今日も終わってしまうのか。
自分の部屋の椅子に座りながら、ベッドに寝っ転がりながら、小説のアプリを起動させる。
今日は何の物語を創ろうか。
文字を打っては気に入らなかったらすぐに消す。
その繰り返し。
この時が唯一、1日の中で自分の世界に浸る事が出来る時間なのだ。
体は疲れているのに、何故かこの時間だけは欲しがってしまう。
夢であったことを書いても良い、どれぐらい、いい加減な物語でも認められる。
幸せなアプリ。
「ぁ、やった…、またハートが増えてる…。」
否定なんて言葉は何処にもない。
だけど、だけどさ、この夜が終わってしまえばまたいつものようになってしまうんだな。
5/12/2024, 10:52:14 AM