小さな命』の作文集

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小さな命』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/24/2026, 10:29:42 AM

【小さな命】

人も動物も
生まれてきた小さな命を
大切にしなくてはいけない

これからの未来がある
小さな子達を
大人は守っていかないといけない

自分たちができることは
幸せを与え寄り添い
見守っていくこと

自分もそういうことをしていきたい

2/24/2026, 10:24:03 AM

小さな命。

友達に
お子ちゃまが
産まれた。

まだあってないから
楽しみ。
早く会いたい。

2/24/2026, 10:23:38 AM

お題「小さな命」(雑記・途中投稿)
一人暮らしでペット飼う神経が信じられない。

2/24/2026, 10:23:20 AM

GRe4N BOYZ キセキ 歌詞

明日 今日よりも好きになれる 溢れる想いが止まらない
今もこんなに好きでいるのに 言葉に出来ない

君のくれた日々が積み重なり 過ぎ去った日々2人歩いた『軌跡』
僕らの出逢いがもし偶然ならば? 運命ならば?
君に巡り合えた それって『奇跡』

2人寄り添って歩いて 永久の愛を形にして
いつまでも君の横で 笑っていたくて
アリガトウや ah 愛してるじゃまだ足りないけど
せめて言わせて 「幸せです」 と

いつも君の右の手の平を ただ僕の左の手の平が
そっと包んでくそれだけで ただ愛を感じていた

日々の中で 小さな幸せ 見つけ重ね ゆっくり歩いた『軌跡』
僕らの出会いは大きな世界で
小さな出来事 巡り合えた それって『奇跡』

うまく行かない日だって 2人でいれば晴れだって!
強がりや寂しさも 忘れられるから
僕は君でなら 僕で居れるから!
だからいつも そばにいてよ 『愛しい君へ』

2人フザけあった帰り道 それも大切な僕らの日々
「想いよ届け!!!」と伝えた時に 初めて見せた表情の君
少し間が空いて 君がうなずいて 僕らの心 満たされてく愛で
ぼくらまだ旅の途中で またこれから先も 何十年
続いていけるような未来へ

例えばほら 明日を見失いそうに 僕らなったとしても

2人寄り添って歩いて 永久の愛を形にして
いつまでも君の横で 笑っていたくて
アリガトウや ah 愛してるじゃまだ足りないけど
せめて言わせて 「幸せです」 と

うまく行かない日だって 2人で居れば晴れだって!
喜びや悲しみも 全て分け合える
君がいるから 生きていけるから!
だからいつも そばにいてよ 『愛しい君へ』
最後の一秒まで

明日 今日より笑顔になれる 君がいるだけで そう思えるから
何十年 何百年 何千年 時を超えよう 君を愛してる

2/24/2026, 10:22:36 AM

雪が溶けて、世界に緑がやってくる。
「タイチ、早く! 遅いってばー!」
「待ってよ、ソラちゃん!」
 幼馴染二人が慌ただしく駆けていく姿を、ぼくは一人後ろの方でゆっくり歩きながら見守る。
 今日は日曜だ。町のボランティア団体のおじいちゃんおばあちゃんと一緒に、公園の草むしりを行う日。集合時間は昼食を食べてから少し後の二時頃⋯⋯のはずだけど、気合十分な二人と、そんな二人に連れ出されたぼくは、時間よりもうんと早く来ている。
「わっ、草ぼーぼー!」
「ホントだ!」
「そりゃあ、ずいぶん長い間、放置されていたからね」
 公園の入り口まで辿り着き、驚く二人に、ぼくは後ろから声をかける。
「わたしたちで抜くぞー!」
「おー!」
「全然聞いてないなぁ」
 しょうがないか。
 張り切る二人の後に続いて、ぼくも公園に飛び込んだ。
 そんなとある春の日の、一ページ。



「つくしみつけた!」
「わたしなんててんとう虫みっけたもんねー!」
「二人とも、ちゃんと草抜いてる?」
「「うん!」」
「返事だけは良いな⋯⋯」

2/24/2026, 10:21:27 AM

温もり

決して離さない 1

近づく

くすぐったい


ねぇ,ほんとはまだ実感がないの


ありがとう.


