平穏な日常』の作文集

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平穏な日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/11/2024, 2:28:27 PM

至って普段と変わらない。
 繁忙期の最中で癒しの休日だったあの日。私は溜まった家事もそこそこに、街へ繰り出した。普段は朝晩にしか外へ出歩かないから何を着て行くか、服装に困った。結局通勤で着ているコートを羽織って外へ出た。日中は冷たい空気の中に、日の暖かさを感じられるようになっていた。春はもう直ぐ迫っていた。
 平日の仕事疲れを多少引きずりながらも、外に出たのには訳がある。私が大好きなアイドルが、最近公開されたばかりの映画に出演しているのだ。しかも私の推しは主演の探偵役で、相棒役は旧知の仲の実力派俳優。息の合ったコンビネーションが見られるのではと、期待せずにはいられない。逸る気持ちで映画館へ向かった。


 最高だった。その一言に尽きる。
 私は心ここに在らずなまま、映画館を後にした。足を動かしながら、頭では先ほど観た映画のことでいっぱいだった。
 まさかアクションシーンがあるとは知らなかったから、推しのカッコいい姿をふんだんに見られて感激した。それだけではない。息の合ったコンビネーションは、映画の至る所に散りばめられていた。二人の行動、言葉、仕草。少し間違えれば尾を引きそうなシーンを、あっさりこなしてしまい、さらにアドリブだろうセリフの応酬まであった。さすが推しと推しの友人さん、素晴らしい。
 頭であれこれ考えていたが、少し整理したい。ついでに糖分を頭に入れたい。この横断歩道を渡った先に、確か新しくオープンしたばかりのカフェがあったはず。そこへ行こう。
 信号が青になった。大勢の人の波に流されるように、歩き始めた。
 ふと、向こう側から歩いてくる人と目が合った。カラコンでも入れているのか、吸い込まれるようなヘーゼルの瞳がこちらを見つめていた。周りでは見かけない瞳の色だからだろう、今でも印象に残っている。ほんの一瞬、ほんの数秒の出来事だった。そのあとは何事もなくすれ違い、気がつけば横断歩道を渡り切っていた。

 今思えば、この時から私の日常は崩れ始めたのかもしれない。


『平穏な日常』
(嵐の前の静けさ)

3/11/2024, 2:27:08 PM

朝起きて
眠たい身体を動かして
ご飯を食べて
学校や会社に行って
帰ってゲームやマンガを楽しんで
お風呂に入って寝る

そんな平穏な日常が
突然壊れてしまったらどうなるんだろう
変わり映えの無い日々でも
嫌なことが積み重なっていく時があっても
それでも平穏に生きられているのは
決して当たり前ではないから
人に 物に 自然に
いつも「ありがとう」の気持ちを

3/11/2024, 2:24:19 PM

平穏な日々。

 変わり映えない日常。

 それのなにが悪い。

3/11/2024, 2:22:57 PM

平穏な日常。

このテーマが今日あるのは、
当たり前じゃないことを13年前に身をもって知ったから。

心穏やかに。

今日という平穏な日常に感謝します。

3/11/2024, 2:19:42 PM

平穏な日常のありがたさを知ったら

夢の中で遊ぼうか

3/11/2024, 2:18:39 PM

◆平穏な日常◆

飼い猫が

暑いときは長く伸びて

寒いときはくるんと丸まって

そんな感じ


そんなんでいいのよ

3/11/2024, 2:16:02 PM

現状維持していることが平穏だと思う。
何も変化がないことであるから。でもそれだと自分自身何も成長しないと思わないか。
何の話をしているかと言うと、仕事や人間関係に関してである。

私自身の話しをしよう。
私は人前で発言することが苦手だ。

なぜ今まで人前で話すことを避けてきたのか、
それは学生時代のトラウマからきている。あのことは昨日のことのように覚えている。
頭の中が真っ白になり、しんと静まり返りその場が凍りついた瞬間は強烈にしんどかった。かただか数秒だがその時は数分位に思えた。
その日を境に私は人前で話すことを恐れて、避けてきて、
いざ話す時が来たかと思うと震えてしまって手に負えなくなってしまう。
 
それが長年続いたせいで表現することができなくなっている事に気づいた、
話すことだけでなく、好きな事である絵でさえも描けなくなっている。
頭の中ではある程度考えれるが、それを伝えることが本当に難しい。
一体今まで何をしていたのだろうと過去の自分に後悔しかない。
 
それを克服するためにも今は必死に頑張っている。

平穏とは少しずれているか。

3/11/2024, 2:14:50 PM

ボクは清水コウキ!かっこいい名前でしょ?
ボクね、今の家がすっごい好きなの!好きな事させてくれて、好きな物食べさせてくれるの!
へいおんってかんじ!
ね、そう思うでしょ?
「#ぇ、あ##、大#で##う?」
「あ###家、##い##る####ぜ!」

あんな言葉聞かなくて良くて、ボクの味方しかいないの!
ちのつながったひとはいないけど!
ここ、しせつ?は、とっても楽しいの!

