『幸せに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『幸せに』
道を尋ねてきたおじいさん、雨の信号待ちで傘を差しかけてくれたサラリーマン、目の合った赤ん坊。
見かけなくなったコンビニ店員、コールセンターのお姉さん、消えちゃったSNSのアカウント、繋がりの切れたフォロワー。
もう会うことのない、名前も知らない誰か。
偶然にひと時のやりとりをした人たち。時と共に関わることのなくなった人たち。
記憶のひだに埋もれていく存在のひとつひとつ。
袖振り合うも他生の縁というのなら、その縁を辿ってこの願いが届きますように。
どうか幸せに。
4月2日
一応春休みなので今日は親戚に会う
今回は親戚からこっちにきて
泊まるという話になった
叔母家族は
昔はドイツだったが
最近日本に移住したらしいので
電車で来るかな
ちなみに従兄弟の
ネリネはハーフで凄く美人で
実は初恋相手だ
振られてから気まずかったが
今はなんでも話せる仲で
よくネリネとは日本のゲームをして遊んでる
たまにドイツ語がでる
昔はドイツにいったりしてたので
ネリネと外国語でも喋りたいと思い
英語でも喋れると聞いてから
猛勉強した思い出がある
明日はネリネにどんなゲームを薦めようか
(暗いです)
歩く2人をずっと遠くから眺めていた。仲睦まじく並んで手を握り、あの人は人とぶつからないように壁になって歩いている。
あの人が向ける笑顔、表情、仕草全てがあの子を大事にしていると物語っていた。風に遊ばれる髪をすかれて、「危ないよ」と転びそうになる腕を引いて抱き寄せて。
それがひどく羨ましく妬ましく、どぶのように醜く汚いどろどろした部分が流れ出て、最低な手段をとった。あの人に恨みを持った人間なんて沢山いて効果的なのは大切な者を奪うことだと唆した。
あの子が居なくなったら、悲しむあの人に声をかけて代わりになれると思っていたのに。球体は話しかけた自分を映していたが空っぽで交わした言葉のどこにも感情なんてのってない。機械と話している気分だった。
あの子じゃなきゃ、あの人の目にすら映らなかったのだ。計画は失敗して命に別状はなく大怪我をさせただけ。この後起こることが容易に想像がついた。
この世から消すつもりで大事な人に手を出した、報いがくる。
記憶も容姿もここにいる自分を作り替えないと、あの子にならないとそれは得られない。愛されるためには自分を消さないと成り立たず、消えた自分が『幸せに』なることはなく。
暗い路地裏、冷たい床に這いつくばって最期までそんな事を考えている。自分はなんて滑稽なんだろう。
失われていく四肢の感覚にあの子も同じ様な思いをしたのだろうか。怖い思いをさせてごめんね、と心の中で懺悔しても、もうおそい。
もやが、かかって、よくみえない、みみなりがする
愚かな女の涙は血と共に流れ出て、嫉妬と後悔の水溜まりは、彼女が求めて止まない男のブーツを汚していた。
(前回、前々回と繋げて(?)みました)
【幸せに】
春休み、息子が帰ってきた。大きくなっていた。
体重103kg(BMI 33)
決して、このままではいけない。私は密かに息子のダイエットの決意をする。和食に切り替え、お菓子は置かない。
YouTubeでダイエットダンスを見つけて誘うと素直に踊りだした。息子は「自分の肉を感じる…」と目を丸くしてこちらを見た。こっち見るな。
数日後、仕事から帰ったら「ご飯作っておいたよー。お風呂も沸いてるよ。」とニッコリ笑って迎えてくれた。
なぜか息子を想わせる様な山盛りの麻婆茄子、白いご飯に冷えたビール。楽園か?