お題 小さな命

2/24/2026, 10:17:03 AM

よく見るSNSで
     もの凄く素敵な文字を書く人がいる

     いろんなタイプの文字書きさんがいて
     よく♡つけるのは筆が踊るように書く人

     自分でもいけんじゃないかと思うけど
     まあ書けない、見事に

     もしも、
     あの筆の一本一本に
     意思があったなら
     傑作が出来そうな気もするが
     想像すると恐ろしくキモい
     集合体はゾッとして震える

     書き手の意思による
     才能と感覚でまとまり
     作品が出来上がる

     よかったよ
     個々で動き出さなくて



     
     
                 (小さな命)

2/24/2026, 10:16:43 AM

小さな命


皆は“小さな命”といえば、何が思い浮かぶだろうか。
昆虫、植物、小動物、生まれたての生命。
様々な命が浮かぶはず。
だが、思い浮かんだ命はどれも、
自分たち人間よりも、小さなものである。

宇宙規模でみてみれば、人間もまた“小さな命”である。
銀河の中の太陽系に存在する、地球の中の生物。
別の宇宙が存在し、その中の1つなのであれば…。
そう考えていけば、終わりがみえない。

この世界に存在する、全ては“小さな命”なのだろう。

2/24/2026, 10:15:53 AM

ある日。俺の家に、自称天使だという小さな生き物が現れた。
サイズは大体手のひらくらい、見た目はほとんど人間と一緒。絹のような白髪と、桜桃のような真っ赤な瞳。真っ白な羽根、ほんのり光る頭の輪。天使らしい要素はあるが、羽根は小さすぎて飛べないし、輪はうっすら光るだけで何もない。ドジだし、バカだし、なんというか、期待していた天使とはかけ離れている。
さて、そんな自称天使と過ごし始めてから、早一ヶ月が経過しようとしていた。奴は小さいくせに無駄にエネルギッシュで、飛ぶ練習だとか言って机から飛び降りては、結局飛べずに床で泣きわめいている。正直、喧しくてかなわない。
しかしここ最近、奴の姿が見当たらない。元々小さいし、よくどこかに出かけては、犬に吠えられただとか、鳥につつかれただとかで泣きながら帰ってくる。今回も、どうせそうなのだろうと思っていたのに。奴の大好物になった苺を用意しても、名前を呼んでみても、一向に戻ってこない。
別に、構わないと思った。勝手に上がり込んで来て、我が物顔で飯を食うし、部屋は汚すし、煩いし。けれど、いざいなくなってみると、何故かこの部屋が広くて堪らないのだ。元々一人で住んでいたはずなのに、無性に寂しくて、この部屋が酷く味気ないものに感じてしまう。そこらに散っている白い羽根の残滓が、余計に寂寥を増幅させていた。
なんて、人が感傷に浸っていたある日。アイツが訪れた日と同じように、奴は突然帰ってきた。何故か、俺を超すほどの長身で、手には謎の手土産らしき何かを持って。
「やっと戻って来れた!」
第一声にそう言って、やたら整った顔面がすぐ眼前まで迫る。ミニサイズだった時はそこまで気にしなかったが、大きくなると、その美丈夫さに圧倒される。
奴の話はこうだった。小さい姿だったのはエネルギー切れを起こしていたからで、一時的にエネルギー補給をするため俺の家に上がり込んだ。が、想像以上に俺との生活が気に入ったので、元の姿に戻るがてら、地上への移住を伝えるため天上に戻った、と。
正直訳が分からなかったが、あの喧しい同居人が帰ってきたのが、嬉しくて。でも、それを表に出すのも癪で、上がりそうになる口角を必死に抑えつけていた。
なんだかんだ、俺もコイツのことを好いていたらしい。その日の晩、俺の家の食卓に苺が乗ったのは言うまでもない。

