『届かぬ想い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
届かぬ想い
「今なんて?」(聞き取れなかった...)
『失礼だった!?ごめん!』
「いいよ、大丈夫。」(その日なら大丈夫。空いてる)
『分かった...じゃあ機会があったらまた!』
「好きだよ。」
『うん!私も大好き!』
そういう事じゃないんだけどな。
【届かぬ思い】
私の思いがあの人に届かない
そのことばかりに目が向くけれど
誰かの思いが私に届かない
そんなことだって
これまで少しはあったのかもね
世界はほんの少しの両思いと
たくさんの片思いでできている。
夕暮れ時の教室。
外では暗くなっていくのに負けじと声を張り上げる野球部の掛け声とか、合奏中であろう吹奏楽部の楽器の音とかが鳴り響いている。私しかいない薄暗い教室にそれらの音は吸い込まれて、ここには鉛筆を滑らせる音がリズム良く響いているだけだった。書くのに没頭していた私は5時を告げるチャイムが鳴り、そこでようやく顔を上げた。書き上げたものは自分の中での力作で、相当集中して書いたからか緊張の糸が解けて溜め込んでいた呼吸が一気に肺へと流れ込んでくる。久しぶりに少し長文になってしまったので手首の痛さは否めないが、ようやく自分の満足するものがかけたのだ。代償としては安すぎるぐらいのものだろうと1人静かに唇に弧を描き、荷物をまとめ始めた。帰り支度が整うと目の前のカーテンが揺れて、オレンジ色の眩い光が視界に広がる。カーテンが光を孕んでいてまろやかになっていたからか、思っていたよりも鮮烈に夕日が網膜を焼いた。5月半ばとは思えない爽やかな風がカーテンを揺らす。紅鏡は傾けば傾くほどに鮮烈な光をこの世に残して、この後に連れてくる暗闇をより濃く落としていく。
暗闇になってしまう前に、私はその場でサッとカーテンを開けて、窓の外を覗き見た。この夕日が暗闇を連れてくるのならば、世界を染めあげる眩さとともにこの気持ちも去ってもらおう。沈む夕日に連れられて届かない想いもどこか遠くへ、絶対に届かない場所まで運んで。そんな願いを込めて、さっきまで書いていた紙を折りたたんで紙飛行機をつくる。風が私の腕を押した。風に乗った紙飛行機はそのままどこかへ飛んでいってしまった。
こんなこと一体何回続ければ気が晴れるのだろうか。やっぱり明るさが連れてくるのは深く黒い暗闇であって、私の穴は決して埋まってくれない。
「返事なんか来るわけないのに…」
ポツリと呟いた声に答えが返ってくる訳もなく、持っていたシャーペンが床に落ちる音だけが妙に大きく教室に響いた。
君に伝えたい想いが沢山あるんだ
でも もう君はいないから
後悔しか残ってないさ
さよなら 僕の愛した人
お題『届かぬ想い』
届かぬ想い
あと10センチ身長があればと、切に願います。
幼少期や学生時代の「ちっさくて可愛い」は、ありがたいのですが、この歳ではただの「ちっさいおばさん」でしかないのです。これはキツい。
どうせおばさんなら潔く、迫力ある「どすこいおばさん」の方がカッコよく思うのです。見た目になんか威厳があるような。
他にも顔がよけりゃとか、胸が大きけりゃ、美肌になりたい、とかありますけども。それらは先立つものさえあれば(ないけど)どーにでもなるかと。
身長10センチと言うのは、そうもいかん。
どーにもならない。
ヒール履いてもいいけれど、出先で脱いだ時の虚無感と言ったら。穴空き靴下を履いた時に「和室へどうぞ」と言われた時の「終わった」感と通じるものがあります。
そんなことはさておき、この願い事に限らず、日頃の行いが悪い私の願い事なんぞ到底叶うはずもなく。
高身長になって、街を颯爽と歩きたいと願う気持ちは「届かぬ想い」として、胸にしまい込んでおこうと思っています。
誰にも言わないでくださいね。
end
届かぬ想い
ふーちゃんはね にゃんにゃん好きなの(ฅ'ω'ฅ)
白くて可愛いネコタン🎶
沢山遊びたい!じゃれたい!
