『始まりはいつも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたと出会って3秒
心臓を撃ち抜かれたのか
と思うほどの衝撃
あなたと出会って10秒
見つめ合っていることに緊張して
今までにないくらいの胸の高鳴り
あなたと出会って12秒
逸らされた目に少し寂しくなって
見とれていた自分に飽き飽きしながら
前を向いて歩き出す
あなたと出会って4日
初めて話しかけた言葉は
「ごめん」
優しく微笑んでくれたあなたの瞳に
また恋をした
あなたと出会って16日
今度は彼から話しかけてくれた
始まりはいつも
胸の高鳴りを感じる。
始まりはいつも
先が何も想像できないうちに
流されるように過ぎていって
いつの間にか、その場所に落ち着いている。
そして何かが終わりを告げれば
また次の始まりに繋がっていく。
生まれる感情も
各々の考え方やどんなものの始まりなのかで
それぞれ違う。
数えきれない程の始まりがある。
始まりはいつもワクワク
ワクワクはいつまで続くのか
それは気持ち、環境、運次第
何か新しいことを始める時のわくわく感は、いつだって新鮮で、楽しくて、そしてどこまでも歩んで行けそうな気がする。
だから、一日目から好きなだけ熱中して、楽しんで、やりきった心地で満足と共にベッドに潜り込み、明日に向けたわくわくを抱えて瞼を下ろす——のだけど。
次の朝には、眠りに落ちるまでのあのそわそわとした心地や、夢いっぱいの気持ちはどこかへ飛んで行ってしまったのか、すっかり跡形もなく消えてしまっていて、やりきったという満足感だけが胸の中にちょこんと腰を重く据えて座っている。
なんなら、面倒臭いという新たなメンバーが、満足感の周りで腹を掻いて寝そべっている。こいつとは何だかんだ付き合いは長いし、定期的にお会いする気やすさすら感じる仲であるので、またか、と思わなくもない。
こうして私は、満足感の周りに定期的に寝そべりにくる面倒臭いという惰性に誘われて、あっという間に三日坊主になる。
/始まりはいつも
『恋』
恋の始まりはいつも素敵。
でも、結末がすべてが良いわけじゃない。
始まりが良くても結末も良いとは限らない。
それでも私は愛を信じてたい。
月。
何を始めるときもそう。必ずそこにあるのは好きの気持ち。まだ無くしてないよ。私はもっと先へ進めますか?
明日への期待も希望も捨て損ねて、まだポケットの中で歪な音を立てる。昨日の明日は素敵ですか?
向き合う自分自身。繰り返す自問自答。終わるのはいつだろう。まぁそんな日は来なくていいけど。
濁流みたいな思考が渦を巻く。全部書き出す。吐き出す。この文字は溜め息みたい。
ノートの一番初め。書き出しはいつも日付から。
〉始まりはいつも
始まりはいつも
「死にたい」から始まり
「死にたい」で終わる。
それが私の人生だから。
いつもそうだ。
始まりはペットボトルの飲み残しだ。
そのペットボトルを見ると、コンビニの空容器を置いたままでも許されるような気がする。
すると小さいゴミ程度ならゴミ箱に入れなくてもいいかと思い、服の数枚を床に置いてもいいかとも思う。
服は大きいからすぐに床が見えなくなり、先に置いたゴミを隠してしまう。
だから散らかることに気づくのに時間がかかる。
汚部屋の始まりはいつも、ペットボトルの飲み残しなのだ。
君に向けて「おはよう」
これがなくちゃ一日は始まらない
あなたを思う時、
始まりはいつも「羨ましいなぁ」
だって、私より頭が良くて、みんなに好かれてて
私と何もかも違う。 天と地の差
そんな人に、恋していいのかなって、いつも思う
でも、今日はポジティブに考えてみる。
天と地差があるとき、憧れる(羨ましがる)のは、当然のこと。
好きなのは、憧れてるから。
違う
本当に好きって思う理由は、
好きだから
雨の音で目が覚めた。
暗い灰色の雲が支配する。
はじまりはいつも雨だ。
俺はタバコに火をつけ、煙と共にため息をついた
お題「始まりはいつも」
何かが動き出したとき、不安にならない人なんて
どこかに一人でもいるものだろうか。
「どうせなんにも変わりはしないのに」
そう嘆いてる自分が、未来で
「やってよかった」と思える選択が出来るだろうか。
その不安はある意味で「出来なかったらどうしよう」
そんな気持ちに対する保険、退避でもある。
何かが始まるとき、私はいつも自分にうんざりする。