投稿忘れにより2日分複合テーマでの執筆。
テーマ:Love you/小さな命

2/24/2026, 10:10:55 AM

『小さな命』

野原に咲くカタバミも
蜜に誘われるアゲハ蝶も
夜に鳴き鳴らすスズムシも
北の海に住むクリオネも

みんなきっと同じ命
本当に小さな命たち

僕はそれよりずっと大きいけれど
命の価値は同じだろうか

無機質な宇宙の彼方には
何か蠢くものがあるだろうか

太陽の下に命があるとは限らなくて
深く冷たく暗い海の底にも命はある

平等なものとは思わないが

煌めくものはきっとある

そうだと僕は信じたい

2/24/2026, 10:08:57 AM

私に授からなかった、小さな命たち。
 別の家庭に産まれた子もいれば、病院に置き去りの子もいる。時には望まれないで冷たい雪の上に産み落とされた子もいる。成長したのに若くして自ら捨てる命もある。
 血が繋がらなくても、スピリットで繋がる命の誕生もある。
 私は、スピリットの母になれるように、もっと成長したい。
 もとより、「自分の所有の子」なのではなく「託された子」。
 小さな命は、いつも神から賜る。
 私が、その器かどうかが問われる。自分を磨きたい。

2/24/2026, 10:02:55 AM

土がふっくりと

やわらかくなるころ

そこここに芽生える

小さなちいさな命たち

踏まれずに

大きくなぁれ


………小さな命

2/24/2026, 10:01:49 AM

天国も地獄もないんだから
自由に生きていいんだよ。
そういえば、遠い世界の片隅まで星空を追いかけるような君は、きっと天国よりもっと先の、あの場所まで。

2/25/2024, 11:27:15 AM

メダカを解剖したのは、確か小学校の理科の授業でのことだっただろうか。
 生き物が、どのような仕組みでどのように生きているか、大きく括ればそんなようなことを知るためのものである。無論、たかだか一度こんなに小さいメダカの体を解体したくらいでは、命の一端を理解することも出来ず、ただただ教科書に載っている事項を確認するだけの時間であったと、その時の僕も今の僕も、そう感じている。
 焼き魚がよく食卓にあがる家庭であったからだろうか、魚の身がほぐされていくのは見慣れたもので、焼いてあるか生であるかという違いはあるが、概ねそれは想定の範囲内の光景であった。中には、泣き出してしまう子や、そもそも解剖に参加しない子もおり、もしかしたら彼らは、最中に食事風景を思い浮かべてしまう蒙昧な僕とは違い、この小さな命が喪われていく光景が、はっきりと見えていたのかもしれない。
 なんて、そんな10年以上前のことを思い出しながら、正確にはその頃の詳細な事なんて憶えてはいないので、現在から勝手に解釈した架空かもしれない思い出を振り返る僕の目の前には、大きなイカがいる。

 最初にツアーの内容を見たときは、怪しい話だなと感じた。しかし、その直感はいつの間にか薄れ、右往左往した挙げ句、何故か僕はこの深海探索ツアーに参加している。
 随分、昔のことだったと思うが、深海に沈没船を観に行くツアーなんてものが行われたことがあり、しかしその旅は道すがらにミイラ取りがミイラになったことで大問題になった。
 その結果、それ以後の深海に関わる様々な事業は、民間企業が行うには許可が厳重になり、気軽に手頃に宇宙に出られる時代となった昨今ですら、肝心の足下のことは未知に包まれたままであるのが、この現代である。
 そんな中、何故、僕が今、深海にいるのか。円グラフにするならば、騙されたという理由が40%、泳いでいる大王イカが見たかったという理由が40%、こんな堂々と詐欺が横行するはずがないという未だに何かを信用する気持ちが10%。
 そして、最後の10%は、「小さな命」になりたかった、である。

