『寂しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「寂しさ」
私には、2人の大切な友達がいる。
だけど最近、2人だけで話している時間が増えてきて、私が話に入りたくても入れないことがある。
特にお昼ご飯の時間にそう感じることが多い。
2人とも楽しそうに話しているけれど、私はその会話に入れなくて、1人でご飯を食べている。
「何を話しているんだろう?」
「なんか寂しいな…」
そう思いながら、ふと考えた。
やっぱり3人って、うまくいかない時がある。
2人で話すと、どうしても1人が寂しい思いをすることになる。
でも、私が1対1で話している時に、残りの1人が寂しい思いをしていることもあるのかもしれない。
それに、2人には共通の趣味とかあるし、私が無理に会話に入る必要はないよな、とも思った。
それでも、やっぱり寂しい気持ちは変わらない。
そんなことを考えながら1人でご飯を食べていると、
「ねえ、これ一緒にやらない?」
と友達が声をかけてきた。
「いいの?」
「うん!これなんだけどね!」
さっきまで冬のように寒かった時間が、一気に暖房が付いた部屋のように暖かくなった。
3人って、難しい。
だけど2人とも大切な友達だから、少しの気配りが大事なんだと思う。
例えば、1対1で話している時に、もう1人の子にも話を振ったり、話に入りやすい雰囲気を作ったりする。
でも、ずっと3人でいなきゃいけないわけじゃない。
それぞれ2人で話したり、1人の時間を楽しむのもいいと思う。
大事なのは、話に入りたい時に素直に話しかけてみること
それと、ちょっとした思いやりをお互いに持つこと。
その小さな思いやりが、友達関係をもっと良くしてくれる。
私はそう信じている。
寂しいかって?
寂しいよ
大切な貴方が
海に沈んで
消えるなんてね
頭では分かっている、つもりだった。
貴方が僕たちを養うために今までよりも一層身を粉にして働いてくれていることは。
ぽっかり空いた大きな穴の、心が追いついていなかった。
卓袱台にいつまで経っても残っている貴方の分の夜ご飯とか、玄関から優しいただいまの声が聞こえないとか。
だから、貴方が帰ってくるのをいつまでも布団の中で待ち続けることにしたのだ。
既に寝静まっているであろう、僕たちを起こさないように、やがて細心の注意を払って玄関の扉が開く音がする。
一人で夜ご飯をさっさと片付け、とっくに冷めた風呂に浸かる貴方。
不意に襖の開く音。いけない、少しうとうとしていたようだ。
布団はいつも貴方の分も僕が敷いているから、何も疑うことなくすぐに潜り込む貴方。
そんな間を置かずに静かな寝息が隣から聞こえてくる。
今からが僕の、僕だけの心の隙間を埋める時間がきた。
貴方を起こさないよう、ゆっくりと布団から這い出る。
「……、」
やおら上に跨り、小さな声で名前を呼ぶ。当然起きない。
顔を近付け、唇と唇を重ねる。それもほんの一瞬。
後は顔中至る所に唇をくっつけては離し、くっつけては離す。
起きて欲しいような、それでいて絶対に眠り続けていてほしいような。二律背反な感情が胸の中を渦巻く。
今はまだこの関係で良い。気付かれなくて構わない。
少しずつ少しずつ、貴方のあずかり知らぬ所でひっそり肌と肌の触れ合いを深めていこう。
それが僕なりの寂しさの埋め方。これに名前がつくのかなんてまだ知らない先の話。
午前授業ほど寂しさを感じるものは無い。
午後、予定が無ければただ帰るだけだし、講習があったとしても演習ばかりで話す時間なんかほとんどない。
クラブがあった時はちょっと嬉しい。
コミュ障なのに寂しんぼを拗らせてるから一日中誰かと話せないのは辛い。ネガティブ思考が加速してしまう。
1つ、最近の出来事を書こう。
この前、昼ご飯を久しぶりに1人で食べた。と言ってもイヤホンで音楽を流しながらだったので、実際には完全な孤独ではなかったのだが。
それでも心にくるものがある。人と話さないで食べるご飯とはこれほど味がしないものであったか。これほど興味を示せないのか。母が早起きして作ってくれたのに味わうこともせず、何を食べているのかすら考えない。
