ふわっとした柔らかい毛、くりくりした大きい目。「寂しい」と擦り寄ってくるその姿はまるで子猫のよう。ねぇ、君はいつまで僕のそばに居てくれる?そう聞くと「ずっと」なんて微笑んでみせる。でも君は気分屋。明日には僕の前から居なくなっているかもしれない。だからこの微睡みのような心地いい時間を無駄にしないようにそっと噛み締めるのである。『子猫』
11/15/2021, 2:33:24 PM