『形の無いもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
県境へ、空き初めの駅・空き初めの座席
日向を乗せていた肩
大事なものは目に見えないから
目に見えるものよりも大切にするといい
友情、愛情
どちらも追いかけて
いつか追いかけてくれる人に
会いたいな
♯形の無いもの
「形のないもの」
ってなに。
わたしは、わたしはずっと「かけがえのない誰か」
を探している。
それは、形のないもの。
ほかの人には、「かけがえのない人」がいるらしい。
わたしには、ないもの。
分からない、とても辛くてたまらない。
私にとっても、貴方にとっても、唯一無二の存在と言える人が欲しい。みんなにはいるみたいです。「そういう存在」が。
だから、だから……わたしはずっと探したくて、見つけたくて、つらい。
形の無いもの
君と過ごしてきた中で、
写真や動画を撮ったりはしなかったし、
プレゼントを贈りあったりもしなかった。
そんな関係だった。
君との関係が終わって、
形として残るものは何も無かったけれど、
私はまだ忘れられない。
この先君よりもいい人を絶対に見つけるから、
君も幸せになってね。
なんて言えたら良かった。
「形のないもの」
ある日のこと、私は教室で1人本を読んでいた。
(コツコツ) 廊下から足音が聞こえる。
それは明らかに私のいる教室へと向かっている。
(ガラガラ)教室の扉が開いた!!
私は読んでいた本を閉じ扉に目を向けると、そこには、1人の男子生徒がたっていた。
「ごめん。邪魔したかな?」彼はそう言う。
「ううん。大丈夫だよ」私はにこりと笑顔を作りそう答えた。 「どうした?うちのクラスに用?」そう聞くと、「あぁ、このクラスに西島っているだろ。そいつに今日数学の教科書借りてて、昼に返すの忘れてた。だから、放課後に持っていこうと思ってきた。」
「あぁ、そういうことだったんだ。西島くんの席なら、そこ。」 「ありがとう」彼はそう言うなり、西島くんの机の中に数学の教科書をしまった。
「ところでさ、なんでひとりで本を読んでるの?図書館とかなら静かだよね?」そう彼は私に質問した。
私は、「私、ここから見るグラウンドの景色が好きなの。図書館からは見えないし、夕日もあたって、心地いいの。だから、毎日ここで放課後に本を読んでるの。」そういうと、「そうだったんだ。」そういうなり、私の前の席に腰をかけた彼。「あのさ、これから毎日来てもいい?勉強とか教えて欲しいなぁって思って。いやダメならいいんだよ。無理にとは言わない。俺もここ気に入ったから……」彼が不安そうに私に話しかける。「いいよ。わかる範囲で教えてあげる。それにここ気に入ってくれて嬉しい」私の答えに驚いたのか、彼は「ほんとに!やったー!」席から立ち上がり両手を上げて喜んでいる。私はそれを見てつい笑ってしまった!