テーマ【平穏な日常】3/11 #12

3/11/2024, 2:13:28 PM

【平穏な日常】


鳥が飛び立つ
猫が逃げ出す
犬が吠える

平穏な日常に潜む
ささやかな惨劇の影

3/11/2024, 2:12:58 PM

平穏なんてどこにも無い。
いつも、いつでも、終わりが来る日を覚悟している。
私に終わりをもたらすものは、災害かもしれない。
事故かもしれない。事件かもしれない。病気かもしれない。それらはいつ、どこでやって来るか分からない。だからいつも、いつでもそんな終わりを覚悟している。

でも、もし·····。その終わりをもたらすものが私のごく身近な、そう、私の家族だったら·····。

私はどこに感情をぶつければいいのだろう?


END


「平穏な日常」

3/11/2024, 2:11:14 PM

平穏な日常が崩れることの苦しみが君に分かるか?分からないから平気で人を傷つけれるんだろ。

あの頃は幸せだった。
でもその幸せは一瞬にして崩れた。

あれは1年前。母親が再婚した。最初は優しそうな顔の人で安心した。
その人と一緒に住むことになって1ヶ月後、なぜか僕はその人にストレス発散の道具として蹴られ、殴られ、叩かれた。
それを見ても母親は黙ったままだった。

家庭内暴力が酷いことを親友に相談したら、「お前と関わったら、俺も被害を受けるかもしれない。だから少し距離を置こう。」

ついに僕はひとりぼっちになった。
家族から捨てられ、友達にも裏切られた

きっと僕はこの世の中で一番の不幸ものだぁ

3/11/2024, 2:09:31 PM

朝、また起きてしまったと後悔しながら貴方の甘ったるいアーモンドの香りを探す。

昼、遠くから響く校内放送に鼓膜を擽られながらまろく垂れ下がった眉尻を撫でる。

夜、明かりを消した四畳半の箱の中で愛しい顔に広がるそばかすの星を眺めながら意識を落とす。

生きていることを後悔しながら、死んでいないことに安心しながら。
貴方の隣を陣取って、生を喰む。

3/11/2024, 2:09:27 PM

ご飯を家族と食べて、お風呂に入る。当たり前と思う行動だけどいつそれが出来なくなるかわからない。実際、13年前の今日は東北において多くの方が家族と共に過ごすという平穏な日常が奪われました。今年の正月には能登半島で大きな地震がありました。今、千葉県でも地震が起こる可能性が指摘されています。平穏な日常を大切に明日も過ごしたいと思います

3/11/2024, 2:09:12 PM

#平穏な日常

朝、携帯から嫌な音楽が流れ始める。起きる時間だ。
「んん…、」
スッキリ開かない目でアラームを止める。
いつもより、5分遅い。
慌てて起き上がって支度を始める。

電車は今日も満員だ。人混みは得意じゃないのに…。
嫌な気持ちをしまい込むように
鞄からスマホを取り出す。

「あっ、そっか」
思わず出た独り言を隠すように慌てて咳払いをする。

今から13年前。
平穏な日常が一瞬でなくなった。
幸い、私の住んでいる所は少し遠かったから
すぐにいつもの日常が戻ってきた。
それでもTVから流れる映像はいつもの日常からは
ほど遠い物だった。

教科書でしか知らなかった災害の怖さ。
遠くにいても感じる揺れに、先生の緊迫した声に
今とても危険な出来事が起きている事を理解した。

一瞬でなくなってしまう日常に、
今生きている事が当たり前ではない事を
改めて知らされた。

あれから長い月日が流れ、なくなってしまった街は
少しずつ平穏な日常を取り戻しているのだろう。
それでも心に刻まれた恐怖や悲しみは
決してなくならない。

自分の近くでいつ起こるか分からないけれど、
今友達と会ったり、好きな音楽を聴いたり、
当たり前の毎日がこれからも続きますように。
これ以上、平穏な日常がなくなりませんように。
誰にお願いしたら届くのか分からない願いを胸に
私は今を生きていく。

3/11/2024, 2:08:18 PM

【平穏な日常】

※今回の内容は、あまり美しいお話ではありません。表現には十分留意しておりますが、気分を害されたら申し訳ありません※


平穏な日常って何だろう?

