『好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
~好きな色~~
メロンの優しい緑に心踊り
イチゴの可愛い赤に惹かれ
ブルーベリーのような濃紺で
クールを気取ったことあった
今はバナナの黄色が好き
なんとなく貴方を思い出す
~あなたがいたから~~
いづれ来る別れが苦しい
あなたがいなかったら
こんなこと思わなかった
あなたがいたから
世界が 辛くて 愛おしい
~相合傘~~
たまたま目があった
雨のなか 傘もなく
別に 何かあった訳じゃない
でも もし
雨のなか あなたに会ったなら
また
傘に入れてあげても いいかな
※残念ながら、データ引き継ぎが
上手くいかず、新たに再トライ※
好きな色
どんな色が好き、と問いかければ、彼女は少し考えた後に答えてくれた。
「うーん、そうだなぁ。……彩度と明度が低い、そんな色かな。淡く、溶けてしまうような色。あとねぇ、向こう側が見えるような透き通って濁りのない透明も好きだよ。透明はさ、見えないから誰にも気づかれないし、その向こう側を見てくれるでしょ?」
そう微笑んだ顔は儚げで、どこか消えてしまいそうな危うさがあった。
私の空を、誰もがおかしいと言った。
私の色を、否定した。
ただ、貴方だけが、息を吐いた。
私の世界は特別なのだと、初めて認めてくれた人。
私が私の色で在れたのは、貴方が認めてくれたから。
自分の色は、在り来りだと頬を緩めた貴方が、私を色付けた。
ねぇ。今年も、この色を使う季節だよ。
私が一番好きな色。
貴方が褒めてくれた色。
「好きな色」
空にはたくさん友だちがいるから
いつも空を眺めてる
空が暗いと友だちが
泣いてるみたいで
僕も哀しくなる
だから
僕が好きな色は「青」
青一色の空は
みんなが笑っているみたい
でも…
次に生まれたら
いつか
君が綺麗だと言っていた
赤いチューリップを見てみたい
赤いリボンも 赤い靴も
君が大好きな赤い色を
見てみたい!
そしたら
また 僕に聞いて
「好きな色は?」って
きっと僕は迷わず「赤」って
言うんだろうな
透明が好きだ。
美しい世界を映し出し、
どんな色も取り入れることのできる。
側にいるのに
いないようで。
側にいないのに
いるような。
そんな感じがする。
透明はよく
"色”の種類に入れられないけれど、
私は、透明も
一つの色だと思う。
透明ほど不思議で溢れてる色は無いと思う。
なんかこの時はこの色とかその時はこの色とかいろいろあるけど好きな色でいうと私は青。
朝、家をでたとき空いっぱいの青が広がってるといつも思わずにやけちゃうの。で、今日は快晴だって言いたくなる笑
───────「好きな色」
好きな色はね。
食べちゃいたいぐらい可愛い、
君の膝のピンク色。
#好きな色
男の子でも赤、良いよね
女の子でも青、良いよね
学校で日本画描いていたんですが
好きな色をバンバン使いたいけども
グラム売で綺麗な色ほど高価でして
特に綺麗な青や綺麗な赤は
とてもじゃないが手が出ません
わたしの絵は常にくすんでいました
裕福なご家庭のご息女は
背景を総銀箔に
眩しくて直視出来ません
一度でいいから好きな色を
惜しげも無くダイナミックに
載せてみたかった
いろんな色があるけれど
明るい色が好き。
目に見える色もあるけれど
場所や人や音にだって
想像すれば、色がつく。
よく笑う人の色。
賑やかな公園の色。
溜め息の色。
大事なひとは、きっと特別な色。
触れるともっと
私の好きな色になる。
【お題:好きな色】
【好きな色】
俺の好きな色は昔から黒だった。皆の好きな色を混ぜたやつ。戦隊モノとかでもスカしたとかじゃなくてただただカッコよくて主人公の憧れの的的なポジションだったから余計好きだった。大人になってからも一緒。落ち着いててカッコイイ色。俺の一番好きな色。
私の好きな色は、白です。
服や家具など、選ぶものは自然と白になります。
白は何色とも相性が良いイメージがあります。様々な色と混ぜても、混ざらずとも良い色になると思います。
周りの人に私を色に例えると?と聞いた時、白と言われる人になりたいです。
私は、様々人と混ざり合いながら良い関係を築ける人、1人でも自分を表現できる、輝ける力を持つ人になれたらと思います。
畑に実った苺の赤色。
公園の隅で見つけたクローバーの緑色。
見上げた空の青色。
風で舞い散る花びらの桜色。
池に浮かぶ水鳥の白色。
ひらひら飛んでる蝶々の黄色。
足元に咲いているすみれの花の紫色。
地平線に沈む夕日の橙色。
春の色をキャンディにして
ガラスの瓶に詰め込んで
お部屋に飾っておきたいの。
きっとキラキラひかって綺麗だわ。
会話がなかった。
おはようもいってらっしゃいもおかえりなさいもおやすみも何もない。
テレビを付けなければとても静かだった。
会話がないから何も分からない。
今日何があったとか、何時に起きて何を食べたとか。
知ってるのは誕生日と血液型と名前だけ。
きっと私に会いたくないんだ。
そう思っていたから私も極力会わないようにした。
ねえお母さん。もう私、大人になったよ。
私はもうここを出るからね。
何も言わずに行こうとしたのにどうして今になって私を見るの。
どこ行くの。
そう呟くお母さんの声は微かに掠れていて。
ねえお母さん。お母さんは私の好きな色すら知らないよね。
私もね、知らないんだ。
だから話すならまずはお互いのことから話そうよ。
貴女今、何歳になったの。
#36 好きな色
「好きな色?」『嫌いな色ならあるよ!』〔僕ね、赤が嫌い!〕「ヒーローの色!」〔あれが大嫌いだね。〕『けど推しカラーは赤なんだよね。』
「僕ねぇ、赤が嫌いな理由がしょーもなくてさ、血の色だからって理由。」『血が苦手なんだよね~。』〔ちなみにこれを友達に言うとね、え!血とかグロいの好きかと思ってた!って言われたよ。〕『そんなわけないでしょーが。』「苦手だよ苦手!」
〔あー、待ってこれ、好きな色ってお題だったね。〕「本当だ。忘れてたよ」『なにかあったけ。』〔あー、紫とか好きよ!〕「黄色も!」〔これを先生に言ったらね、その組み合わせは頭のおかしい人が好む組み合わせなんですよって言われたね!〕『頭おかしいっていわれた!』「そのときちゃんと、偏見が凄いですねって言ったんだよね。」
〔以上が僕の好きな色のお話!〕『またね!』
questioner:好きな色はなんですか?
