『好き嫌い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好き、嫌い、といふものがある。人間は、自己の感性の赴くままに、事象を、好きな物、嫌いな物、といふように、2元的に分別をする。それは物体に対しても、表象に対しても、有効な試みであり、兎に角、目の前のものを、好き、嫌い、に分けることができる。だが、自己の感性の赴くままに、とは言うものの、その感性たるや、何か?感性の根拠は、何処か?という事を論じるのはなかなか難しい、実際に絵の好み、音楽の好み、映画の好みとなると、十人十色であり、自分の、好き、嫌い、でさえ、満足に説明出来なかつたりする。何故、好きか、何故、嫌いかは難しいが、それを紐解くために、何時、好きで、嫌いであったか、という事を考える事も興味深い。同一の人、対象であっても、人生において、時には好き、時には嫌いといふ事がある。感性といふものは不変ではなく、時間を媒介して変化するものである。やはり、
と、筆を止めた。こんな、つまらん評論を書いて何になる。どうせ売れやしない!どうせ読まれやしない!なーんにもくだらない!好き、嫌いだなんてものをだね、そもそも推し図ろうという試みそのものが侮辱だよ!侮辱された感性は腹を立てる。あたりまえだろう、君だって侮辱されたら顔を真っ赤にして怒りだすじゃあないか。そうだ、腹を立てた感性は徐々に歪んでいく、これは好?きで、これは嫌?いだと言うように!感性と言うものをいちいち記述しようだなんてのは間違った試みなんだよ。
美しいものは美しい。好きなものは好き。嫌いなものは嫌い!それでいいじゃあないか。何をいちいち理屈っぽく考えるかね。そこに権利の介入を疑うのかね。まったく、くだらん。こんな事なら趣味の官能小説の続きを書いた方がなんぼかましだ。売れん。売れたとしてもしがないもの好きが買って半分ほども解せずに我が物顔で歪んだ知識をひけらかすだけだ。
なによりなあ!私がもうくだらんというのだからくだらんのだ。くだらんと思って書くものは、ぜーんぶくだらん!バカ!アホ!マヌケ!
#好き嫌い
"好き嫌い"両極端の僕を
"大好き"と告げて笑った君に
僕はたぶん
"嫌い"という感情を奪い取られた。
"好き"だけで彩られた世界は、
なんて素敵なんだろう。
貴方って、好き嫌いが多いのね
別にいいのよ
嫌いなもの全部、私にくれればいいから
食べ物に関しての好き嫌いは特にない。大体のものは普通に美味しいからね。人間の好き嫌いもあんまない。みんなおんなじ顔に見えるし、あの子細いな羨ましいなとかしか考えてない。
勉強は好き。運動は嫌い。読書は好き。人混みは嫌い。美術館は好き。遊園地は嫌い。夜は好き。朝は嫌い。
好きなものだけで構成された世界ならどれだけいいかって、多分みんな考えるよね。じゃあそうじゃないこの世界は好きなの?嫌いなの??
「好き嫌い」
好きなこと、好きな人、好きなものだけに
囲まれて生きていきたいのに。
嫌いはどこまでも私に付きまとう。
嫌いが心からの好きに変わることはない、と私は思う。
そういうものだと思う。
上手く向きあえるほど、大人じゃない。
でも、上手くやり過ごすだけの大人にはなりたくない。
私ってわがままね。
#12
嫌いになってしまえばいいのに。
もう別れるんだから、
好きって気持ちはいらないわ。
「好き嫌い」
好きか嫌いかで物事を測れたら、どれだけ楽だっただろう。
好きって言ってくれる人を、好きになれたら良かったのに。
好きになってくれない人を、嫌いになれたら良かったのに。
『多様性理論』
あれが好き。これが嫌い。
人間性が出るよね。
人形が好き。サッカーが嫌い。
魚が好き。肉が嫌い。
あの子が好き。あの子が嫌い。
私が好き。私が嫌い。
好き嫌いは人によって全く違うけれど、色んなものがあっていい。
女の子だからってカッコいいものが好きでもいいし、
男の子だからって可愛いものが好きでもいい。
でも、それを公表するのは怖いよね。
