし。
先月、乗り換え駅で群馬県のPRを開催していたから行きたいなと思って色々聞いたら、漫画「お前はまだグンマを知らない」で有名な「ググっと群馬」がもうすぐ変更になると聞いてショックだった。え、キャッチフレーズって変更するものなの?
他の都道府県は「佐賀をさがそう」以外知らないけど、これははなわの歌に出て来たからであって今も使われているかは知らない。佐賀には近年何度か行ったけど見た事ないや。物産展で「さがさいこう」(佐賀最高、と佐賀さ行こうを掛けている)ってキャッチフレーズを見た。
……今ふっと「人生、一度は万博だ」を思い出した。愛知万博のキャッチフレーズなんだけど、東京五輪笑を当てこすってて笑った。
ちなみに近い年に開催されたラグビーW杯は「四年に一度じゃない、一生に一度だ」でこっちも割と当てこすってて好き。ラグビーは「日本」開催だから何回でもやってほしい。同じく「日本」開催の万博はもういいかな……。今度の関西は行くけど。(五輪三輪は「東京」開催だから西日本には無関係。巻き込まれた北日本とかはご愁傷様)五輪三輪も、冬なら東北辺りでまたやっても良いとは思う。夏は早く死人出せばいいw
……またラグビーW杯を開催してくれたら、花園に今度こそ見に行きたい。別に日本戦が見たいわけじゃないし。無事に帰れる場所に住んでいる予定は、開催決定当時なかったんだ……。ちなみにラグビーに興味持った理由もYAMAHAですが何か。(上述。こちらは発動機)
ミルキーはママの味♪ を思い出した。近年食べてない。いや不二家自体は自分の誕生日に毎年カットケーキ買って食べているけど。(一人暮らしだからです)そしてその頃大体サンリオコラボやっているからついでにお菓子を買っている気がする。ちょっと遠いのが玉に瑕。
クリスマス用にセブンでキティちゃんのホールケーキ売っててちょっと悩んだ……。一ホール食べられるかなぁ。めちゃくちゃ高いけども。キーホルダーついてくるんですってよ。誕生日がクリスマスと近いから、実家にいた頃は毎年クリスマスケーキを予約して誕生日のプレート載せてもらっていた。
今年は五十周年だからあちこちから出そう……。「マチのホッとステーション」ローソンからホールケーキ出るならローソンにするんだけど。(VOCALOID出したからコンビニならローソン派)
キティちゃんのキャッチフレーズ?は「みんな仲良し」なんだけど、サンリオキャラクター大賞とかファン同士を仲悪くさせるためにやっているとしか思えない。特に上位キャラってピューロランドでの票稼ぎ酷いらしいし。(グリーティングの握手一回で一票とかの特別措置があると聞いた)てか昔は周年キャラを一位にするのが暗黙の了解だったのに、なくなったから質落ちたんだろうね。
あなたとコンビになれないから、あのコンビニが一番嫌い。(VOCALOIDコラボが酷かったからです。まあ好きなキャラとコラボした会社は大体嫌いになるけども。代表例:森永、ぺんてる、Lux、ロート製薬)
カルピスは初恋の味だっけ? 忘れた!
