『子猫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子猫
子猫はかわいい
子猫のような人はかわいくない
子猫は
見てるだけでも癒される
ずっと見てても飽きない
子猫のような人は
見てると嫌悪感
自分の目からどんどん感情が消えていく
本当の子猫は
忖度抜きにかわいい
子猫
やってきた頃よりも、大きく成長した黒の子猫。
猫らしく、夜行性で夜中にイタズラを仕掛け、僕の部屋はぐちゃぐちゃに荒されてしまう。
そんなところは大きくなっても、まだまだ子猫のままだなぁ、と感じてしまう。
部屋の片付けは僕の仕事だけど、子猫を叱るのは黒の成猫の仕事。
自分が連れてきたからなのか、責任感を感じるのか。
子猫がやりすぎたというタイミングで、猫パンチや甘噛みをして叱ってくれる。
子猫が大きくなって、いっそう賑やかになった僕たちの家族は、今も夜の8時、遅めの家族団欒が続いている。
前回の突然の君の訪問。の続編です。(みけねこ)
「子猫ちゃん?」
あいつは私を1度も名前で呼んだことがない。あいつから呼ばれる“子猫ちゃん”という呼称は嫌いだ。張り合うようにして私もあいつのことを名前では呼ばないけれど。
「なに」
「いや、今日はいつもに増して可愛いなと思って」
「はあ!? 馬鹿じゃないの、眼科に行けば?」
突然の誉め言葉に(いつものことだが)ぼーっとしていた私は動揺を隠せず、ついつっけんどんな態度をとってしまう。
「馬鹿じゃないよーだ」
あいつは憎らしいほど満面の笑みであっかんべーをする。
「「──あーあ、素直になれたらいいのにな」」
「挑戦券」
失敗時に発行される券になります
失敗した事柄に再挑戦する際や新しい事に挑戦する際にご使用ください
受付に来ていただければ何度でも発行可能です
ただし、期限はあなたが生きている間のみとなります。ご了承ください。
子猫
子猫ってとても可愛さがあって
癒される
そんな様子を見ていると子猫になってみたいと思う時があるけど
結局は人間として後悔のない人生を送るのが1番いいって思うのかな
子猫
散歩にはちょうどいい距離の公園、朝は、ラジオ体操もやってます。
その公園で、朝早くに高齢の男性が野良猫にエサを与えているのを見かけます。それも子猫。3匹はいるみたい。
公園横の戸建て、門には
「猫にエサを与えないで
増えて困ります」
そんな張り紙があります。
わたしとしては‥猫は可愛いけど野良は困ってます。うちにも野良の大きのか来ますから。本人は必死に生きてるだけなんだけどね。
猫好きの友人には、飼ってあげなさいと言われます。うちの場合、家族が大の猫嫌いなのでムリ。
可愛い筈のが子猫も、
実際自分の身近な話しになったら、簡単な問題ではないようです。
にゃー、、、
思う通りに声が出せずもどかしい。
思い切り四肢を伸ばす。
まだ開かない目を凝らし光を感じる。
不安で押しつぶされそうになりまたにゃーと今度はハッキリ鳴いてみる。
すると暖かな感触が顔に感じられた。
全身を舐められ感じるくすぐったさと安心感と暖かさ。
くぅ、とお腹が鳴る。
本能で暖かい方向へ向かえばいいと感じ取りまだ思うように動かない四肢を一生懸命動かす。
何度か同じような物が事ペシっと当たったが気にせず暖かい方へ。
やっとたどり着いた場所口に加えて吸うと空腹を満たすミルクが流れてきた。
一心不乱に飲んでいると声が降ってきた。
「お疲れ様シロ。頑張ってママになったね。最後の子は兄弟たちに邪魔されておっぱいになかなかたどり着けずハラハラしたけどミルクが飲めてる良かった」
暖かな声に幸せを感じながら産まれたての子猫たちは眠りについた。
二度、子猫と過ごした事がある。
この子を自分がお世話したい、と思った時なんだけど。
小学校の帰り道でまゆこと一緒に貰った子猫。
二人で面倒みようと決心して人から貰った。
ところが最初の一日目から家訓の禁止と言われ私は脱落した。
もう一度は、
一人暮らしを始めた直後。
遠くの両親には知られるはずも無いと安心して子猫を迎えた。