(あはは)私の笑い声を聞くなり、「も〜!恥ずかしいじゃないですか!笑わないでよ!」そういうなり、私と彼は2人で笑って、LINE交換をして、その日は帰った。(ピコピコ”LINE”)スマホの画面を開くと彼からのLINE。”今日はありがとう。楽しかった。そういえば明日、放課後カフェに行きませんか?美味しいところ見つけたんですよ” 私はカフェと聞いて飛び上がった。すぐさま、“行きたい。私でいいなら行こう。”と返した。直ぐに既読がつき“良かった。じゃぁ明日、放課後迎えに行きます” “ありがとう”そう会話をし終わった。
次の日 登校中に、“おはよう”そう後ろから聞こえた。聞き覚えのある声だったから私は振り向く、そこに居たのは、彼だった!“おはよう”
彼は私の歩くスピードに合わせて歩き始めた。
「あのこれからは、一緒に学校に行こうよ」「いいよ!えっ、同じ方向ならこれから一緒に帰ったりもできるね」「ええー!いいの!帰ろ!」私と彼はそう約束をした。
悠翔 “やった。”俺は彼女に一目惚れしていた。
会ってすぐだけど、今日のカフェで告白しようと思ってる。内心不安だ。でも頑張らないと。
碧衣 カフェに誘われちゃった!嬉しい
私、彼のこと好きかも。ドキドキ
(放課後)
(ガラガラ)「碧衣」 悠翔くんが私の名前を呼んだ。
「遅くなってごめん。行こっか!」「うん」
カフェに行く道で、悠翔くんから、気になる子いるって聞かれた。私はいると答えた。
悠翔くんは「そうなんだ!いいね。俺もいるんだ。」
って。「いいね。どんな人?」
「かわいいんだよ。」「そうなんだね!じゃぁ猛アピールしなきゃね」
(カフェに着いた)
(カランカラン)「いらっしゃいませ。」
私たちは案内された方に行き、座った。
「何頼む?こここのパァフェが人気だよ。」「あっじゃあ私それにしよう。」「じゃぁ俺はこっちの」
パフェがくるまで何しようか迷ってた。そしたら彼が、「あのさ。聞いて欲しいことがあるんだけど、いい?」もちろん私は話を聞くことにした。
「俺 会ってすぐだけど、碧衣のこと好きなんだ。だから、俺と付き合って欲しい」
急な言葉だった。私のことが好き。付き合って……
「えっ!ええー!」私は目が点になった。すごく驚いた。確かに会ってすぐ、私も気になってる彼から思いもよらぬ言葉が、私の心臓を揺らがせる。
「あのね、私も…… 悠翔のことが好き。私で良かったら!」今にでも彼に聞こえそうな心臓を後に、私は彼に返事をした。 その時ちょうど、私と彼のパフェが来た。2人でパフェを食べながら、色んな話をした。
「あっ!うまそ!貰い!」「ああー!それ私の!最後に食べようと思ったのにー」彼が私のいちごを食べた。私の言葉に申し訳なさそうにする彼。「ごめん。代わりに俺のチョコあげる。」彼はそういうなり私のパフェの上にチョコレートでできたニコちゃんを置いた。
「ありがとう!」私は彼の優しさに微笑み、彼は私の微笑む姿を微笑みながら見てた。
私と彼の人生はここから。2人夕日に照らされながら手を繋ぎ帰り道を帰り、幸せになろうと2人で誓ったこの日。私は微笑みが消えない。
いつまでも2人で幸せになりたい。そう思った。
「ねぇ。これから……うぅんやっぱりなんでもない」
「ええー!気になる!言ってよ!」
「大好きだから、このままずっと一緒にいようね」
「うん!俺も大好き!」
私と彼 誰にも変えられない人生を作る。
END
言葉は形を持たないとよく言うが、
それは本当だろうか。
形を持たないからといって、
果たしてそれが、どうしたというのか。
私は言葉とは、
表情に等しく、感情に近しいと考える。
人々は、
嘘か真かも分からない他人だらけの世界に、
己の人生を抱え、生きている。
まだ生きていたいと願う人もいれば、
もう死んでしまいたいと明日を恨む人もいる。
もしかしたら、
勝手に信じていた明日が、
来なかった人もいるだろう。
止まることのない時に抗い、
死ぬも生きるも知らず必死に理不尽に立ち向かう。
そんな勇気がないことも、悪いとは言わない。
