『始まりはいつも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何か新しいことを始める時は、いつもお前がいる。
成功したら、一緒に喜んでくれる。
失敗したら、一緒に悲しんでくれる。
それが嬉しくてたまらなくて、
俺もこいつのために何かしてやりたいと思ったんだ。
〜始まりはいつも〜
怖がらせないように、ほほを支えて、寄せる力さえ優しい。あなたはいつもそうね。
そのくせ余裕のない顔で、有無を言わせず口付けをしてくれるから安心するの。愛されてる。
私も愛してるよ。
推しになる始まりはいつも突然である。
最初はそんなに興味がなく、見た目も自分の好みではないキャラクターだった。
しかし、親密度イベントからそのキャラクターの来歴と好きな事が解っていくと、「可愛いとこあるなぁ」と保護者のような感覚になっていった。運命とは分からないものだ。
沼に突き落とされたのは、出会って半年経った頃の夏。限定ガチャにそのキャラの浴衣姿が実装された。割と早くに実装されるとは優遇されているな、と思ったが、私はすぐに運営へ感謝する事になる。
ガチャを引いてゲットした後、キャラ毎にミニストーリ
ーが見れる。いつものように読み進めようとした。
トドメを刺されたようなものだった。気がつくと私は沼に落ちていた。
お題「始まりはいつも」
始まりはいつも君からでした。
ごめんね、こんな僕で
いつも話しかけてくれて
なにかする時は誘ってくれて
一緒にいようって
言ってくれたのに...
僕からの言葉は
聞いてくれないんだね
来世の始まりは僕から言うから
''大好きだよ''
【始まりはいつも】
『アン・ドゥ・トロワで初めまして』
今日は寝坊をした。
いつも通り七時ぴったりにかけてあった目覚まし時計を軽く睨む。
時刻は七時五十分だ。
ドタバタドタバタと階段を降り、
フローリングの床を駆け抜けていけばお母さんの第一声。
「早くご飯食べないと遅刻するよ!」
うるさいなぁと頭の中で愚痴りつつ、昼頃には感謝するだろうほかほかの朝食に手をつける。
ものの三十秒でそれらを食いつくし、よれよれの制服に袖を通す。
まだ寝ぼけている髪に軽く櫛を通し、すっきりとした髪型に直す。
今日の分の教科書が全て入っているか定かではないカバンを持ち上げ、玄関へと向かう
使い古してかかとが低く感じるローファーに足を入れ、勢いよく扉を開ける。
瞬間、冬を証明する空っ風が目の前を突っ切った。
冬の寒さはやはり堪えるけれども、そんなの気にしちゃいられない。
風にも追い付くスピードで歩道を走り、運よく来たバスに飛び乗る。
一安心かと思いきや何故かバスに乗ってきたハトに席をとられた。
動物だからと情状酌量をして肩を落とす。
ゆらーんゆらーんと吊革に揺られ、周りの人たちに押され、足元が少し浮く。
そうやって休んでられるのも束の間、次は~というアナウンスと共に到着の合図が僕の目を覚ます。
人生で何度か経験する程の人混みをするりと通り抜け、いつものカードをピッと鳴らす。
さぁ、ここからが本番だ。
バスを飛び降り、左に走る。
道脇の塀を登って、右に走る。
塀から近くの木に飛び移り、反対側のお寺前に出る。
猫の集会を邪魔しないように、寺院の抜け道をそそくさと早歩き。
少し急な階段をホップステップジャンプで大きく下から見下ろし、スタッと着地。
そして着地点から回れ右、大きく開けた商店街を突っ走る。
これから集会に向かう猫、軽いデートのお二人さん、店の準備をする厚着のおっちゃん
キリキリと弱く鳴く虫、寒空を鋭く飛び立つ鷹、ちっこく作られた雪だるま。
まさに千変万化の冬景色だ。
僕のほっぺの赤みも冬ならではの記念品。
そんな赤みもそろそろ落ち着かせてもいい頃だろう。
足のスピードを徐々に落とし、息を整える。
よれよれの制服をきちっと直し、髪を程よくほぐす。
いつも通りのはずだけど、やっぱりスタートは大事だし緊張する。
一歩、二歩、三歩
よしっと意気込んだその時
「桂木さん!おはようございます!」
「へぁっ!?い、委員長!お、おはよう!」
折角死角に隠れていたのに、委員長の目は誤魔化せない。
「まったく…今日も遅刻寸前ですよ!早起きちゃんとしてください」
「僕はしてるつもりなんだけどなぁ…委員長厳しい」
「いつも寝坊じゃないって言ってますけど立派な寝坊ですからね!」
「はいはい。明日から気をつけますよ~」
僕としてはしてるつもりだよ、だって寝坊しないと、ねぇ?
