『子猫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子猫は可愛いよなぁ
必死に鳴いていつも私も探してる
あの片手で持ち上げられる軽さと抱き締めると消えてしまいそうな小ささ
ご飯を食べながらおいしいおいしいって鳴くんだよな
ああ、かわいい
鼻から吸ってしまいたい
んにゃ
題 子猫
秋風に
サラサラな毛鞠
母は追う
#子猫
朝起きると、少し離れたソファーで子猫が気持ちよさそうに眠っている。 私は欠伸をしながらベットを降り、子猫を起こさぬようなるべく静かにカーテーンを開けた。ふわっと柔らかな日光が部屋いっぱいに広がり、身体に当たる暖かい日差しと少し寒い空気感から朝が来たことを改めて実感する(を全身でかみ締める)。
大きく空気を吸い(ってから)、子猫を見た(一瞥した)。 子猫はピクっと片耳を動かしたかと思うと、目をぎゅっとつむり、肉球を手一杯広げて顔をごしごしと擦り始めた。 起きるのかと思ったが、まだ眠るらしい。
愛しいこの子の頭を撫でてから、私は朝の支度を始めた。
子猫
最近、野良の子猫を見かけた。
前から居る、さば柄の野良の子どもだろう。
酒屋さんに聞いたら子猫ではないと。餌やりしていた高齢の奥さんが引越して、さば猫が痩せてしまったようなのだ。
複雑な気持ち。ウチではどうにもできないし。気持ちの持って行き場が見つからない。
さば猫とはここに越してからだから、 5年の付き合い。居たらいたで癪に触るが、来なくなった時は気になりもした。
この状態どうにもしょうがない。
猫好きの酒屋さんに任せるしかないと、自分を納得させた。
子猫。
子猫は
本当に可愛すぎる。
子猫みたいな
上目遣いが
してみたい。
子猫みたいに
気まぐれな
性格って
言われた事あるなぁ。
…子猫…
僕は小学六年生 世良優真。
あの雨の日
小さな声で鳴いた 子猫と出会った。
それから毎日会いに行き
次第に両親達に飼っても良いか
相談することにした。
「父さん母さん
お願いです
子猫を飼いたいんです」
息子の僕の頼みなら了承得れると思い
何度もお願いしたが
結局両親達は納得してくれなかった。
その後
僕は両親から子猫と会うことを
禁じられた。
あれから3年後
僕は中学二年になった。
近所に新しい方が引っ越してきて
芹沢さんという方で
そこの娘さんと僕は偶然にも同級生であり
今日は期末テスト前の勉強会をする事になった。
「はい、世良くんお茶をどうぞ。」
「ありがとう。芹沢さん。」
ズズ…とお茶を飲んでると
芹沢さんの部屋にあった
写真立てに
目を向けた。
「…芹沢さん、この写真って…!!」
僕には衝撃だった。何故なら
「あぁこの子猫さんは私が三年前に
拾ったんだけど引っ越す時に
両親に捨てられちゃったの。
当時の私は大反対して大泣きしたんだよね。
だけど後から私の住んでた家の近所の人が
拾ってくれたんだって。
それで私も安心したんだ。」
僕は一瞬泣きそうになったが
何よりも子猫が
無事で嬉しかった。
「そうだったんだね。実は僕も
この子猫を飼うつもりだったんだ。
ちなみにこの写真っていつのか聞いてもいい?」
芹沢さんはうーんと唸りながら
「その拾ってくれた人が一ヶ月に一回
写真を送ってくれるんだけど
この写真は
最近送られてきたばかりの写真だよ。」
と首をかしげる。
僕はますます嬉しくなり
「教えてくれてありがとう!