70億もの人々が生きる地球には、
信じられないほど沢山の考え方があり、
毎秒、毎分単位で、
誰一人として同じことのない感情がある。
毎日、毎時間単位で、
知らない誰かが死んでいき、
知らないあの子が産まれてくる。
それは言葉も同じ。
誰一人として、
本質はかぶることの方が稀である。
その発する一つ一つが尊いものであるかもしれない。
その吐き出す一語一語が凶器であるかもしれない。
だが、
責任を持って、
大切に発さなければならないことは、
皆、同じである。
同じでなければいけない。
難しいが驚くほど単純である。
形があるないなど関係ない。
人との違いなど気にする必要もない。
自信と責任と知識を持って、
自身と他人とこの世界のために、
発し、願えるならそれでいい。
言葉とは、、、
それでいい。
形のないもの
心 愛 恨み 楽しみ
意外と少ない
だから気をつけないと
傷つけちゃうことがある
よく形のないものを見てみよう
本当に大事なものは見えない。
物理的な話だ。
愛も友情も人の考えていることも。
そして、、、
死んだ人も。。。
形の無いものって尊く、儚い。
だから、美しい。
既に案内人から説明があったでしょうが、念の為もう一度ご説明させていただきます。
私どもはご依頼主様が指定したターゲットが持つ“形の無いもの”を奪うことを生業としております。
その際に発生する報酬もまた、ご依頼主様が持つ“形の無いもの”をいただく、という形を取らせていただいております。
どうかそのことをよぉく考えた上で、私どもと契約なさるかをお決めくださいませ。
なぁに考える時間はたっぷりとあります。
貴方様が決断されるその時を、私どもはいつまでもお待ちしております。
テーマ【形の無いもの】
形の無いもの
ボクとアイツの関係
とっても楽しい関係なのに
淋しくなるのは何でだろ
あと5ヶ月だから
一緒に居られるのが
あと5ヶ月だから
あと5ヶ月と考えると
とてつもなく怖くなって
叫び出しそう
体中が強張っていく
この形の無い関係は
引っ越したら
無くなるんだろうな
嫌だ
嫌だよ
形ないものにばかり
憧れて
現実は
ずっと遠くに
感情それは
形がないもの
それなのに色ずいているもの
怒りの赤
安らぎの緑
悲しみの青
他にも色んな色があって
私を形づけてるもの
形のないもの
人の気持ちって形では表せないから
どんなに好き、嫌いの気持ちも
常にメーターのように左右に
揺れ動いていて、『絶対』なんて
ことは絶対なく、とても危うい。
だから慎重に扱わなくてはならなくて
でも感情はそんなことお構いなしに
素直に反応する
一生扱いづらいシロモノなのかも
しれない
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第二十六話」
子供のゲームプレイヤーの騒動から数週間、しばらくは平穏な日々が続きました。
「この前は、子供がエライ大騒ぎして大変やったな…何やってんやろな?」
「子供達に技使おうかかなり迷ったけど…結局、使っちゃった」
スノーとスカイは森の中で談笑していました。
「だろうと思ったわ。あの竜巻見て確信したし…(コイツ怒らすとあと怖いからな…)」
「物が大量に破壊される前で良かったー」
スノーは苦笑いでした。スカイは笑顔でした。
「ちょっと、あの子達蹴散らしたのアンタ達でしょ?」
薄いベージュの肌、黒い大きな目、黒髪のロングのポニーテール、中肉中背のフェミニンスタイルの清楚なお嬢さんの女性は木の上に立っていました。
「うわっ、誰や?!」
「私はドリームレース。ナイトメア様の手下よ!」
「何か、弱そうな敵やな…」
「弱そうとか言わないで。私だって、好きで格上と戦いたい訳じゃないのよ!」
スノーのツッコミに対してドリームレースは涙目でした。
「ナイトメア様の命令なのよ!子供達をゲームの動画で釣って、この世界に集めるの大変だったんだから…」
「あの…すごい迷惑だから、卑怯な手は使わないでね」
「スカイ、敵に対して優し過ぎやぞ…」