Anser:正直、その質問が1番困ります。
好きな色って決めなきゃだめなのかなっていつも思っちゃうんだよね。
だってそのときに1番心惹かれた色が好きな色ってことでしょ?
そんなのすぐ変わるに決まってるじゃん(笑)
ちなみに今好きなのはミントブルーと、たまたま混ぜてたらできちゃった自分好みの色。
結局、何事も他人のルールで人を決めつけるんじゃねぇよってことで。
これでこの話は終わりです。ありがとうございました。
Questioner: ………………。
テーマ:好きな色
深夜三時を回っても、眠りに落ちる奴はいなかった。地獄のような練習合宿を乗り切った体はとっくに限界を超えていた。誰もがそうに違いなかった。それでもここにしがみついているのは、今この瞬間を、一秒たりとも逃したくなかったからだ。俺たちの最後の青春。こうして同じ飯を食い、同じ苦難を乗り越え、同じ立場で笑い合える。こんなことは二度とないのだ。この場にいる誰もが痛いほどに理解していた。
騒ぎ合い、笑い合い、語り合った。これまでのこと、これからのこと。俺たちには希望があり、夢があった。それぞれがそれぞれの道を歩もうとしていた。
時は等しく過ぎていき、やがて朝が来た。空気を吸いに行こう、と誰かが言った。外に出ると曙光が俺たちを染めた。全員で見上げた朝焼けの空は、俺たちの心の色だった。
あの時の東雲色は、今も心に焼き付いている。
君のイメージは夕焼けの色
でも、空いっぱいのあざやかなオレンジじゃなくて、雲をやわらかく染める淡いサーモンピンクだよ
やさしくて、どこか懐かしくて、明日また会えるのが待ち遠しくなっちゃうような
あれ? 好きな色の話だったっけ
ははっ、きっと明日もいい天気だね
黒です
なんか眠そうなんで
でも最近は色んな色好きになりそう
この色このキャラだ〜ってみてる
私たちの学生時代は、男は青、女は赤が主流だった。ランドセルも体操着も習字道具も、支給されるのは赤ばかり。しかし、私は青が欲しかった。もっといいのは黒だった。年に一度、学芸会に着させられるスカートが嫌だった。中学と高校では制服がスカートだ。なので中学からは黒の服を着るようになった。だが、学生時代は何かと親に明るい色の服を着るように言われて、青や緑や暗めの赤を着た。
二十歳を過ぎて、いつの間にか黒を着る機会が少なくなっていた。単純に同じ服を着ていると思われるのも面倒だったからだ。しかし、つい何年か前に見てしまったのだ。ラップユニット、クリーピーナッツのR-指定氏の姿を。彼は全身真っ黒なのだ。うらやましい!
私はまた黒を着るようになった。全身真っ黒な姿をしていても違和感がない時代となったのだ。黒はいい。全てを隠してくれるのだから。
鞄は熟成されたワインのような、深い赤。
小物はなるべくダークブラウンの本革で揃えて。
同じ色、おなじ材質で持ち物を揃えるから、鞄を覗いても何処に何があるか分からないタイプのダメ人間です。
毎回ハンカチの大捜査。
放り込んだペンを取り出すのに5分はかかる。
そんな私を見て呆れていた君。が、ある日手渡してきた小さな包み紙。
木の小箱に入っていたのは、桜色の綺麗な扇子。
「これなら見つけやすいでしょ」
そう言って笑う君に、「私に似合う色じゃないよ」なんてモゴモゴ言いつつ。
ありがとう、と大事に鞄に仕舞い込んだ。
6年前の誕生日の、話。
そんなこともあったよねぇ、なんて思いつつ、相変わらず赤色の鞄を持って、革の定期入れを片手に初夏の街へと歩き出す。
鞄を覗けば、沢山の好きな色。
その中で一等目立つ、薄桜。
飄々としてる癖に柔らかな優しさを感じる、君の色。
うん、確かに見つけやすいね。
独り笑って、取り出した扇子で目元を煽いだ。
#好きな色