『子供のままで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供のころ大人だったやつらは
私にとってずっと嫌な大人だ
できることなら
子供のままでいたかった
子供の頃のあの窮屈さも
嫌いではなかったし
両親の手にいつまでもぬくぬくと
甘えていたかった
何かを決断することは
苦痛でしかなくて
自由であるという事実に
途方にくれた
子供のままでいたかった
本当はずっと
とても幸福だったから
時は不可逆に進むばかりで
私はすっかり大人になって
両親の背中は小さくなった
守るべき小さな手を引くようになって
子供だったことも忘れてしまった
これもまた最良の日々
[子供のままで]
『子供のままで』
子供の頃は早く大人になりたいと思った。
好きなことをして早く教室から居なくなりたかった。
大人と言われる年齢になった今、
子供のままでありたいと思う。
それと同時に、大人になりたいなとも思う。
夭折しサイゼリヤの壁飾られたい成人のままトイレで祈る
/子供のままで
『子どものままで』
ちいさい頃、自分用のオルゴールが憧れだった。
くるくると回って踊る人形なんてないけれど
木箱に入る、小さなオルゴールの機械。
素朴な見た目なのに、箱から流れる音楽がとてもきれいで
宝石箱みたいでとても大好きだったそれは、いつの間にか家からなくなっていた。
「ざんねん、寝る前に聞きたかったのに」
そう言ってふてくされていた私も、少し大きくなった。
学校に制服を着て行くような、小さい頃の私なら考えられないほどの、大人に近い年齢。
今ならお小遣いもあるし、安いものなら買えるはず。
ちょっと背伸びをして、雑貨屋さんに売っていた小さなオルゴールを買った。
小さなオルゴールは、私のためだけに音を鳴らす。
くるくると回るゼンマイと、オルゴールの機械。
子供みたいな感性のまま大人になってしまったけれど、この憧れだけは子どものままでもいい気がした。
大人ぶるのは休憩、たまにはのんびりするのも悪くない。
ぼんやりとオルゴールの音色を聞きながら、私はそう思った。
ゼンマイを回す限度を間違えて本当に子どもみたいに壊しそうになったのは、その少しあとの話。
【子供のままで】
ずっと
子供のままでいたかった
勉強は嫌だったけど
責任を負う必要はないから
あの頃は
何をしても許されてた
自由だったような気がする
でもいつしか大人になる
その過程で
恋愛して結婚して家庭を築く
そうしてる内に
自然と責任というものを
背負うことになる
そうして大人というものに
なっていくんだろう
10才くらいからなぜかピタッと身体の成長が止まってしまった。
周りや弟は私より大きくなったのに、私だけ小さな子供のまま。
私を見る度にみんなは哀れな目を向けてくるけど、正直同情なんていらないわ。
だってこの身体なら可愛い子供服をずっと着ていられるし、証明書を見せなければ公共交通機関は子供料金でいけるもの。
弟からは犯罪スレスレというかかなりグレーだからやめろって言われるけどね……
大人として見られないのはちょーっとだけモヤモヤするけど、せっかくこんな身体に生まれついたのだからエンジョイするしかないわ!
……まあでも、お酒が飲めないのはかなり残念かな!
子供のままで
好きな人と想いが通じ合って、ずっと寄り添って生きていく。
ぼんやりと、けれどしっかりと抱いている夢は、子どもの頃からずっと変わらず。絵本の最後のページに微笑む王子様とお姫様に憧れていた。
歳を重ねれば、好きな人と結ばれることさえ奇跡で、出会うことさえ難しいことも分かってくる。
そうであるから、今自分の隣で手を繋ぎながら一緒に庭を散歩している彼の存在が、眩しくて仕方ない。
刀剣男士と審神者、付喪神と人間、本丸の長と臣下。どれを見ても結ばれない。結ばれてはならないと彼が弟に話しているのを聞いて、ああそうなのかと一度は諦めた。しばらく避けて行動した時期もあった。主の行動に気づいた彼も、業務以外では側に寄らなくなった。後から聞いた話だが、そんなふたりの様子を見て、弟達は頭を抱え、緊急会議を開いたそうだ。ちなみに初期刀をはじめ他の男士達も、協力者になり得るもの達は皆参加させられたようだ。大倶利伽羅も引きずられて参加したのだと、秋田がこっそり教えてくれた。結局本丸全体を巻き込み、全員に背中を蹴飛ばされ、見守られ、わたし達は恋びと同士になった。
それからなんやかんやあって、やっと手を繋ぐまでに至る。次のステップまではまだまだかかりそうだ。
しかし、こうしてたまに目を合わせながら歩いていると、このまま寄り添い続ける未来も見えてくる気がするのだ。
【子供のままで】
いい年をした大人がいつまでも…
と思うことはままある
いつまでも親の庇護から抜け出さない
それは庇護と云う名の呪縛
自立をうたいながら、ずるずると底なしの沼へと引きずり込む
それがどれだけ危険なことなのか
何度も忠告はした
だけど、その声は届かないようだ
あとになってから泣きつかれて困るのはこっちなのだ
【子供のままで】
子供の時のようにこれが知りたいあれはなに?