「委員長、いつも挨拶運動来るの遅いじゃん。たまに来ない日もあるし」
「ええまぁ、他の仕事で忙しくて」
「本当に?」
「本当です」
「本当に??」
「本当です」
「本当にぃ~?」
「ほ・ん・と・う・です!!」
あ、怒ってる。いつものポニーテールがなんか凶器に見えてきた。
「第一、貴方が遅くなければ…」
「あーはいはい。もっと早く登校しろってことでしょ。わかってるって」
「わかってないです!だって、だって…」
「だって、何?」
「だ、だって…そうすれば…」
「そうすれば~?」
「貴方ともっと早く、もしかしたら一番最初に会えるかもしれないじゃないですか!」
「…へ?」
腑抜けた声が、誰もいない玄関に響く。
「そ、それってさぁ」
「えぇ、告白ですよ!貴方への!!」
委員長の大声で僕の声の響きも消えるが、鼓動の音だけは僕の中で響き続ける。
「…なんだぁ。じゃあいつも遅刻しなくてもよかったんじゃん」
「どういうことですか?わざと遅刻してたんですか?」
「まぁ、委員長と一番最初に会うために」
参ったなぁ、頬の赤みが戻ってきちゃったや。
へらっと笑った彼の目にはこれまた赤面する委員長が映りましたとさ。
お題『始まりはいつも』
織川より
お久し!ぶり!です!織川です!いや本当に久しぶりですね。最近はお題だけ見て今日もう眠いし寝よう的な感じで書いてませんでした。これからも結構不定期が続きますのでそこはもうご愛敬ということで…スランプ&受験勉強がもうキツくてですね…でも、織川頑張ります。行きたい学校も決まったので後は目標の学校に向けて突っ走ります。ではまた次回のお題で会いましょう!
1日の始まりはいつもVサイン。
元気が出るおまじない。
嫌なことばかりあるこの現代社会で、自らの士気を高めることは必須スキルである。
今日も鏡の前でVサイン。
でも今日は元気になれない。
何故なら、就職の面接があるから。
連敗記録更新中。
私には何の価値もないのだろうか。
世界は価値のない人間に厳しい。
なんて生きづらい世の中なんだ。
「そんな顔をするなよ。俺がいるだろ」
「その声は!」
振り向くと、そこには同棲中の彼くんがいた。
彼は理解のある彼くんだ。
「一人では出来なくても―」
理解のある彼くんが歩み寄り、私の隣に立つ。
「二人で力を合わせれば、出来ないことはない。そうだろ」
彼くんが私の目を見る。
確かに私は自分一人では何もできない。
でも彼くんとなら。
私はコクリと頷き、鏡を見る。
「いくよ、彼くん」
「いつでもいいぜ」
「1日の始まりは」
「いつも」
「「Vサイン」」
決まった。
私と彼くんの息のあったVサイン。
そして鏡には見事なWサインが写っていた。
元気が溢れてくる。
今日の面接はバッチリだ。
「もう大丈夫だな」
彼くんはしんみり言う。
どうしたのだろうと思い、彼くんの方を見ると少し薄くなっていた。
「彼くん!」
「お前はもう俺がいなくても大丈夫だ」
彼がさっきより薄くなっていた。
「無理よ。私一人じゃWサインなんてできない」
「大丈夫だ。お前にはもう一本腕がある。それを使えばいい」
彼くんの体はほとんど透けていた。
「彼くん!」
彼くんを捕まえようとして手を伸ばす。
「大丈夫だよ。君ならできる」
しかし、触れる直前で光の粒子となって消えていった。
「そんな‥彼くん」
彼くんが成仏してしまった。
私の様子を見て満足したのだろう。