って考えたとき、先月俺が数日間経験した「最も平穏でなかった日常」のことを思い出した。そうか、あの「最も平穏でなかった日常」の正反対が平穏な日常につながるんだな。本来なら思い出したくもない数日間の出来事だが、書くためには仕方がない。時を戻そう。

俺が経験した「最も平穏でなかった日常」は実質2日間だったが、その前日から布石はあった。両親が揃って体調を崩したのだ。

「あんた、お腹は何ともない?」

翌朝、母から唐突にそう聞かれた。そのときの俺は、腹も何も全く問題なく健康そのものだったから「ちょっと何言ってるかよくわからない」という印象しか持たなかった。

変化が訪れたのは、その日の夜だった。急な腹痛に何度も襲われるようになり、数分おきにトイレに駆け込んだ。とはいえ、寒い時期に足元が冷えてお腹をこわすという経験はたびたびあるので、この時点ではあまり心配はしていなかった。

本当の地獄はここからだった。

真夜中、激しい腹痛で目が覚める。急いでトイレに駆け込むが、完全に腹を下していて噴水の如く水状のものが勢いよく出るだけ。何度もそれを繰り返すうち、吐き気で上からも同様のものが噴射されるようになる。自分の身体が上下ともに壊れた蛇口のような状態になるなんて初めての経験だ。俺はやむなく、会社に連絡して仕事を休んだ。

やがて、壊れた蛇口はまったく歯止めがきかなくなってしまった。出るものを止める術がない上に、体力も限界だったのかベッドからまったく動けなくなってしまった。熱も39度近くまで上がり、最悪の状態のまま俺は夜まで意識を失ってしまった。

後にわかったのは、どうやらこれが細菌性の胃腸炎であること。そして、両親が体調を崩す前に一緒に食べた市販のシーフードコロッケが原因の一端ではないかということだった。両親と俺とでは症状も発症時間にも著しい差があるので何ともいえないが、おそらくは同じきっかけで起こったものであると考えられた。

丸2日間の地獄のような時を経て、熱も平熱に戻り、だるいながらも何とか身体を起こして、洗濯できるまでに回復した。唯一、食事に関しては固形物を食することへの恐怖心が拭えず、数日間は具なしの茶碗蒸しや全がゆ、スープなどの液状に近いものしか口にできなくなってしまった。

さて、「最も平穏でなかった日常」の話はこの辺にして、平穏な日常とは何かというところに話を戻そう。

俺の貴重な経験から導き出した、
「平穏な日常とは何か?」への答え。
それは…

食べたいものを、食べたいときに食べられるということ。そして、ちゃんと余裕をもってトイレに行くことができるということ。

それが、俺にとって最も平穏な日常の象徴だ。幸せなことに、今日も俺の平穏な日々は保たれている。

3/11/2024, 2:00:53 PM

平穏な日常

そう言われると
何か軽んじてしまう気がするのは
私だけであろうか?

私には
穏やかに過ごせる毎日は簡単ではない
だからこそ
平穏な日常は私にとっては特別な日々になる

真っ暗な闇から這い上がれたとき
私とっては平穏な日常となる

それがどれほど幸せなことなのか?
闇に脅かされていないものは分からないだろう
闇を知っているものにしか分かり得ない
穏やかな毎日
それが「平穏な日常」

3/11/2024, 1:59:22 PM

朝起きて 「今日何すっかな。」と鼻をほじほじし、

お昼になって、「今日何食おうかな。」って鼻をほじほじする。

夕方は夕日に向かって「お疲れ様。」と鼻をほじほじし、

夜は「おやすみなさい。」と鼻をほじほじして、お布団へころりんちょする。

ぼくの平穏な日常。

【平穏な日常】

3/11/2024, 1:58:41 PM

平穏な日常…それは
今が変わらずあること
おはよう いってらっしゃい
いってきます おかえり
ただいま おやすみ
ありがとう ごめんね
ただ何気ない毎日が
変わらずあること

3/11/2024, 1:58:20 PM

平穏な日常が懐かしくて恋しくて、目を閉じ唇を噛み締める。
私は今、闘いの最中にいる。戦場と化したキッチンは、ヤツの気配を漂わせている。なぜ、どこから、いつ間違ってしまったのか。そんな疑問も耳に響く鼓動と緊張感の中に溶け、私の呼吸は荒くなった。リビングで寝ている愛猫は使い物にならない。私は古い雑誌を頭の上に掲げて、ヤツが姿を見せるのをじっと待つ。暴力なんか振るいたくないのに、命なんか奪いたくないのに。これも全部お前が悪いんだよ。感情を殺した冷徹な視線を黒光りするヤツに送り、スパンキー。ついでに地獄に送った。
ひとまずの平穏は取り戻した。安堵の息をつき、乱れた髪を戻した。

3/11/2024, 1:51:27 PM

平穏な日常

何かに高値な
それでいて意地悪しい価値をつける。

『もうすぐ春が来る』
そう笑顔で駆け出して
まだ冬空のもと
肌触れる想風はとても冷たい
出会って何年、あの日見た笑顔とは変わらない
あぁ、これは僕が惚れた笑顔だって
今でも惚れ直すだろう笑顔を愛す

愛の形をもつ紅色を
沢山集めて いつか枯葉で散りゆくまで
僕のフォルムは全て君で
散った後の風景は
ずっとその地に溶けていく

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