銀天君

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私の空を、誰もがおかしいと言った。
私の色を、否定した。

ただ、貴方だけが、息を吐いた。

私の世界は特別なのだと、初めて認めてくれた人。

私が私の色で在れたのは、貴方が認めてくれたから。

自分の色は、在り来りだと頬を緩めた貴方が、私を色付けた。


ねぇ。今年も、この色を使う季節だよ。
私が一番好きな色。

貴方が褒めてくれた色。


6/21/2023, 1:31:40 PM