 「政府公認!絶対後悔させない天上の旅(深海だけど)を貴方に!」という怪しさ以外のものが見つからない広告を見て応募した過去の自分の気持ちは、一ミリも理解できない。けれど、応募してしまったものは仕方ないので、気持ちを切り替えて、未知への旅を楽しもうと集合場所へ向かった。
 そこで目にしたのは、バック・トゥ・ザ・フューチャーよろしく、まるで未来にでも行きたいのかという様相の潜水艦だった。現実時間では一瞬でも、脳内では久遠の逡巡が繰り広げられた後、意を決して船の下へ足を進めた。
 船に乗り込む直前、今回の同乗者たちは、ツアー責任者という肩書の男から旅の詳細を聞かされ、互いに挨拶をし合う一幕があった。
 船長と呼ばれたその男は、終始「コンニチハ」「大丈夫、マカセテ」「ソノ気持チ分カリマス」「大船ニ乗ッタ気デイテクダサイ!小サイ船ダケドネ!ハッハッハッ」の四つの言葉しか話していなかったことを、今更ながらに思い出す。
 他には三人、僕と同じ立場のはずの人間がいるが、あまり僕とは同じ立場とは思いたくない風貌であった。
 一人目は、自称海洋研究家の男である。自称というのは、どう考えてもその出で立ちが、昔テレビでよく姿を見た、魚の帽子を頭に被り、特徴的な語尾で話す人間そっくりであったから、僕の脳内がこの自称という文字を無意識に取り付けたのである。彼は今も目の前の光景に「うお〜!!!」と叫んでいる。
 二人目は、袈裟のような服装に、目元以外は見えない被り物、数珠のようにクロスが連なった首飾りを首に着けた、何もかもが不詳の人間である。挨拶の際には、非常に流暢な関西弁を話していたから、つい今の今まで気安い友人のように錯覚していたが、大王イカが現れてからというもの、生まれてこの方、聞いたことのない、どう考えても地球在来ではない外来の神に向け一心不乱に祈りを唱えている。
 三人目は、白銀の鱗のように艶のあるブラウスと、生気のない目玉のような黒く艶のないロングスカートをまとった女である。この女は、挨拶の際にも一言も喋らず、誰もそのことに口を出さないようだったのでスタッフの一員かと思っていたが、さも当然のことのように船に搭乗し、僕の隣に座った。そのことに、誰も何も疑問を感じていないようだったので、宗教家との会話に忙しかった僕は、特に言及することもなくここまできてしまった。
 深海に向け下降するにしたがって、まるでポルターガイストのようにミシミシという音は大きくなり、救急車と消防車と緊急地震速報を混ぜこぜにしたかのような、どう考えても非常事態を知らせるベルが何度も鳴った。その度に船長は「大丈夫、マカセテ」「ソノ気持チ分カリマス」「大船ニ乗ッタ気デイテクダサイ!小サイ船ダケドネ!ハッハッハッ」という三語をローテーションしてベルを止め、ニッコリ僕らに笑いかけてくるが、喉には「泥舟の間違いだろ」という言葉が常駐待機しており、そろそろ我慢も限界かと思ったその時、前触れもなく突然それは現れた。

 最初は、それが何なのか分からなかった。小さな丸い窓の全面を占める黒いもの。何故なのか、不意に脳裏に浮かんだのは、その昔解剖する僕のことをジッと見つめてきた、メダカのあの目だった。
 そこからというもの、あまりの騒々しさとあまりの動揺に、細かい記憶は残っていないのだが、それでも一つだけ印象に残っていることがある。
 事態に呆然とする僕の顔を見つめていたかと思うと、すぐに窓に振り返り、深海を幽雅に泳ぐ大王イカを見つめ、静かに、それでいて尊い何かを慈しむように微笑む、女の横顔であった。


