『安心と不安』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
安心と不安
あなたに会って、安心とは何かを知った。
あなたの前では、私の心と体は伸び伸びとして、
繕う必要がなかったから。
それまでの私は、本当の意味で安心していなかったのだ。
だからきっと、
あなたを失いそうになる時、
私は本当の不安を知ることになってしまうだろう。
#157
あなたが傍にいてくれる安心と、いつかあなたを失うという不安。
安心するより先に不安が訪れた。
注文された絵が完成したのだ。
正確には締め切りに無理やり間に合わせた。画家にとって満足いく絵と締切は必ずしもセットではない。画家の仲間も同じことをぼやいていた。それでも締切は守らなければ。
あとは絵の具が乾いたのを確認して梱包しなければ。
不安を押し込めるように部屋の空調を調節した。
部屋を出てはじめてもやはり不安が大きかった。
安心と不安
星がまたたく夜の海。
僕は、海岸で寝転んで流れ星を探した、
ひとつ、またひとつ
流れていく星を見ていると
深夜の闇の不安までも消してくれた。
この、闇に光る星屑は
突然、爆発し勝手に衝突し自ら消えていく。
そんな夜空を月光に照らされた
薄い水蒸気のかたまりが
物語をつくる。
秋には、空のお掃除だってする
魚になったり、毎日の物語が星空の元
繰り広げられている。
不安かい?
なにが不安かい?
きっと、僕ではなく
自分。
汚くなってしまう?
秋には、神様が集まって
お空で、バランス取ってくれているのに
心配しなさんな。
僕は、ゆっくり
語りかける。
そして、泣こうとせずに
泣く。
君は、まだ知らない。
僕は、僕の一部からそっと
語りかけているだけなんだ。
無視してもいいんだよ
そうした時、自然と涙が出るものだから
僕は、変わっていく
君の知らない僕へ変わっていく
ゆっくり、惑星が傾くように
また、変わっていく…
安心と不安
この不安定な気持ちから抜け出そうと
必死にもがいている時は
心から安心を求めていたのに
いざ平穏な日々が続くと
あのときは良かったとか
刺激が欲しいのか
このままでいいのか とか思い始める
心はすぐ贅沢しようとする
2023/01/26
安定と不安。人生には不安しかない。
特に最近は不安とストレスがやばい。食べ過ぎて太るのが止まらない。
それはともかく明日だな。明日の夜に今後の話し合いがある。どうなることやら。
最悪引っ越しだけど考えるだけでめんどくさい。引っ越しのやり方わからんし貯金も少ない。
色々手続きしなきゃいけないんだろうけどなにすりゃいいんだろ。もし引っ越すなら色々調べないとな。めんどくせ。
安心と不安
不安は日々心の中に住み着いている。
一度生まれるとある程度長い期間精神をすり減らしていく。
そしてひとつの不安が払拭されてようやく安心できたと思えば、新たな泉から湧いて出てくるのだ。
安心は、不安がないと成り立たない。
何かを信頼したり、ほっとした気持ちになるのは、それまでの或いはそれ以外の、何か不安材料があったからだ。
不安に終止符を打つことができるのは安心だけで、安心は不安がないと生まれない。
安心と不安はまさしく、表裏一体の感情なのだ。
不安にさせないで/安心だけじゃつまらない
どっちがあたしなのさ 壁沿いの心
〈安心と不安〉
あん あんなに笑うんだ、君
しん しんどそうだったのに。
と 兎にも角にも、
ふ 腑に落ちること言わずにさ
あん 安心させてよ。
お題:安心と不安 2024/01/26
あなたといると安心する。
けど、あなたがいなくなるかもしれないという不安もある。
だから私は、少しずつ、あなたの周りを崩していく。
親も、友人も、上手く誘導して離れていった。
仕事も、生活も、私なしにはいられないように、徹底的に世話を焼く。
ほら、これであなたは私と離れられないでしょう?
何でもないフリの続き
安心と不安
俺 相澤武(あいざわ.たけし)は、
今 学校で 安心材料と不安材料
二つの者を抱えている。
「相澤君 おはよう!!」
「よぉ 村上 早いな」
「生徒会の仕事があってちょっと早めに
来たんだ!」
「生徒会長も大変だなあ...」
この菩薩みたいな笑顔を浮かべる男子
村上剛(むらかみ.たけし)は
俺の友達だ
名前が同じって言うのもあるが...
(それにしてもこの学校の たけし率
高いなぁ...)