この子は「ココア」と名付け土日にたっぷりゴロゴロして遊んだ。
月曜からは仕事だからココアは留守番になる。
いい子にして待っててね。
…………
帰ってきた時、
寮母に呼び止められた。
動物の鳴き声に心あたりは無いですか?と。
浅はかな自分。
子猫を飼うことはどうしても果たせない夢なんだな、きっと。
ーーー子猫ーーー
まねきねこの真似をする子猫。
つい最近保護した子猫が、窓際に飾ってあるまねきねこを見ながら、手を必死においでおいでと動かしている。
福を、招いている。
とても、微笑ましい光景だと思った。
◤少女漫画的◢
「可愛い子猫ちゃん」
目の前でそう囁く男は俺様なイケメン。少女漫画でよく見るヤツ。私は可愛い子が好きなので特にキュン、なんて反応はしない。無視に限る。
「俺の子猫ちゃん、どこに行くの」
どうやらコイツは大分メンタルが強いようで、無視した程度じゃいなくならないらしい。仕方ない。これは友だちと編み出した最終手段なのだが使うしかないだろう。
「へ〜、おもしれー男」
決まった。イケボでこんなこと言われたら大抵の男はプライドがズタボロにやられてどこかへ行く。そう、これが私の必殺技。少女漫画返しだ。
「はっ、」
のはずが、なぜか顔を赤く染める男。存外かわい、
いや、ないない。こんな男に可愛いだなんて、ありえない。こんな、可愛げの欠片もないやつなんて。
「お前なんかには、絶対落ちないんだからな」
相手の男はなぜか、負け犬の遠吠え的な叫び方でどこかへ行った。自分の頬も熱くなっている気がする。
もしかしてこれ、アイツがヒロイン?
テーマ:子猫
子猫
猫の子
可愛いよね
不思議と寄ってくる
子猫に限らないけれど
あまり構ってないし世話もしてないのに
特に飼っていた猫は側にくる
目が覚めるとお尻向けて腹の上にいたり
側にはいるが布団の端だったり
ずっとほぼ密着されてたり
そっと膝に乗ってきたり
街を歩いてすれ違ったりすると
ちょっと見られてすっと去っていく
何が大丈夫なのかよくわからない
猫には何かがわかる模様
人間の子供とお年寄りも
何かわかるみたい
全てを隠し通せはしない
来るものは私に訪れ、いずれ去っていく
私はどうもしないけど
何かを見破れられてる模様
テーマ:子猫 #365
子猫を拾った。
小さい体で精一杯母猫を呼んでいた。
しかし近くに母猫らしき猫はいない。
冷たい雨の中、このままでは死んでしまう。
そう思って家に持って帰ってきたものの、
生まれてこの方、
猫を買っていた経験がない。
友達に言ったら笑われた。
なんでそんなことをしたんだ、と。
でもそう言ってからハッとなった。
そうか、お前も似たものだったからか。
そう気がついたのだろう。
私もまた、
捨てられた子猫のようなものだった。
幼少期の話だが。
だから放っておけなかったのかもしれない。
雨に濡れながら母を呼ぶ子猫を。
子猫
小さく、柔らかい
大切な命。
大人の女性の1日らかそれより小さな小さな
壊れやすい体
懸命に生きようと泣いている。
瞳は閉じられていて。
愛くるしいその姿に、つい頬が緩む
#102 子猫
ママはボクをぎゅーってするとき、
ぼくのことを「ママのこねこちゃん」っていうんだ。
ごはんをたくさん食べてるのに、
のびるばっかりで、ほそいし、かるいから、って。
それから、
大きくなったねと、まだまだ小さいねを
くりかえしながら、あたまをなでてくれる。
たまに、ながくなったね、ってわらう。
ママがいうのは、
今は、ママのボクだけど、
もっと大きくなると「ボクのボク」になるんだって。
でもママは、ずーっと「ボクのママ」なんだって。
さっき、こどものはがぬけたんだ。
ボクのこゆびのつめより小さかった。
ママは、「あかちゃんのときから、いっしょだったのにね」って、
ちょっと、ううん、すごくさびしそうだった。
でも、そのあと「おめでとう」って言ってくれた。
わかってるよ、ママ。
大きくなったら、ボクはボクのになるんだよね。
でも、まだ、ママのボクだよ。
ママのこねこちゃんって、ぎゅーってしよ?
