『巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ぴくりとも動かなくなった貴方を置いて、私は駆け出した。
後ろは振り返れなかった。振り返ってしまったらきっと、貴方に縋ってしまうと思ったから。
逃げろと、君だけは生きろと貴方は言った。
だから私は何としてでも生き延びなければならない。刺すような胸の痛みも、貴方を置いていく罪悪感も、とめどなく頬を濡らす涙も全て、あの館を包む炎の中に閉じ込めて。
これから先貴方は私の隣にはいない。
次に会えるのも何百年先か分からない。
もし会えても、今世のように気づけないかもしれない。
でも、それでも。
また、どこかで巡り会えたら。
その時は、
…その時は。
この星で生まれ落ちた数億という人間の中から偶然巡り会ったその人へ、君はどんな色の糸を結ぶ?
ずっと苦しいの
愛の味を知ってしまった頃から
親に友達に恋人に、「大好き」をもらった日から
一度、愛情の大切さ、脆さを知ってしまったから、常に心が満たされてないと安心出来ないの。
もし、もしね、そんな我儘な私に愛をくれる人がいるなら、居てくれるなら、どんなものでも投げ捨てて会いに行きたい。
ねぇ、もし神様が居るなら教えてよ
私に運命の人はいるの?
いるのだったら、
早く「巡り会えたら」いいのにね
小さい頃から小狡い奴だった。俺のランドセルに石詰めるし、人のベッド占領するし、過去問貰ったこと言わないし。社会人になって会えないと思っていたのに、偶然入った定食屋。隣の席がこいつだった。しばらく話している中で、「おれ、お前に色々迷惑かけてたよなあ」と言われた。昔からお前の隣で食う飯は美味いよ。
(巡り会えたら)
巡り会えたらまた会いたい。
また遊ぼう笑ったり泣いたり昼寝したり散歩したり
かわいかわい私の家族のわんこ。
めちゃ大好きだけん夢の中にはたまに顔だしてよ!
運命の人と巡り会えたら、どうなるのだろう。
触れるだけで指先が痺れるように熱くて。
重ねた唇には、かすかな甘さが残るのかもしれない。
一枚の板を挟んだ世界は、あまりにも幸せそうで。
うつむいた先には、剥げかけたネイルが見えた。
私は、そちらで生きていないから。
白馬の王子様なんていないことは、とうの昔に知っているのに。
【巡り会えたら】
巡り会えたら
あの場所で出会い
あの場所で別れ
時間が過ぎ
季節が巡り
年月が流れ
それでもまた
あの場所で
巡り会えたら
次は大切に
離さないよう
傷つけないよう
大事に
大事に
君の隣に
題:巡り会えたら
運命の人が居るとして、
今巡り会えていたら、
今の人生は変わるのだろうか。
運命の人と会えたからといって、
私の人生を変える事は出来ないのだろうか。
変わっているのか、変わっていないのか、
未来を知らない私には分からない。
だから一つ一つの感情を
大事にする。
【巡り会えたら】#64
運命の人という者に【巡り会えたら】
幸せなのだろうか。
いつまでも答えが出ないであろう疑問を
天色の空に問いかけた。
ああ、きっとまだ自分は未熟だ。
またこのテーマに出会えたら
見つめ直して、続きを書こう。
現実逃避の出来ぬ今日を過ごした。
この転職は
失敗
ではないと思う。
細かい色々は
勿論あるけれど
仕事行くのが
辛くはないし
人間関係も悪くなくて
給料だって
思ってたよりかは
貰えてる。
でも
きっと
それは
正社員
じゃないから。
正社員で
心の不調を抱える程
仕事が辛くなくて
人間関係も悪くなくて
ボーナスも貰える
そんな
職場
ないのかなぁ。
#巡り会えたら
必要な物事はベストなタイミングでやって来る
さぁ準備しとかなきゃ
✳︎巡り会えたら✳︎
人は死ぬと星になると言いますが、実は生まれた時は世界のどこかで夢が生まれているのです。将来の夢、ではなく、寝る時に見る「夢」のことですね。
あなたが生まれた時に生まれた「夢」は、あらゆる人の夢となり、世界中を旅します。ラクダに乗り、鳥になり、水に沈んでは竜と共に語らう。様々な人の様々な夢となることで、「夢」は想像力豊かになります。
もしもあなたがあなたと同じ日に生まれた「夢」に出会えたのなら、その時間を大切にしてあげてください。旅の話を聞いてあげてください。そして、あなたの話をしてあげてください。何が好きで、何をしたいのか、現実的なものから幻想的なものまで何だって構いません。「夢」ですからね。その夜のあなたは、あなたとして好きなように語ることができ、思うがままに実現することができる、そんな素敵な夢を見ることができるでしょう。
