『幸せに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
幸せに
親の介護をしていると考える
「老後幸せに生きるには?」長生きが幸せとは限らない… お金があって健康で孤独じゃなくてそして大事なのは「老いや死を受け入れる事」それと「感謝する事」だなーと思う
幸せに老後過ごして欲しいのに…全然優しく出来なくてゴメンね。
#悠と響 (BL)
Side:Hibiki Kutani
最近、俺の相棒に彼女ができたらしい。
どうせただの噂だろ…なんて思っていたら、駅前で相棒が可愛い女の子と手を繋いで歩いているところに運悪く出くわしてしまった。
「…せいぜい幸せになれよ!」
意地を張ってついそんなことを言って逃げてしまったけれど、背を向けて走り続けている間ずっと俺の目の奥が熱く痛んでいた。
しかし数分後。相棒は俺を追いかけてきた。
「相棒、何で泣いてんの?」
「泣いてねーわ!」
恋人でもないのに何で泣いてるんだ俺は?
あの女の子に相棒を取られるとでも思っていたのか?
もう自分でも自分の感情がよく分からなくなっていた。
「さっき一緒にいたのは俺の妹だよ。彼女じゃない」
「…はい?」
何だよ妹かよ!と心の中でツッコミを入れながら、俺は両手の拳をぎゅっと握りしめた。
「…紛らわしいんだよ馬鹿野郎!!」
俺は半泣き半笑いの表情で、相棒の胸に通常より10倍ほど弱体化したパンチをお見舞いした。
【お題:幸せに】
◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・宮前 悠 (みやまえ はるか) 攻め 高2
・久谷 響 (くたに ひびき) 受け 高2
幸せに
今日は結婚式
でも私のじゃない、幼馴染の男の子のだ。
基本的に結婚式に招待するときに異性を招待してはいけないという風習があるが私だけは特別に招待してくれた。
それが良かったのか悪かったのかはわからない。
今日は泣かないと決めたから今日の分の涙は全て昨日の夜に出してきた。
それなのに、、、
渇ききった目からは涙が出てしまっていた。
それでもこの気持ちだけは死ぬまで一生隠すとそう決めているからこそ涙の理由に嘘をついた。
好きだからこそ幸せに、、、
それが私のストーリー(人生)です。
「幸せに」
「"お幸せに"」
わざと、少し嫌味交じりに言ってやった。
だが、ちゃんと幸せになって欲しいとは思っている。
けど、君の隣が私じゃないのが...
少し、いや結構妬んでしまったのだ。
正直に言おう。
”凄く”嫌だった。
ずっと君の隣が私なら...
そんな想像をしてきた。
そのために、君の理想になる為に。
様々な事を頑張ったし、慣れない事にも挑戦した。
それでも君は私を選んでくれなかった。
この心の傷跡(スカー)は消えてくれないけど、
私が好きになった人には”幸せ”でいて欲しい。
だからもう一度君に。
今度は本音で話して。
「”お幸せに”」
「幸せになってほしいと思ってるよ」
僕が今まで出会った大好きな大人たちは
皆、口を揃えて僕にそう言った。
子供ながらにして、同じようなことを
その大人たちに思っていた。思っていたけれど
子供の僕には、言う資格がないと思ったから
出かけた言葉は飲み込んだ。
「幸せでいられることを願っています」
旅立ちの日を迎えるあなたへ
人生の新しい章の幕開けです
最上級の出会いが待ってます
背筋を伸ばし悠々と闊歩して
頑張り過ぎずに参りましょう
人に優しく自分にも優しくね
食事と睡眠は明日へ未来へと
健やかな心に繋がっています
疲れたら休む、忘れないでね
長い人生一番大切なことです
いつもどんなときも祝福とは
自分を信頼する事から始まる
魂を揺さぶるような出会いが
あなたに沢山訪れますように
『幸せに』
