『子供のままで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供のままでいてくれたら、幼かったあの頃の写真のように抱っこしてあげれた
今は成人して社会に出て大人になったね
でも私はいつでも子供の時と変わらず大切な貴方達を大切に大切に想うよ
きらきらと瞳輝かせながら笑う君は一生子どもの心で
【子供のままで】
子供のままでいられたら楽なんだろうな。
そう思うときがある。
けどきっと、大人になると
大人の方が楽だし楽しい
って思ったりもすると思う。
人間は二つのことを楽しむことができる。
これを「成長」とかって言うのかな。
大人になったら
考え方や趣味は変わるんだと思ってた
・・・おかしいな?
ゲームも甘いものも好きなままだし
なんなら思考も幼い頃のままのように思う
・・・これって私は成長してないって事?
でもこれが私なんだからいいのかな?
子どもらしい思考の方が
いつまでも若くいられるよねw
大人の仮面を上手く被って
気持ちは子どものままでいられるようにしよう
「子どものままで」
子供のままでいたい
なんて思えない
大人になりたい
愛くるしいきゅるきゅるとした瞳が
こちらを見つめている
「この子に名前を付けるとしたらレベッカだね」
「えっ飼うの?」
平日のペットコーナーはガラガラで、
私と彼女以外には檻に入れられた小動物が
退屈そうにこちらを見ているだけ
「うん。この子可愛くない?2人きりだと寂しいじゃん、ペットがいたら彩になるかなあって」
「ならないならない、何言ってんの」
人目がないことを良い事に
恋人らしくベッタリ私に張り付いた彼女が
ぶすくれた声を出す
「あなたには私がいるでしょ?犬なんかを可愛がるならその愛情も私に頂戴よ」
軽く頬をふくらませて、
上目遣いで腕にすりつく彼女のいじらしい事
まるで母の愛を独り占めしたい幼児のよう、
心の中でそう思い、
私は笑った
子供のままでいて頂戴
誰彼構わず嫉妬してぶすくれて
私の愛情を一心に欲しがって
そのままずっと隣にいてね
【子どものままで】
周りの人がどんどん変わっていく。仲の良かった男の子は中学生、大学生、社会人、おじさん、おじいさんと変わり果てた。近所の女の子は大学生、社会人、おばさん、おばあさんと変わり果てた。私だけはずっと何もかも"変わらない"。周りから私のことを知っている人はどんどん消えていった。私は何をしても死なない…"死ねない"。周りの人は口々に言った。「気味が悪いね。ずっと"子どものまま"なんて」私は今日も死のうとする。"死ねない"のにね。
この前までランドセル背負ってたと思ってたのに
気づいたら二十歳こえてて
あれ、自分もう子供ではないのでは?
〈子供のままで〉
「子どものままでいるのは悪いことだろ。年齢に伴って、肉体と共に精神も成長していくべきだ。」
貴方はそう言った。
「私はそうは思わない。子どものままでも、いいんじゃないかな」
「どうして」
意見を否定されて不服そうにする。
「だって、子どものまま、無垢なまま、大人になれる人間なんていないんだもの。誰だって、おとなになれば本物の子供には戻れない。」
「そりゃあそうだけど…。」
貴方は食べていた味の濃いパスタをくるくると弄んだ。
「だから、その限られた時間を子どもとして生きたい。少しでも長く、子どもを感じていたい…。妥当な考えっていうか、悪くない考えじゃない?」
「…うーん…」
納得したくないというふうにへそを曲げる貴方の顔が、いつも見慣れたもののはずなのに素敵に見える。
「…大人になると私と一緒にいられない時間が増えるね」
「そ、それは困るな…じゃあやっぱ子どものままでいいや。」
私は紙ナプキンを手に取り、貴方の頬についたパスタのソースを拭き取る。
「ん、ありがと!」
今日も、貴方のあどけない子どものような笑顔がたまらなく愛おしい。
どうか、貴方の心はいつまでも子どものままで。
今日も終わってしまうのか。
自分の部屋の椅子に座りながら、ベッドに寝っ転がりながら、小説のアプリを起動させる。
今日は何の物語を創ろうか。
文字を打っては気に入らなかったらすぐに消す。
その繰り返し。
この時が唯一、1日の中で自分の世界に浸る事が出来る時間なのだ。
体は疲れているのに、何故かこの時間だけは欲しがってしまう。
夢であったことを書いても良い、どれぐらい、いい加減な物語でも認められる。
幸せなアプリ。
「ぁ、やった…、またハートが増えてる…。」
否定なんて言葉は何処にもない。
だけど、だけどさ、この夜が終わってしまえばまたいつものようになってしまうんだな。
Theme:子供のままで
十数年ぶりに高校時代の友人だった女性から、近況を聞くメールが届いた。
これまでまったく音沙汰のなかった昔の友人。正直に言って、返信をかなり逡巡した。