何よりこの菩薩みたいな笑顔が俺に
安心感を与えてくれ 今や俺の心の
オアシスみたいになっていた。
ちなみにクラスで一緒に学級委員
副委員もやっている それも仲良くなった
理由だ。
誰にでも優しく 男女問わず人気だ
こいつが怒った所を俺は、
見たことがない
まるで菩薩の様に穏やかで慈悲深く
俺の心を穏やかに整わせてくれる
俺の安心材料だ
俺の心が静かに 凪状態に入っていると...
突然 後ろから...
「あっタケちゃん ムラガミ様おはよう!」
突然 後ろから馴れ馴れしく大声で
呼ばれる。
俺の心は一気に波だった。
「槙君 おはよう!!」村上は愛想良く
挨拶しているが 俺は、意識的に足を速める。
「おはようムラガミ様!」
槙は、大きな体を縮めて村上に挨拶する
ちなみに槙が廊下を通った瞬間人がはけて
行ったが 村上も槙もそんな事は
気にせず普通に会話をしている...
そうして俺は、槙の大きな腕で肩を摑まれる。
「あ~タケちゃん無視しないでよ
朝の挨拶は基本でしょ!
全く ムラガミ様を見習いなよね!」
(お前に言われたくない...)と俺は内心で
悪態を吐き 腕を引き剥がそうとするが
さらに力を入れられ固められる。
俺は腹が立ち
「分かったから離せ 気持ち悪いんだよ!」 俺は槙の腕を肩から退かす。
勢い良く離したのにそいつは気分を
害する事も無くにへらと笑う
このガタイが大きい男の名前は
槙洋介(まき.ようすけ)
正直に言うと俺は、こいつの事を友達だとは思っていない。
付き合いだって全力でやめたい位だ...
だがある事情からこいつの友達を
やらなければならない...
しかしこいつが言うこいつの野望の事は
一切無視をして 拒絶しているので
今の所付き纏われるだけですんでいるが...
俺の中でこいつは災害級の問題児だった。
もうトラブルを擬人化したらこいつになるんじゃないかって位...
俺の不安材料だった。
こうして 俺の学校生活の日常は
槙(トラブル) 村上(オアシス)に
囲まれながら過ぎて行く....
なぜこんなに、不安になるんだろう。
一度考え出したら止まらない。もうだめだ、終わりだ、を繰り返していつも周りに迷惑をかけてしまう。
やめたいと思うけども、この思考はふとした時にいつも思い出してしまう。
いつになったら安心できるのだろう。
もしかしたら、悩みながら進むこと自体がヒトの人生なのだろうか。
「安心っつったら、全然関係ねぇけど、某ゲーム会社製のヘリがパッと浮かぶのよ。アレは『安定と実績の』だっけ?『安心と信頼の』だっけ?」
まぁ、不安しかねぇわな。某所在住物書きはスマホのお題通知画面を見ながらぽつり。
相変わらず物語のネタが浮かばないまま、配信日翌日の正午を過ぎた。何を書こう。何が書けるだろう。
「……完全に年齢がバレそうだけど、そういや最近、『信頼と品質』『ロマン輝く』って、あんまり聞かなくなったような、気のせいなような……」
やべぇ。考えれば考えるほど、「安心と不安」からネタが離れてくわ。物書きはため息を吐き、ネットの検索枠に「安心と信頼 ヘリ 墜ちなかった例」と――
――――――
昨日に引き続き、今日も東京は極寒。フェイクか奥多摩あたりの出来事か知らないけど、「水たまりが凍ってる」って投稿も、2個3個。
私は見つけられなかった。ただスマホによると、奥多摩・西多摩あたりは、今日の最低気温が氷点下らしいから、きっと、多分、ホントに凍ってるんだと思う。
そんな都内の私の職場、私の部署の、今朝は静かにザワついて、一部はヒソヒソ、一部は目で会話。
上司へのゴマスリしか特技が無くて、自分に回ってきた仕事の大半を部下に丸投げしてたクソ係長、後増利が、自発的に自分で自分の仕事をしてるのだ。
こんなことってある、っていう。
不安しか無いでしょっていう。
「隣部署、宇曽野からのリークだ」
後増利から毎度毎度仕事を押し付けられてた常連、長い付き合いの先輩が、小声で情報提供してくれた。
「去年の、10月だか9月だか、もう忘れてしまったが、仕事丸投げがバレて厳重注意を食らっただろう」
新人ちゃんへのいじめ、新人いびりがバレて左遷させられたオツボネ係長の代わりに、今年度から私達の係長になった後増利。
以前から、ゴマスリ行為と仕事丸投げ疑惑は「暗黙の事実」として、ささやかれてた。