つまり彼くんとはもう会えない。
その事実が私を叩きのめす。
崩れ落ちて、目から涙が溢れる。
しばらくして私は立ち上がる。
彼くんは言ってくれた。
大丈夫だと。
頑張ろう。
自分は信じれないけど、彼くんの言葉なら信じることが出来る。
―君ならできる―
その言葉を胸に生きていこう
それが彼くんの望みだから。
1日の始まりはいつもWサイン。
元気が出るおまじない。
嫌なことばかりあるこの現代社会で、自らの士気を高めることは必須スキルである
あの後の就職面接は完璧で、採用を勝ち取った。
でもいつも側にいた理解ある彼くんは、もういない。
でも寂しがってはいられない。
彼くんがくれた言葉で、今日も私は元気です。
見守っててね、彼くん。
#始まりはいつも
昔、兄とカラオケボックスに行ったら
この歌よく歌ってた
始まりはいつも雨
タイトルもこれだったは忘れたけど
ロマンチックには雨なんだと
当時の兄が言っていた
恥ずかしいやつめ
始まりはいつも
「元気?良かったら遊ぼ〜!」
送った連絡に既読がつかないまま一週間ほど。これはいい返事は期待できないな、と見切りをつけてメッセージを取り消した。初めは良好だった関係が所属の違いで疎遠になったり、付き合いが長くなると相手の態度がなあなあになっていったり、価値観や人間性に違和感を感じるようになって自然と話さなくなるたびに交友関係を続ける難しさを感じる。同世代が大所帯で仲良さげな姿を見る度に私もああいった関係を築きたかったなという憧れと、でも結局関係維持に疲れて続かないんだろうなという冷静な自己分析が入って溜息をこぼした。せめて、少数の友人関係は良好でありたい。
奥手な私は自分から初対面に声をかけるのが苦手で、大抵の関係は相手から始まることが多い。それに甘えてきたが、歳を重ねると流石に自立しなければという焦りがでる。だから見様見真似で新たな関係を構築してきたが、どちらかが無理をしている関係は長続きしないものだなという一種の悟りのような考えが脳裏をよぎった。
連絡アプリに新規メッセージがつかなくなってしばらく経つ。誰かから声がかけられることのありがたさに、最近になって気付かされたのだった。
「なくして初めてわかる」
なんて、よく言うけれど……
その言葉の意味がよくわかったよ。
始まりは、いつだったろうか
気がついたらそばにいて
気がついたら心の中に居座られて
そうしてその、大切さにやっと気づいた時にはもう
──僕の知らない誰かの隣で幸せになっていた
どんなに大きな存在か、愛しささえ覚えていたことに
気づくのが遅すぎたみたいだ……。
あの日に戻れたとしても
きっと運命はすれ違う
はじまりはいつも静かに訪れて
おわりさえも
静かに幕を下ろされる
雨上がり 晴れ間に架かる虹
始まりはいつも 僕の一歩から
忘れないさ あの日描いた夢を
始まりはいつだって
終わりを想像なんてしない
知識だけの世界から 飛び出して
One 靴を履き
Two 扉を開けて
Three 飛び出そう
始まるキミだけの物語
終わりはいつだって
始まりの合図
まだ見ぬ新たな世界に 飛び出して
One 後ろは振り向かないで
Two 自分だけの道を
Three 一歩踏み出そう
終わりから始まる物語
お題【始まりはいつも】
タイトル【終わりから】
始まりはいつも君だった
君がカッコいいと言ったから、始めたギター。