つらつら書いていたらまとまらなくなってきたから終わる。
形の無いもの
それはいつか崩れていく
だから、今大事に残しておかないと
記憶に刻んでいこう
“形の無いもの"
懐かしい匂いがした気がした。書類に目を通すのをやめ、顔をあげると湯気のたつコーヒカップを手にした後輩と目が合った。
「紅茶、飲みます?」
そっとカップを持ち上げて尋ねる後輩に軽く首をふると、ですよねえと間髪いれずに気の抜けた返事がかえってきた。
「でも、この紅茶すっごい高級ブランドのやつみたいですよ?入れ物からもう違いましたもん」
「知ってるよ、黒くて丸い缶のだろ?」
「……先輩って紅茶詳しいんです?」
高級な紅茶へのうっとりとした表情をがらりとかえ、胡乱げな目でこちらをみる後輩に、その紅茶だけだよと答えて席をたつ。俺もコーヒー淹れてこようかな、と空のカップを手にした俺の背に今、給湯器混んでるかもですよぉと後輩の声がした。
フルーティで少しだけ甘い匂いがするあの紅茶の香りはアイツの好きな紅茶の香りだった。コーヒーの強い匂いが嫌いだと俺がコーヒーを飲むのを見ては眉を潜めていたアイツの顔を思い出す。アイツが嫌いなのは、コーヒーの匂いじゃなくてコーヒーをブラックで飲めないことが俺にバレることだと気づいたのはいつだったっけ。
あまりにくだらなくてすっかり本人に言及するのを忘れていたけれど、次に会った時にはちゃんといってやろう。きっと俺にバレていた恥ずかしさとわざわざ言われたことへの怒りで頭から湯気を噴き出して喚き散らすのだろう。
後輩の言った通り、高級紅茶のせいか時間帯のせいか混み合う給湯器からポコポコと湯気が上がる様にアイツの姿が重なって思わず笑いがこぼれる。今日くらいはアイツの好きな紅茶にしてみようかな、と紅茶の入ったティーポットに手を伸ばしてみた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
タイトルに沿えてるか微妙ですが、、、
Day2 形のないもの
形のないものってだいじなものだよね
例えば感情とか
嬉しかったり
悲しかったり
楽しかったり
怒ったり
他にもさ
恋とか
愛とか
憧れとか
そういうキラキラしたものってとっても綺麗だしふわふわで可愛いし大好き
でもさ
嫉妬とか
嫌いとか
恨みとか
憎いとか
キラキラとは程遠い感情も全部だいじなアナタの気持ちだから否定はしたくないの
だからそういう気持ちも大事にしていけたらいいなって少し思うんだ
形のあるものは
目に見えるもの
最初の記憶は友達の家にいた
大きな雌牛
あまりに驚いたので
いっぺんに覚えた ウシと
形の無いものは
目に見えないけれど
この世にたくさんある
腑に落ちるまで
理解することは難しく
周りをぐるぐるまわるだけ
「形の無いもの」
この世に形の無いものなんて無い!
みんなそれぞれ地球と言う狭い空間で毎日毎日
形を残して生きている。
あなたも私もみんなもだ!
意味の無い時間なんてない
みんなそれぞれの道を歩み扉を何回も何回も開き
階段を登っている。
人生は挑戦だからみんな初めてなんだから後悔してもいい、逃げ出してもいい!何回も恥をかく、それが人間らしさでもあるから。
それがあなたなりの人生の形なんだから。
しかしさ、あんなに怒鳴ることないよな、
やっぱ犯人は部長なんじゃねーの
馴染みの居酒屋の座敷に腰を下ろすと平井はジャケットをハンガーに掛けながら早速、切り出した
トクトクとキリンラガーを自分のグラスへ注ぐ、私は生のドライで平井はキリンの瓶ビール
恒例の儀式、グラスを合わせる、おつかれす
グイと生ビールを流し込みながら考える
初手で平井が持ち出した部長本人が犯人説
これには私は懐疑的な立場をとった
いや、でもやらかした本人があんなキレる?
私が犯人で部長の立場だったらあのテンションだせないわ、
自分でやらかしといてあのテンションはさすがに人としてヤバイでしょ
まずさ、本人なら黙ってると思うんだよね
なんで平井は頑なに瓶ビールなのか、尋ねたことがあったけど
どうでも良い理由を述べられてよく覚えていない
そうか、確かに俺が犯人なら黙ってるかも
何事も無かったかのようにスルーするよな
となると、犯人はあっちの二人か
14:30
事件はエレベーターで起こった
その場に居合わせたのは5名
来期の売上を左右する大事な商談が無事終わり、皆がホッとしていた
相手先を玄関ホールへお見送りをしようとエレベーターに乗り込んだその間だった
誰かがエレベーターでやらかしたのである
完全にオナラだった
形のないものが穏やかな空気を破壊していく
短い時間ではあったが、
全員が無言になり、
エレベーターのドアが開くまで臭いに耐えていた
音は無かった、けどそれが余計にたちが悪い
お客様を見送った後、私と平井は部長室に呼ばれる
お前らどうするつもりなんだ!お前らのすかしっぺのせいで大事な商談がお釈迦になったらどう責任を取るつもりなんだ!って
あんなに怒る梶原部長を見るのは初めてだった、何ハラかわからないくらい怒ってた
多分、あの二人のどっちかだよね、取引先の
何食わぬ顔しちゃってさ、
と、私は平井に声をかける
平井はホッとしたようだった
本当はとっくに気づいてた
それ以上は何も言わない
後輩のくせにタメ口で
時々とんでもないミスをする
でも一生懸命で
彼と一緒に過ごすこの時間が
私の息抜きになっているから
それ以上は何も言わない
『形のないもの』