ただ、ただ、ロボットのように固形物を口に入れる作業。食事とは何たるものかを考える機会であった。
とまあ、これほどの文字を思いつけるほど自分はまだ生きているので、今日も勉学に励んで来ようと思う。
大丈夫。まだ息をしてるし温かさを感じられる。
14.寂しさ
いつも君は僕の隣に居た。
足を震わせながらも、一歩一歩前へ歩く君を見守るのが好きだ。
ひたむきに努力を重ねていく君。
気付いたら僕なんかよりも、前へ前へと歩いているのに気がつく。
そんな僕に気付いた君は振り向いて言うのだ。
「ほら、早くおいでよ!」
そう無邪気な笑顔を見て嬉しいはずなのに、何故か心は冷静だ。
あぁ、これが寂しさかと痛感する。
そんな寂しさを誤魔化すように、僕もまた笑みを返すのだ。
楽しいこと 嬉しいこと
友達とわいわい過ごす時間
とても楽しい ずっと続けばいいのにな
そんなわけにはいかない
何かをすればその逆のことがついてくる
何かを始めれば終わりがくる
何か楽しいことがあれば寂しいこともある
この世は意外と平等だ
離れてくれよ「寂しさ」という名のカゲボウシ
〜寂しさ〜
寂しさ
いつまで、祖母の責任を取ればいいの?
いつまで、フラッシュバックに耐えればいいの?
いつまで、生きればいいの?
私は人間だよ。女神でも神でも心が広い仏でもないの。
守り神でもない。守護霊でもない。
うさぎは寂しいと死ぬと言うけど、苦しんでいるうさぎは寂しさよりも悲しさよりも光を求める。
愛は無償だけど無限ではない。
情熱も愛情も好きなことも嫌いなことも言えないうさぎは目に光を失う。
火に入る準備はできた。光を求めて走るだけだ。
繋いだ手を離す瞬間
車から降りて またねって言う瞬間
永遠の別れではないのにいつも襲ってくる
「寂しさ」
寂しさ
一人でいると時折寂しさを感じる。
何故だか涙も溢れて来る。
独りぼっちは誰かが思ったよりも寂しい。
一人でいると孤独感に苛まれる。
だから誰かと過ごす日々というのは
他人が思うよりも貴重なのかもしれない。
寂しいという感情はマイナスなものだろう。
淋しさを覚える、山の緑が寂しくなる、好きなドラマが終わってしまって寂しいなどその言葉だけを切り取ればネガティヴであまり好ましくないイメージの言葉だ。
しかし、寂しさの裏側には必ずプラスな感情がある。
期待、親しみ、楽しみ、喜びという感情なくして寂しさを感じることはできない。
誰かとの別れを寂しく感じるのは、その人との楽しい記憶や親愛の感情がなければ感じ得ないし、現在の自分の孤独を寂しく感じるのは、孤独ではなかったときの記憶や自分の将来に期待を抱いていた記憶があるからである。寂しさの裏側にある感情を思い出すと、寂しさを感じられる事への心持ちも変わってくる。
さて、2024年が終わろうとしている。今年が終わることに寂しさを感じているだろうか。
インスタのストーリーでも見れば私以外の3人で遊びに行っているし
移動教室だって私以外の3人で行くし
休み時間だって気づいたら私が独りになってるし
私がいるとなんか喋りにくそうだし
私はいない方がいいのかな、なんて思ってしまう
3人は1と2になる確率が高いから4人の方が安心できるのにそれを差し置いてでも私といたくないのだろうか
いくつもの嫌な気持ちが流れてくるけど
それを止めれるほど私は強くない
寂しさは消えないし孤独感も感じきれないほどある
神様、1度でいいから私に最高な親友をください。
寂しさなんて感じることのないような、ずっとそばに居てくれる最高の親友を。
『寂しさ』
もうすぐ学校が終わる
皆それぞれ新しい道へあゆみだす
また会える人もいるだろうし
もう二度と会えにい人もいる
今こんなに沢山話してても
何年か後には今と同じような感じで話せなくなる人も出てくるだろう
少し寂しいけれど
皆の進む先でまた新たな人々と出会い
新たな関係を作っていくことが出来ると思うと
寂しさよりも楽しみが強い
「寂しさ」
そこに居たモノの存在は
跡形も無いまま姿を消されてしまった
寂しさの虚空の姿よ
寂しさは
月が出ていれば、何とかなる。
月が出ていなければ…どうしましょうか?