「水色の髪の方は、馬鹿強いのは分かったから…白い髪の方と勝負よ!」
ドリームレースは、スカイには勝てないと思い、スノーに戦いを挑みました。
「…エエんか?オレ、水色より強いで?」
スノーは、表情に影を落としました。
「(マズイのと戦う事になった…でも、コッチには奥の手がある!)」
ドリームレースは、袋の方を見ました。
「良いわよ。白い髪と勝負よ!」
「じゃあ、ドリーム何とかとやら…勝負や」
スノーは、ドリームレースとの勝負に応じました。
「でも、ちょっと待って。こんな所で戦うよりは道場の方で戦った方が、良いんじゃない?」
スカイは、スノーの方を見て提案しました。
「それも、そうやな。見物人もぎょーさん集められるわな」
スノーは、イタズラっ子の顔をしていました。
「さっきから、何コソコソ話してるのよ?」
「ドリーム何とか、悪い!道場まで来てくれんか?」
スノーは、ドリームレースを道場まで誘いました。
「何か分からないけど、望む所よ!」
スノーは、ドリームレースを道場まで連れて来て、スカイは、事情を説明してマンションの住人達を集めました。
「何やソレ?!面白そうじゃーん?」
「やろーぜ!みんな!」
ノアールとスカーレットはノリノリでした。
「祭りか、エエやん!」
「オーシャンさん、ノリノリですね!」
スプライトはハイテンションでした。
「何か、スゴイ人が集まって来てるけど…ソレに皆、武器持ってない?」
ドリームレースは、青ざめていました。
「じゃ、勝負やな」
スノーとドリームレースとの戦いが始まりました。
「いざ、レッドサンダーボルト…」
ドリームレースは技を放とうとすると、スノーは物凄い勢いで反撃を仕掛けて来ました。
「アイスピックブリザード」
「うわぁぁああ!強すぎだろ、コイツ」
ドリームレースは、スノーの攻撃に圧倒されていました。
「アイスピックブリザードは、敵を大量の太い氷の針で突き刺す技や。周りの人間も武器を突き刺しとるし、大変やな」
「フン、コレで駆け引きは上手だと思ってる訳?コッチも駆け引きを使わしてもらうわよ?」
ドリームレースは、そう言うと袋から、薄いベージュの肌、茶色い大きな目、薄い茶色のロングのウェーブヘア、痩せ型でロリータファッションの華奢なお嬢様の高校生くらいの少女を出しました。
「んん〜…」
「この女は、私が倒れたと同時に爆発するわよ?」
「何や?どうせ、その子もナイトメアの手下か何かやろ」
スノーは、ドリームレースにトドメを刺そうとしました。
「スノーさん!その子は梨々華って言って、私の友達なんです!助けてあげて!」
志那は、とっさにスノーを止めました。
「ドリーム何とかとやら、卑怯な手、使いやがって…」
「好き」
この二文字には色んな意味がある。
けどそれを表すのは簡単な事じゃない。
形に表すのって、難しいなあ。
お題〈形のないもの〉
イエスでしか成り立たない欲求の浴びせ合いを、
きっと愛情とでも言えるようになったのだろうな
形のない苦しみに溺れたそぶりでもしているのか、君は
耳朶に空いた穴の埋め方さえ知らず、引っ掻いた頬の痛みを忘れられず
溢れかえる本能に従順に、君の呼吸に合わせて隆起する喉にキスをした
形の無いもの?
それは私だよ
気がつけば
小さい頃憧れたあの子の
後を追っている
そして今
本当の自分と対面してる
空っぽ
それが私
#形の無いもの
あなたは私に色んな物をくれる。
欲しいな、と思った化粧品だったり、行きたかった所への旅行券だったり。
でも、私が本当にほしいものは不安定で形の無いもの。
気分によって変わってしまうもの。
時が経つに連れて薄れてしまったり、逆に強くなったり、はたまた変わらなかったり。
、、、なんだと思う?
形の無いもの
街明かり暗闇に灯されて
輝いてる恋人達の笑い顔
熱い想い抱いていた
あの日の私が懐かしい
手を離さないと言ったのは
あなたの方なのに
離れていった去年
もう記憶の中だね
形はないけど
私の心は歪んでしまった
何も言わずそばにいてくれれば
良かったのに