君とした会話が今でも脳裏に焼きつく。
「君と話したこと、したことすべてが、今となっては全て無駄に思える」
どう言う意図で言った言葉なのか、今は分からないが、あなたの中で何かが変わっていってしまったことだけは、よく分かって悲しかった。
別れ話はいつになっても慣れないし、したくもない。
目と声色、仕草を見れば、別れ話をされるのは考えなくてもわかるのに、脳はそれを誤魔化して、そんなわけない、と願ってばかりだった。
君の誕生日に、振られた。
君の故郷まで会いに行って、映画を観る予定だったが、落ち合って早々に切り出された話は、重くのしかかり、思考を停止させた。
振られる側は、なんと言っても、別れたい君の要望に答えるしかないのが切なかった。
どうか、幸せに過ごしてほしい。
泣いた分だけ、その倍笑って過ごしてほしい。
美味しいものを食べて、よく寝て、歳をとって、私との思い出も楽しかったと、
幸せだったと、
そう思って。
#幸せに
好きで好きで堪らなくて、ちまちまと時には大胆に愛を伝えたのに、僕の愛に気付かなかった彼は今日結婚する。
彼が隣に立って共に歩むことを決めたのは僕の双子の妹で。
初めて聞いた時には悔しくて悲しくて、どうして僕ではいけなかったの?なんで僕の愛に気付いてくれなかったのと、ひと月ほど毎晩のように枕を涙で濡らした。
それでも、愛憎は紙一重。いくら憎く思っても20数年共に過ごした妹と、僕に愛を教えた男のことを恨みきることは出来なくて、最後はただ幸せになって欲しいと心が叫んだ。
だから今日、僕は彼らの披露宴でいつものように笑って見せた。自分の心が軋むのすら無視をして。
俺は親友であるお前が好きだなんて言えるはずがない。俺の好きな人は男だから。そいつは同性との恋とかしないしそういうのは受け付けない。ある日そいつに好きなやつができたんだ。それもお互いがお互いを好きだった両思いだったんだって。それを聞いた時泣きそうになった。バレンタインの日2人は付き合うことになった。俺の気持ちを伝えたらあいつとの距離が離れてしまうのが怖くて未だに言えない。お前に言えることはただ一つだけだ
『幸せになってくれよな』
『幸せに』
君には「幸せになってね」なんて言葉は言いたくない
君のことを愛しているから
俺が幸せにすると
そう言いたい
自分がいないところでも君が幸せならそれでいいとかよく言うけれど俺は嫌だ
相手の幸せを素直に喜べないことにそれは愛と呼ばない
と言うのならこの気持ちは愛じゃなくていい
ただ君が幸せそうに笑う横で
俺も君に出会えて幸せだと笑っていたい
君は今幸せ?
そう聞いたら少し首を傾げてから答えてくれた。
「衣食住に困っていないので、幸せなんだと思います」
そっか、それはよかったと笑えば君も笑い返してくれる。
君のそのささやかな幸せの指標に僕も入れてくれないかなあ、なんて。
思っただけで言えなかったけど。
『幸せに』
他人から与えられたものは刹那の幸せ
自分で掴んだものは永劫の幸せ
幸せになるには、自らの行動にかかっている
「幸せに」
僕たちは付き合ってから、絶対に一緒だった。
何があっても、僕たちは離れなかった。僕は彼女と離れたくなかったし、きっと、彼女もそうだろう。
高校を卒業して、同棲し始めた。
僕は人生の絶頂期だった。彼女もきっと、僕といるのは楽しい時間ではないだろうか。
でも、最近彼女がおかしい。僕に対して、とても冷たいんだ。顔色も悪いし、何か不調なのだろうか。
僕は彼女の手を取り、彼女が瞳を出さない事で、初めてわかった。
あぁ、彼女は、死んでいるのだろう、と。
オニロ。
僕は君に幸せになって欲しい。
だから、君が幸せならそれでいい。
だけど、できることならボクが君を幸せにしたかったなぁ、
同性って、不便やな。笑、、
幸せって…?
考えたこともないかもしれない
ないなら、考えてみて?