 深海の旅は、急な機体不良ということで大王イカと出会ってすぐに引き返すことになった。すぐといっても、人間を水圧0の世界に戻すためにはそれなりの時間をかける必要があり、それなりの期間を経て、僕らは太陽の日を浴びることになった。
 水中での待ち時間、すっかり仲良くなった我々四人は、旅を終えた今でも定期的に会い、理由の分からない会話で盛り上がる友人となった。
 そして、この四人に含まれないあの女は、大王イカから逃げ去る道中の中、いつの間にか姿が消えていた。
 他の三人に聞いても、一体何を言っているんだ、と言わんばかりの顔をされるが、確かにあの時この目に写した微笑む女の姿は、記憶の中に鮮明に残っている。

 僕たちは、何を持って命の大きさを測るのだろうか。小さい体に宿るそれは、果たして小さい命なのだろうか。
 今でもふとした時に、あの大きな黒い目玉が、僕を見つめている気がしてならない。

2/25/2024, 11:02:20 AM

我が家には神様がかわいいものを全て詰め込んだのかという位愛くるしい猫がいる。

オス猫でイケメンな顔をしていながら声が高くてかわいい。
普段は一緒に寝ている祖父にしか寄って行かないくせに都合のいい時だけ私の足元をウロウロしてキラキラした瞳を向けにゃーと鳴く。
自分がかわいいことを理解し、有効活用しているに違いないのだが、そんなところも含めてかわいい。
少しあざとい我が家のアイドルだ。

そのアイドル様はあざとくて自由で優しい。
学校で上手くいかなくて誰にもバレないように泣いていると1番に気がついてすり寄ってくる。
そして泣き止むまで何も言わずそばにいてくれるのだ。

普段は呼んでも来ないくせに。

小さな命は私にとって大きな存在。

2/25/2024, 10:33:48 AM

小さな命

「すみません、その心臓見せてくれませんか?」

「ダメだダメだ、その心臓は5,000ドルするんだぞ。ガキに買えるようなもんじゃない。」

「もっと安い心臓はありませんか?」

「ん?まぁ、この辺の心臓なら頑張ればお前にも買えるかも知れないけど。」

クローン技術の発達によりクローン臓器は取り立てて珍しいものではなくなった。しかし政府はクローン臓器によってもたらされる超長寿社会に危機感を持ち、高い税金をかけた。
金持ちだけが生きながらえる世界?さもありなん。臓器を交換する度に税率は上昇していき10回を超えると天文学的な数字に達する。臓器交換を繰り返し、破産した資産家は後をたたないのだ。
死なない体になった人類は数を増やし続けた。結果生じる貧富の差の拡大。どこの街にも自然とスラムが出来上がった。

ここはスラムの住人を相手にした場末の臓器ショップ。
店主と少年の会話に割って入る髭もじゃの男がいた。

「坊主やめときな、そんな心臓、人間の物かどうかも怪しいぞ。」

「なんだぁ、テメェは?うちの商品にケチをつける気か?」

「俺の名はストレッジ、この街で外科医をやらせて貰っている。なんだったら店の商品の目利きをさせて貰ってもいいんだが?」

「ストレッジ先生でしたか。いやぁ、先生のお手を煩わせる必要はございません。これは元々商売用の物ではありませんで、鼻から売るつもりは無かったんですよ。」

「坊主、心臓を手に入れても、今度は手術代がかかる。坊主にその金は出せるのかい?」

「おいら、よく分からなくて。妹の心臓が悪くて助けたいだけなんだ。」

「よし、坊主、俺が診てやろう。妹の所に案内しな。」

「ありがとう、おじちゃん。」

案内された孤児院はスラム街の端にひっそりと佇んでいた。
あたりには排泄物の臭いが立ち込め、建物も雨風をやっと凌げるとだけと言った粗末なものだった。

「ただいまぁ、ヒトミ、ヒトミはいるかい?」

「お帰り、お兄ちゃん。」

ヒトミと呼ばれた少女見た途端、ストレッジの顔色が変わった。

「東洋人じゃないか?何故ここに東洋人が?」

滅びし種族東洋人。東洋では西洋に先駆けクローン臓器の技術が確立していたが、税金をかける事はなかったため国民全てが安く臓器を手に入れることができた。平均寿命は200歳を超え、人口は膨れ上がり、東洋人の胸中から繁殖意識は失われていった。そして臓器交換による延命の限界を迎えた時、忽然と世界から消えてしまった。噂では若返りの技術に成功したと言う話だったが、その技術が力を発揮する事はなかったようだ。この出来事を踏まえ、世界各国はクローン臓器には高い税金を掛けるようになったのだ。