ねぇ芹沢さん
もし良かったら
また写真を観に来てもいいかな?」
と少し前のめりになりながら尋ねたら
「うん。いいよ!是非是非!」
と笑顔で承諾してくれた。
「「じゃあ約束!!」」
僕と芹沢さんは笑顔で指切りをした。
これは一匹の子猫を繋ぐ物語。
_end_
お題 子猫
普段あまり笑わないあなたが
子猫を手にして微笑む姿に
私は惚れたのでしょうか
見つめる度に胸が高鳴って
思いだすあなたの笑顔
こんな私は子猫のようね
修学旅行で笑う君。
バスで全てが終末に届いたと感じる僕。
朧気な未来は、卒業式が終わってから始まる。
紅い放課後、子猫は、失った日々を思い返す。
あんたは良いわね、甘えるのが上手くって。
「子猫」
獣
鋭い眼光で
捕らえ
鋭い牙と爪
喉笛を
噛み砕き
引き裂いて上げる…
血を啜りて
潤して
肉を喰らい
欲の業
欲のまま
狂気と宴の快楽に…
孤独を纏う
衝動の残劇
感情は捨て
殺戮の狂者
生きる為の
知を獲る者
いつものように君は笑う
「えくぼが素敵だね」
そんな僕らしくないことは口にできないでいる
きっと君は
「あっ、そうね」
と、さりげなく自慢を交わすだろ
そんな君が愛おしいのです。
そんな君のための酸素なのです。
子猫を拾った。否、拾ってきてしまった。
面倒な事に関わるのは、もう沢山だった。
道路の脇で、雨に打たれ弱々しく泣いている衰弱したそれを見つけた私は、
見て見ぬふりをして通り過ぎようとした。
故に、何故手を伸ばし、抱き上げたのか自分でも分からなかった。
びしょ濡れのそれは、意外にも暖かかった。
私を見て、私だけを見て、精一杯鳴き声を上げる。
弱々しくも、そこには確かに”強さ”があった。
その姿に、言いようの無い感情が込み上げた。
喜び、衝撃、憤怒、そのどれものようであり、或いはどれとも違うような気もした。
枯渇し、荒んだと思っていた己に、まだ良心や愛情と呼べるものがあったのだと、
その時ようやく気がついた。
「子猫」
子猫を見た瞬間涙を流す君。
愛おしい、とそう思ったんだ。
子猫が家に来てから
全くもって振り回されている笑
コントロール不能な子猫に
完全に心を持っていかれて苦笑
黒猫と白猫のハーフは何色?何柄?
ふわっとした柔らかい毛、
くりくりした大きい目。
「寂しい」と擦り寄ってくるその姿はまるで子猫のよう。
ねぇ、君はいつまで僕のそばに居てくれる?そう聞くと「ずっと」なんて微笑んでみせる。
でも君は気分屋。明日には僕の前から居なくなっているかもしれない。だからこの微睡みのような心地いい時間を無駄にしないようにそっと噛み締めるのである。
『子猫』
学校の帰り道に子猫を見かけて思わず追いかけた。
路地裏や誰かの家の庭を駆け抜けていくのを遠回りしながら必死についていく。
長い坂道を登った先の曲がり角にしっぽが消える。見失っちゃう!思いっきり走った。
息を切らしながら角を曲がる。その瞬間視界が開けて思わず眩しさに目を瞑る。
そこには見渡す限りの深い青が広がっていた。
こんなにきれいなところがあるなんて知らなかった、そう思ってしばらく海に見惚れていたが、はっと子猫のことを思い出す。辺りを見回すと少し離れた茂みの影に親猫らしい猫とさっきの子猫を見つけた。ふと子猫と目が合う。
「こんな素敵な場所を教えてくれてありがとう」
小さくお礼を言ってもうしばらく海を眺めていた。
野良猫が私の実家の物置小屋で
子猫を産んだと両親から聞いた
私の子供達が私の実家に行った時
子猫を3匹物置小屋の危ない所に居たようで
3匹の子猫を救出してダンボールに入れて
家に連れて来た
小学生の長女に
ママの目がキラキラして5歳の子供の目をしてる
そう言っていた
動物飼ったことないけど可愛かった
家族の一員でいた
暖かくしたりミルクあげたりしたけど
3匹共天国へ逝ってしまった
両親の話だとお母さん猫も
子猫達に母乳あげにあまり来てなかったようだ
お墓作り私は子供のように大泣きした
名前もつけてたから
名前呼んで
天国で元気に仲良く遊んでねと
心の中で祈った
子猫のように丸い瞳を輝かせて
今日も誰かを魅了する
今日の私は誰のカノジョ?
猫を見かける度
貴方が可愛がってた白い子猫を思い出します