「まーた不安になってるよ」と、自分を嘲る。
そうやって自分を守らないと、未来が怖いから。
いつだってそうだ。けれどそれでいい。
そうやって自分を守ってでも、踏み出せたなら。
あの日の不安が本当の出来事になって、
ひどく傷つく可能性もあるけど、それは同時に
あの日の不安が、杞憂になる可能性にも
必ず一歩近づいている証拠だから。
不安だって自分の正直な感情だ。
それを抑えつけようが、正面から向き合おうが
自分なりに向き合っていると、自分ならわかる。
金木犀の香りがすると
そろそろだな とおもう
僕が手塩にかけた 美しい子たち
あの奥さんに買われる
部屋に飾るんだって
部屋はサンルームになっていて
日当たりがとても良い
昼は暑すぎるくらい 陽が当たって
夜は冷えるから 毛布で包んであげて
その子たちが生きている間中
ドビュッシーの月の光を流してやるんだって
僕は少し心配になる
今まで買われて行った子たち
その最期は奥さん どうしたのかなって
僕は街外れの小さな花屋で働いている
最近 その奥さんの噂を聞いた
ベジタリアンなんだって
きちがいにもほどがある
奥さんにも
あの子たちの声が聴こえるとおもっていたから
食べられる子たちの声が聴こえないのか
あんな断末魔
僕なら耐えられない
花屋の仕事だって
彼女たちの苦しい声に耐えながらやってるんだ
そろそろ金木犀の香りがしてきただろう
ほら あの奥さんが来た
はじまりはいつも
金木犀の香りがしてきたら なんだ
彼女たちのおわりが
いつも気になるんだよ
題名「やがて君になる。」
君の好きなものを好きになったから
君が居なくなったらどうでも良くなった。
始まりはいつも君からで
それがまんま僕になって君が
いなくなったこの家はもので溢れていても
全て無意味になってしまった。
自分を疑うことで
変わっていく形
それまでの
完全と思っていた
枠におさめられた形
愛着のその形
ほんとうは
いつまでもここに
とどまっていたくて
変化をおそれもするけれど
止まった時間の中は
あらゆるものが麻痺させられ
閉じ込められてしまいそうで
なにも始まらないほうが
よかったという後悔に
あえて立ち向かうことを
あなたが愚かだというその道を
今も選び続ける
たとえ埋まらないほどに
溝が深まろうとも
ゆずれない
新しい形を胸に抱くまでは
#始まりはいつも
自分の経験なんですが
始まりをちゃんと告げてくれない人と
付き合ったり結婚しない方がいいです。
だって、終わりもちゃんと告げてくれないでしょ?
始まりはいつも良いのだ。
新しいことは楽しい。
たくさんの素敵な始まりを経験したあたしは、
何一つ続けることができず、
好きなものも身についたことも何もない。
例外は
あなたとの結婚生活だけ。
本当に、奇跡的だわ。
「始まりはいつも」とくれば当然、
「雨」だろう。
誰のどんな歌だったかはすぐに出てこなかったので、ググッてみる。
あー、ハイハイ。流行ったよねー。
このお題を見て、「そりゃあ、雨だろう」とならない人はいないだろうと思ったんだけど、そうでもないかもしれんな。
調査してみよう。
#始まりはいつも
今年の5月に出逢ったひと
お互いゲームでの出会いで
ゲームを進めるためだけに最初は過ごしてた
でも少しずつゲーム内チャットで会話を重ねて
ゲーム外のチャットで話したり、通話したり、
逢ったりして
現在5ヶ月経過。
存在が大きく、泣く程大好きなひと。
たいせつにしたい。
わたしは極度の緊張しいだ。
人前で何かを喋ると言うことが特に苦手で、自己紹介だったり何か自分の意見を言わなければいけない時だったり、人前で話す時に声が震えてしまってめちゃくちゃ恥ずかしい。
なるべく顔や立ち振る舞いに緊張を出さないようにするけど、声が完全に震えているので、「あいつめっちゃ緊張してるな」とたぶん思われている。
そう思われていると思うと余計に恥ずかしい。
コロナ以降はそう言った自分の意見を言う場はオンライン上になった。目の前に大勢人がいるわけではない、画面越しに話すだけなのに、わたしの声は相変わらず震えている。
めちゃくちゃ恥ずかしい。
これはもう小学生くらいから変わらないのだ。教室の前に立って何か発表したりする時なんて最悪だった。あの時、同級生はどんな表情だったのだろうか。自分が緊張しすぎていて全く覚えていない。
大人になったらなおると思っていたのに。
始まりはいつも震える声。