だが、よく思い出してみると、今日は彼女の誕生日だ。
誕生日を手放しで喜べない年齢にもなると、ふと子供の頃を懐かしく思うこともある。それで連絡してきたのかもしれない。
そう思い、私は誕生日の祝いと近況を伺う文章を打ち込み、返信した。
すぐに彼女から返信がきた。久しぶりに話してみたくなったのだと言う。
何度かメールをやり取りするうちに、彼女から送られた一文がチクリと刺さった。
『昔と変わっていないようで安心したよ』
現在の私は、彼女が知る私とはまったく違う。
多趣味になった。フットワークが軽くなった。一人の時間を楽しめるようになった。
空気を読んで振る舞うようになった。性悪説を信じるようになった。高校を卒業する程度の時間を要しても、人を信用することはできなくなった。
良くも悪くも、私はもう子供のままではない。
十数年、何も変わらないでいることの方が難しいのではないだろうか。
メールの先にいる彼女も、きっと私の知る彼女ではなくなっているのだろう。
そこまで考えて、ふと気がついた。
子供の頃を懐かしむのは、年月と経験を積み重ねる過程で失ったものを懐かしんでいるのかもしれないと。
『そのうちに会おうね』とメールを打ったが、きっとその日は来ないだろう。
会ってしまったら、子供の頃の自分に会えなくなってしまうだろうから。
子供のままで
幼い頃
失った
暖かい星の温もりを
まだ忘れられずにいるし
ずっとその手を
待っていること
子供のままで
いつだって人を見抜くような鋭さを、無邪気さが覆い隠している。
けれどそれは計算された振る舞いではない。
楽しければ笑い、悲しければ涙をにじませる。怒ったら飾らない言葉で、責めるでもなくただ事実を口にする。
人の幸せを自分のことのように喜び、人の痛みにはそっと寄りそう。
そんなあなたも、歳を重ねるごとに変わっていく。
でも心は子供のままで、世界を見続けていって欲しいと私は思う。
あなたがそう願っているように。
子供のまま
大人にならないで
って言いたいけど
無理だもんねー、w
【子供のままで】
どんなに歳を重ねても
どんなにシワが増えても
わたしの心はあのまま
昨日のことのように思い出す
お腹を抱えて笑ったこと
哀しくて涙が止まらなかったこと
一人が寂しかったこと
大人になれば
自由になれると思っていた
叶わないと分かっていても
子どものままでいたかった
自由でいたかった
外見、趣味趣向、将来の夢…子供から大人になるにつれて、人間とは考え方がころころ変わっていくものだ。子供の頃に楽しかったことは大人になってからつまらなく感じたり、大人になると考え方が現実的になるものだ。
それでも、私の憧れているものの一部は子供のままで、少女が好きそうなものに心がときめくし、おとぎ話の王子様のような、優しくてかっこいい人と結ばれたいと思っていた。
「ねぇ、私って子供っぽいのかな?」
「おや、どうしてそう思うのですか?」
「だって、未だにおとぎ話の世界に憧れているところあるし、あなたのこと王子様みたいって思っているから…」
少し恥ずかしそうにそう言うと、彼は優しく微笑みながらそんな事ないですよ、と言ってくれた。そして、顔を近づけて私を見つめながら彼は続けた。
「それに、貴方の心はとても純粋で、尊いものだと俺は思っていますから。どうか、そのままで居てください」
「ありがとう…!」
「それでは、お手をどうぞ。俺の可愛いお姫様」
そう言って彼は私の前に跪いた。私は照れて顔を赤らめながら、彼の手をとった。
テーマ「子供のままで」
子供のままで 私は居たい。
だってお仕事とかむずかしそうだもん。
学校も勉強ばっかりでやだけどね。
子供のままで 私は痛い。
受験も面接も、嫌だ。
高校生ってもう大人じゃん。
子供のままで 私は遺体。
結局辞めてしまった。
学校も。人生も。
全て変わらない、今のままのわたし。
子供のままで
子供のままでいたいんなら
子供であるあなたは
今とっても幸せなんでしょうね
世の中には早く大人になりたい
そんなふうに考えている
子供たちもいると思うんです
保護者と保護される側と
うまくかみ合っているんなら
それはきっと幸運なこと
幸運な場所に立っていると
そうではない風景に馴染みがなくて
知らないまま大人になる
知らないよりは知っていた方がいいこと
(最近そういう本を読んだ)
子供のままで
子供心って大事だよね。
自分を見失わないから。
詩(課題)
『子供のままで』
ピーター・パンは願った
「子供のままでいてくれ」と
ウェンディーは断った
「私はいずれ母になる」と
子供ってそれは何だろう?
遊んで暮らせる自由かな?
大人ってそれは何だろう?
守りたいものができること?
ディンカー・ベルの金の粉
夢見ることが子供なら
今夜も僕は空を飛ぶ
大人は子供にこっそり帰る