『寒さが身に染みて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
寒さが身に染みて
暖かかった体が芯から冷えていくのがわかる。
悴んでいる指先を、息を吹きかけて温める。
こたつの存在を有り難く感じる。
冷たいフローリングの部屋から畳の部屋に移動すると、まずこたつに入る。凍てついた足が一瞬にして生き返ったように温まる。一度入ると出たくなくなるのは、こたつの魔力によるものだと思う。
「寒さが身に染みて」
やけに早く目が覚めた。枕元の時計を見れば、まだ5時にもなっていない。カーテンの向こうはまだ夜のようで、街は暗く静まり返っている。いつもならこんな時間に目が覚めたとて、すぐに二度寝してしまうのだが、今日はやたらとスッキリと頭も目覚めていて再び眠ることが出来る気がしない。仕方がないので、早起きを堪能することにした。
寝室を出ると、暖房の効いていない廊下の寒さが身に染みて、身体の芯がキュッと縮まるような感覚がする。早足でリビングに入ると、暖かな空気が広がってホッとした。
ケトルにたっぷりの水を入れて火にかける。いつもはインスタントで済ませるところを、今日は豆を挽くところから丁寧にコーヒーを淹れることにした。
朝食には冷凍してあったクロワッサンを温めて、インスタントのスープも添える。最後まで丁寧に、を出来ないのはご愛嬌だ。
朝食を終えて、ソファでのんびりコーヒーを啜っているうちに、窓の向こうが明るくなってきた。カーテンを開けると、空の下からオレンジが広がってくる。薄い雲が淡く色付く。美しい日の出だ。この景色を見られただけでも、早く起きた甲斐があった。
久し振りに美術鑑賞と洒落込んだ帰り道、にわか雨ならぬにわか雪に見舞われた。
粉雪がひらひらと天から降るなら風情もあろうが、爆弾低気圧に伴う横殴りの風が全てを台無しにした。
美術鑑賞後の気持ちのよい余韻を風雪が吹き飛ばしていく。
温まっていた胸の内まで冷やすように雪が全身を襲う。
勘弁してくれ。
雪に慣れていない民には、にわか雪すら辛すぎる。
せめて、これだけは。
胸元に忍ばせたお気に入りの絵画のポストカードを死守しつつ、駅への道を急いだ。
お題『寒さが身に染みて』
奥
羽
の
山
々
集
落
へ
虎
落
笛
--13--
ただいまラスト10代。
今年の7月で20歳だ〜
昔の自分にとって20歳の人達はもうちょっと大人に見えてたのにな〜笑こうやって憧れながらいつの間にか時間が消えてってしまうことに気がついた笑
心は成長しないけど、見かけや品だけは大人になれるように努力中…😶💭
♯20歳
昨日と同じ姿勢で立っているのに、
今日の入口が認識されない。
扉は、閉められた音さえ立てなかった。
さっきまで灯っていたはずの明かりが、
文字になる前に消える。
声をかける前提で伸ばした指は、
空気の中に取り残され、
行き場を失ったまま冷えていく。
教室では変わらず声が流れているのに、
私だけが更新されない。
外の風は強くない。
雪も降っていない。
それなのに、
教室の温度から一人分ずらされて、
平気なふりをする子どもみたいに、
黙っているしかなかった。
いくつかの季節と記録を挟んで、
扉がふいに開いた。
チャイムの鳴り方は変わらない。
けれど、机の落書きはすべて消えていて、
知っている癖の言葉はどこにもない。
私が戻るより先に、
教室は次の学年を迎えていて、
そこで交わされる言葉は、どれも低俗で、
合わせること自体が、空回りだった。
もう会えないと分かったあいつらの不在が、
遅れて、身に沁みていく。
題 寒さが身に染みて
寒さが身に染みて
※雑談
もうこのタイトルの通り、寒さが身に染みすぎてこたつから出られなかったですね。こたつを作った人はすごい。あとエアコンも。なんかもう、人間にも冬眠があったらと馬鹿な事を考えました。冬眠休暇とか欲しいです。
日々家
お題「寒さが身に染みて」(雑記・途中投稿)
いや寒くない冬とかテンション下がるから嫌い。
今日は南港で雪降ってテンション上がりました。寒空の下対応最悪で一時間半待たされたけど。列整理したらもっと早く進むでしょ、何やってんだ、赤ブー。
もう夏は行かないからいいけど!
あー、気温だいぶ低いんだろうな
今日はあまりにも寒い
寒さが身に染みて……
とても、とても、とても、気持ちがいい!
体はもうガクガクしてるけど
冬にする格好じゃないけど
それがいい
「修行でもしてんの?」
いやいや、そんなんじゃないよ
ただ、快感を得るためにやってるだけ
この、身の危険を感じる寒さに包まれるのがどうしようもなく好きなんだ
「前から怪しいとは思ってたけど、やっぱり底知れぬバカだったか」
失礼なことを言う
私はバカじゃないよ
バカっていうのは苦しいのに痩せ我慢してやり続ける人間のことだ
私は気持ちのいいことを楽しくやってるだけだからね
「じゃあ異常者だ」
それは否定できない
でもさあ、異常者で言えばあなたも大概なんじゃないかなぁ
「ん~?