と好奇心のまま調べたり触れたりする時間って
大事。
大人になるとそれを流しがちになる。
タスクをこなすように興味をすぐに失ってしまう。
体力も気力も圧倒的に足りない。
知りたいと思ったら即動く。今日やる。
好奇心だけは子供のまま実直に。
私が1番苦手でやらねばならないことだとずっと言い聞かせてる。
大人になったら、君とは離れ離れになっちゃうのかな。
同じ世界にいるはずなのに、君とは永遠に交わることはない世界。
僕の隣には違う人がいて、君の隣にも僕じゃないひとがいる。
……やだなあ。
どうして大人にならなきゃいけないんだろう。
ずっと子供でいられたら、君とずっと一緒にいられるのに。
このままずっと、君と一緒にいたいだけなのに。
子供のままで
子供のままでいたい。
仲の良い友達と部活してバイトして、楽しいから
子供のままでいたい
お小遣いをもらって遊んで皆でバカをやる
子供のままでいたい
泣いたらお母さんがすぐに飛んできて慰めてくれるから
子供のままでいたい。
勉強をして遊んで、食べて、寝る、その幸福を大人は知るから。
子供のままでいたい
何時からそう思ったか無情に時間も過ぎていっていつの間にか皆も大人になる。
僕も大人に成れているかは分からない。
大人になって自由はそれだけ責任を負うと知った。
大人は案外孤独だと知った。
子供のままで居れないけどコレは無いんじゃないかと思う。寂しすぎるよ、神様。
子供のままで
ずっと子供のままでいたい。
ふと、そう思ってしまうことがある。
子供のままでいれば、
背負いきれない責任を負わされることもない。
子供のままでいれば、
そこまで難しいことを考えなくてもいい。
子供のままでいれば、
醜い世の中を知らずに済む。
体は成長しても、頭の中はいつまでも子供のまま。
もういっそ、生まれる前からやり直したい。
子供のままでいられれば人生イージーモードだろう。毎日学校という生き地獄を味わいながらも責任を持たず、人間関係だけを築いていけばなんとかなってた。大人を羨む子供子供を羨む大人。いっつも2択の選択が狂おしく立ちはだかる
何故、悲しい時に悲しい曲を聴くことを
貴方は嫌うのだろうか。
ずっと答えを探し求めている僕がいて。
貴方を理解したいと思う僕がいる。
体力は子供のままでいたいけど
学校という狭い社会に
ずっといるのは嫌だなぁ
学校と家以外の居場所がないのはしんどい
辛いことも多いが
選択肢や居場所も多い
今が結局幸せか
「子供のままで」
掌を翳す
何も掴めない膨れた指から目を逸らし
何気ない素振りで肘を上向かせ
弾けて消えるシャボン玉のような瞳に
そっと押し付ける
弾ける感覚に怯えて
すっかり伸びてしまった爪を立てないように
暗闇に閉ざされて、笑う声がする
分厚い手の甲を突き破る嘲笑
嗤う、嗤う、嗤う
幼い私から、誰でもなくなってしまったあなたへ
誰にでもなろうとして光を失くした
一体何がしたかったんだとか
見下ろす旋毛が偉そうに喚いている
震える影は絶望しただろうか
散々啜った汁の味すらもう分からなくなって
ああ、煩いなぁ
握り拳を振り下ろした
本当は優しく撫でたかったけれど
ごめんなさいの一言すら、吹けば飛ぶ泡でしかない
子供のままでいたかったけど、
きっと子供のままでいたら、その時は大人になりたいって背伸びしてしまう。
だって子供の時はずっとそうだったから。
「子供のままで」
どれだけ社会に揉まれても、人間の闇を知ってしまったとしても。
周りに求められる大人を演じて生きていったとしても。
せめて心だけは純粋に、冒険心を忘れずに自由な子供のままでいたい。
【子供のままで】
幾つになっても、子供がいても、
実家のカレーはテンション上がる。
うまい。