「腹が減ってゴミ山を漁ってたんだ、そしたらヒトミが倒れていて、それで妹して育てることにしたんだ。」

「確かにこの辺りは東洋人の暮らす街があったらしいが、それは20年前の話だぞ。」

「ねぇ、先生、ヒトミは心臓が動いてないの、治せる?」

「動いていない?」

ストレッジが脈を測ろうとしたが確かに脈動がない。大急ぎで病院に運び込まれると手術が行われることになった。

「なんだこれは?心臓がない。」

本来心臓があるべき部分にはぽっかりと空間が空いていた。
これでは鼓動の打ちようがない。しかしだ。血液は淀みなく流れているようだった。

「こんな馬鹿な、何故これで血液が流れているんだ?」

ストレッジは戸惑いながらも取り敢えず心臓の移植手術を行った。その後、色々検査したが何故ヒトミが生きて行けたかは分からなかった。
ヒトミの術後は順調で程なく退院していった。

「ストレッジさん、ヒトミはもう大丈夫?」

「ああ、手術は成功したよ。」

成功なのか?心臓がなくても血流のある者に必要な手術だったんだろうか?余計な事をしたんじゃないか?

不思議な事が起こった。身長100cm程だったヒトミの身長が3日で120cmになった。そして6日で140cm。10日で160cmに到達した。ヒトミはその間ほとんどを食事を摂っていない。120cmに到達した時ストレッジは質問した。

「いくら何でも成長が早すぎる。東洋人が特殊なのか?」

「私にもよく分からないの。」

更に奇妙な事に孤児院の子供達が減っていくのだ。
3日で5人、6日で10人、10日で15人。

「ヒトミ、お前何か知っているか?」

ヒトミ、お前が食べたのか?と言う疑念を隠して聞いた。

「皆んなは私の中の1部になったの。小さな命の集合体。それが私。」

「食ったんだな?」

「全然違うわ。私はヒトミであって、ジョンでもあるの、ミハエルでも、ケニーでも、スペンサーでも、キャサリンでもあるの、そして健太でも太郎でも恵子でも幸恵でもあるの。」

「まさか東洋人が居なくなったのは君が原因か?」

「私、大人になって色々思い出したから教えてあげるね、私の名前は数多一身、日本人よ。30年前、天才科学者、加賀匠によって脳のクローン臓器が作られた。そして多くの日本人が加賀のクローン脳を移植したわ。するとね、皆んなの意識が共有されたの、一種のテレパシーね。そして皆んな考えたの超長寿生命体となった日本人が生き残る方法を。それは、皆んなが集合して一つの大きな生命体を形成する事。
1つの生命体の中で子供が産まれ老人が死んでいく。これ以上が人が増える事も減る事もない。食料も水も必要ない。必要な物は全て自分の中にある。だけどね、加賀の脳を移植されていない者たちは私の存在を恐れた。それで私の心臓をくり抜いて成長を止めたの。それがなければ私1人で国を覆い尽くしたでしょうね。」

「クローン臓器は私達人類が手を出しては行けない技術だったのか?」

「それは違うわ。命ある物はいつまでも死なない事を望む。そして生き延びる手段があるなら手を出すのが必然、結果種が滅びの道を行くなら、新たな生命体に進化するしかない。だってそうやって地球生物は繁栄してきたんじゃない。」

「ジョンば幸せにやってるかい?」

「ええ、死の恐怖から解放され、飢から救われたから幸せだって。」

「俺はどうしたらいい?」

「何も、来るべき時が来たら私の1部になっているはずだから。」

2/25/2024, 10:26:43 AM

「小さな命」

宇宙の危機から何十年、ボクらはキミの故郷の星で暮らしていた。面倒くさそうにしながらもキミはボクに色んなことを教えてくれたね。あそこのおにぎりがおいしいとか、そこの店にはスゴいものが売ってるとか。