皆に引かれたり、嫌われるんじゃないかって怖い。
LGBTだけではない、パラフィリアとかもそうだよね。
異常な物って好かれにくい。
人はなんで周りと一緒がいいんだろうね。
好きなものがあって嫌いなものがちゃんとある。
それってとてもいいことなんじゃないかな。
好き嫌いが激しい人っているけれど、
ようはそれって、自分をよく知っているっていうことだよね。
自分をよく知っている人は、自分をよく活かすことができる。
自分として、生きることができる。
好きに、嫌いに、正直に、なれる日をいつか願ってます。
お題『好き嫌い』
※パラフィリア=異常性癖ともいう。異常な物に性的興奮を覚える人をさす。
例「オキュロフィリア」=人の目に興奮する。
「メノフィリア」=女性の生理、または生理の血に興奮する。
「ペドフィリア」=死体に興奮する。
そろそろテスト期間に入りますので、7月上旬まで投稿いたしません。
最近は蒸し暑いですので、水分を十分に取り、元気にお過ごし下さいませ。
『ぶっちゃけ有り得ないでしょ』
「あークソ! 有り得る奴だっているんだよ! つぅか、目玉焼きにソース派はそれなりにいるだろ!!」
手にしたスマホをぶん投げそうな勢いで、オレはひとりがなり立てる。
オレが毎日欠かさず眺めるこのアカウントは、こうした食べ物の好みから生活の流れ、信条に至るまで何ひとつとして気に食わない。もし実際に目の前にいたらケンカを超えて殴り合いになっていただろうと思ったことも、一度や二度ではない。
それでも毎日欠かさず見てしまう理由は。
『最新話更新しました〜』
飛びつくようにリンクをタップし、目を皿のようにしてじっくり眺めること、しばらく。知らずに詰めていた息を、ほうと吐き出す。
「作品は最高なんだよなぁ⋯⋯」
『子供の嫌いな野菜ランキング1位』
私は子供の頃から大っっ嫌いなものがある。
それは『ピーマン』だ。
あのなんとも言えない青臭さ、何よりあの耐え難い苦さ。マジで嫌い。
子供に嫌われるランキング一位の野菜だが、
もれなく大人に嫌われるランキング一位の野菜にもランクインしていて欲しいくらいだ。
青椒肉絲、ピーマンの肉詰め、夏野菜カレーなどなど、色んな調理法で何度か克服を試みたが
どれも全滅。ピーマンが全ての料理の味を台無しにしやがる始末だ。
ピーマンが好きな人間に話を聞くと、別に言うほど苦いわけでも青臭いわけでもないらしい。
なぜだ。なぜなのだ。
そもそもなぜ私はピーマンが嫌いなのか。
もはや私がピーマンに嫌われているまであるのではないか。
ちなみに好きなものは鮭の塩焼きだ。
原点にして頂点とはこのこと。マジで美味しい。
お題:《好き嫌い》
『 好き嫌い 』
過ごしやすいこの季節は、晴れた日の散歩も気持ちがいい。
自販機で飲み物を買い近くの公園のベンチに腰掛ける。
冷たい水はのどを潤し、優しい風は優しく肌を冷やしてくれる。
周りを見渡すとすぐそばに白い沢山の花が揺れている。
少しの罪悪感を感じながら、1本だけ摘んだ。
懐かしい気持ちで花びらを見る。
『 好き···嫌い···好き···嫌い··· ···· ····· ···好き 』
どうやら私の想いは実りそうだ。
数えただけの花びらをもう一度見つめた。
帰ったら、このマーガレットを花瓶に挿そう。
好き嫌い
私は梅干しが好き
酸っぱいから
梅干しが嫌いな人がいるって知った時の衝撃ったらなかった
だって、全人類が梅干し好きだと思うじゃない?
私はチーズが嫌い
臭いがダメ
でも彼はチーズが好き
全人類がチーズ好きだと思ってたんだって
そんなワケないじゃん!
つまりはそういうことなんだなぁ
【⠀好き嫌い 】
※お題の話と逸れている場面があります。私の日頃の悩みが入っていますので、苦手な方はご注意下さい。
私は自分の性格が嫌い、
だけど自分が生み出す作品は好き
最近学校で飴配りをしてる、
問題になって
怒られそう
この事が頭から離れない、
罪悪感
嫌い
自分を好きになれる!!!!
ほんとうに?
