『安らかな瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
安らかな瞳
神や仏の、愛や慈悲に触れた時、人は安らかな瞳になるのだと思う。
人間同士の触れ合いには安らぎはないのか?わたしは、あると思っている。
信頼する人に受け入れられたとき、安らかな瞳になれると思っている。
「安らかな瞳」
その瞳の中に隠された刹那
その瞳に映るのは遠い幻想
今もなお愛くるしい瞳の奥に
ただひっそりと佇む安らぎ
テディベア
【俳句】
安らかな
あなたの瞳
僕のもの
見つめていたい
日暮れまで
癒しておくれ
荒れた心を
安らかに
旅だった大切な人。
あなたに会えて
本当によかった。
あなたがいるから
私は
胸を張って生きていける。
大丈夫、心配しないで
前を向いて
生きていくから。
振り返らずに
進むから。
人生最期の時、
今まで関わってきた人達を
たくさんの思い出を
大切な人たちを
走馬灯のように思い出して
幸せだったなって
全うしたなって
安らかな瞳でいられたら今期の人生大成功。
辛いことも悲しいことも
楽しいことと嬉しいことで全部あわせて
プラマイプラスになれるように
もう少し頑張りたい。
安らかな瞳
毎日一緒にいた 毎日一緒に眠った
今は安らかな瞳でこちらを見ている
安らかな瞳
表情豊かな瞳は
マスクで余計に
おしゃべりになる
キラキラ
ギンギン
ケラケラ
ヘトヘト
今は疲れて言葉のない瞳
心休めて、元気になぁれ
安らかな瞳
つい、と窓際に目を向けると、お日様の匂いがたっぷりと染み込んだふわふわの毛並みを見せ付けるかのように、君がお腹を出して眠っていた。
「シュガー」と声を掛けると、閉じていたまぶたを一層ぎゅっと強く瞑ってから何度か瞬かせ、ようやく開いた安らかな瞳で、猫は私を見つめた。
黒い
哀しみの色を帯びた
安らかな瞳
大きな心の傷を
ありありと湛える
その眼差し
深い諦念と慈愛
最期にあなたが行きついた
安らかな瞳に
心奪われる
安らかな瞳
安らかな瞳…
それは生涯を全力で駆け抜けた
人の最後の目ということなのでしょうか。
穏やかで何事もなく
何の心配もなく
別に幸でも不幸でもなく
平凡に生きたいだけなのだ
なのにそこに荒波を立てるのは
社会なのか時代なのか
それに抗う僕自身なのか
どうなるんだろうね、この先
安らかな瞳で笑う人なんて僕は見たことがない
どんなに優しい人でさえ
どんなに羨ましいと思う人でさえ
瞳の奥に僕の知らない
苦しみや悲しみが滲んで見えるから
死んだ後にしか安らかになれないなら
いっそもう死んでしまおうか、
何度それを望んだ事だろう
生きる意味などないのだと
誰かは言うし
死にたい理由は山程あるのだと
誰もが言う
もしかしたらそれが普通なのかもしれない
穏やかに、安らかに、
そう望む事自体異常なのかもしれない
もしそうなら
瞳の奥ではなく先に
何かを見出す事ができるんだろうか
初めからわかっていた
叶わぬ恋だということを。
明日で私は卒業する。もうあなたを眺めていることすらできなくなってしまうのね。あなたのために努力したこと。泣いたこと。数え切れないくらいの嫉妬。どれだけやってもあなたには届かなかった。好きだったということ。そしてこれからも大好きだということを伝えたい。それでも勇気が出ない。きっと私は明日も言えないだろう。一生の後悔になるかもしれない。
だけどもう辛くてしんどい。毎日毎日、夜になると涙が流れる。次のあなたがいるべき場所でどんなことをするのか、私が見たことない表情で接する人が現れて笑って、、 幸せになってほしい。だけど心から祝福できないのは、あなたのことを愛してしまったから。許してください。もう二度と会えないとしても、私はあなたを一生忘れない。あなたに後悔したままこれから先あなたを超える人など現れるのでしょうか、?