ボクは正直、結構楽しかったよ。キミたちとの暮らし。
ニホンでは「木を見て森を見ず」という諺があるそうだが、ボクは「森を見て木を見ず」つまりこんな小さな規模での生活をしたことがなかったから、とても新鮮だった。

アレからキミにたくさんのことを教わって、ボクの記憶容量がちょ〜〜っとだけ圧迫されたけど、楽しかったよ。

しかし、分かっていたことだが、キミにも「終わり」が来た。
どうやらニンゲンは長くても100年程度しか生きられないんだね。

キミが人生を終える間際、宇宙管理法第6489条に触れない程度に寿命をこっそり延ばしたり、話ができるように少々体を元気にしたりとボクも悪あがきをした。

でもやっぱりその時は来た。すごくあっけなかった。
分かってた。分かっていたはずなのに、ね。

……。だから特定の宇宙や星に肩入れするな、と言われたわけだ。キミを失ってから、初めて気づいたよ。

ねぇ。また旅行に行こうって言ったよね。
今度一緒に定食屋でカツカレーを食べる約束は?
キミ、ボクに一回もゲームで勝ててないだろ。

分かっていたことなんだからボクも受け入れて、諦めないと。

そうだ。キミはその小さな命で、最後までボクを受け入れてくれていたんだ。だからボクも、最後まで、受け、止めない、と……。

ごちーん!!!!

「痛った!!!!はぁ?!?!!!」

「痛って、でも触れた。……おーおー、マッドサイエンティストの端くれのクセして辛気臭い顔してんな〜」

そこには、出会ったばかりの、若い頃のキミがいた。

「『チョーカガクテキソンザイ』なんだったら、冥界のことも知ってるはずだよな〜?」
「まぁもちろんだとも!!!だがキミはそういうの興味なさそうだったから、少々驚いたのさ!!!」
「もしかして、また会えたらなぁ〜とか思ってた?www」
「まさか!!!ボクが!!!キミに?!!」

「まぁ元気そうで何よりです。それよりも、前言ってた『青方偏移がどうのこうの〜』はどうなったんだ?」
「?」
「え〜……まぁ、アレだ。暇だから手伝おうと思って」
「!!!……我が忠実なる僕(しもべ)よ……再び契約を結ばん……!!!」
「ま〜た拇印かよ……」

小さな命の終わりは、次の歴史の始まりだったみたいだ。
さてと、また研究に取り掛ろうか。

2/25/2024, 10:23:29 AM

小さな命

M78星雲のウルトラマンさんから見れば

みんな小さな命

みんな地球に住んでいる

あっちに行ったりこっちに行ったり

あるいは、じっとしてる

じっとしているように見えて

ちょっと動いている

2/25/2024, 10:08:12 AM

どんなに小さな命でも大きな命でも同じ命じゃないの。私の命は捨てられてよかったの。私の母親は、どうして私の命よりも私の父親を優先したの。また踏切の警告音がなる。あの時も。私はコインロッカーに入れられた。最後に見た母の顔は、女の顔だった。
お題『小さな命』

2/25/2024, 10:07:05 AM

#小さな命

小さな小さな小さな命
真綿にくるんで
大切に大切に大切に
守り育まれたはずだった

そして時はすぎ、物心がわかる頃から
父は叱ることが増え
泣く子を泣き止むまでひっぱたいた
母はそれを見守り手を出さなかった
子は唇をかみ泣くことをしなくなった
人に頼ることが出来ない子に育った

屈強に立ち、耐え忍び、泣くことを忘れ
友達がいなくとも何も感じなくなった
それが私……だった

その苦しみから救ってくれたのが
今隣で笑ってくれる大切な人なんです
喧嘩も沢山しますがね……幸せです

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