どうしても思い出せないけれど、とても良い夢を見た気がする――そんな朝はありませんか? それはきっと、あなたのために世界を巡っていたあなたの唯一の「夢」と出会い、語らったからなのです。
舞台は夕焼けをイメージしている。赤だとか橙だとか紫だとか。n回公演で繰り返される、僕たちの芝居が、まったく別の夕焼けを生み出していく。偶然も奇跡も運命も宿命も望んでいるわけじゃない。それでも。同じカラスが鳴いたら、君にまた巡り会えると信じている。
私の回りには、私が不快に思うような言動をする人物が少なかった。したとしても、特に気にならなかった。私はなんて人に恵まれているのだろう。何度そう思ったことだろうか。だけど、人に恵まれているのは私の努力も影響していると思うのだ。相手の気持ちを少しでも考え、出来るだけ互いに楽しい話をし、何かあった時は親身になる。その結果が今の状況なのだ。ナルシスト?自己過信?確かにそうかもしれない。だけど、事実私はこの様に人に恵まれているのだ。とても大切と思える人に、巡り合えているのだ。
無くした
やっと手に入れた
欲しくて頑張って手に入れた。
大好きで大好きで手に入れた。
でも無くした。
また、巡り合いたい
カンバック 諭吉さん
私は音楽が好きだ
楽器を演奏するのが得意というわけではないけど
色んな国やジャンルの音楽を
常に耳に入れていたいというか
そんな感じ
1人のアーティストというよりも
色んなアーティストの音楽を聴いて
気に入った音楽のリストを作って
部屋のスピーカーでやることをやりながら流す
それが自分の日常でもある
自分の精神を支えてくれるのは
毎日色んなアーティストが素敵な音楽を作ってくれて
それに運良く自分が出会えたから
アーティストたちに直接感謝を伝えることはできないけれど
毎日あなたたちの音楽で
たくさんの人たちが支えられてるんだよっていうことが
少しでも伝わってくれたらいいなって思う
そして少しでも長く
彼ら彼女らが
自分達の好きな音楽を思う存分楽しんで欲しいな
「巡り会えたら」
なにかの偶然で過去の自分と会うことが出来たら、
私は真っ先に抱きしめてあげたい。
大丈夫だよ、ちゃんと頑張れてるよ、安心してね、
あの頃に欲しかった言葉をたくさん言ってあげたい。
巡り会えたら
「あの...お水を恵んで貰えませんか?」
私のバイトしていたお店に小さな女の子が来た
見た感じ服もボロボロで靴すら履いていなかった
「お水ね ちょっと待ってな」
そう言うと女の子はうなずいた
私はバックヤードに行き水筒のお茶を女の子に渡した
すると店長が
「汚ねぇ〜な さっさと出てけ!!うちの店が臭くなる」っと
女の子をホウキで押した
止めに入ろうとしたが既に女の子はいなかった
私は自分の無力さを感じ...悔しかった
バイトが終わり……
「ハァ...疲れた...帰ったらご飯作らなきゃ」っとつぶやきながら
帰っていると昼間お店に来た女の子がコンビニの前で立っていた
私はその子に駆け寄り
「昼間お店にいた子だよね?誰か待ってるの?」っと聞いた
すると、女の子はポケットからそーと手を出した
そこには小銭があった、しかし15円だった
「あのね...お腹すいて..おにぎり買おうとしたけど
これしか無くて買えなかった...」
女の子の悲しそうな顔を見て私は迷わず女の子の手を取りコンビニへ入った
「好きなの買っていいよ‼️今日はお姉ちゃんが買ってあげる‼️」
「本当に?やった〜!!何にしようかな〜」
女の子は無邪気で嬉しそうに買ったものを持ちながら
笑顔で「お姉ちゃん!ありがとう❣️」っと言われた
あの時の笑顔は私の一生の宝物だ
あれから数年がたち
私は社会人として働いている
今あの小さい女の子はどこで何をしているか分からないけど
もし巡り会えたらいっぱい話したい
貴方と巡り会えてよかった。
そう言う自分と
貴方と巡り合いたくなかった。
そう思う自分がいる。
私を受け入れてくれなかった時、
「楽しい思い出をありがとう」
そう言いたいのに、心では
「こんな事になるなら、貴方と会いたくなかった」
そう思ってしまう。
私は変ですか?
ー巡り会えたらー
あなたを愛さなかったことを、
わたしはきっと後悔しているのだと思います。
また巡り会えたら、
いいえ、わたしはそれも許されないかもしれません。
あなたの想い出に、綺麗なまま残っていたかったの。
わたしの願いはそれだけでした。
どうか、少しでもわたしを愛してくれていたのなら、
あの言葉が本当だったのなら、
この愚かなわたしを、あなたを愛していたわたしを、
記憶のなかに留めておいてくれませんか。
季節が回って、
時がたって、
わたしたちが全てを想い出と思えたとき、
またあなたに巡り会いたいと、
愚かなわたしは、そう思ってしまうのです。