私のどこが異常者だって?」
スマホで自分の顔を見てみなさいよ
この状況でするような表情じゃないよ
私をなんつー顔で見てるの?
「ああ、そのことか
そんなに表情に出てた?」
それはもう
キレイなイルミネーションを見るが如き、キラキラした顔だったよ
顔と呆れの言葉がミスマッチすぎるね
「まあね
私は人がダメージ受けてるさまが好きだからね
あなたが苦しそうだったらなおよかったんだけど」
嗜虐的なやつめ
いや、この場合本人は見てるだけで何もしてないから、嗜虐的とは言わないのかな?
どちらにせよ趣味の悪い人だよね
私もよく友達やってるよ
「お互い異常者だから、相性がよくて友達になれたんじゃないの?
私達の友達になろうなんて物好き、他にいないだろうし」
普通の人間は肉体へのダメージを快感とは思わないし、人の苦しむ姿を楽しめないもんね
「そんな相手に心を許せるなんて、私達、最高の友達だよね?」
最高というか、最狂じゃない?
「それはそうだ!」
さて、このままだと寒さの快感から帰ってこられなくなるから、このへんで帰ろうか
「そうだね
私も、このままじゃ本当に嗜虐に目覚めそうだから帰る」
明日はどんな快感を得ようか
「明日はどんな姿で私を楽しませてくれるかな?」
早く死にたい
人を傷つけるのは楽しい
けど、言葉以外はダメらしい
ほんとはもっと自由にしたい
わたしが不快になった人間はみんな殴りたい
この世から消したい
でも我慢しなきゃいけない
余計にストレスが溜まる
早く死にたい
(寒さが身に染みて)
いつからか。ずっと、ずっと、
寒さが身に染みて
寒い日々が当たり前になって
寒さが身に染みてきた
冬を感じる
振り返るのはよくない
寒さが身に染みて
さらに悲しくなる
ならば、灯火をつけよう
暖まる灯火を
暖房だけの暖かさだけじゃなく
一緒に コタツを囲もう
君のそばの あたたかさ
〈 寒さが身に染みて 〉
【寒さが身に染みて】
ふとした時に
寒さが身に染みて。
ちじこまって歩いてると
ふと横を通った
半袖短パン小学生の
底抜けた無邪気さが身に染みて。
その元気さをもらって
また一歩踏みしめて。
寒さが身に染みて
ココ最近、寒い日が増えてきた。
コタツに入ってぬくぬくしたり、人とくっついて温まったり。
そんな一時が幸せ。
こんなにも平和な日が毎日続けばいいのに。
いいか。家庭はひとつの社会なんだ。文句があるなら出て行け。この家庭は俺の家だ。
社会だというなら余計に、色々な意見があって当たり前じゃないの?
うるさい黙れ、俺の言うことが気に入らないなら出て行け!
父は僕の首元を掴んでズルズル引き摺り、庭に放り出した。上着なんて持っていない。ヒーターの効いた室内の格好のまま、雪の降りそうな凍える庭に投げ出されたのだ。
このまま凍死するのかな、と思った。時間はどんどん過ぎて、白い空はみるみる暗くなった。震えが止まらない。末端の感覚は無くなっていた。
僕は意識を手放した。
【寒さが身に染みて】
※閲覧注意※
幼馴染シリーズ。
ちょっとオトナの時間です。
【寒さが身に染みて】
寒がりな人が、温もりを求めて近付いて来る季節が来た。
『今週末、爆弾低気圧が近付いて来る予報です。最大級の備えをして下さい。生命を守る行動をお願いいたします。』
冬将軍や大寒波の到来を告げるニュースが、テレビやラジオから流れている。
「湯たんぽ、電気アンカ…。厚い冬用掛け布団…。出して置くかぁ。」
家に籠もる用意と称して買い込んできた大量の食料品を仕分けながら、独り言を漏らす。
「よいっしょ!」
掛け布団を出していると、炬燵の住人と化していた寒がりさんが、のそのそと出て来たらしい。
「…カズ、寒い。」
炬燵脇に置いていたブランケットに包まって、掛け布団を出している背中にぽすりとぶつかってくる。
「暖房入ってるし、冬の掛け布団出したよ。温かい飲み物飲んで、少しお昼寝する?」
湯たんぽも入れようかな、と考えていたら、背中に頷く気配が触れる。
「カズ、も?」
眠たげな声が揺れて、背中からブランケットが包むように抱き締めて来る。
「っ!…うん。一緒にお昼寝、しよっか。」
眠気でポカポカと暖かい温もりを背中に感じながら、そのまま寝具に倒れ込むことにした。
「ねぇ?かっちゃん。」
ブランケットを下敷きにして、冬用の掛け布団を被って寒がりなあなたに覆い被さる。
「ん、あっためて。」
首裏に絡みつくあなたの腕に絡め取られるまま、吸い込まれていく。
寒さが身に染みて
君達が凍えてないか不安だったよ。
きっと体は冷え切ることはないだろうけど、それでも心が冷え切らないことを祈りたいの。