ストーリー系多め🪼

Open App

フィクションです🙇🏻‍♀️


私は小学四年生の時から君に恋をしている。
君に片想いをしてからもう7年が経とうとしてるよ。
そろそろ想いを伝えなきゃって思ってるけど振られるのが怖くて中々いえないでいる。
そんなことも知らない君は毎日のように遊ぼうと声をかけてくる。
嬉しいのに嬉しくない、複雑な気持ち。
今日もいつも通り君に遊ぼうと誘われ、いつも通りわたしはいいよと答えた。
珍しくほかの友達もいた。いつもとは違う楽しさが混じり夜遅くまで遊んでしまった。
辺りは暗く夜空がすごく綺麗でなぜかいつもの倍どきどきしていた。君に伝わるくらいに。

今なら言えそうな気がする。
「あのさ、私ずっと前から君のことが好きだったの。だから良かったら付き合って欲しい」
と頭の中で言葉を出した。
そんな言葉を出す勇気がでなかった私は変わりに
「月が綺麗だね」って君に伝えたよ
これが私の精一杯の言葉。
どうせこの言葉の意味は伝わらないだろうと思い期待はしていなかったが思わぬ返答が帰ってきた。
「俺にとって月はずっと前から綺麗だったよ」
君はそう答え



私の手を繋いでくれた。

4/1/2023, 3:09:55 AM