やっぱり逃げるの💦
まだふーちゃんピクっと動いただけだよ💦
まだ目が合っただけだよ💦
こんなに好きなのに…
あぁ…届かぬ想い(இωஇ`。)
いつか届けこの想い(。ᵕᴗᵕ。)
ショボーン
∧__∧
( ´・ω・`) (○)
,( ヽ∩∩ノ),、ヽ|〃,,,
“““ ““ ““ ““ ““ ““ ““ “``““ ““
人知れず言えなかった、そんな想いは
例え見えなくても聞こえなくても届かなくても無かったことにはなりません
だってそんなのがまかり通ったら
命そのものに意味が無いのと同義だから。
届かぬ想い・・・いや、届ける勇気がなかった想いは、心の中で少しずつ積もっていって。
山のようになった、ふわふわで暖かいそれに、私は今日ももたれかかる。
何度も書き直して
届ける勇気が出なくて
ゴミ箱の底に捨てた
淡い恋心
父も母も、祖父も祖母も、直接会えぬところに行ってしまった
良い感情も悪い感情もあるが、それはもう届くことはない
届かぬ想いとはどんなものだろう。何か欲しいものが手に入らなかったとき?それとも思い通りにならなかった時?私はね操り人形のように押さえつけられた思いを鳥籠から出せなかった時。辛くても苦しくても、きっと報われないまま終わってしまう。そんな時は、誰かが届けてあげないと行けないよ。
届け、届け。想いを歌に乗せる。
こがねの唄
お休みなさい。
俺は昔から、漢が好きだと自覚している。
中学の頃の社会科の先生、
イケメンで優しい同級生、
いつも気にかけてくれる先輩、
等など・・・挙げたらキリが無い。俺って惚れっぽいんだよな。
だから・・・悩みというか、頭の中のゴタゴタはいつも隣り合わせ。女性も嫌いじゃないし、友達もいる。
でも、一目惚れというか、狂ってしまうのは漢なのだ。俺の人生、何度となくそれで山あり谷あり。
唯一(俺が本気で好きになった男の)、派遣業で東海地方で知り会った1個上の先輩。同郷ということもあり、ベタ惚れしてしまった。
その後カミングアウトしたけど、彼は
「ありがとう、気持ちは嬉しいよ」
と言ってくれたけど・・・
12年やり取り出来ず今に至る。優しい言葉をかけてくれて最後の電話のやり取りだったのは・・・逆に今でも何か淋しい。
・・・まぁ、俺もアラフィフで歳なんだが、死ぬ前までには、もう1度会って、くだらない話でもしてみたい。
−届かぬ想い−
届かぬ想い
いつまでも一緒って思ってた。
ずっと相棒でいられると思った。
だけど現実は残酷なもので、相棒に特別な感情を抱いてしまった。
相棒には一生言えないものだ。
言ってしまえば、この関係性も消えてしまうし、相棒も気を使ってしまう。
だから、僕は相棒の元を去ろう。
相棒の知らない遠く遠く、自身も知らない所へ行こう。相棒の目の付かない遠い場所へ、行ってしまえば相棒は僕のことを忘れるだろう。
月日は流れ、この風景にも慣れてきた。
最初は色々苦労してきたけど、案外人間は慣れてしまえば、どうにでもなるもんなんだなと納得した。
相棒は僕の事を忘れただろうか。
かつての仲間とは、度々連絡を取っているが相棒は未だに僕のことを探しているらしい。
探しても無駄だよ。僕の事なんか忘れて、相棒の隣に並べるほどの凄い人を探したらいいのにって、思ってしまう。
嗚呼なんて人は残酷なんだろうか。
こんな醜い感情なんていらない。こんな気持ちになるんだったら、最初から巡り合わなければ良かったのに、こんな届かぬ想いがあるんだったら、消してしまいたい。
