お題「始まりはいつも」
何かが動き出したとき、不安にならない人なんて
どこかに一人でもいるものだろうか。
「どうせなんにも変わりはしないのに」
そう嘆いてる自分が、未来で
「やってよかった」と思える選択が出来るだろうか。
その不安はある意味で「出来なかったらどうしよう」
そんな気持ちに対する保険、退避でもある。
何かが始まるとき、私はいつも自分にうんざりする。
「まーた不安になってるよ」と、自分を嘲る。
そうやって自分を守らないと、未来が怖いから。
いつだってそうだ。けれどそれでいい。
そうやって自分を守ってでも、踏み出せたなら。
あの日の不安が本当の出来事になって、
ひどく傷つく可能性もあるけど、それは同時に
あの日の不安が、杞憂になる可能性にも
必ず一歩近づいている証拠だから。
不安だって自分の正直な感情だ。
それを抑えつけようが、正面から向き合おうが
自分なりに向き合っていると、自分ならわかる。
10/21/2022, 6:36:19 AM