君が好きだと言ったから、凝り始めた珈琲。
君の言葉ひとつで僕は左右された。
そんな僕を、君は嫌いだと言った。
僕の終わりも君のものだ。
その日、いつもよりやけに強い風が吹いていたのを覚えている。木々が揺れ動き時々葉が散ってゆくその下で、僕らはいつも待ち合わせをした。ここの景色は来る度少しづつ変わっていき、何時だって季節の移り変わりを感じさせられた。来る度に、これが最後になるかもしれないとお互いに思うけれども、いつも君は次を信じて僕と約束するのだ。初めてあった日も、約束を初めて持ちかけてきたのも、僕がこうやって生きようと思えたのも、いつも君がきっかけだったんだ。
[始まりはいつも]
始まりはいつもここからだった。
いつもこの場所で、この歌を歌いながら朝日を見ていた。
上京すると決めたあの日も今と同じように日の出を見ていた。あたりがゆっくり朝焼けに染まる様子は泣きそうなほど美しかった。
あの感動を今も忘れていない。
綺麗なものを素直に綺麗と言える感情をずっと大切にしていたい。
始まりはいつも #5
始まりの 風に舞う桜 春の訪れ
始まりはいつも
あなたが言ったことからたいてい何かが始まる。
でも、違うんだよな、、
いつも思っている私。
意味も分からず群れるのはキライ
クラス、学年、エトセトラ
スタートはいつも出遅れる
それがいいんだ。
友人関係も恋も
学校でみんなが一通りの形を作り終わった頃に
自分の周りを見てみる。
友達は常に1か0。運が良くて2
恋は必要にならない事が多い。
なんでだろう?
みんな
スタートしたらすぐ、全部を揃え始める
最初の1ヶ月で友達を!卒業までには恋人を!
全員それが欲しいの?
友達は不要、恋人は不要
まるで、そんな人はいないみたい。
急ぎすぎると
なぜそれが欲しいのか
分からなくても体が動いちゃう
そのまま、
ロクに考えなくても
それっぽい日々を体験し続けられる。
全部自分で動かしたい。
マニュアルモードで、
呼吸も、
腕を動かすのも
全部。
1つ1つ自分のタイミングで
自分のスピードで
自分の人生を。
#始まりはいつも
#年度始まりにいつも思う事
#学生
『鋼のスローガン』
ぎらぎらする街並みを隣りにおいて 珈琲キャンディをひとつ 群衆一人一人の唇が皆同じ理念を口にする様は気味が悪い キャンディが鋼の味になる前に私はここを出ていくよ 火薬の薫り 白線踏んだら 一番に君を迎えにいくから そう、必ず。。
はじまりはいつも
笑顔からはじまる
あかるい方が
自分も楽しくなる
良い方向に進む
そんな風に思うそんな
休みの午後
【始まりはいつも】
始まりはいつも否定から入る。
自分が自分のやりたいことを、口に出すと
「何言ってんの?wあんたじゃ絶対無理w」
「もっと…現実見てくれませんか?」
なんか矛盾してるような気がする。
親はこう自分に躾けてきた。
『いい?大きな夢を持つことが大事なの』
でも大きくなったら、親はこう言った。
『いい加減、現実見なさい』
『始まりはいつも』
始まりはいつも彼から。
最初に私に話しかけてくれたのも彼だったし、友達の輪を広げてくれたのも彼だった。
そして、私に恋を教えてくれたのも彼。
おはよう、お疲れ様、おやすみ。
毎日のようにLINEを交わして、月に何回か一緒にお出かけして、楽しい毎日。
いつも彼から誘われることが多いけど、たまには私から誘ってみようかな。