なんて思いながら、窓辺に腰を掛けた。
何となく、ここから見えるいつもの景色がいつもより、ぼやけて見えた。
僕の頬に季節外れの冷たい雨が降った。
春輝、私の代わりに死んだんでしょ?神様がお願いを叶えてくれる日、私が生きられるように祈ってくれたんだよね?ありがとう。大好き。私は、ほんとは春輝が好きだったよ。一緒に、ずっとずっと一緒に居たかったよ。なんて、言ってももう遅いか。届かないよね、この言葉は。だけど、言わせて。ありがとう。ほんとにありがとう。春輝、菜々香は元気で頑張るから、一生懸命生きるから、ずっとずっと見ててね。春輝、おやすみ。
菜々香、1人でも大丈夫かな?お前のやりたいこととか、全部できたらいいけどな。神様が願いを叶えてくれる日、お前が生きることを願った。それに後悔はしてない。好きな人が、笑顔になるのが1番の幸せだからな。お前と手が繋げたら、一緒に歩けたら、なんて思うのは自分勝手だな。だけど、俺は菜々香のこと、本気ですきだったから。今更、もう届かない言葉だけど、菜々香の幸せを願ってるよ。
届かぬ思いかぁ…
私は、届いてしまう思いの方がめんどい、かも。
集合無意識とかアカシックレコードっていうの?
ああいうの。
みーんなの心共有…っていうかバレバレの次元の話なんでしょ?共有の財産?
コズミックな感じの大きな流れのひとすじってゆーか。
SFっぽい。でも、何かしら在ると思うんで。
悟り開くって、アイアンハートになるってこともあるかも。
ああ、私の妄想がいつか(すでに)人類の共通バレバレ案件になるのか!!(どっかでなってるのか!)
勘弁してよ…(笑)←もう…笑うしか…w
【届かぬ想い】
今日で 最後の日
何も伝えられずに 終わってしまった
あんなにたくさん 助けてもらって
あんなにたくさん 一緒に笑って
あんなにたくさん 励まし合って
なのに
たった 一度のけんかから
仲直りができない
たくさんの感謝の想いを
届けることができない
なんで あのとき
なんで あんな言葉を 言ってしまったの
なんで 4文字の言葉を 言えないの
なんで、、、
下駄箱を開くと
折り紙で作った
小さな紙が落ちてきた
「ごめんね これからも 元気でね」
届かぬ想いが、届くかもしれない
上履きのまま外に飛び出した
「ラムリに花束を贈りたいから、手伝って。
アモン。」
オレの密かに思いを寄せてる人からそう言われた。
「…もちろんっす。」
そう笑って誤魔化した。
本当は羨ましかった。
いつも主様の近くにいるラムリが。
主様から贈り物だなんて、
「羨ましい。」
他の執事もそう言うだろう。
「んじゃ、一緒に薔薇を見ましょうっす!」
「うん!」
なんて、汚いこの気持ちがバレないように。
オレは、笑うっす。
「綺麗な薔薇を贈りたいな。」
あぁ、今だけは。
この笑顔を独り占めしても許されるっすよね?
「主様。」
「ん?なぁに?アモン。」
主様。大好きっす。なんて言えたら。
まぁ、そんなこと、言えないっすけどね。
「ははっ。なんでもないっす!」
オレのこの想いは届かなくてもいいっす。
オレの育てた薔薇を見て、微笑んでる主様を近くでみれるのは、庭師の特権っすからね。
届かぬ想い
秘めたままの恋の方がまだ幸せでいられることを知っていたのに。
届かない
手を伸ばしても
声をあげても
決して届かない
雲に乗せて
風に吹かれて
祈って
今日も私は綴る
あなただけを想って
今日も
届かぬ想い