食後は、ヨーグルトクリームのデザートまで出てきた。
以後、家に帰ると、息子の笑顔と手料理が待っている日々が続く。
息子は手強い。
「うん、美味しくできてる!」
味見した母が唸った。
お腹をすかせながら野菜を切り、牛肉を炒めるのは大変だった。今、色とりどりの具材がカレーに包まれて鍋の中で踊っている。台所はカレーの香りで一杯になっており、鍋からフツフツと音がする。切った野菜の大きさは等しくないが、それでもほとんど一人で頑張って作ったのだ。母の声を聞き、僕は一仕事やり終えた達成感に満ちていた。
気づけば僕は空腹を我慢できなくなっていた。
「どれどれ」
僕も母の使った小皿に一口分いれ味見をする。口にいれた瞬間、全身が震えるように感じた。野菜は程よく柔らかくなっており、カレールーと絶妙にマッチしていて口いっぱいにカレーの香りが感じられる。小皿一口分で僕は満足して自然と笑みを浮かべた。
一つの傘に二つの影
私に向いていた爪先は知らない方へ
お幸せに、、
なんて言うわけないでしょ
逃げて楽な方へ行って
あんたが望む幸せに辿り着かないよ
俺は幸せになれないって
自分でも言ってたじゃない
でもそれでいいんだもんね
それが一番楽で生きやすいんだもんね
幸せになれるといいね、、、
ほんとに馬鹿だよね
幸せになりたかった
忌み子として、生まれたくなかった
なこと言わなくていいのに
幸せに
なりたい
フィクションです🙇🏻♀️
私は小学四年生の時から君に恋をしている。
君に片想いをしてからもう7年が経とうとしてるよ。
そろそろ想いを伝えなきゃって思ってるけど振られるのが怖くて中々いえないでいる。
そんなことも知らない君は毎日のように遊ぼうと声をかけてくる。
嬉しいのに嬉しくない、複雑な気持ち。
今日もいつも通り君に遊ぼうと誘われ、いつも通りわたしはいいよと答えた。
珍しくほかの友達もいた。いつもとは違う楽しさが混じり夜遅くまで遊んでしまった。
辺りは暗く夜空がすごく綺麗でなぜかいつもの倍どきどきしていた。君に伝わるくらいに。
今なら言えそうな気がする。
「あのさ、私ずっと前から君のことが好きだったの。だから良かったら付き合って欲しい」
と頭の中で言葉を出した。
そんな言葉を出す勇気がでなかった私は変わりに
「月が綺麗だね」って君に伝えたよ
これが私の精一杯の言葉。
どうせこの言葉の意味は伝わらないだろうと思い期待はしていなかったが思わぬ返答が帰ってきた。
「俺にとって月はずっと前から綺麗だったよ」
君はそう答え
私の手を繋いでくれた。
楽しそうに私と話してくれるだけで
私もなんだかとても幸せなのに
もっともっとって欲張れば欲張るだけ
幸せになれないのはなんでなの
旅立ちの日を迎えるあなたに
毎日陽の光りを浴びて
身体が欲する食事をし
睡眠時間はたっぷりと
自分の気持ちは大切に
周りの人には優しくね
悲しむ人がいないよう
周りをよく見て歩く事
いざ楽しくいさましく
ゆっくり参りましょう
あなたのことをいつも想っています
『しあわせに』
幸せになるために必要なのはなんだろう。
お金があれば必ず幸せになれるというわけでもないだろう。好きな人がいれば必ず幸せになれるというわけでもないだろう。
思うに幸せになるためには才能が必要だ。幸せになる才能が。
どんなこともネガティブに受けとるようでは金や好きな人がいても幸せにはなれないだろう。幸せになるには前向きな精神が必要だ。
どんな時でも前を向いて生きていける精神。それこそが幸せになるための才能だと思う。
次に必要なのは教育だ。考え方や習慣は子どもの頃で決まると聞く。人によっては才能よりも重要だろう。
きちんとした教育を受けて育てば学力や学歴に困ることもそうないだろう。今の時代ではちゃんとした学歴でも就職に困るかもしれないがそれはさておき。
まともな知識とまともな習慣があればまともな人間になれる可能性は高いだろう。そしてまともな人間であれば幸せになれる可能性も高いだろう。
幸せになるには才能と教育が必要なのだと思う。そのどちらも欠けて育ってしまった人はどうすればいいんだろうね。
美しいものを君に
窓ぎわのサボテンの
頭にピンクの花冠をのせて
甘やかに色づく東のそらを
星々が列になって旅をしているよ
薄闇に小さな羽音が灯り
ほどけた水のにおいが喉を潤して
目覚めた春をゆきかう人々の
さよならとはじめましてのあいだに
福音のつぼみがたくさんゆれているよ
どうか
幸せになって
この美しい季節のすべてが
君のものだから
『幸せに』
幸せに
幸せなことが続くことは無い。
ああ今幸せだなって思ったら近いうちにどん底に突き落とされるよ。
幸せって怖いね。
自分のイメージでは、幸せと結婚は繫がっていた。
今は、少し変わったのかもしれない。
結婚する人が減っている。
もしくは、結婚したくても出来ない理由がある。
結婚を幸せと呼ぶのは簡単すぎる。
離婚だってあるし責任も背負う。
たた、一人で生きるのを幸せというのは難しい。
孤独と幸せを繋げれる人しか無理だろうから。
前髪くすぐる
春風にお願い
あなたのところへ
届け花びら
今、自分の周りには
どれくらいの幸せが
溢れているのだろうか?