でも、みんな表立っては言えなかった。後増利の親戚が、ウチの職場のナンバー3の、妹さんの嫁ぎ先だから。いわゆる「告げ口したら、別にクビは飛ばないだろうけど、何があるか分からない」ってやつだ。
今まで親戚にあぐらをかいて散々楽して、係長職の給料ちゅーちゅーしてた後増利は、
去年の後半、親戚より偉いひとから、直々に、厳重に、口頭注意を食らった。
ウチのトップ、緒天戸だ。オテント様が見てたのだ。
「で、その厳重注意食らった後増利、最初こそ真面目なフリしてたが、最近またダラけてきただろう」
「うん」
「そのダラけてきたのが、また緒天戸にバレた」
「うん……」
「よって、来週から今年度末までの間に1度でも不当な丸投げが発覚した場合、係長からヒラに戻すと」
「安定と安心の『オテント様は見てる』だ」
「そうだな」
「……ゴマスリ、ちゃんと自分だけで仕事できる?」
「知らないな」
わぁ。形式上、自分の上司なのに、その上司の仕事してる姿が完全に不安でしかない。
ノートと向かい合ってキーボード叩いてるゴマスリ係長の背中を、チラチラ見てると、
他の同僚君・同僚ちゃんも同じく不安らしく、たまに、そっちと目が合う。
やっぱりみんな、考えることは一緒らしい。
日頃何もしてない、何もできない人が突然チートムーブしたり、無双したりするのって、きっとアニメとかゲームとか、ドラマとか、フィクションだけの専売特許なんだろうな。
「なんか夢が無い」
「なんだって?」
「……いや、ゴマスリなんかが、いきなり無双ムーブしても、全然ムネアツにはならない……」
「だから、なんだって?」
はぁ。 ため息ひとつ吐いた私は、数度首を小さく振って、自分の仕事に戻った。
この世の生き物は全て、かどうかはわからないけど
少なくとも人間は産まれたときから、
安心したり、不安を感じることが出来る。
生きる上でそれは必要な能力として備わっている。
普通だけど、大事なこと。
『安心と不安』
安心と不安。あなたの発する言葉に一喜一憂する私は、いつの間にかあなただけを見つめていた。あなたのことだから、こんなことを言うと確実に調子に乗っちゃうから絶対言わない。
______やまとゆう
いい人と巡り会えたという安堵。これ以上の人はいないだろうという安心感。
それ以上の不安がいま畳み掛けてきている。
過干渉気味の母。母はどこまで干渉してくるのだろうか。母の過干渉で先方にも迷惑を掛けてしまわないだろうか。実家ばかりが固くて萎縮させてしまわないだろうか……。
そんな実家に対する不安に加えて、彼は今の現場が辛そうだ。折れてしまわないだろうか、折れる前に戻って欲しい、無理しないでほしい。そんな不安もある。2人になったのだから頼って欲しい。そのために一緒になるのだから。
守りたいものがあれば歩いていける。そう歌った歌詞がある。結婚を決めるまでは分からなかったが、この人の心を守りたいと思ってからは、少し分かる気がしてきた。私達にとってここが正念場だ、そう思うと闘志が湧いてくる。私だけは絶対に折れるわけにはいかない。きっと乗り越えてみせる。
親が元気なのはうれしいけど
もう実家に居場所はないか
#安心と不安
安心と不安…。
ひと時の安心と常日頃の不安…。
このひと時の安心が常日頃の不安を上回るくらい心が満たされてしまう…。
私は、このひと時の安心の為に常日頃の不安を乗り越えることが出来るのだろう…。
安心と不安
誰かにとっての安心が
誰かにとっての不安だったりする
全ての人が一律に感受出来る安心など
どこにも存在しない
全ての人が一律に感受する不安は
どこかに存在する
朝が来て、日の日差しを受けて
いやいや目を覚ます。こんな日常が続くと思っていた。休みの日は、ぼんやりと。思いついて動く。もしくは急かされて掃除して。これがいつもの日常。
寒くて動きたくない朝や、雨の憂鬱さもどこか日常。
なのに、突然、考える。
果たしてこのまま日常は存在し続けるのだろうか?
世の中の仕組みが変わりウイルスに冒され、マスクをする日常?それはいつもの日常でないように、ある日突然。そう。そうなんだ。当たり前なんて、ない!ないから、日々を明るく楽しくやる事をちゃんとして健康を保つべき。不安も安心も自分次第!!そうなんだ。