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子ども目線なので、ひらがな多め。
簡単な漢字と句読点で調整しましたが、
読みづらかったらすみませぬ。
その澄んだ瞳にうつるもの、
それはどんな景色?
何色が広がっている?
優しい笑顔は見える?
これから体験する君の世界が
豊かなものでありますように
みゃおん。
小さな鳴き声に視線を上げれば、塀の上の子猫が此方を見下ろしている。
生まれてから大体二、三ヶ月程度か。
少し汚れた黒い毛並みに、星のように輝く金の瞳。
どうやら野良ではないようで、首に小さな鈴が括られていた。
「……何処の子?逃げてきたの。」
手を伸ばせば、逃げることなく擦り寄ってくる。
指先が鈴に触れて、ちりんと可愛らしい音がした。
「お前の飼い主、きっと探してるよ。」
そう言えば、反論するようにみゃおと鳴く。
苛立ったように首を振るその仕草に、見覚えがあった。
「……お前、あいつに似てる。」
此方の都合はお構いなし、考えなしで強引で、人の人生を散々狂わせて。
それでいて、呆気なく死んでしまったあいつに。
気に入らないことがあると、首を振って文句を言う、猫のようなあいつに。
みゃぁお。
嬉しそうに目を細めて、手の平に顔を擦り付ける姿が、あいつと重なって仕方ない。
あいつはもういないのに。
こんな小さな猫に、死んだ男を重ねて何になる。
「……ねぇ、お前。海行くの、好き?」
訊ねる声が震える。
あいつは海が好きだった。
何処までも、際限なく続く海の広さが好きなのだと。
そう言って笑うあいつが、好きだった。
確かに、好きだったのだ。
にゃあ。
「……ふ、はは。」
ゆらりと子猫の尻尾が揺れる。
思わずこぼれた笑い声、子猫の姿が涙で滲む。
「おまえ、わざわざ、あいにきたの。」
子猫は機嫌良さそうにもう一度、にゃあ、と鳴いた。
[子猫]
甘ったるい声で鳴きながら、その曇りを知らない青い瞳をこちらに向けてくる。私は勝手に引け目を感じるけれど、向こうの目に映る私は濁ってなんかいないはずだ。曇りを知らないとはそういうことだ。でも、自分も黒いのだと思い込んでしまうとしたら、それは申し訳のないことだと思う。
/お題「子猫」より
学校に行くふりをしてサボった。こういうことをしたのは初めてで罪悪感もあった。とぼとぼ歩いていると、子猫に会った。その子猫は、足元に来て懐いてくれた。学校をサボらなかったら、こんなことはなかったかもしれない。たまには、こういう日があってもいいかもな。
「みゃあ!」
え、ウチに子猫!?
振り返った先で彼女が笑った
「そろそろ私を飼ってはくれないかなぁ?
みゃあ!彼氏クン?」
あのー…
きみは責任重大な子猫になりますけど…(汗)
#子猫
今、家には子猫がいる。
とてもかわいくて、天使みたいな子だ。
雪を拾ったのは初雪の日だった。
俺は、仕事の近道で路地裏を通っていた。そしたら急に
「ミャオ」
と猫の声が聞こえたんだ。
その子は毛布もない(飼ってください)の文字が書かれた段ボールの中に
一人寂しそうにしていた。
「ミャオ…」
俺に小さな声で助けてと言うように声をかけてきた。
「……しかたねーな。」
今ではあったかいこたつの中で丸くなって気持ち良さそうに寝ている。