嘘では無い……
そう、自分が好き!!だと言ってる人がうららやましいだけなのかもしれない。
私は世界から 消えたい と思ってしまう
罪悪感のせいって言ってまだ生きている
もう1回だけ何かやってみようと思う
『好き嫌い』
そう言えば
子供の頃 母親に
「好き嫌いしちゃいけません」
なんて言われたこと
なかったな
それでも それなりに成長して
どうにかこうにか 生きてきて
時が止まった あなたの歳まで
あと 10年
相変わらずの日々だけど
あともう少し
頑張って生きてみます
天国で 見守っててね
お母さん
6/12 お題「好き嫌い」
「好き嫌い好き嫌い好き嫌い好き嫌い好き嫌い好き嫌い」
「速い速い速い」
たんぽぽの花びらを高速でつまんでは投げているのは、幼なじみのモコ。やがて花びらを一気に根こそぎむしった。
「んんーーーーーーっ、好き!!!!!!」
「力強い」
「次っ!!」
「まだやんの?」
この勢いだと土手のたんぽぽが絶滅しかねない。
「だって…」
「はいはい」
一瞬で涙目になる特技もとっくに見慣れてる。あたしは軽くあしらった。
「まあいっか、気が済んだら教えて。本読んでるから」
「おっけー!」
誰に恋してんだか知らないけど、まあ、そんなあんたもあたしは好きだよ。
(所要時間:11分)
好き嫌い
私には大っ嫌いな奴がいる。
「きーちゃん~!きいちゃんはどんな奴がタイプ?」
それがこの男、翔だ。
なぜか、私にいつも話しかけてくる。
鬱陶しい。
こんなにチャラチャラしてて、女の子をたぶらかしてる奴は嫌いなのに。
けれど、私は一応学級委員を務めていて無視するわけにはいけないから仕方なく返事をする。
「どうしたの?急に?
タイプチャラチャラしてなくてしっかりしている人かな〜」
あんたみたいな奴が1番嫌いだよ、私は。
そんな意味も込めて答えた。
「そんなんだー!分かった〜」
そう言って去っていった。
放課後、親友のみかが休みで1人で帰っていると、1人の男から話しかけられた。
「おじょーさん!お兄さんが楽しいところ連れて行ってあげるから一緒にこない?」
はぁー、だる。ナンパなんてめんどくないな。
「いえ、急いでますから。」
そういって、家に帰ろうとしたらしつこく男は話してくる。
「え〜、いいじゃん〜!一緒に行こう?」
そんなふうに言われて腕を掴まれた時だった。
「何してるの?俺の女に手出さないでよー?
きもい、おっさん?」
翔だった。何でよりによってこの男が・・・・。
翔がナンパしてきた男に言うと、男は去っていった。
「きーちゃん大丈夫?」
「大丈夫、助けてくれてありがとう。じゃあ」
足早に去ろうとすると、後ろから声が聞こえた。
「気をつけて~」
次の日
翔は休みだった。
昼休みなって、私は先生に提出物を出しに職員室に向かっていると、男子達の声が聞こえた。
「いや〜、ほんと翔っていい奴だよな?
1組のきなちゃんが人気で男からナンパされやすいからってきなちゃんのためにすっごい、話しかけて彼氏に見えるようにしてるんだもんなー」
え?
「いや〜、ほんといいやつだよなー」
そんなふうに話してるのを聞いて、私を守ってくれていたのだと知った。
嫌いだけど、今のことが本当なら感謝しないといけない。
やな奴ってばっかり思ってたけど・・・・・。
私の中で翔の印象が変わった出来事だった。
ありがとう。
完
見てくれた人達聞いてください!
小説書いてたら、スマホの電池がなくなって画面が真っ暗になって充電してまた画面開いたら書いてた小説が消えてました!
悲しい😭ーーーーーー
泣きます!結構書いてたのにーーーー
今日あげた小説よりもっと深く面白くかけてたのに〜
あんまり面白くなかったですよねー?
それでも読んでくれた人ありがとうございます!