お団子だけでもいただきましょうか?
何て言いながらバタートーストかじっている。
見えなくても月は、バターの色に空にある
夜空は紅茶のようにいつもある………
でもまぁ、朝ごはんのような夜ごはんですこと。
……たまにはね。
何食べても味がしないときは、バタートーストと紅茶に限ります。
童話のカエルみたいにね。
ラブライブの真姫ちゃんと
過ごすから全然寂しく無いね♪
『寂しさ』
平和 健康 笑顔‥いっぱい
感謝で満たされていて
寂しさは入り込めない
今のところ
寂しさ
たとえば桜の花が舞い散るとき
灼けつく空気と湿っぽい潮風に晒されながら
枯れた枝葉が風に踊るとき
雪が降る凍てつく寒さのなかで
わずかばかりに空いた穴をどうしようかと悩む
ほかの何かで塞ぐのはきっと容易ではある
だがきっと虚しさだけが広がっていくのであろう
【お題:寂しさ】
魔法には属性が存在する。一重に魔法使いと言えど、扱えない属性の方が多く、能力者と魔法使いを区別するのは難しい。
そんな中、無属性と言われる、ありとあらゆる属性を扱える者も存在するが、そうなると魔力量が少ない傾向がある。
魔力量とは、魔法に使うエネルギー量を指し、ユークドシティでは、魔力量が少ないと迫害の対象となる。
私……ミユもまた、その一人。
私が産まれたクラッセ家は、ユードクシティでは雷属性として知られた名家で、魔力量も多い。
だからこそ、魔力量の少ない私は家族から疎まれた。
学校へ行っても同じで、私には居場所がなかった。
ただ一言、寂しい、辛いと言えたらどれだけ楽なのだろうと、考えたことがないわけではない。言えるわけもないのだが。
そうした日常も過ぎ去り、高校まで卒業した時。家に一通の手紙が来た。
差出人は、研究者地区中央からだ。
研究者地区というのは、その名の通り、研究者が集まる場所で、自然と研究施設が建てられた土地だ。
現在は、東西南北と中央、五つの大きな研究所に集約されている。
ユークドシティとは違い、法はあってないような場所だが、不思議と殺人は少ない。その理由を私は知らないけれど。
一体何の手紙だろうと開封すると、内容は無属性の魔法使いに、実験の協力を要請しているとのことだった。
どんな実験なのか明記はされていない。来て欲しい日付のみの、怪しい手紙。
それでも、私は行くことに決めた。
どうせ今のままでも、生きた心地ではないのだ。ならば、どうなろうと構わないと。
自暴自棄だった。寂しさを紛らわせる理由が欲しかった。
手紙を貰ってから数日後、私は研究者地区へ向かって旅立った。
それが、新たな物語の始まりだなんて、私は思いもしなかった。
ーあとがきー
今回のお題は寂しさ。
寂しさ、寂しさ…うーんって悩んで、此度の語り部はミユちゃんです。
この世界における魔法使いと魔力について少し触れました。私が作る世界の魔法の法則は、全て均一なのですが、魔力は生命エネルギーです。
だからって少ないからすぐ死ぬってわけでもないですけれど、生きるために使うエネルギーが有り余ってると、魔力量が増え、余っていないと魔力量が減る、そんな感じです。
無属性の魔力量が少ないのは、メタい話チート対策であったり……。
研究者地区も出てきました。キャラが濃い変人が自然と集まった場所です。なぜ殺人が少ないのか、とか、今後出せれたらいいなぁ…
さて、今日のあとがきはここまで。
それでは、また、どこかで。
エルルカ
寂しさ
あぁもう嫌になってしまう
中毒的に飢える
人がほしい
今夜だけでもいい ただただ眠れない夜に眠剤残して あぁ、あなたといたい あなたの寝顔をみてみたい
街には優しい
クリスマスソングが流れ
色とりどりのイルミネーションが
輝き
過ぎゆく人にも笑顔が浮かぶこの季節
だけど どうしてだろうね
一人でいても誰かといても
いつもよりもの寂しい気分になるのは
#寂しさ