何気なくなく過ぎていく
この時、この時間、この場所で
多くの幸せを感じられる
その幸せに少しでも自分が
ありがたい気持ちになれたらと
幸せになれる音楽とか、
幸せになれる薬とか、
幸せになれる習慣とか、
幸せになれる料理とか、
幸せになれる職業とか、
幸せになれる贈り物とか、
幸せになれる家庭とか、
僕は、幸せになるためになんでもした。
家族も失ったし、
時間も失ったし、
お金も失ったし、
健康体も失った。
どれもこれも、僕が幸せになるためだ。
未来で幸せになれるなら、
今なんてどうでもいいだろう。
「幸せに」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャでは誰でも大歓迎です!
雑談とかしましょう!!!
待ってます!!!
『祝福』
祝福ムード 場末の立て看板のように嘘っぽくわざと
らしい 私は酒の肴にすぎないよ 『ありがとう』と
はにかむと酒瓶が一つ宙に浮く 私はその酒瓶の宿主となり 残りの30分は皆んなに祝福を配ろう 心血注いだ笑顔と握手 そこに残ったのは いやにじめつく手のひらと窶れていく私の体
あの日、君から笑顔が消えた。
「おはよう」
彼女に言ったこの声はもう届かない。
俺はあの日死んだ。
毎日泣きそうな顔をしている君に
俺は心が苦しくなる。
それと同時にほんと彼女に愛されていたんだと感じた。
もうそんな顔をするなら俺の事忘れてよ。
俺はそう強く願った。
泣きそうな顔は見たくない。
笑顔の君に幸せが訪れますように
幸せになってね
─────『幸せに』
「次は〜神奈川〜」
電車のアナウンスに最寄り駅の名前を呼ばれ、重い瞼をゆっくりと開く。
いつもは前の駅で自然と目が覚めるのだが、今日は疲れているのだろう。
寝ぼけた頭を起こすために音楽アプリを開きお気に入りの曲を流す。一昔前の流行りの曲。今の曲と比べると音質の差もあるがメロディは単調でベースもドラムも軽い。
ただそのぐらいが寝起きの頭にちょうど良かった。
最寄り駅に着き帰路についても曲を流していた。
時間はお昼に近い朝。登校中の生徒はいないが散歩している親子がいるような時間。
気持ちのいい日差しが夜勤明けの身体を蝕み、疲労感を足していく。
仕事を終えるとこの時間に帰るのが当たり前ではあるのだが、世間様と時間感覚がズレていくのは慣れたもんじゃない。
耳に入る音楽が周りの雑音を消してくれなければ、家に着く前に発狂してしまうかもしれない。いや実際はそんなことにはならない。そんなことをする体力もなければ常識の枠から外れる勇気もない。
そんな不毛なことを考えていると、無意識のうちに家の鍵を開け帰宅していた。
「ふぅ〜はぁ〜生き返る〜」
それからルーティンのご飯、お風呂、洗濯を済まし、あとは疲れた身体を布団に預けるだけとなった。
ここまでくると心も軽くはなるが明日も仕事だと思い出しては少しため息が出る。
でも眠くなるまでの少しの自由時間ぐらいは仕事のことは忘れておこう。
そう思いながらいつも通り据え置きゲームの電源を付ける。そしてオンラインで敵と戦うゲームを起動する。敵を倒せば喜び、知らぬ間に倒されれば叫ぶ。
何も自分の思い通りにはいかないサバイバル。非日常感が脳を包み込む。それが快楽となり気持ちが軽くなる。
「楽しい〜!」
仕事終わりの至福の時間。取って付けたような余暇ではあるが、人を守る仕事をしている以上、ストレスは消していきたい。
ここまでプライベートを仕事に合わせて調整しているのだから、どうか仕事上関わる人ぐらいは幸せになってほしい。
たとえ、片足がなかろうが言葉も出せなかろうがベットから動けなかろうが。幸せに生きて欲しい。
『幸せに』