難しく感じる人や、簡単に感じる人、それぞれ思うことは違うと思うね
まあ、直感で考えてみよう
僕には『幸せ』に答えはないと思うよ
だって、楽しい、嬉しい、と感じる瞬間なんて人によって違うよね
僕は…
『自分の好きを認めてもらえる』
これが幸せなんじゃないかと思ってるよ
僕は好きなことがたくさんある
それを他の人に認めてもらえない事は、どれほど悲しく、辛いことか
逆に、認めてもらえれば、どれほど嬉しく、自由でいられるか
すごく大事だと思う
ただの一般人の僕の考え…
言ったからどうにもならないけど
心に残しておくのはいいことなんじゃない?
君たちも考えてみてね
自由な発想で、自由に、そして、自分の思う『幸せ』をつかんで生きてね
テーマ:幸せに
あとがき
読んでくださった方、ありがとうございます
今日、初めてのお題が、幸せに、でした
僕は幸せ、自由について考えることがあります
少しでも多くの方に僕の考えを知ってもらえたら嬉しいです
2024/3/31
運命とさえ思うほど狂っても
隣にいたいと願っても
ああ、その役目は、私じゃない
#幸せに
幸せになりたいと言うけど幸せってなんだろうね
嫌な事とかトラブルが起きなくて自分の思い描いた通りに事が進むということなのだろうか
「幸せになってね」って言って別れたけど、
あたしより幸せにならないでね。。
これが本音。
ある日、一人の少女を拾った。
最初は拾うつもりなんてなかった。何せ、自分のしている仕事は、表で言えるような真っ当な仕事じゃあない。そんな自分が少女を真っ当に育てられるとは到底思えなかったし、少女ではなかったとしても危険すぎる。そう思って、通り過ぎようとした。けれどできなかった。
その少女の目が、あまりにも何も映していなかったから。あまりにも昔の自分に似ていたから。そう思ったら、気がついたらうちに連れて帰っていた。
それからの日々は、それなりに穏やかだった。拾った少女が、自分の仕事に興味を持って手伝い始めてしまったのだけはかなりの誤算だったが。しかし、少女は覚えがよくしっかり者だったため、仕事をよくこなした。
しかし、穏やかな日々も長くは続かなかった。
その日は、少女に街まで買い物に行ってもらっていた。その間のことだった。襲いに来たのは自分が過去に潰した組織の残党だった。自分もそんじょそこらの連中に負けるほどやわではない。しかし、一人で相手をするには多すぎた。いや、少し油断をしすぎてしまったのだろう。不意をつかれて致命傷を負った。最後の力を振り絞って、最後の残党を倒した。しかし、もう少女が帰ってくるのを待てるほどの力は残っていない。きっと彼女は悲しむだろう。苦しむだろう。大切な人を喪う覚悟なんてできていないだろうから。きっと心優しい彼女は復讐を望むだろう。あぁ、彼女がそばにいないのが少し淋しいが、たくさんの人を殺してきた自分にはこんな最期が似合いなのだろう。
もし、もしも神様がいるのなら。今だけは、最期の願いだけは聞き届けてください。
自分のことは救わなくていいから。せめて、心優しい彼女が復讐に囚われることなく幸せであれますように。願わくば、光溢れる優しく美しい世界を生きていけますように。
テーマ:幸せに
作者のつぶやき:
最後まで読んでいただいた方、途中まででも読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
久しぶりに少し長めの文章となりました。
「2024年3月11日のテーマ:平穏な日常」の作品の続きというか、少女を拾った側の人の話が思い浮かんだので、文章に起こしてみました。気になった方はそちらも読んでいただけたら幸いです。
どこか不幸を探して
どこか悲劇のヒロインを演じて
幸せでいつづけるのが怖くて
また不幸探しをする
気づいたときには
そんな矛盾した世界の方が
息がしやすくなっていて
私はなんど愛から逃げたのだろう
幸せになる覚悟を
幸せにさせる覚悟を
この臆病な指先から
少しずつ伝えていくから
一緒にいてくれますか
幸せに