あなたよりも好きな人が現れるでしょうか。
三年間の1人芝居を明日で私は幕を閉じます。
『安らかな瞳』
疲れは
あなたから
柔らかさを奪って
いつもの
安らかな瞳は
何処へ行ったか
とげとげの言葉が
針を刺すよう
眠って
ゆっくり
体を癒して
あなたのほんとうを
胸に抱きながら
私も眠るから
僕の母はいつも言っていました。
あなたのお父さんは薄情な人なのよ。こんな手紙一枚きりしか連絡を寄越さないんだから。どこで何をやってるかちっともわからないわ、と。
父は僕が小さい頃に家を出てしまい、それから一度も会ったことがありません。世界中を回る仕事をしているそうですが、詳しいことはわからないんです。
母は父の文句ばかり言っていましたけれど、最期まで父から届いた手紙を大事にとっていました。その手紙を読み返している時の母は、とても安らかな瞳をしていたように思います。
ああ、すみません。話が長くなってしまいましたね。今日は母の墓に花を手向けに来ていただきありがとうございました。母も昔の友人が会いに来てくれたと知ったら、喜んでくれると思います。
僕がそうお礼を言うと、母の墓前に佇む母の友人である彼は、深く頭を下げて涙をこぼした。
【安らかな瞳】
夢のまた夢を 人は見てるけど
愛すること だけは いつの時代も
永遠(とわ)のものだから
長い年月(としつき)を 歩き疲れたら
微笑みなげかけて 手をさしのべて
いたわり合えたら
愛の深さ 時の重さ 何も言わず
わかり合える
たとえ 過去(きのう)を
懐かしみ ふり向いても
それは 歩いてた 人生が あるだけさ
いつか 若さを 失しても 心だけは
決して 変わらない 絆で 結ばれてる
合唱ソングとして大変有名な「心の瞳」。
こちら2番の歌詞になります。
本日のお題『安らかな瞳』をみて真っ先にこの曲を思い出しました。
「心の瞳で 君を見つめれば」から始まるこの楽曲、私もクラスメイト達と沢山練習して卒業式の日に歌ったことを懐かしく思い出します。
学生時代はあまり歌詞の意味を噛みしめていなかったのか、年月を経て改めて聴いてみたときに
「あぁ、こんな歌詞だったのか」と感慨深く聴き入ってしまいました。
調べて分かったのですがこの曲、坂本九の楽曲なんですね。
私は昔から、空をぼんやりと眺めるのが好きだった。
学校に行っている時も、とりあえずふらふらと歩く時も、家にいる時も、
…そして、今も
ふと、視線を感じた。
暖かいが、とても悲しい、視線。
私はその視線の正体を知っていた。
知っていたからこそ、わざと気づかないふりをして
ぼんやりと空を眺めた。
少しずつ流れていき、姿を変えていく空。
(…私は、あの時から何も変われてない…)
居た堪れなくなり、視線を無視しながら、家へと向かった。
『ただいま』
そう言っても何も返ってこない。
当たり前だろう。
あの人は、私のそばから静かにいなくなった。
私を庇って。
最後まで、優しい人だったんだ。
誰よりも私のことを理解していて、
誰よりも私のそばにいてくれた。
私はそんな彼を愛していた。
彼も、私を愛してくれた。
…でも、愛していたからこそ、彼は庇ってくれた。
唯一の報いだとすれば、彼が苦しまず、安らかに旅立ったことだろう。
(…死んだ人は、空へ昇るのかな…)
いつの間にか泣いてしまった私を見ているその目は、
とても、安らかな瞳をしていた。
私は静かにその場に崩れ落ちた。
どうか、幸せでーー。
自分以外の人のしあわせを
祈れる人の瞳は安らかであろう。
お題
安らかな瞳
テーマ:安らかな瞳 #122
貴方の瞳が向く先に
何が待っているのか私は知らない。
私と話している貴方と本当の貴方は
実は違っているのかもしれない。
本当の貴方を私は知らないのかもしれない。
それでも貴方は
そんな優しい表情をするの?
それでも貴方は
安らかな瞳を私に向けてくれるの?
安らかな瞳
次目を覚ませば
貴方が居る毎日に戻れるのなら
いつだって優しい瞳になれるから
可愛い子って大変なんだろうけど
ブスからしたら
「毎日自分可愛い」
って思ってるようにしか思えないんだよ