【好き嫌い】
好きな食べ物は何ですか。嫌いな季節はいつですか。そんなありきたりな質問が、昔から苦手だった。質問者の期待に反しないように、周りの空気を壊さないように、そればかりをいつも考えていた僕には、自分の好き嫌いというものがよくわからなくて。にこやかに笑いながら「だいたい何でも好きだよ」と返してばかりだった。
「キミのそういうところ、ちょっとムカつくな」
不機嫌そうに呟いたのは、人生で貴方が初めてだった。困惑する僕へと、貴方は頬杖をついたままの姿勢で視線だけを流しやる。
「だって定食セットにデザートのゼリーがついていると嬉しそうだし、梅雨になって湿度が上がってくると鬱陶しそうにしているでしょ。そういうのを好き嫌いって呼ぶんだよ」
窓の外では雨が降りしきっている。水滴に濡れた窓ガラスに、貴方の顔が無機質に反射していた。
「別に真実だけを話さなきゃいけないわけじゃないし、人付き合いには適度な嘘は必要だけど。キミのそれは、あまり良くないと思うよ」
どうしてと尋ねれば、貴方はようやく僕へと向き直った。伸ばされた人差し指が、僕の胸を軽くノックする。
「自分自身の気持ちを誤魔化して、自分自身にまで嘘をつくのは。キミの心が可哀想だ」
悲しそうに眉を下げて微笑んだ貴方の表情に、心臓が僅かに収縮する。胸が痛くて、熱くて、感情がごちゃ混ぜになる。
(ああ。僕はもしかして、貴方のことが『好き』なのかな)
いつものようにニコニコと愛想笑いで「ありがとう」と貴方の忠告を受け流しながら。窓ガラスを伝い流れていく雫を横目に、そんなことを考えた。
好き嫌い
「あたしって好き嫌い激しんだよねぇ」
「へー」
「ピーマン入ってたらすぐわかんもん」
「子どもか」
「カレーは3日連続でも食える」
「それは割とみんなそう」
「生クリームは飲み物」
「糖尿になるわ」
「あとこれ、マイ唐辛子パウダー」
「極端すぎない?」
「カカオ99%は食べ物じゃない」
「顔すごいことになってるけど」
「人の好き嫌いも激しんだよねぇ」
「マナ友達少ないもんね」
「みーこだけいれば良くね?」
「良くねえわ」
【好き嫌い】
トマトが好き。ピーマンが嫌い。
赤が嫌いで、紫や黒が好き。
ショートは涼しくていいけど、ロングも捨て難い。
笑った顔も好きだけど、仏頂面も中々好み。
「なんでもいいんでしょ!」
なぁんて、プリプリさせながら話す君。
そんな顔も可愛くて、愛おしくて。
ハープの高音みたいな、弦で弾かれるとポロンと響くその声と。
空の青さを映した瞳で君はいつもそこに居る。
大人になった君は一体どんな美しい人になるんだろう。
将来、君の横にたてる存在のひとりに入ってたら嬉しいなぁ。
俺は思う。俺と同じ白雪を彷彿とさせる絹のような軽やかな髪の毛。
するりと伸びる体躯には洗練さがある。この人をーーーーーー。
◾︎
俺は少年兵だった。
【家族】だったものは、戦争でいなくなり、兵士に拾われ、使い捨ての如く毎日訓練をしてた。
目的もなく、言われるがまま。
何も感じず、何も持ってない空っぽな俺。
無意味な殺戮に、頓着しない冷えた心。
何もかもがどうでもよかった。
そんな折り、戦争の終わりを告げる鐘が鳴る。
俺を拾った大人達。
家族や恋人のいる兵士達。
命令を下す上官らは、どこか安堵を滲ませて。
俺達という存在など、初めからなかったかのように振舞った。
それもそうだ。
優先順位が、元々立っていた土台が違うのだから。想いや、立場が……。
そんな時だった。彼女にあったのは。
彼女とその仲間達と生活を共にするようになって、初めはよく分からなかった。
倫理観や、常識が。
今までの生き方と大きく異なるものだったから。
でも、だんだん知ってくとわかってくるものがある。
……多分。俺にとってそれはとても心地よく、好きな部類だったのだろう。
仲間になった彼らにはよく言われる。
「昔より、良くなった。」
「覇気がでてきたな。」
「ちゃあんと、飯食ってるか?」
「思ってる事が、表情や言葉として出るようになったな。いい傾向だ。」
「強くなりましたね。」
どこれこれも、昔には味わったことの無い言葉と感情。
でも、胸をほんのり温かみが包み込むそんな感じ。
好きでも無ければ、嫌いな感じもしない。
多分、俺はここが好きだ。
ここにいたい。
この仲間達と、世界中を回りたい。
………例え、一生恨んでも恨み切れない【あれ】と共にあろうとも。
彼女らは【武器商人】
武器の売買から、買い付け、用心警護などを受け持つ凄腕のプロフェッショナル。
俺はそのうちの一人。
恩人であり、このチームで最優先事項であり要でもある彼女。ボスの護衛だ。
この世界には武器が溢れている。
硝煙の匂いと重く淀む鉛色の空。
この手に、嫌という程馴染んでしまった憎き代物。
そんなものを扱う彼女の事は好きであり嫌いだ。
たいていのものは肉と炒めたりミキサーで粉砕してスープにしたり調理方法次第でなんとか食べれる…こんにゃく以外は