安心と不安
不安は日々心の中に住み着いている。
一度生まれるとある程度長い期間精神をすり減らしていく。
そしてひとつの不安が払拭されてようやく安心できたと思えば、新たな泉から湧いて出てくるのだ。
安心は、不安がないと成り立たない。
何かを信頼したり、ほっとした気持ちになるのは、それまでの或いはそれ以外の、何か不安材料があったからだ。
不安に終止符を打つことができるのは安心だけで、安心は不安がないと生まれない。
安心と不安はまさしく、表裏一体の感情なのだ。
1/26/2024, 3:38:38 AM